7.2.1 特定のフォルダに格納されている文書の抽出と登録とは
特定のフォルダに格納されている文書の抽出と登録には,特定のフォルダに格納されている文書をまとめて抽出する機能と,抽出した文書を再びDocument Managerサーバに登録する機能を使用します。
これらの機能によって,次のような運用ができます。
- 特定のフォルダの文書を抽出することで,フォルダ単位にバックアップを取得する。また,その文書を再び同じDocument Managerサーバに登録し直すことで,そのフォルダをリストアする
ただし,バックアップを取得した文書とリストアした文書で,文書IDは変更されます。
- 大規模システムで運用しているDocument Managerのデータを複数のサーバに分割して管理することにした場合に,フォルダ単位に文書を抽出して,それぞれのサーバに登録する
なお,抽出する文書が格納されていたDocument Managerサーバを,抽出元サーバといいます。また,抽出した文書を登録するDocument Managerサーバを,登録先サーバといいます。