WFexpusrユーザ定義情報出力コマンド

形 式

WFexpusr

-f ユーザ定義情報出力ファイル名

[-c 最上位組織ID|-o 組織ID]

[[-a 出力情報種別コード]…]

機 能

Groupmax Workflowのユーザ定義情報をWFdefusrコマンドで使用するユーザ定義更新情報入力ファイルの形式で出力します。ユーザ定義情報を更新する場合,あらかじめこのコマンドを実行してファイルを出力しておけば,そのファイルの内容を更新する情報に変更するだけでユーザ定義更新情報入力ファイルとして使用できるので便利です。

オプション

-f ユーザ定義情報出力ファイル名(2~250バイト)

ここで指定したファイルにユーザ定義情報を出力します。このオプションを省略することはできません。ファイル名はフルパス名で2~250バイトの文字列で設定します。

-c 最上位組織ID(1~8バイト)

ここで指定した組織IDを最上位として,その組織及び下位組織に所属するすべてのユーザの情報を出力します。最上位組織ID「GMAXSYS」は指定できません。また,このオプションは-oオプションと一緒に指定できません。

-o 組織ID(1~8バイト)

ここで指定した組織IDに所属するユーザと,その下位組織に所属するすべてのユーザの情報を出力します。最上位組織ID「GMAXSYS」の下位組織は指定できません。また,このオプションは-cオプションと一緒に指定できません。

-a 出力情報種別コード

出力対象のユーザに関して,ここで指定した種別コードの情報を出力します。また,このオプションは複数回指定できます。ただし,同じ出力情報種別コードを重複して指定することはできません。このオプションを省略すると,すべての種別の情報を出力します。このとき,STAT,HMAX,CMNT,ATR1,及びATR2の各出力情報種別コードの情報は,出力情報種別コードALLAで1レコードにまとめて出力します。

ここで,出力情報種別コードSTATからAGNTまでの出力種別コードの対象となるユーザは,このコマンドを実行したサーバにユーザトレイを持つユーザです。また,ORGからRDSTまでの対象となるユーザは,このコマンドを実行したサーバがWorkflow管理サーバである場合に,指定したコードの権限を持っているユーザです。

指定できる出力情報種別コードを次に示します。

実行結果

0:正常終了

255:異常終了

出力形式

ユーザ定義情報の出力形式を,表4-8に示します。実際の出力ファイルでは,項目と項目は「, (半角コンマ)」で区切られています。

処理コードの「#(半角シャープ)」を,必要に応じて「C」,「A」,又は「D」に変更することで,WFdefusrコマンドの入力ファイルとなります。

表4-8 ユーザ定義情報の出力形式

処理コードユーザID出力情報種別コード出力値1出力値2出力値3出力値4出力値5
"#"対象
ユーザID
STATact
dea
inac
HMAX0~1023
CMNTコメント
情報
ATR1ユーザ
属性1
ATR2ユーザ
属性2
ALLA
(全属性)
案件受付
状態
ユーザ
ヒストリ最大数
コメントユーザ
属性1
ユーザ
属性2
AUTHdomi
admi
wfm
ORG組織ID
CMP最上位
組織ID
ROLE業務ロール名2
KEYV業務ロール名2自動配布キー名自動配布キー値
BPAGビジネス
プロセス
定義名1
代行配布
ユーザID
AGNT代行者
ユーザID
BADMビジネス
プロセス
定義名1
ビジネスプロセス
定義バージョン
BDSTビジネス
プロセス
定義名1
ビジネスプロセス
定義バージョン
RDEFロール名2
RDSTロール名2
(凡例)
-:値は設定されません。
注※1
02-10以降のバージョンのGroupmax Workflow Definerから登録したものだけが出力対象となります。
注※2
02-10以降のバージョンのGroupmax Workflow Definer又はロール定義更新コマンドで登録したものが出力対象となります。

注意事項

コマンド実行時の注意事項を次に示します。