3.4.2 ワークフローログの利用方法

ワークフローログレコードは,ExcelのCSV(Comma Separated Value)ファイル形式に準拠しているため,表計算やグラフ表示などのExcelの機能を利用して,より詳細な分析ができます。ここでは,Excelを利用したワークフローログレコードの分析方法について説明します。

<この項の構成>
(1) Excelでのファイルの読み込み
(2) ワークフローログレコードファイルの使用例

(1) Excelでのファイルの読み込み

ワークフローログレコードファイルをExcelで読み込む場合の操作を次に示します。

  1. 稼働状況解析結果のファイルを,HI-UX/WE2,HP-UX又はAIXのテキストファイルからPCのテキストファイルに変換する
  2. ファイル拡張子をCSV(*.csv)にする
  3. Excelを起動し,メニューバーから[ファイル]-[開く]を選択する
  4. [ファイルを開く]ダイアログボックスの[ファイルの種類]で,「テキストファイル(*.prn,*.txt,*.csv)」を選択して,稼働状況解析結果のファイルを読み込む

(2) ワークフローログレコードファイルの使用例

ここでは,表計算ソフトウェアを使用して,ワークフローログレコードファイルから,案件の滞留時間,特定時間におけるノードごとの案件数などの統計を取る例を紹介します。式の中で太字表示してあるものは,ワークフローログレコード中の項目名を示します。

ワークフローログレコードファイルのフォーマットの詳細については,「付録B ワークフローログのデータ形式」を参照してください。

(a) ノードに関する情報
(b) ユーザに関する情報
(c) ワークに関する情報
ワーク処理時間
=end_of_workの取得時刻時刻