KDWM3239-E
WFmanager :階層化ロールの配布先ロールを決定できません。ビジネスプロセス定義名:xxx ノード名:xxx ロール名:xxx
- 要因
- 階層化ロール指定の処理ノードで配布先ロール決定時,次のどれかの理由で案件をエラートレーに送付します。
- ケース属性に設定されている自動配布キー値が,自動配布キーに定義されていません。
- 一つの自動配布キー値に対して,複数のロールが定義されています。
- 階層化ロール内に配布先ロールが定義されていません。
- ケース属性に自動配布キー値が設定されていません。分岐条件によって,ケース属性を設定する作業机ノードを通過していない,条件配布失敗時,作業机ノードをスキップする指定になっているなどの原因が考えられます。
- ケース属性に設定されていた自動配布キー値が,別の作業机ノードで変更されています。一つのケース属性を複数の階層化ロールに対して使用している場合に,ケース属性の設定と階層化ロール指定の処理ノードへの送付の定義順序が誤っている,ケース属性を変更した後に案件を差し戻したなどの原因が考えられます。
- ノード名に示されるノードの種別がソースノードの場合,投入者に戻され保持していた案件を,投入者の削除によって配布し直すときに,配布先ロールを特定できなかったことが考えられます(この場合,エラー案件を復帰して遷移させることはできません)。
- ビジネスプロセス定義名
- エラーが発生したビジネスプロセス定義名が表示されます。
- ノード名
- エラーが発生したノード名が表示されます。
- ロール名
- エラーとなった階層化ロール名が表示されます。
- 対処
- ビジネスプロセス定義を修正するか,ロール名に表示された階層化ロールの自動配布キー定義又は配布先ロール定義を修正して,エラーの要因を取り除いてください。定義に問題がなく,ケース属性の設定値に誤りがある場合は,Groupmax Workflow Monitorを使用して,配布可能な階層化ロール下のロールに該当する配布キー値をケース属性に設定してください。
- ビジネスプロセス定義を修正した場合は,エラーとなったワークをキャンセル又は削除し,案件を再度投入してください。ビジネスプロセス定義を修正しないでほかの定義又はケース属性値を修正した場合は,Groupmax Workflow Monitorで,エラートレーの案件をビジネスプロセスに復帰してください。
- エラーが発生したノードの種別がソースノードの場合,エラーとなったワークをキャンセル又は削除し,案件を再度投入してください。