(1) ローカルグループ情報ファイルとは
Document Managerでは,Groupmax全体でのユーザの一元管理で使用されているグループ(組織グループ)のほかに,サーバ内だけで有効なグループも設定できます。このグループをローカルグループといいます。ローカルグループは,ローカルグループ情報ファイルに設定します。
ローカルグループを設定しておけば,Groupmaxのグループだけでは実現できないような,きめ細かいグループ管理ができます。
ローカルグループを設定しておけば,Groupmaxのグループ(組織)だけでは実現できないような,きめ細かいグループ管理ができます。
(2) ローカルグループ情報ファイルの定義項目
(a) 格納先
/usr/infoshare/etc/localgrp
(b) ローカルグループ情報ファイルの形式
グループID:G-ID:所属情報
(c) 項目の説明
(d) 規則
(e) 記述例
@Group1:60001:Usuzuki,G@Group2,G@Group3
@Group2:60002:Uhayashi,Usato
@Group3:60003:Uyamada,Uikeda,Ukimura
(f) 注意事項
ローカルグループ情報ファイルの内容を変更した場合,すぐにはその内容は有効になりません。変更した内容は,次回Document Managerデータベースを起動したときに有効になります。
(3) ローカルグループ情報のキャッシュ化
ローカルグループ情報キャッシュユティリティを使用すると,ローカルグループ情報ファイルの内容のチェックと,キャッシュ情報の作成または更新ができます。ローカルグループ情報ファイルのキャッシュ情報を作成することによって,ローカルグループの一覧表示,参照および検索処理を速くすることができます。
ローカルグループ情報キャッシュユティリティの使用方法については「8.35 ローカルグループ情報のキャッシュ化(ISlgrpcc)」を参照してください。