2.7.1 ログインモードの指定

ファイル名:/groupmax/gmaxwww/schema/gmax/etc/config

シンボル名gfl_login_mode

対応するサービス:ワークフロー

既に同一のユーザIDでログイン済みのときの処理を指定します。次の値のどれかを指定してください。なお,ここでのIPアドレスとは,Groupmax Workflow Serverから見たクライアントに相当するGroupmax WWWサーバ及びGroupmaxクライアントのIPアドレスを表します。

multi_before:
同一IPアドレスからの多重ログインを許可します。
異なるIPアドレスからの多重ログインは禁止し,ログインの要求があった場合は,先にログインしていたユーザが優先(先着優先)となります。
multi_after:
同一IPアドレスからの多重ログインを許可します。
異なるIPアドレスからの多重ログインは禁止し,ログインの要求があった場合は,後からログインするユーザが優先(後着優先)となります。
single_before:
多重ログインを禁止し,すべて先着優先のログインとなります。
single_after:
多重ログインを禁止し,すべて後着優先のログインとなります。

ただし,上記の設定のうち,先着優先・後着優先の部分については,Groupmax Workflow Serverの環境設定で,再ログインの指定が「client」(クライアント側の設定に依存)に設定されているときだけ有効となります。「client」以外に設定されている場合は,先着優先・後着優先の部分については,Groupmax Workflow Serverの設定が優先されます。

なお,指定を省略した場合,又は範囲外の値を指定した場合,「multi_before」が仮定されます。

(例)
gfl_login_mode=multi_before