4.8 汎用化データの設定

汎用化データ(休日, 行先・区分, 時間の区切り線)を以下の手順で設定します。

  1. [オプション]-[汎用化データ]メニューを選択してください。「汎用化データの設定」ウィンドウが表示されます。

    図4-19 「汎用化データの設定」ウィンドウ

    [図データ]

  2. 「汎用化データの設定」ウィンドウの[休日の設定]ボタンをクリックしてください。「休日の設定」ウィンドウが表示されます。
    • 日付をクリックすると休日に設定されます。もう一度クリックすると取り消されます。
    • [週休]から曜日を選んでクリックすると,選択した曜日がすべて休日に設定されます。もう一度クリックすると取り消されます。
    • 年度リストボックスの中から 前年(上,下),当年(上,下),翌年(上,下)を選択すると,その年(上,下)の休日が設定できます。
    • [標準]ボタンを選択すると,デフォルトに設定されます。
    • [閉じる]ボタンをクリックすると,指定通りに休日が設定され,「汎用化データの設定」ウィンドウに戻ります。
    注意
    • 初期起動時は,デフォルトで土曜日,日曜日,祝日が休日に設定されています。
    • 春分の日,秋分の日は,デフォルトで3月21日,9月23日に設定されていますが,年によって前後しますので正しく設定してください。
    • 西暦2000年以降の成人の日と体育の日は,以下がデフォルト値として設定されます。
        成人の日:1月の第2月曜日,体育の日:10月の第2月曜日
      なお,休日の設定データを保持しているのは前年・当年・翌年の3年分だけですので,年が切り替わるごとに,翌年分の休日を設定してください。
    • 年が切り替わったときに初めて「汎用化データの設定」ウィンドウを表示すると,「休日の設定データが不正です。再登録してください」のウィンドウが表示されますので,[OK]ボタンをクリックし,休日の設定を行ってください。
      設定終了後,「汎用化データの設定」ウィンドウから[メニューに戻る]ボタンをクリックすると,「登録して終了しますか?」というウィンドウが表示されます。
      「はい」を選択し,次に管理データの転送を行ってください。「いいえ」を選択したり,転送を行わなかった場合は,休日のデータは更新されません。

      図4-20 「休日の設定」ウィンドウ

      [図データ]

  3. 「汎用化データの設定」ウィンドウの[行先・区分の設定]ボタンをクリックしてください。「行先・区分の設定」ウィンドウが表示されます。
    • 初期起動時は,デフォルトで一般会議,定例会議,幹部会議,顧客,イベント,その他が設定されています。
    • 区分の入力エリアをクリックし,キーボードで行先・区分を入力します。区分名は,半角8文字(全角4文字分)以内で設定してください。
    • [閉じる]ボタンをクリックすると,指定通りに行先・区分が設定され,「汎用化データの設定」ウィンドウに戻ります。
    「行先・区分の設定」については,以下の注意事項があります。したがって,運用後はできるだけ変更しないようにお願いします。
    • 設定した区分名(「社内」や「他事業所」等)を,運用開始後に変更した場合,これまでにクライアントで登録したスケジュールの区分名が変更されます。
    • 項目内の文字列をすべて削除すると,その項目が削除され,次の項目が順次スライドされた設定となります。したがって,運用開始後に「行先・区分の設定」ウィンドウにて項目内の文字列をすべて削除する場合,次の点にご注意ください。
      (1)クライアントで表示される区分名が一斉にスライドした形で変更されます。これにより,スケジュールの内容と区分名が食い違います。
      (2)これまでクライアントで表示されていた区分名と色の対応がずれます。
    • 項目内の文字列をすべて削除すると,その項目が削除されます。削除された区分名が登録されていたスケジュールは,管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウにて設定されている最初の区分名となります。
    • 区分名は「1:」から順番に使用してください。中間に,スペースのみや何も設定しない項目を設定しないでください。
    • Scheduler ServerのG/Wを用いて他システムと接続している場合,「行先・区分の設定」を自システムと他システム間で同一の文字列に設定してください。同一の文字列に設定しない場合,他システムのスケジュール参照等で「区分」は正しく表示されません。また,他システムにいるユーザへのスケジュール予約では「区分」は正しく登録されません。
    • 同一の文字列に設定しない場合,他システムのスケジュール参照時に表示される「区分」は,自システムの同一の番号の「区分」となります。

      図4-21 「行先区分の設定」ウィンドウ

      [図データ]

  4. 「汎用化データの設定」ウィンドウの[時間の区切り線の設定]ボタンをクリックしてください。「時間の区切り線の設定」ウィンドウが表示されます。
    • 時間の入力エリアをクリックし,キーボードで時間を入力します。
    • [閉じる]ボタンをクリックすると,時間の区切り線が設定され,「汎用化データの設定」ウィンドウに戻ります。

      図4-22 「時間の区切り線の設定」ウィンドウ

      [図データ]

  5. 「汎用化データの設定」ウィンドウの[メニューに戻る]ボタンをクリックすると,「終了」ウィンドウが表示されます。
    • [はい]ボタンをクリックすると,設定内容を登録して汎用化データファイルの作成を終了します。
    • [いいえ]ボタンをクリックすると,設定内容を登録せずに汎用化データファイルの作成を終了します。
    • [キャンセル]ボタンをクリックすると,汎用化データファイルの作成が続けられます。