ワークフローログは,ケースの遷移,ユーザの処理,ワークのキャンセルなど,ビジネスプロセス上の様々な処理について取得されています。出力されるワークフローログの種類を,表3-1に示します。
表3-1 ワークフローログの種類
ワークフローログの種類 | 内 容 |
---|---|
begin_work | ワークの生成に関する情報 |
move_root_case | ノード間の案件の遷移に関する情報 |
send_consult_case | 相談に関する情報 |
go_root_case | 案件の遷移要求に関する情報 |
suspend_root_case | 案件の一時停止に関する情報 |
suspend_work | ワーク単位での案件の一時停止に関する情報 |
ready_root_case | 案件の再開始に関する情報 |
ready_work | ワーク単位での案件の再開始に関する情報 |
put_root_case | 案件の投入に関する情報 |
cancel_work | ワークのキャンセルに関する情報 |
role_to_user | ロールトレーからユーザトレーへの案件の移動に関する情報 |
send_answer_case | 相談の回答に関する情報 |
api_msg | ユーザが出力したログデータに関する情報 |
send_back_root_case | 案件の差し戻し要求に関する情報 |
take_back_root_case | 案件の引き戻し要求に関する情報 |
end_of_root_case | 案件の遷移終了に関する情報 |
end_of_work | ワークの終了に関する情報 |
retry_move_root_case | ノード間の案件の再遷移に関する情報 |
ワークフローログレコードファイルのディスク容量は,出力対象のワーク数に比例して大きくなります。このため,大量のワークフローログを出力する場合,ディスク容量が不足しないように注意する必要があります。ワークフローログレコードファイルのディスク容量は,次の概算式を参考にして見積もってください。