1.6.1 Groupmaxのネットワーク構成とファイアウォール

外部ネットワークからの不正なアクセスや機密情報の漏洩などを防止するために,ファイアウォールを利用できます。ファイアウォールの設置位置は,システムの構成やセキュリティポリシーによって異なります。ファイアウォールの設置の例を,図1-3から図1-5に示します。

図1-3 ファイアウォールの設置例(その1)

[図データ]

図1-4 ファイアウォールの設置例(その2)

[図データ]

図1-5 ファイアウォールの設置例(その3)

[図データ]

これらの図を参考にして,ユーザのシステム構成やセキュリティポリシーに応じた適切な位置にファイアウォールを設置してください。

ファイアウォールの主な方式として,パケットフィルタリング方式アプリケーションゲートウェイ方式があります。これらの方式について,図1-3から図1-5の設置例での使用可否を表1-2に示します。

表1-2 ファイアウォールの方式と使用可否

設置例パケットフィルタリング方式アプリケーションゲートウェイ方式
その1
その2
その3×

(凡例)○:使用できます。 ×:使用できません。

注※ Groupmax WWWの機能をインターネットから利用できるように,HTTPHyper Text Transfer Protocol)プロトコルを中継できるように設定する必要があります。


 

パケットフィルタリング方式でのアクセスのアドレス制限,アプリケーションゲートウェイ方式でのログ収集,プロキシサーバ機能などについては,各情報システムのセキュリティポリシーに従って設定してください。