7.7 ユーザ情報の整合性チェックツール「checkid」について
checkidはユーザIDの整合性をチェックするコマンドです。不整合がある場合は出力メッセージを表示します。
コマンドの書式
/usr/GroupAppo/bin/checkid
リターンコード
0・・・正常終了
1・・・異常終了
出力メッセージ
下記のメッセージが表示されます。なお,メッセージの先頭には,[Error! :]という文字列がつきます。下記の「ssss」~「zzzz」は任意の名前です。
- 「UserID(xxxx) GroupID[yyyy] Different [zzzz](IDINDX.idx)」
組織ファイル「yyyy」のユーザID「xxxx」がIDINDX.idxと相違している。
(IDINDX.idxには組織ファイル「zzzz」と記述されている。)
- 「UserID(xxxx) GroupID[yyyy] Not Exist(zzzz)」
組織ファイル「yyyy」のユーザID「xxxx」がファイル「zzzz」に存在しません。
- 「UserID(xxxx) GroupID[yyyy] Not Exist」
ユーザID「xxxx」が組織ファイル「yyyy」に存在しません。
- 「ファイルをオープンできません(xxxx)」
ファイル「xxxx」が存在しません。
- 「ファイルを読めません(xxxx)」
ファイル「xxxx」が読めません。
- 「組織ファイル(xxxx)のyyyyレコード目が不正です」
組織ファイル「xxxx」の「yyyy」レコード目のデータが不正です。
- 「UserID(xxxx) GroupID[yyyy]とUserID(ssss) GroupID[tttt]は同じユーザIDです。」
IDINDX.idxに同一のユーザ「xxxx」「ssss」が存在します。組織ファイル名は「yyyy」と「tttt」です。
実行例
整合性に問題がない場合の実行例を下に示します。
#/usr/GroupAppo/bin/checkid [Groupmax Scheduler Serverユーザ情報のcheck処理開始] <組織ファイルからのチェック> <IDINDX.idx からのチェック> エラーの数・・・ 0 正常終了 |