障害に対処する場合,その障害がどのような状況で発生したか,また,障害を検出したプログラムが何であるかを把握する必要があります。障害が発生したら,まず障害発生時のメッセージを確認し,障害発生状況と出力されているメッセージを基に,障害検出元プログラムを切り分けてください。障害の切り分け方法を,表5-1に示します。
表5-1 障害検出元プログラムの切り分け
障害の発生状況 | メッセージID | 検出元プログラム |
---|---|---|
Groupmax Workflow組み込み時 | - | オペレーティングシステムの標準組み込み機能 |
Groupmax Workflowの環境設定時,起動時,又は動作中 | KFXOxxxxx | Groupmax Object Server |
KDWMxxxxx,KDWSxxxxx,KDWDxxxxx | Groupmax Workflow Server | |
Groupmax Workflow Multi-Serverの起動時又は動作中 | KDWTxxxxx | Groupmax Workflow Multi-Server |
Groupmax Workflow Server - Connectionの起動時又は動作中 | KDWIxxxxx | Groupmax Workflow Server - Connection |
障害の検出元がオペレーティングシステムの標準組み込み機能の場合は,メッセージとして障害要因と対処が出力されますので,メッセージに従って対処してください。その他の障害への対処方法については,「5.3 障害への対処」を参照してください。
なお,メッセージが出力されないでオペレーティングシステムが動作しなくなった場合は,オペレーティングシステムの障害であると考えられます。それぞれのオペレーティングシステムのマニュアルを参照して対処してください。