1.3 ドメイン間連携機能のシステム構成

ドメイン間連携機能は,HI-UX/WE2版及びHP-UX版で使用できます。

ドメイン間連携機能を使用すると,Groupmax Workflowドメイン間やIF4をサポートしているワークフローシステムと連携できます。

この機能を実現するプログラムがGroupmax Workflow Server - Connectionです。Groupmax Workflow Server - Connectionがサポートする機能の範囲については,「付録G Groupmax Workflow Server - Connectionがサポートする機能の範囲」を参照してください。

ドメイン間連携機能を使用する場合のシステム構成を,図1-3に示します。

図1-3 ドメイン間連携機能を使用する場合のシステム構成

[図データ]

 

ドメイン間連携機能には,次の二つの連携方法があります。

図1-4図1-5で,直列連携の場合と階層連携の場合のビジネスプロセスの処理の流れを説明します。

図1-4 直列連携

[図データ]

図1-5 階層連携

[図データ]

注1
ビジネスプロセスを連携させる場合,完結しない連携の定義はしないでください。完結しない連携の例を次に示します。
  • 連携元のビジネスプロセス定義の連携ノードに連携先のビジネスプロセス名を指定するとき,自分のビジネスプロセス名を指定する。
  • 一つのビジネスプロセス連携から始まる一連のビジネスプロセス連携の中に,同じビジネスプロセス定義が存在する。
注2
ビジネスプロセスを連携させる場合,連携する案件には同じファイル名の添付ファイルを指定できません。
注3
直列連携ノード・階層連携ノードからの次ノードへの遷移は,ドメイン間連携機能が実行します。この場合,ドメイン間連携機能はユーザIDが「system」のユーザで実行されます。このため,Groupmax Addressにsystemユーザが登録されていない場合,案件の履歴表示などでのユーザの表示が「****」となります。