2.5.16 リストビューの文書一覧に表示する拡張子別フォーマットの指定
ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config
シンボル名:gisd_doc_format.$対応番号
対応するサービス:文書管理
リストビューの文書一覧を表示するときの,文書実体表示アンカー部の拡張子別フォーマットを指定します。「$対応番号」には,「gisd_doc_format_ext」と対応する番号を指定してください。「gisd_doc_format_ext」については,「2.5.17 gisd_doc_formatで指定した文字列と対応するファイルの拡張子の指定」を参照してください。
なお,この指定を行った場合は,システム側がTXT,HTM,GIF,JPEGなどの拡張子に対して用意しているデフォルト設定(別ウィンドウで表示する指定)がすべて無効となり,新たに設定した定義だけが有効となります。
TXT,HTM,GIF,JPEGなどに対するシステム側のデフォルト設定を有効にしたい場合は,次の定義を参考にして,新たに設定した定義内容と矛盾のないように,明示的に定義してください。
- 「#gisd_doc_default_format='<A HREF="'....'</A>'」。
- 「#gisd_doc_no_file_format='<A HREF="'....'</A>'」。
- 「#gisd_doc_format.1='<A HREF="'....'</A>'」。
- 「#gisd_doc_format_ext.1=*」(*の部分にはtxt,htmなどの拡張子が記述されています)。
それぞれの設定内容の詳細は,「2.5.17 gisd_doc_formatで指定した文字列と対応するファイルの拡張子の指定」,「2.5.18 リストビューの文書一覧に表示するデフォルトフォーマットの指定」,「2.5.19 リストビューの文書一覧に表示するフォーマットの指定」を参照してください。
フォーマットの記述形式を次に示します。
- フォーマットの記述形式
- <フォーマットの記述>::={<文字列指定>|<変数指定>}
- <文字列指定>では,「'文字列'」と指定してください。
- 文字列中に「'」を指定する場合は「¥'」と指定してください。
- 文字列中に「¥」を指定する場合は「¥¥」と指定してください。
- <変数指定>では,「変数名称」と指定してください。
- 指定できる変数名称
- $icon_dir:
- アイコン格納ディレクトリパスを出力します。
- $script_name:
- スクリプト名称,又は起動中のGroupmax WWW基盤プログラムパスを出力します。
- $auth_mode:
- 認証モードを出力します。
- $schema:
- スキーマ名称を出力します。
- $server_address:
- 文書が格納されているGroupmax Document Manager ServerのIPアドレスを出力します。
- $server_id:
- 文書が格納されているGroupmax Document Manager Serverの識別子を出力します。
- $oid_string:
- 文書のオブジェクトIDを出力します。
- $file_name:
- 文書のファイル名称を出力します。
- $encode_file_name:
- 文書のファイル名中に次の記号がある場合,その記号に対応した文字列に変換したファイル名を表示します。
- 半角スペース
- "(ダブルコーテーション)
- #(シャープ)
- %(パーセント)
- &(アンド)
- <>(山括弧)
- +(プラス)
- $full_encode_file_name:
- 文書のファイル名をURLエンコード規則に従って変換したファイル名を表示します。
- $icon_name:
- 文書の更新モードごとのアイコン名称を出力します。
- 対象文書が非編集中の場合:gisd_doc.gif
- 対象文書が自編集中の場合:gisd_doc_use.gif
- 対象文書が他編集中の場合:gisd_doc_other.gif
- $icon_alt:
- アイコンに対するALT指定の文字列を出力します。
- 対象文書が非編集中の場合:非編集中
- 対象文書が自編集中の場合:自編集中
- 対象文書が他編集中の場合:他編集中
- (例)
- gisd_doc_format.1=
- '<a href="' $script_name '/' $auth_mode '/GISgetdocmulti/' $schema '/' $oid_string '/' $server_address '/' $encode_file_name '?gis_encode_file_name=' $full_encode_file_name '&gmax_language=japanese&gmax_language_file=japanese.msg&gis_doc_file_name=/' $encode_file_name '" target="gis_contents" onClick="_gmaxDskWindowOpen( ¥¥'¥¥', ¥¥'gis_contents¥¥', _gmaxDskWindowStandardHeight, _gmaxDskWindowStandardWidth )"><img src="' $icon_dir '/' $icon_name '" alt="' $icon_alt '" border="0"></a>'
- 注意事項
- 一つでも変数を指定した場合,デフォルト値は無効となりますので注意してください。デフォルト値は次のとおりです。
- gisd_doc_format.1=
- '<a href="' $script_name '/' $auth_mode '/GISgetdocmulti/' $schema '/' $oid_string '/' $server_address '/' $full_encode_file_name '?gis_encode_file_name=' $full_encode_file_name '&gmax_language=japanese&gmax_language_file=japanese.msg&gis_doc_file_name=/' $encode_file_name '" target="gis_contents" onClick="_gmaxDskWindowOpen( ¥¥'¥¥', ¥'gis_contents¥', _gmaxDskWindowStandardHeight, _gmaxDskWindowStandardWidth )">' $list_icon_mode '</a>'