5.6 メールサーバの設定
マスタ管理サーバとアドレスサーバにメールサーバの設定をします。ここでは,メールサーバの設定手順とアプリケーションの設定について説明します。
なお,メールサーバに設定するマシンには,Mail Serverをインストールする必要があります。
- 注意
- マルチサーバ構成で一つでもメールサーバにするマシンがある場合は,マスタ管理サーバにもメールサーバを設定してください。
- ユーザを登録する前に,マスタ管理サーバにメールサーバを設定する必要があります。
- メールサーバの設定では,X.400及びUAを必ず設定してください。
- 運転席のサーバ一覧ダイアログボックスを開きます。
![[図データ]](figure/h4060010.gif)
- メールサーバにするアドレスサーバを選択します。
- [メール設定]ボタンを選択します。
メールサーバの設定ダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックス内には既に設定されているサーバ名及びドメイン名又はホスト名が表示されます。また,各サーバに設定されているアプリケーションには黒丸が表示されます。黒丸が一つ以上表示されているサーバがメールサーバです。
![[図データ]](figure/h4060020.gif)
メールサーバには必ずMTAが必要です。メールサーバにするアドレスサーバにMTAを設定する場合には次の三つがあります。
- 現段階ではMTAが設定されておらずデフォルト値でMTAを自動設定する場合,手順4に進んでください。この場合,手順4を実行すると「MTA情報をデフォルト値で設定しますか?手動で設定する場合はMTAボタンを押してください。」というメッセージが表示されます。
- MTAが設定されているいないにかかわらず任意にMTAを設定する場合,[MTA]ボタンを選択して表示されたX.400MHS運転席ウィンドウで任意にMTAを設定します。次に手順4に進んでください。MTAの詳細な設定については,「6. X.400の設定」を参照してください。
- 既にMTAが設定されていて,そのMTAを使用する場合,手順4に進んでください。
- メールサーバの設定ダイアログボックスで[メール設定]ボタンを選択します。
メール情報設定ダイアログボックスが表示されます。MTAが設定されていない場合,確認のダイアログボックスを表示してデフォルト値でMTAを自動設定します。
![[図データ]](figure/h4060030.gif)
ダイアログボックス内には,設定中であるマシンのサイト名,サーバ名,ドメイン名又はホスト名が表示されます。
- 「アプリケーション情報」
- チェックボックスをチェックすると,各アプリケーションの設定画面を呼び出せます。各アプリケーションの設定方法については「5.6.1 アプリケーション情報の設定」を参照してください。
- [了解]ボタン
- チェックしたアプリケーションを登録して,ダイアログボックスを閉じます。
- [取消]ボタン
- アプリケーションを登録しないでダイアログボックスを閉じます。
- <この節の構成>
- 5.6.1 アプリケーション情報の設定
- 5.6.2 アプリケーション情報の変更
- 5.6.3 アプリケーション情報の削除