5.5.1 サーバでの環境設定時の対処

サーバでGroupmax Workflowの環境設定時に障害が発生したときの対処を表5-5に示します。

表5-5 Groupmax Workflowの環境設定時に障害が発生したときの対処

項番障害の発生状況対 処
1Groupmax Object Serverのオペレーティングシステムへの登録
  • 環境変数PATH,XODDIR,XODCONFPATHを見直す。
  • システム共通定義ファイル($XODDIR/conf/xodrc)を見直す。
  • Groupmax Object Serverをオペレーティングシステムから削除する(/usr/HiOODB/bin/xodsetup -d $XODDIR)。
  • マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」を参照して各種設定を見直す。
2Groupmax Object Serverのデータベース環境の初期化
  • Groupmax Object Serverの初期設定パラメタファイルを見直す。
  • xodbinitが正常終了した後,再度xodbinitを実行する場合は,最初のxodbinitで作成したファイルをすべて削除してから実行すること。
3Groupmax Object Serverの起動時
  • 障害の要因を取り除く。
  • データベース環境の初期化後初めてGroupmax Object Serverを起動すると,データベース常駐指定の警告メッセージ(KFXO38002-W)が出力されるが,エラーではないので,無視して初期設定を続行すること。
4サーバ機能環境の初期化障害の要因を取り除く。
5サーバ機能の起動障害の要因を取り除く。
6マネージャ機能の初期化
  • 障害の要因を取り除く。
  • Groupmax Object Serverの初期設定パラメタファイルが間違っている場合は,Groupmax Object Serverのデータベース環境の初期化時に作成したファイル(/Flowmate/doc/*,/Flowmate/export/*),及びサーバ機能環境の初期化時に作成したファイル(/Flowmate/doc/*,/Flowmate/export/*)をすべて削除し,項番2に戻って実行し直す。
7ワークフローデータベースの常駐指定の有効化この段階のxodstartでKFXO38001-W~KFXO38012-Eのメッセージが出力される場合は,マニュアル「Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド」を参照してシステム共通定義ファイルを見直す。
8サーバ機能及びマネージャ機能の起動
  • Groupmax Workflowの環境設定ファイル(/Flowmate/etc/config)を見直す。
  • メッセージに従った対処をする。