WFdeldb環境削除コマンド

形 式

WFdeldb [-f] [-t] [-m {utl|app} ]

機 能

Groupmax Workflowの環境を削除します。削除する内容は次のとおりです。

このコマンドを使用すると,共存している他のプログラムを再度初期化することなく,Groupmax Workflowの環境だけを再構築できます。このコマンドを使用してGroupmax Workflowの環境を再構築する場合の手順については,「2.4.3 Groupmax Workflowでの環境設定」を参照してください。

オプション

-f

Groupmax Workflow Server以外のプログラムで作成したオブジェクト(Groupmax Workflow Definerから登録したビジネスプロセス定義やロールなど)があっても,削除処理を実行します。このオプションは,運用中のGroupmax Workflowの環境を削除する場合に指定します。

-t

1トランザクション中の処理を最小単位にします。このオプションは,排他資源の不足によってこのコマンドがエラーとなる場合だけ指定します。通常はトランザクションのオーバヘッドが増加するので設定しないでください。

-m {utl | app}

排他資源の確保及びシステムジャーナルの取得を抑止します。デフォルトはappです。

WFdeldbコマンドを実行すると,データベースの規模に比例して排他資源が確保されます。このため,大規模なデータベースの場合は排他資源が不足することがあります。また,Groupmax High-end Object Serverの場合はシステムジャーナルが一杯となり,ジャーナルファイルのアンロード又は新規追加が必要になることがあります。

Groupmax Object Serverをユティリティ実行モードで起動し,このオプションを設定することで,排他資源の確保やシステムジャーナルの取得に関連して発生する異常終了を抑止できます。

実行結果

0:正常終了

-1:異常終了

注意事項