宛先解決定義ファイルの形式
1行を1レコードとしたCSV形式となります。1レコードの形式および注意事項を次に示します。
- <形式>
- ユーザID,旧O/R名,旧ニックネーム,
- <パラメタ>
- ユーザID:設定するユーザの移動後ユーザID(省略不可)
- 旧O/R名:ユーザ移動前の古いO/R名(省略可)
- 旧ニックネーム:ユーザ移動前の古いニックネーム(省略可)
- <注意事項>
- (1)行の終わりには改行を入れてください。1行は改行コードを含めて最大1024バイト以内としてください。
- (2)宛先解決定義ファイルは各OS上のテキスト形式で作成してください。PCで作成したものを使用する場合は作成した宛先解決定義ファイルをテキストモードでファイル転送してください。また,UNIXから宛先解決定義ファイルを転送する場合もテキストモードでファイル転送してください。
- (3)旧O/R名と旧ニックネームを同時に変更できます。旧O/R名,旧ニックネームを省略した場合,省略項目はDBから取得した情報となります。旧O/R名,旧ニックネームの両方を省略してはいけません。
- 旧O/R名,旧ニックネームの両方を省略されている場合は,該当ユーザを無視して処理を続行します。
- (4)記述は1カラム目より記述します。また「,」(カンマ)は省略できません。(最後のカンマ(旧ニックネーム後)はコメントがなければ任意とします。旧ニックネームを省略した場合は「,」(カンマ)1つは必要となります。)
- (5)宛先解決定義ファイルの旧O/R名,旧ニックネームのエラーチェックは行いません。
- (6)1カラム目に「#」を指定するとその行をコメント行として処理しません。また,行途中の「#」以降をコメント行として扱います。
- (7)「,」(カンマ)と「,」(カンマ)間,先頭カラムから「,」(カンマ)の間,「,」(カンマ)から改行までの間のスペースは設定値として解釈します。また行途中にコメントを記述して最終項目の終わりに「,」(カンマ)がない場合はコメントも設定値と解釈します。
- (8)宛先解決定義ファイルに設定するユーザを重複させないよう定義してください。(ユーザID,旧O/R名,旧ニックネームとも)
- (9)旧ニックネームは全角文字を扱えます。(詳細は「Groupmax Address/Mail システム管理者ガイド基本操作編 9.5.4」参照)旧O/R名の文字種チェックは行いません。