3.6.1 バックアップの対象となるファイル
(1) Groupmax Workflow Serverのファイル
- 文書実体ファイル
/Flowmate/docの中のファイルです。案件の添付文書ファイル,案件の添付メモファイル及びビジネスプロセス定義の情報が格納されています。
- サーバ機能環境ファイル
/Flowmate/etc及び/Flowmate/admの中のファイルです。
- ワークエリア
/Flowmate/exportの中のファイルです。
- ユーザデータ格納ディレクトリのファイル
環境設定ファイルのuser_data_dirで設定されたディレクトリの中のファイルです。省略されている場合は,/Flowmate/userdataの中のファイルです。登録したアプリケーションが格納されています。
(2) Groupmax Workflow Multi-Serverのファイル
旧バージョンのビジネスプロセス定義でビジネスプロセス間連携機能を使用している場合,次のファイルのバックアップを取得してください。
- 部署名定義ファイル
- 窓口名定義ファイル
環境設定ファイルのmulti_server_config_pathで設定されたパス名の中のファイルです。省略されている場合は,/Flowmate/etcの中のファイルです。
(3) Groupmax Workflow Server - Connectionのファイル
ドメイン間連携機能を使用している場合,次のファイルのバックアップを取得してください。
- ドメイン間連携機能サーバ環境定義ファイル
ドメイン間連携機能サーバ環境定義ファイル格納ディレクトリ(/Flowmate/WFmc/conf)下のすべてのファイルです。
- メールデータファイル
環境設定のドメイン間連携メール格納ディレクトリで指定したディレクトリ下のすべてのファイルです。デフォルトは,/Flowmate/WFmc/mailです。
- 送受信ログファイル
環境設定のドメイン間連携送受信ログ出力ディレクトリで指定したディレクトリ下のすべてのファイルです。デフォルトは,/Flowmate/WFmc/SRlogです。
(4) Groupmax Object Serverのファイル
- オブジェクト管理ファイル
Groupmaxの他のプログラムが使用するオブジェクト管理ファイルについても,同期を取ってバックアップを取得してください。
(5) Groupmax Addressのファイル
Groupmax Addressの定義情報(システム情報やユーザ情報)を格納したファイルについて,バックアップを取得してください。