WFshowcq転送データ一覧取得コマンド

形 式

WFshowcq [-w ワークID] [-o ファイル名] [-d {a|c|e}]

機 能

既にほかのサーバに転送し,受信結果が確認されていない転送要求の情報を表示します。

オプション

-w ワークID(1~63バイト)

指定されたワークIDを持つ転送要求の情報を表示します。

省略すると,受信結果が確認されていないすべての転送要求の情報が表示されます。

-o ファイル名(2~250バイト)

このコマンドによって取得した情報の出力先ファイル名を,フルパス名で2~250バイトの文字列で設定します。省略すると,標準出力に出力されます。

-d {a | c | e}

表示したいデータの種別を指定します。省略すると,「a」が仮定されます。

出力内容

タイトル行
**** Transmit List **** Date(mm/dd/yyyy) Time(hh:mm:ss)
サブタイトル行
*** データ種別 ***
データ行
受信結果が確認されていない転送要求の詳細な情報が表示されます。表示される項目を表4-13に示します。なお,先頭には半角空白,項目の間にはタブが設定されます。また,要求種別によっては表示されない項目があります(表示されない項目の部分には「*」が表示されます)。

表4-13 WFshowcqコマンドの出力内容

項 目ヘッダ内  容
転送IDtransmit_ID転送したデータの識別子
要求種別function送信要求の種別
  • go(直列連携の連携先ビジネスプロセスへの案件投入)
  • call(階層連携の連携先ビジネスプロセスへの案件投入)
  • retn(階層連携の連携元ビジネスプロセスへ案件を戻す)
  • back(階層連携の連携元ビジネスプロセスへの案件差し戻し)
  • repo(転送元Workflowサーバへの処理結果の返却)
  • wcan(ワークのキャンセル)
  • wsus(ワークの一時停止)
  • wres(ワークの再開始)
  • wter(ワークの処理期限の変更)
  • wpri(ワークの優先度の変更)
  • put(Workflowサーバへの案件投入)
  • gocs(ノード遷移要求)
  • cons(相談)
  • answ(回答)
  • tran(振り替え)
  • gbbk(差し戻し)
  • gbtk(引き戻し)
  • rebk(差し戻し先ユーザが受け付け不可の場合の再配布)
  • retk(引き戻し先ユーザが受付不可の場合の再配布)
  • err(エラートレーへの送付)
  • redv(ノード遷移時の案件再配布)
  • ertr(エラー案件の復帰)
  • ustr(ホームサーバ変更時のユーザトレー情報の転送)
  • uscs(ホームサーバ変更時のユーザトレー内の案件の転送)
転送先サーバIDserver_ID転送先WorkflowサーバのサーバID
ビジネスプロセス名BP_name転送先ビジネスプロセスの名称
ビジネスプロセスバージョンBP_version転送先ビジネスプロセスのバージョン
(最新バージョンの場合は「LATEST」と表示される)
ワークIDwork_ID転送する案件のワークID
転送先ユーザIDto_user_ID転送先のユーザID
エラーPPコードerror_prog転送元に返却するエラー発生プログラムコード
エラーコードerror_code転送元に返却するエラーコード
転送元転送IDorigin_transmit_ID転送元から転送されたデータの識別子
転送予約日時transmit_date転送要求を登録した日時

注意事項