付録I.12 リソース
- <この項の構成>
- (1) メモリ
- (2) ディスク
(1) メモリ
宛先表示,メール送信の性能を考慮して宛先解決データを共用メモリにロードします。共用メモリのデータ構造は現在の高速宛先変換メモリキャッシュと同様にするため共用メモリ使用量が増えます。下記に共用メモリ使用量の算出式を記述します。
- <共用メモリ算出式>
- 宛先解決テーブル固定部(13KB)+宛先解決テーブルエントリ部(0.7KB)× 宛先解決定ファイル設定数
- (行コメントは除く)
(2) ディスク
拡張宛先解決テーブル作成コマンドで宛先解決データに出力します。ファイルデータ構造も現在の高速宛先変換メモリキャッシュと同様であるためディスク使用量が増えます。また,宛先解決テーブル作成コマンドで処理結果をログファイルに出力するためディスク使用量が増えます。下記にディスク使用量の算出式を記述します。
- <ディスク使用量算出式>
- 宛先解決テーブルセーブファイルサイズ =
- 16B + 32B(先頭ID) +
- 約13KB(宛先解決テーブル固定部) +
- 約0.7KB(宛先解決テーブル1エントリ) ×宛先解決定義ファイル設定数(行コメントは除く) +
- 32B(終端ID)
- 拡張宛先解決テーブル作成コマンドログファイルサイズ =
- ( 約6MB + α) × 2(世代)
- α : 処理するデータ数によって値は異なる。30000件データの場合約3MBとなる。