Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 6 システム管理者ガイド
- <この節の構成>
- (1) TCP/IPの接続確認
- (2) サービスのポート番号の設定
(1) TCP/IPの接続確認
サーバとなるマシンとクライアントとなるマシンにIPアドレスとホスト名の登録を行い,TCP/IPによる接続確認(telnet,ping等)を行ってください。複数サーバで運用する場合は,サーバ間の接続確認も行ってください。マルチサーバ構成の場合,Scheduler ServerおよびFacilities ManagerをインストールしたすべてのマシンについてIPアドレスとホスト名を登録し,接続確認を行ってください。
ただし,システム内でDNSの設定をしている場合はホスト名の登録はネームサーバ上で行ってください。
サーバおよびクライアントにScheduler ServerおよびFacilities Managerで使用するサービスのポート番号を下記に従い設定してください。
<設定するサービスおよびサーバ・クライアント>
表1-1 (Scheduler Server の場合)
設定するサービス ポート番号/
プロトコル名設定する
サーバ設定するクライアント ikisaki
(サーバプロセス用)20013 / tcp 全サーバ 全クライアント appoman
(管理者ツールプロセス用)20014 / tcp 全サーバ 管理者ツールを使用するクライアントのみ 表1-2 (Facilities Manager の場合)
設定するサービス ポート番号/
プロトコル名設定する
サーバ設定するクライアント appoarea
(サーバプロセス用)20102 / tcp 全サーバ 全クライアント roomman
(管理者ツールプロセス用)20103 / tcp 全サーバ 管理者ツールを使用するクライアントのみ
- 注意
- ポート番号が他サービスのポート番号と重複する場合は,このポート番号を変更してください。変更する場合はできるだけ5000番以上のポート番号を指定してください。ポート番号が重複している状態でサーバ,または管理ツールを起動すると,これらのポート番号を強制的に使用するため他のアプリケーションが正常に動作しなくなる可能性があります。特に5000番より下のポート番号を指定した場合,他のアプリケーションと重複する可能性が高いのでご注意ください。また,ポート番号を変更した場合は,クライアントも同一の番号に設定してください。
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