2.6.1 ワークフローデータベースの移行手順

ワークフローデータベースの移行手順を次に示します。なお,ワークフローデータベースを移行する前に,データのバックアップを取得しておいてください。

ワークフローデータベースの移行手順は,どのバージョンから移行するかによって次に示すように異なります。

<この項の構成>
(1) 02-00から移行する場合
(2) 02-10以降のバージョンから移行する場合

(1) 02-00から移行する場合

  1. Groupmax Object Serverをユティリティ実行モードで起動する(xodstart -u)
    システム共通定義ファイルでデータベースの常駐化を指定していると,起動時にメッセージが出力されますが,無視してください。
  2. 構成変更パラメタファイルを作成する
    構成変更パラメタファイルに,データベースの構成変更情報を記述します。構成変更パラメタファイルの記述内容については,「2.6.2 構成変更パラメタファイルの作成」を参照してください。
  3. Groupmax Object Serverのエリア追加コマンドで,データベースにエリアを追加する(xodaradd)
    xodaraddコマンドのオプションに,2.で作成した構成変更パラメタファイルを指定して実行します。
  4. Groupmax Object Serverをユティリティ実行モードからアプリケーションプログラム実行モードに変更する(xodprmod -a)
  5. Groupmax Workflowのデータベース移行コマンドを実行する(WFconvertdb)
    データベース移行コマンドの使用方法については,「4.3 運用コマンドの文法」の「WFconvertdb(データベース移行コマンド)」の項を参照してください。

(2) 02-10以降のバージョンから移行する場合

  1. Groupmax Object Serverを起動する(xodstart)
  2. Groupmax Workflowのデータベース移行コマンドを実行する(WFconvertdb)
    データベース移行コマンドの使用方法については,「4.3 運用コマンドの文法」の「WFconvertdb(データベース移行コマンド)」の項を参照してください。