4.2.2 Mail Serverのインストール
- <この項の構成>
- (1) インストール
- (2) アンインストール
(1) インストール
インストール方法を次に示します。
(a) HI-UX/WE2の場合
OSの標準組み込み機能によってインストールします。OSの標準組み込み機能については,マニュアル「HI-UX/WE2 システム管理 導入・保守編」を参照してください。インストール先ディレクトリは,「/usr/GroupMail」です。
(b) HP-UXの場合(DAT)
次の手順に従ってインストールします。インストール先ディレクトリは「/opt/GroupMail」と「/var/opt/GroupMail」です。
- Mail ServerのテープをDATドライブにセットしてください。
- スーパーユーザでログインし,「tar xf /dev/rmt/0m」を実行してください。
下線部分は環境によってデバイスファイル名が異なります。使用する環境に合わせてファイル名を変更してください。ただし,「/etc/hitachi_setup」コマンドが,既にマシン上に展開されている場合は不要です。
- Hitachi PP Installerである「/etc/hitachi_setup -i /dev/rmt/0m」を実行します。
下線部分は環境によってデバイスファイル名が異なります。使用する環境に合わせてファイル名を変更してください。
- 「I)Install Software」を選択します。
- スペースキーで「Groupmax Mail Server」を選択し,「I)Install」を選択します。
インストール処理が開始されます。
- インストール処理が完了したら,「Q)Quit」を選択して終了します。
(c) HP-UX,AIXの場合(CD-ROM)
次の手順に従ってインストールします。インストール先ディレクトリは「/opt/GroupMail」と「/var/opt/GroupMail」です。
- マウント用の/cdromディレクトリを作成します。「mkdir /cdrom」を実行してください。既にマウント用ディレクトリが作成済みの場合は不要です。
- Mail ServerのCD-ROMをCD-ROMドライブにセットしてください。
- CD-ROMドライブをマウントします。「mount /dev/dsk/c1t2d0 /cdrom」を実行してください。既にマウント済みの場合は不要です。
下線部分は環境によってデバイスファイル名が異なります。使用する環境に合わせてファイル名を変更してください。
- スーパーユーザでログインし,「/cdrom/HPUX/SETUP /cdrom(AIX:/cdrom/AIX/SETUP /cdrom)」を実行してください。
CD-ROMのディレクトリ名やファイル名は,マシン環境によっては記述した内容と見え方が異なることがあります。lsコマンドで確認のうえ,表示されたファイル名をそのまま入力して下さい。
- 「I)Install Software」を選択します。
- スペースキーで「Groupmax Mail Server」を選択し,「I)Install」を選択します。
インストール処理が開始されます。
- インストール処理が完了したら,「Q)Quit」を選択して終了します。
(2) アンインストール
Mail Serverをアンインストールする場合,Address ServerとAddress Server - Replication OptionとMail - Administrator Utilitiesもアンインストールしてください。なお,Address Serverは,Mail Serverよりも先にアンインストールしてください。
アンインストール方法を次に示します。
(a) HI-UX/WE2の場合
OSの標準削除機能によってアンインストールします。OSの標準削除機能については,マニュアル「HI-UX/WE2 システム管理 導入・保守編」を参照してください。削除されるディレクトリとファイルは「/usr/GroupMail」以下の全ディレクトリと全ファイルです。
(b) HP-UXの場合(DAT)
次の手順に従ってアンインストールします。削除されるディレクトリとファイルは「/opt/GroupMail」以下の全ディレクトリと全ファイル及び「/var/opt/GroupMail」以下の全ディレクトリと全ファイルです。
- Mail ServerのテープをDATドライブにセットしてください。ただし,「/etc/hitachi_setup」コマンドが,既にマシン上に展開されている場合は不要です。
- スーパーユーザでログインし,「tar xf /dev/rmt/0m」を実行してください。
下線部分は環境によってデバイスファイル名が異なります。使用する環境に合わせてファイル名を変更してください。ただし,「/etc/hitachi_setup」コマンドが,既にマシン上に展開されている場合は不要です。
- Hitachi PP Installerである「/etc/hitachi_setup」を実行します。
- 「D) Delete Software」を選択します。
- スペースキーで「Groupmax Mail Server」を選択し,「D) Delete」を選択します。
アンインストール処理が開始されます。
- アンインストール処理が完了したら,「Q)Quit」を選択して終了します。
(c) HP-UX,AIXの場合(CD-ROM)
次の手順に従ってアンインストールします。削除されるディレクトリとファイルは「/opt/GroupMail」以下の全ディレクトリと全ファイル及び「/var/opt/GroupMail」以下の全ディレクトリと全ファイルです。
- マウント用の/cdromディレクトリを作成します。「mkdir /cdrom」を実行してください。既にマウント用ディレクトリが作成済みの場合は不要です。
- Mail ServerのCD-ROMをCD-ROMドライブにセットしてください。
- CD-ROMドライブをマウントします。「mount /dev/dsk/c1t2d0 /cdrom」を実行してください。既にマウント済みの場合は不要です。
下線部分は環境によってデバイスファイル名が異なります。使用する環境に合わせてファイル名を変更してください。
- スーパーユーザでログインし,「/cdrom/HPUX/SETUP /cdrom(AIX:/cdrom/AIX/SETUP /cdrom)」を実行してください。
CD-ROMのディレクトリ名やファイル名は,マシン環境によっては記述した内容と見え方が異なることがあります。lsコマンドで確認のうえ,表示されたファイル名をそのまま入力して下さい。
- 「D) Delete Software」を選択します。
- スペースキーで「Groupmax Mail Server」を選択し,「D) Delete」を選択します。
アンインストール処理が開始されます。
- アンインストール処理が完了したら,「Q)Quit」を選択して終了します。