形式
ISchflnm
-m { ID | NAME }
-i フォルダ名称マッピングファイル
-o 出力ファイル
機能
フォルダ名称をマッピングファイルで指定されたフォルダ名称に一括変更します。ただし,マッピングファイル中に存在しない場合,フォルダ名称は変更しません。
オプション
-m { ID | NAME }
-i で指定するフォルダ名称マッピングファイルをもとにフォルダ名称を変更します。このオプションは省略することができません。
-i フォルダ名称マッピングファイル
変更するフォルダ名称のマッピングを格納したファイル名称を指定します。ファイル名は絶対パスで指定します。
-o 出力ファイル
このユティリティが出力するエラーの内容を格納するファイル名称を指定します。ファイル名は絶対パスで指定します。
ファイル名が既に存在した場合は,エラーとなります。このユティリティが正常終了した場合は,出力ファイルは作成しません。
フォルダの名称規則
指定できるフォルダ名称は,コントロールコード('0x00'~'0x1f','0x7f'~'0xa0','0xe0'~'0xff')以外の1バイトコードと2バイトコードの文字とします。
'IS_',及び '_' で始まるフォルダ名は使用できません。
半角又は全角の空白だけの名称は使用できません。
名称の前後の空白は削除されます。
マッピングファイルの記述形式
マッピングファイルは,1行を1レコード(改行キーを含めて192バイト以内)として,以下の形式で記述します。
IDを指定した場合の記述形式
C000000000036FDB<タブ>システム部1課<改行>
C000000000036FDC<タブ>システム部2課<改行>
C000000000036FDD<タブ>システム部3課<タブ>設計部3課からシステム部3課に変更<改行>
NAMEを指定した場合の記述形式
出力形式
表8-13 理由コード一覧
理由コード | 内容 | 対処 | 備考 |
---|---|---|---|
47001 | フォルダ名称が不正です。 | フォルダ名称が,フォルダ名称規則に合っているか見直してください。 | |
47002 | フォルダ名称長が超過しています。 | フォルダ名称長を,63バイト以内で指定してください。 | |
47003 | フォルダのオブジェクトIDが不正です。 | 半角の16進文字列を指定してください。 | |
47004 | フォルダのオブジェクトIDの長さが超過しています。 | フォルダのオブジェクトIDの長さを,16バイトで指定してください。 | |
47005 | 記述形式が誤っています。 | 該当行を見直してください。 | |
47006 | フォルダのオブジェクトIDが重複しています。 | 該当行又は,該当行より上の重複したフォルダのオブジェクトIDの行を見直してください。 | |
47007 | 変更後フォルダ名称が,同一マッピングファイル上の変更前フォルダ名称にも指定されています。 | 変更後フォルダ名称は,同一マッピングファイル上の変更前フォルダ名称に指定できません。 | |
47008 | 変更前フォルダ名称が,その他の行の変更前フォルダ名称にも指定されています。 | 変更前フォルダ名称は,その他の行の変更前フォルダ名称に指定できません。 | |
47009 | コメントの長さが超過しています。 | コメントの長さを,63バイト以内で指定してください。 | |
47101 | 変更前フォルダ名称が,Document Managerに登録されていません。 | 変更前フォルダ名称を見直してください。 | ※1 |
4010 4011 | Document Managerサーバが起動していません。 | Document Managerサーバが起動されているか確認してください。 | |
4059 4060 | メモリが不足しています。 | メモリ所要量を見直してください。 | |
4064 | フォルダのオブジェクトIDが存在しません。 | フォルダのオブジェクトIDを見直してください。 | ※1 |
4068 | サーバの容量不足で実行できません。 | ファイルシステムの容量を見直してください。 | |
4078 | フォルダのオブジェクトIDではありません。 | フォルダのオブジェクトIDを見直してください。 | ※1 |
上記以外 | - | サーバにメッセージが出力されている場合は,出力されているメッセージの障害を取り除いてください。サーバにメッセージが出力されていない場合は,システム管理者に連絡してください。 |
注※1 該当行のフォルダ名称の変更処理はスキップされ,次の行の変更処理を行います。
注意事項