付録F.1 機能の概要

ドメイン毎エンコード指定機能とは,受信先のE-mailアドレスのドメイン名から,mime形式またはuuencode形式の2通りのメールを生成する機能です。Mail - SMTPでは,次の設定を行うことでドメイン毎エンコード指定機能を使用することができます。

<この項の構成>
(1) 設定方法
(2) smtpgw.cfgの設定内容
(3) uudomain.cfgの設定内容

(1) 設定方法

コンフィグレーションファイル(smtpdir下のsmtpgw.cfg)に,以下の設定項目追加します。なお,これらの項目を設定する場合には,テキストエディタ等を用いてsmtpgw.cfgファイルを直接編集してください。

smtpgw.cfgファイルの編集はMail - SMTPサービスが停止した状態で行ってください。

(2) smtpgw.cfgの設定内容

(3) uudomain.cfgの設定内容

ドメイン名定義ファイルは,テキスト形式のファイルです。テキストエディタ等を用いて直接編集し,smtpdir下にuudomain.cfgファイルを作成してください。ドメイン名は一行一レコードとし,改行して次のドメイン名を指定します。不正なドメイン名があった場合には,Mail - SMTPのサービス起動時にエラーメッセージ(Smtpgw212)をログ出力し,当該エントリを無視して処理を行います。ドメイン定義ファイルの設定例を次に示します。

設定例)

xxxx.hitachi.co.jp
yyyyyyy.hitachi.co.jp
zzz.hitachi.co.jp

注意
ドメイン名のフォーマットは,XXX.XXX.XXX…です。最大長は.(ピリオド)も含めて256バイトです。
ドメイン名の前後にピリオド,タブ,空白,改行コードがあった場合,それらを除外したものをドメイン名として扱います。
 
使用可能文字コード次のとおりです。
  • 半角英大文字,半角英小文字,数字
  • %,'(アポストロフィ),*,+,コンマ(,),-(マイナス),.(ピリオド),/,:,=,?,@,^(ハット),_(アンダーバー),`,~(チルダ)