新規にDocument Managerサーバを構築する場合,フォルダや分類索引などの体系を手動で作成すると,非常に多くの時間を必要とします。このような場合に,既存のDocument Managerサーバからフォルダや分類索引の体系を抽出し,抽出した定義情報を利用して登録することで,新規にDocument Managerサーバを構築する場合などの作業を軽減できます。また,定義情報を形式に従って作成することで任意の体系を一括で登録することができます。Document Managerは定義情報抽出と登録に関する次の機能を提供します。
(1) 定義情報抽出機能
既存のDocument Managerサーバで定義されているフォルダや分類索引の体系情報(定義情報)を抽出する機能です。定義情報はcsv形式のファイル(定義情報ファイル)に出力されます。なお,ネットワーク環境で複数のDocument Managerサーバを運用している場合でも,ネットワーク上のどのDocument Managerサーバからでも定義情報は抽出できます。
(2) 定義情報登録機能
定義情報抽出機能で抽出した定義情報を,別のDocument Managerサーバに登録する機能です。定義情報ファイルを編集して任意の定義情報を登録することもできます。なお,ネットワーク環境で複数のDocument Managerサーバを運用している場合でも,ネットワーク上のどのDocument Managerサーバへも定義情報を登録できます。
(3) 定義情報複写機能
定義情報の抽出元サーバと登録先サーバを指定して,抽出元サーバの定義情報を複写する機能です。