WFanalyst_result(稼働実績集計コマンド)
形 式
WFanalyst_result
[-p パラメタファイル名称]
[-b ビジネスプロセス定義情報ファイル名称]
-j アンロードジャーナルファイル名称
[-j アンロードジャーナルファイル名称 …]
機 能
ビジネスプロセス定義情報ファイル,及びGroupmax Object Serverのユーザジャーナルのアンロードジャーナルファイルから稼働実績を集計し,/Flowmate/analystディレクトリに,次に示す2種類の実績ファイルを作成します。
なお,アンロードジャーナルファイルは,Groupmax Object Serverのコマンドでアンロードしたユーザジャーナルファイルです。Groupmax Object Serverのコマンドについては,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」を参照してください。
ファイルが既にある場合,上書きによるファイル紛失を防ぐため,ファイルは出力されません。既存のファイルを別ファイルとして保存し,再度実行してください。また,ディレクトリが見付からない場合,及びディレクトリに書き込み権限がない場合も,ファイルは出力されません。
実績ファイルの形式については,「付録C 旧バージョンのワークフローログのデータ形式」を参照してください。
このコマンドは,02-10より前のバージョンのGroupmax Workflow Definerで登録したビジネスプロセス定義の稼働状況を解析する場合に使用します。
オプション
-p パラメタファイル名称(1~250バイト)
このコマンドのパラメタファイルの名称を,フルパス名(/で始まるパス名)又はカレントディレクトリからの相対パス名で指定してください。
パラメタファイルでは,作成する実績ファイルの種類や,集計期間を指定できます。指定したファイルが見付からない場合,及びファイルに対する参照権限がない場合は,コマンドは実行されません。また,このオプションを省略した場合は,省略値で動作します。
パラメタファイルの形式及び省略値については,「付録A.6(3) WFanalyst_resultコマンドのパラメタファイル」を参照してください。
-b ビジネスプロセス定義情報ファイル名称(1~250バイト)
ビジネスプロセス定義情報抽出コマンド(WFanalyst_bp)で出力したビジネスプロセス定義情報ファイルの名称を,フルパス名(/で始まるパス名)又はカレントディレクトリからの相対パス名で指定してください。指定したファイルが見付からない場合,及び参照権限がない場合は,コマンドは実行されません。
また,このオプションを省略した場合は,稼働実績集計結果で出力されるビジネスプロセス定義名及びノード名に,システム内で管理する識別子を出力し,ビジネスプロセス定義のバージョン番号は出力されません( " " で出力します)。
-j アンロードジャーナルファイル名称(1~250バイト)
Groupmax Object Serverのユーザジャーナルのアンロードジャーナルファイルの名称を,フルパス名(/で始まるパス名)又はカレントディレクトリからの相対パス名で指定してください。指定したファイルが見付からない場合,及びファイルに対する参照権限がない場合は,コマンドは実行されません。
複数のファイルを指定する場合の指定方法を,次に示します。一度に指定できるファイル数の上限は10個です。ファイル名が重複した場合,コマンドは実行されません。
-j ファイル名1 [-j ファイル名2] … [-j ファイル名n]
アンロードジャーナルファイルは,Groupmax Object Serverのコマンドでアンロードしたユーザジャーナルファイルです。Groupmax Object Serverのコマンドについては,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」を参照してください。
実行結果
0:正常終了
-1:異常終了
注意事項