サーバの環境を設定するには,Facilities Manager設定コマンドで行います。rootでログインし,以下のコマンドを入力してください。メッセージについては,「付録O 「aconsole」と「roomconsole」のエラーメッセージ」を参照してください。
コマンド名
roomconsole [ -s | -t | -u | -d | -i | -g ] [ -n ]
説明
-s サーバを停止する。
-t 管理ツールサーバを停止する。
-u 管理データを取得する。
-d 不要スケジュールデータを削除する。
-i Address Serverの変更通知情報を取得する。
-g ユーザ情報を再作成する。
-n -s か -t を指定したときだけ有効で問い合わせなしにコマンドを実行する。
オプションなし 対話形式で設定をする。
リターン値 0 ・・・・・正常終了
0以外・・・ エラー
オプションなしで,roomconsoleを実行すると,以下のメニュー画面が表示されます。
<<Groupmax Facilities Managerの設定>> 1.コンフィギュレーション 2.サーバの起動 3.サーバの停止 4.管理ツールサーバの起動 5.管理ツールサーバの停止 6.その他の手動実行 e.終了 => |
(1) コンフィギュレーションの設定
コンフィギュレーションの設定をするには,メニュー画面で「1.コンフィギュレーション」を選択してください。以下のコンフィギュレーションメニューが表示されます。親サーバ(1サーバで使用する場合)は全項目を設定してください。子サーバの場合は項番5で「共有する」と設定した場合(子サーバが親サーバの環境を共有する場合),項番6~10,12~16の設定は不要となります。
コンフィギュレーションを終了しメニュー画面に戻る場合は,eと入力してください。
図3-6 「Groupmax Facilities Manager:roomconsole」メニュー画面
(2) サーバの起動
Facilities Managerを起動します。詳細は「3.2サーバおよび管理ツールサーバの起動」を参照してください。
(3) サーバの停止
Facilities Managerを停止します。
(4) 管理ツールサーバの起動
管理ツールサーバを起動します。詳細は「3.2サーバおよび管理ツールサーバの起動」を参照してください。
(5) 管理ツールサーバの停止
管理ツールサーバを停止します。
(6) 手動実行
「3.1.1(6)手動実行」を参照してください。
以下,このマニュアルでは,サーバのコンフィギュレーションについて説明している,
3.1.1 (1) コンフィギュレーションの設定
(2)手動実行
3.1.2 (1)コンフィギュレーションの設定
この個所を総称して「コンフィギュレーション」という表現で下記のように表記します。適宜読み替えてください。
例1)「コンフィギュレーション」の「10.Address での認証の設定」を参照してください。参照個所は「3.1.1 (1) 項番10 Address での認証の設定」となります。
例2)「コンフィギュレーション」の「手動実行」の「3.変更通知情報の取得」を参照してください。参照個所は「3.1.1 (2) 項番3 変更通知情報の取得」となります。
例3)「コンフィギュレーション」からの実行を推奨します。
「3.1.1 (1)または(2)」または「3.1.2 (1)」に記載の方法による実行を推奨する,という意味です。