付録I.5 システムコールのリターンコード(errno)

代表的なシステムコールのリターンコード(errno)別の要因を次の表に示します。表にないリターンコードについては,使用しているOSのマニュアルを参照してください。

表I-2 システムコールのリターンコード(errno)別の要因

リターンコード(errno)要因
2
  • 指定されたパスまたはファイルがありません。
  • 指定された関数がありません。
  • ファイルシステムの破壊を検知しました。
3
  • ファイルのアクセスに失敗しました。
  • 指定された関数がありません。
5指定されたデバイスの入出力に失敗しました。
6
  • デバイスが使用できません。
  • ファイルのオープンに失敗しました。
  • 指定された関数がありません。
11スレッドの生成に失敗しました。
12メモリ不足が発生しました。
13
  • アクセス権がありません。
  • ファイルは書き込み禁止です。
  • ほかのユーザによって該当ファイルは暗号化されています。
  • ディレクトリまたはファイルの作成に失敗しました。
  • ファイルのロックに失敗しました。
14
  • メモリ破壊を検知しました。
  • メモリ不足が発生しました。
17指定されたファイルは,すでに作成されています。
19指定されたドライブがありません。
21
  • ディレクトリの削除に失敗しました。
  • 指定されたものは,ディレクトリです。
22
  • 指定された資源に対する操作が不正です。資源はすでに削除されています。
  • ファイルポインタの設定に失敗しました。
  • シグナルの操作に失敗しました。
24
  • ファイルのオープンに失敗しました。
  • 共用ファイルのオープン数が多過ぎます。
27セマフォの操作に失敗しました。
28ディスクが満杯になりました。
上記以外このメッセージの直前にメッセージが表示されている場合は,そのメッセージに従って対処してください。メッセージが表示されていない場合はシステム管理者に連絡してください。