(1) 文書のチェックアウト
文書の実体が格納されているDocument Managerデータベースから文書を作業領域に複写することをチェックアウトといいます。文書をチェックアウトすると,文書を参照したり編集したりできます。
また,文書をチェックアウトしたときには,文書に関連するファイルも同時に作業領域に取り出されます。ただし,文書を作業領域に取り出すとき,文書に書き込み権又は編集権がない場合は,作業領域の文書を編集できません。
さらに,文書のアクセス権を変更した場合,その文書を再度チェックアウトしないと,作業領域にある文書のアクセス権は変更できません。
文書をチェックアウトする場合,作業領域上に対応するユーザのディレクトリがない場合は,自動的に作成されます。また,作成されたディレクトリは,該当するユーザだけにアクセス権が自動的に与えられます。
(2) 文書のチェックイン
Document Managerデータベースに文書を登録することを,チェックインといいます。
一度チェックアウトした文書は,チェックイン又はログアウトするまで作業領域に残ります。したがって不要になった文書は適時作業領域から削除してください。作業領域から文書を削除すると,文書に対応するディレクトリ以下のすべてのディレクトリと文書が作業領域から削除されます。
なお,ログアウト時にDocument Managerによって作業領域から文書を削除するかどうかは,クライアントで定義します。