Groupmaxのホームページにアクセスしたとき,ホームページの種類によって,ユーザ認証される場合とされない場合があります。
(1) ユーザ認証されるホームページ
一般ユーザ用ホームページにアクセスした場合,ログインによるユーザ認証がされます。
一般ユーザ用ホームページにアクセスすると,ユーザ名とパスワードを入力するログイン画面が表示されます。Groupmax WWWのログインでは,Groupmaxサーバに登録されたユーザ名及びパスワードを入力することでユーザ認証されます。このため,WWW環境からGroupmaxのサービスを利用する場合も,Groupmaxサーバで設定されたアクセス権に基づいてアクセス制御がされます。
(2) ユーザ認証されないホームページ
ゲストユーザ用ホームページにアクセスした場合,ユーザ認証はされません。
このホームページにアクセスした場合,ログイン画面は表示されません。このため,ユーザ名及びパスワードの入力なしでGroupmaxのホームページを利用できます。これによって,インターネットやイントラネットの不特定のユーザに,Groupmaxのサービスを公開できます。このようなユーザをゲストユーザといいます。ゲストユーザは,文書管理の情報だけを参照できます。
Groupmaxの内部では,ゲストユーザにもユーザ名が割り当てられます。ゲストユーザがログインするためには,システム管理者がGroupmax Address Serverに,ゲストユーザのユーザ名を登録しておく必要があります。このときパスワードは,ユーザIDと同じもの(デフォルト値)にしてください。不特定のユーザがGroupmax Document Manager Serverを使用することを考慮して,ゲストユーザのアクセス権には,十分注意してください。
ゲストユーザのユーザ名は,デフォルトでは「guest」です。これ以外のゲストユーザ名を使用する場合,Groupmax WWWの定義ファイルにその設定が必要になります。これについては,「2.4.19 ゲストユーザのユーザ名の指定」を参照してください。