6.5.1 MTAの登録
登録済みのルーティンググループに,MTAを登録します。
- ルーティングマスタMTA以外のMTAは,複数のルーティンググループにわたって登録することはできません。
- 一つのルーティンググループには,最大100のMTAを登録できます。
- 一つのルーティンググループに属するMTA同士及びルーティングマスタMTA同士は,TCP/IPレベルで接続されている必要があります。
- X.400MHS運転席のリストから,MTAを登録するルーティンググループを選択し,[詳細]ボタンを選択します。
ルーティンググループ詳細ダイアログボックスが表示されます。
- ルーティンググループ詳細ダイアログボックスで,[登録]ボタンを選択します。
MTA登録ダイアログボックスが表示されます。
![[図データ]](figure/h4070070.gif)
- 登録するMTAの名称と,MTAのあるメールサーバのドメイン名又はホスト名を入力します。
MTA名は,システム内で一意でなければなりません。
文字列長が入力欄より長い場合,先頭側を表示しますので,隠れた部分を参照する場合は,カーソルを移動してください。変更時は,グレーアウトします。なお,MTA名及びドメイン名又はホスト名の入力条件については,「9.5 登録情報の設定項目と入力条件」を参照してください。
- [了解]ボタンを選択します。
MTA名が登録されます。[閉じる]ボタンを選択すると,指定したMTAを登録しないで終了します。
なお,[了解]ボタンを選択すると,そのMTAのX.400MHS詳細情報に,自動的にデフォルト値が設定されます。デフォルト値を次に示します。
- MTA情報を自動的に設定した場合のデフォルト値
- (MTA名:入力したMTA名)
- 国名:JP※
- ADMD:入力したMTA名※
- PRMD:入力したMTA名※
- パスワード:なし
- Pセレクタ:MTAの通し番号
- Sセレクタ:MTAの通し番号
- Tセレクタ:MTAの通し番号
- 注※
- X.400デフォルト値ユーザ定義ユティリティで値を設定した場合は,その値になります。
このデフォルト値の国名,ADMD,PRMDとデフォルトのルーティンググループ名は,ユティリティによって変更できます。操作については,「6.7 X.400デフォルト値ユーザ定義ユティリティ」を参照してください。
デフォルト値を使用しないでMTAを設定する場合は,[オプション]ボタン選択してください。X.400MHS詳細ダイアログボックスが表示されます。