2.6.11 メールの宛先検索に関する設定

宛先検索に関する設定について説明します。この項で説明する項目を表2-17に示します。

表2-17 メールの宛先検索に関する設定

項番内容ファイル名シンボル名
(1)宛先検索画面に初期表示する検索条件の指定configgml_adrsearch_conditions
(2)システム宛先の検索で検索キーが指定されていないときの動作の指定configgml_systemsearch_nokey
(3)外部宛先の検索で検索キーが指定されていないときの動作の指定configgml_directorysearch_nokey
(4)システム宛先検索時の最大取得件数の指定configgml_system_maxsearchnum
<この項の構成>
(1) 宛先検索画面に初期表示する検索条件の指定
(2) システム宛先の検索で検索キーが指定されていないときの動作の指定
(3) 外部宛先の検索で検索キーが指定されていないときの動作の指定
(4) システム宛先検索時の最大取得件数の指定

(1) 宛先検索画面に初期表示する検索条件の指定

ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config

シンボル名gml_adrsearch_conditions

対応するサービス:メール

システム宛先,又は外部宛先の宛先検索画面に初期表示する検索条件を指定します。次の値のどれかを指定してください。値は大文字で指定してください。

なお,次の場合は「FRONT」が仮定されます。

FRONT :
宛先検索画面の検索条件に「で始まる」をデフォルトで表示します。
PERFECT:
宛先検索画面の検索条件に「と等しい」をデフォルトで表示します。
PART :
宛先検索画面の検索条件に「を含む」をデフォルトで表示します。
(例)
gml_adrsearch_conditions=FRONT

(2) システム宛先の検索で検索キーが指定されていないときの動作の指定

ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config

シンボル名gml_systemsearch_nokey

対応するサービス名 :メール

システム宛先の検索で検索キーが指定されていないときの動作を指定します。次のどちらかの値を指定してください。値は大文字で指定してください。

なお,次の場合は「ERROR」が仮定されます。

ERROR:
システム宛先の検索で検索キーが指定されていないとき,検索条件未指定エラーとします。
ALL :
システム宛先の検索で検索キーが指定されていないとき,全件検索を実施します。
(例)
gml_systemsearch_nokey=ERROR

(3) 外部宛先の検索で検索キーが指定されていないときの動作の指定

ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config

シンボル名gml_directorysearch_nokey

対応するサービス名 :メール

外部宛先の検索で検索キーが指定されていないときの動作を指定します。次のどちらかの値を指定してください。値は大文字で指定してください。

なお,次の場合は「ERROR」が仮定されます。

ERROR:
外部宛先の検索で検索キーが指定されていないとき,検索条件未指定エラーとします。
ALL :
外部宛先の検索で検索キーが指定されていないとき,全件検索を実施します。
(例)
gml_directorysearch_nokey=ERROR

(4) システム宛先検索時の最大取得件数の指定

ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config

シンボル名gml_system_maxsearchnum

対応するサービス:メール

システム宛先の検索時に取得する最大件数を指定します。最大件数は1~256の範囲で指定してください。

有効範囲外の数値を指定した場合,又は定義項目を省略した場合は「50」が仮定されます。設定値を省略した場合,又は誤った指定をした場合は,Groupmax WWWのサービスを起動後,ユーザがGroupmax WWWを利用しようとしたときに次のエラーメッセージが表示され,Groupmax WWWを利用できません。

「KFCG1302-S:指定したconfigパラメタ("xxxxx")はフォーマットが誤っています。configパラメタを見直してください。」(xxxxx:パラメタ名)

(例)
gml_system_maxsearchnum=50