Groupmax Workflow Version 6 システム管理者ガイド
形 式
WFdeldb [-f] [-t] [-m {utl|app} ]
機 能
Groupmax Workflowの環境を削除します。削除する内容は次のとおりです。
このコマンドを使用すると,共存している他のプログラムを再度初期化することなく,Groupmax Workflowの環境だけを再構築できます。このコマンドを使用してGroupmax Workflowの環境を再構築する場合の手順については,「2.4.3 Groupmax Workflowでの環境設定」を参照してください。
オプション
-f
Groupmax Workflow Server以外のプログラムで作成したオブジェクト(Groupmax Workflow Definerから登録したビジネスプロセス定義やロールなど)があっても,削除処理を実行します。このオプションは,運用中のGroupmax Workflowの環境を削除する場合に指定します。
-t
1トランザクション中の処理を最小単位にします。このオプションは,排他資源の不足によってこのコマンドがエラーとなる場合だけ指定します。通常はトランザクションのオーバヘッドが増加するので設定しないでください。
-m {utl | app}
排他資源の確保及びシステムジャーナルの取得を抑止します。デフォルトはappです。
WFdeldbコマンドを実行すると,データベースの規模に比例して排他資源が確保されます。このため,大規模なデータベースの場合は排他資源が不足することがあります。また,Groupmax High-end Object Serverの場合はシステムジャーナルが一杯となり,ジャーナルファイルのアンロード又は新規追加が必要になることがあります。
Groupmax Object Serverをユティリティ実行モードで起動し,このオプションを設定することで,排他資源の確保やシステムジャーナルの取得に関連して発生する異常終了を抑止できます。
実行結果
0:正常終了
-1:異常終了
注意事項
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メッセージ | KFX001220-E sysジャーナルのスワップ要因が発生しましたが,交代するジャーナルファイルグループがないため,スワップできません。 (Groupmax High-end Object Serverの場合) |
| KFX001223-E ジャーナルのスワップ処理中に障害が発生しました。 理由コード=xx (Groupmax High-end Object Serverの場合) |
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| 要因 | スワップ可能なジャーナルファイルがありません。 |
| 対処 | 対処の手順を次に示します。
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