2.4.2 Groupmax Object Serverでの環境設定

Groupmax Object Serverは,ワークフローデータベースを共有するためのプログラムです。Groupmax WorkflowがGroupmax Object Serverの環境を使用するためには,次の2種類のファイルを作成して,エリアのセグメントサイズなどを設定する必要があります。

初期設定パラメタファイル
ワークフローデータベースの初期設定情報を記述するファイルです。
初期設定パラメタファイルでのGroupmax Workflowに関連する設定については,「付録E ディスク占有量の計算式」を参照してください。
システム共通定義ファイル
Groupmax Object Serverのシステムに共通する定義情報を記述するファイルです。
システム共通定義ファイルでのGroupmax Workflowに関連する設定については,「付録F システム共通定義ファイルの設定」を参照してください。

これらのファイルは,Groupmax Object Serverが提供するサーバ環境設定ユティリティを使用すると,簡単に作成できます。また,Groupmax Workflowでは,それぞれのファイルに対し,サンプルファイルを提供していますので,これを利用して作成することもできます。Groupmax Object Serverでの環境設定の詳細については,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」を参照してください。なお,Groupmax Workflowが提供しているサンプルファイルのファイル名は次のとおりです。