ISchfldr(文書実体ファイル格納ディレクトリ変更ユティリティ)
形式
ISchfldr -f フォルダのオブジェクトID
-d 変更先ディレクトリ
〔-t〕
機能
指定したフォルダに属する一般文書を,指定したディレクトリに変更します。
オプション
-f フォルダのオブジェクトID
文書実体ファイル格納ディレクトリを変更する一般文書が属するフォルダのオブジェクトIDを指定します。
-d 変更先ディレクトリ
変更先のディレクトリ名をフルパスで指定します。
-t
-fオプションで指定したフォルダ及びその下位フォルダに属するすべての一般文書の文書実体ファイル格納ディレクトリを変更する場合に指定します。省略すると,-fオプションで指定したフォルダに属する一般文書の文書実体ファイル格納ディレクトリだけを変更します。
注意事項
- このコマンドを実行できるのは,スーパーユーザだけです。
- このコマンドを実行する前に,オブジェクトサーバ,Groupmax Addressサーバ(Groupmax Addressと連携している場合),及びDocument Managerサーバを起動しておいてください。
- 変更先ディレクトリはあらかじめ作成しておいください。
- ほかのユーザがログインしているときは実行できません。
- このコマンド実行後,文書実体ファイル格納ディレクトリは,(変更先ディレクトリ)/docとなります。なお,/docは,Document Managerが自動的に作成します。
- 変更先のディスクの容量が満杯の場合などで,このコマンドが異常終了した場合は,再実行の前に次の手順で変更途中のディレクトリを削除してください。なお,スプールディレクトリ(/usr/infoshare/spool)下にchdirerrが存在しない場合は,次の手順は不要です。
cd /usr/infoshare/spool
chmod +x chdirerr
chdirerr
rm chdirerr