6.2 管理ツール使用時の注意事項
管理ツール使用時の注意事項を以下に示します。
- 最上位の階層に登録されているユーザと施設は,WWW for Scheduler から参照できません。最上位の階層には登録しないようにしてください。
- 組織名・ユーザ名・施設名などに,以下の文字は大文字・小文字ともに使用しないでください。
COM1,COM2,COM3,COM4,COM5,COM6,COM7,COM8,COM9,LPT1,
LPT2,LPT3,LPT4,LPT5,LPT6,LPT7,LPT8,LPT9,PRN,CON,NUL,AUX
- 管理ツールを Windows NT Server上で実行させる場合,「アイコンの登録内容の変更」画面で,「別メモリで実行」をチェックして二重にアプリケーションを動作させた場合,動作は保証しません。
- 「G/Wテーブル作成」ウィンドウのゲストIDテーブルに登録されたユーザを「管理ツール」ウィンドウから削除しても,ゲストIDテーブルには登録されたまま残ります。この場合,「G/Wテーブル作成」ウィンドウから該当するゲストIDを削除してください。
- 管理ツールにおいて,施設管理者の登録で施設管理者を登録した後,対象施設を移動すると施設管理者の対象「選択,一部選択,非選択」が不正になることがあります。
- 管理ツールで設定する各設定値の文字列に,絵記号等のOS固有の文字を設定しないようにしてください。OS固有の文字を設定すると,異なるOS上でクライアントとしてWebブラウザを使用している場合,正常に表示されない場合があります。
- 管理ツールで設定する「行先・区分の設定」について,次の注意事項があります。したがって,「行先・区分の設定」については,運用後はできるだけ変更しないようにお願いします。
- 管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウで設定した区分名(「社内」や「他事業所」等)を,運用開始後に変更した場合,これまでに登録したスケジュールの区分名が変更されます。
- 管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウにて,項目内の文字列をすべて削除すると,その項目が削除され,次の項目が順次スライドされた設定となります。したがって,運用開始後に「行先・区分の設定」ウィンドウにて項目内の文字列をすべて削除する場合,次の点にご注意ください。
(1)クライアントで表示される区分名が一斉にスライドした形で変更されます。これにより,スケジュールの内容と区分名が食い違います。
(2)これまでクライアントで表示されていた区分名と色の対応がずれます。
- 管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウにて,項目内の文字列をすべて削除すると,その項目が削除されます。削除された区分名が登録されていたスケジュールは,管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウにて設定されている最初の区分名となります。
- 区分名は「1:」から順番に使用してください。中間に,スペースのみや何も設定しない項目を設定しないでください。
- Scheduler ServerのG/Wを用いて他システムと接続している場合,管理ツールで設定する「行先・区分の設定」を自システムと他システム間で同一の文字列に設定してください。同一の文字列に設定しない場合,他システムのスケジュール参照等で「区分」は正しく表示されません。また,他システムにいるユーザへのスケジュール予約では「区分」は正しく登録されません。同一の文字列に設定しない場合,他システムのスケジュール参照時に表示される「区分」は,自システムの同一の番号の「区分」となります。