Groupmax Workflow Version 6 システム管理者ガイド
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Groupmax Object Serverのデータベースページを共有メモリ上に常駐化することによって，データベースの入出力回数を削減することができます。
常駐化の指定は，Groupmax Object Serverのシステム共通定義ファイルに，resipoolパラメタ及びresiobjパラメタで記述します。常駐化の指定が有効になるのは，システム共通定義ファイルを変更した後に，Groupmax Object Serverを再起動したときです。
Groupmax Workflow Serverのサーバ機能環境初期化コマンドを実行する前にシステム共通定義ファイルを変更した場合，Groupmax Workflow Serverのデータベース名が未定義であるため，Groupmax Object Server起動時に常駐指定のスキーマ名誤りの警告メッセージが出力されます。この場合，Groupmax Workflow Serverのサーバ機能環境初期化コマンドを実行してから，Groupmax Object Serverを再起動してください。
resipoolパラメタ及びresiobjパラメタに設定する，Groupmax Workflowとしての値の算出方法を次に示します。
- ＜この項の構成＞
- (1) resipoolパラメタ
- (2) resiobjパラメタ
Groupmax Workflowを使用する場合の，各オペランドの値の算出方法は次のとおりです。
(a) -m（常駐ページプール面数）オペランド
- DICTIONARY用常駐ページプールの指定
Groupmax Workflowが使用する面数は，180（固定）です。
- USER用常駐ページプールの指定
次に示す見積もり式を参考に算出した値を加算してください。
なお，見積もり式の中で使用するエリアとαの値については，「付録E ディスク占有量の計算式」 を参照してください。
C=C1×2+C2+C3+C4+C5+C6+C7+C8+C9+C10+C11+C12+C13+C14+49
- C1
- WF_manager_areaの面数= WF_manager_areaのディスク占有量αの値
- C2
- WF_bp_areaの面数= WF_bp_areaのディスク占有量αの値
- C3
- WF_role_areaの面数= WF_role_areaのディスク占有量αの値
- C4
- WF_user_areaの面数= WF_user_areaのディスク占有量αの値
- C5
- WF_op_list_areaの面数= WF_op_list_areaのディスク占有量αの値
- C6
- WF_counter_areaの面数= WF_counter_areaのディスク占有量αの値
- C7
- WF_send_areaの面数= WF_send_areaのディスク占有量αの値
- C8
- WF_auto_deliver_areaの面数
- = WF_auto_deliver_areaのディスク占有量αの値
- C9
- WF_mb_master_bp_manager_areaの面数
- = WF_mb_master_bp_manager_areaのディスク占有量αの値
- C10
- WF_db_bp_distribution_areaの面数
- = WF_db_bp_distribution_areaのディスク占有量αの値
- C11
- WF_dr_role_distribution_areaの面数
- = WF_dr_role_distribution_areaのディスク占有量αの値
- C12
- WF_oa_operation_auth_areaの面数
- = WF_oa_operation_auth_areaのディスク占有量αの値
- C13
- WF_or_role_manager_areaの面数
- = WF_or_role_manager_areaのディスク占有量αの値
- C14
- WF_ua_user_auth_areaの面数
- = WF_ua_user_auth_areaのディスク占有量αの値
(b) -u（常駐ページプールの用途）オペランド
- DICTIONARY用常駐ページプールの指定
[DICTIONARY］固定
- USER用常駐ページプールの指定
[USER］固定
Groupmax Workflowを使用する場合の，各オペランドの値の算出方法は次のとおりです。
(a) -s（スキーマ名称）オペランド
サーバ機能環境初期化コマンドで指定するワークフローデータベースの，データベース名を指定します。
(b) -t（常駐化するオブジェクトのタイプ名称）オペランド
常駐化する場合のオブジェクトのタイプ名称として指定するものを次に示します。
- WF_manager_class
- WF_bp_class
- WF_role_class
- WF_user_class
- WF_operation_list_class
- WF_counter_class
- WF_send_class
- WF_auto_deliver_key_class
- WF_manager_que_class
- WF_mb_master_bp_manager_class
- WF_db_bp_distribution_manager_class
- WF_dr_role_distribution_manager_class
- WF_oa_operation_auth_class
- WF_or_role_manager_class
- WF_ua_user_auth_class
- WF_working_que_class
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