ISlsdoc文書一覧表示ユティリティ

形式

ISlsdoc

 -o 出力ファイル名

 -f フォルダID

 〔-s { SHALLOW | DEEP } 〕

 〔-t { BOTH | LOCAL | REPLICA } 〕

機能

指定されたフォルダに格納されている文書の属性値の一覧を表示します。また,配布文書については,オリジナル文書の情報も出力します。

オプション

-o 出力ファイル名

文書一覧を出力するファイル名を指定します。ファイル名は絶対パスで指定します。ファイル名だけを指定した場合は,カレントディレクトリ下に出力します。出力するファイルと同じ名称のファイルがある場合は,上書きします。

-f フォルダID

文書一覧を出力する文書が格納されたフォルダのフォルダIDを指定します。

-s { SHALLOW | DEEP }

指定されたフォルダとその階層下のフォルダに格納されている文書の文書一覧を表示するかどうかを指定します。このオプションを省略した場合,「SHALLOW」が仮定されます。

SHALLOW
階層下のフォルダに格納されている文書は出力しません。
DEEP
階層下のフォルダに格納されている文書も出力します。

-t { BOTH | LOCAL | REPLICA }

表示する文書の文書種別を指定します。このオプションを省略した場合,「BOTH」が仮定されます。

BOTH
すべての文書種別の文書を表示する。
LOCAL
ローカル文書を表示する。
REPLICA
配布文書を表示する。

出力形式

フォルダ情報
文書の一覧を表示する対象となるフォルダに関する情報を出力します。表示項目は次のとおりです。各表示項目は,タブで区切られて出力されます。
フォルダ識別子
「*Folder*」と出力します。
フォルダ名称
指定したフォルダの名称を最大63バイトで出力します。
フォルダID
指定したフォルダのIDを16バイトで出力します。
文書一覧情報
各フォルダに格納されている文書の一覧を出力します。文書一覧情報の出力形式を表8-12に示します。なお,ヘッダ情報及びヘッダ情報に対応する表示項目は,タブで区切られて出力されます。

表8-12 文書一覧情報

ヘッダ情報ヘッダに対応する表示項目説明
'IS_object_id'文書ID文書IDが16バイトで出力されます。
'IS_object_name'文書名文書名が最大63バイトで出力されます。
'IS_class_id'文書データベースID文書が所属する一般文書データベースのIDが16バイトで出力されます。
'IS_class_name'文書データベース名文書が所属する一般文書データベース名が最大63バイトで出力されます。
'IS_owner_name'所有者名文書の所有者名が最大8バイトで出力されます。
'IS_create_time'作成日時文書の作成日時が,「YYYY/MM/DD-HH:MM:SS」の形式で19バイトで出力されます。
'IS_creator_name'作成者名文書の作成者名が最大255バイトで出力されます。
'IS_modify_time'更新日時文書の更新日時が,「YYYY/MM/DD-HH:MM:SS」の形式で19バイトで出力されます。
'IS_modifier_name'更新者名文書の更新者名が最大8バイトで出力されます。
'IS_replica_flag'文書配布フラグコマンドを実行したサーバに存在する文書か,又は配布文書かを示すフラグが1バイトで出力されます。出力されるフラグを次に示します。
  • 0又は1:コマンドを実行したサーバに存在する文書
  • 2:配布文書
'IS_file_size'文書実体ファイルサイズ文書実体ファイルのサイズが最大10バイトで出力されます。
'IS_file_name'文書実体ファイル名文書実体ファイル名が最大128バイトで出力されます。
'IS_version_no'文書実体ファイルバージョン番号文書実体ファイルのバージョン番号が最大10バイトで出力されます。
'IS_ts_id'TS情報ID文書のTS情報IDが最大10バイトで出力されます。
'IS_ts_document_id'TS文書ID文書のTS文書IDが最大10バイトで出力されます。
'IS_comment'コメント文書に対するコメントが最大7,167バイトで出力されます。
改行コードは空白に変換されます。
'IS_folder_id'所属フォルダID文書が格納されているフォルダのフォルダIDが16バイトで出力されます。
'IS_doc_lock_user'更新中ユーザ名現在,文書を更新中のユーザ名が最大8バイトで出力されます。
'Document Type'文書種別コマンドを実行したサーバに存在する文書の場合は「LOCAL」,配布文書の場合は「REPLICA」が出力されます。
'Original ID'オリジナル文書の文書IDオリジナル文書の文書IDが16バイトで出力されます。コマンドを実行したサーバに存在する文書の場合は出力されません。
'Server Name'配布元サーバ名配布文書の配布元サーバ名が最大8バイトで出力されます。
コマンドを実行したサーバに存在する文書の場合は出力されません。
'Distribute Count'配布回数配布文書の配布回数が最大10バイトで出力されます。
コマンドを実行したサーバに存在する文書の場合は出力されません。
'Distribute Time'’配布日時配布文書の配布日時が,「YYYY/MM/DD-HH:MM:SS」形式で19バイトで出力されます。
コマンドを実行したサーバに存在する文書の場合は出力されません。

注意事項