このコマンドは,Address Serverまたは管理ツールで変更したユーザ情報(施設情報)をシステムグループ,ローカルグループに反映するコマンドです。ここでのシステムグループとは管理ツールで登録したグループを指します。ローカルグループとはSchedulerクライアントで登録したグループを指します。ローカルグループを反映の対象とするためにはSchedulerクライアントの「環境設定」で「ユーザ情報の保存」を「サーバで保存」に設定する必要があります。
コマンドの書式
/usr/GroupAppo/bin/grpchg /d SchedulePath [/v] [/i] [ /s | /l ] [/f logname]
引数
リターンコード
0 ・・・ 正常終了
1 ・・・ 異常終了
注意
このコマンドが出力するメッセージの一覧を以下に示します。なお, 表中の「x」は, 任意の名前です。
項番 | 条件 | メッセージ |
---|---|---|
1 | 異常終了 | エラーが発生しました,上記のファイルが不正です |
2 | 異常終了 | エラーが発生しました,上記のディレクトリが不正です |
3 | 組織ファイルがオープンできない | ファイルxxxxxがオープンできません |
4 | ユーザ情報の読み出しに失敗した | xxxxxからxxxxxの情報の読み出しに失敗しました |
5 | 引数 /vまたは /iを指定,かつ ユーザ情報に相違がある | (相違点をメッセージで表示) |
6 | 引数 /iを指定,かつユーザ情報に相違がある | 更新しますか?(Y/N) |
7 | システムグループファイルがみつからない | システムグループファイルxxxxxがみつかりません |
8 | システム(ローカル)グループファイルがオープンできない | ファイルxxxxxがオープンできません |
9 | システムグループのチェック&変換が完了した | システムグループのチェック&変換が完了しました |
10 | システムグループのチェックが完了した (引数 /vを指定) | システムグループのチェックが完了しました |
11 | ローカルグループ(人)のチェック&変換が完了した | ローカルグループ(人)のチェック&変換が完了しました |
12 | ローカルグループ(人)のチェックが完了した(引数 /vを指定) | ローカルグループ(人)のチェックが完了しました |
13 | ローカルグループ(施設)のチェック&変換が完了した | ローカルグループ(施設)のチェック&変換が完了しました |
14 | ローカルグループ(施設)のチェックが完了した(引数 /vを指定) | ローカルグループ(施設)のチェックが完了しました |
15 | スケジュール格納ディレクトリが存在しない | スケジュール格納ディレクトリ xxxxx が存在しません |
16 | IDINDX.idxが存在しない | IDINDX.idxが存在しません |
17 | 引数の指定が不正 | 引数の指定が不正です |
18 | 同じ引数を複数指定する | 同じ引数が複数指定されました |
19 | 入力したディレクトリまたはファイルのパスが不正 | エラーが発生しました,パスが不正です |
20 | IDINDX.idxがオープンできない | エラーが発生しました,IDINDX.idxが不正です |
21 | 指定したログファイルがオープンできない | ログファイル xxxxxがオープンできません |
22 | 正常終了 | 正常終了しました |
23 | 引数が不正 | (Usageを表示) |