6.6.4 他X.400詳細情報の変更
登録済みの他X.400の情報を変更します。
他X.400/ゲートウェイ一覧ダイアログボックスのリストから,他X.400の名称を選択して,[詳細]ボタンを選択します。
他X.400登録/詳細ダイアログボックスが表示されます。なお,入力する各項目の入力条件については,「9.5 登録情報の設定項目と入力条件」を参照してください。
![[図データ]](figure/h4070150.gif)
- MTA名
- 選択した他X.400の情報が登録されているMTAの名称が表示されます。
- 他X.400MTA名
- 選択した他X.400のMTAの名称が表示されます。
- MTA名は,システム内で一意でなければなりません。
- ドメイン名/ホスト名
- 選択した他X.400のMTAがあるマシンのドメイン名又はホスト名が表示されます。
- なお,このドメイン名又はホスト名は,他X.400を登録するMTAのあるメールサーバの,hostsファイル又はDNSの定義ファイルに登録されていなければなりません。
- 国名
- 選択した他X.400のMTAの国名が表示されます。半角英大文字で2文字以内で指定してください。省略はできません。
- 日本国内で使用する場合は,「JP」を指定します。
- ADMD
- 選択した他X.400のMTAの主官庁領域名(ADMD)が表示されます。半角だけで16文字以内で指定します。省略することもできます。
- PRMD
- 選択した他X.400のMTAの私設領域名(PRMD)が表示されます。半角だけで16文字以内で指定します。省略することもできます。
- パスワード
- 選択した他X.400のMTAのパスワードが表示されます。半角だけで32文字以内で指定します。省略することもできます。
- 接続種別
- 選択した他X.400のMTAの,X.400の接続種別を指定します。
- TCP/IP接続情報
- TCP/IPの接続情報を設定します。OSI接続情報を設定した場合は,設定できません。なお,次に示す,P,S,Tの各セレクタは,半角の16進数(0~9,A~F,a~f)で,32文字以内の偶数けたで指定してください。
- Pセレクタ
- 登録する他システムのMTAのPセレクタを指定します。省略することもできます。「'84X.400接続」を選択した場合は,設定する必要はありません。
- Sセレクタ
- 登録する他システムのMTAのSセレクタを指定します。省略することもできます。
- Tセレクタ
- 登録する他システムのMTAのTセレクタを指定します。省略はできません。
- エンコードセションID
- 登録する他システムのMTAのエンコードセションIDを指定します。半角の0又は1を指定できますが,Mail Serverでは0を使用します。省略はできません。
- OSI接続情報
- OSIの接続情報を設定します。この項目は,ほかのX.400MHSとOSIで接続するときだけ必要です。相手先システムでの設定値と同じ値を設定してください。TCP/IP接続情報を設定した場合は,設定できません。また,HP-UXサーバとWindows NTサーバとAIXサーバは,OSI接続を使用できません。
- なお,次に示す,P,S,Tの各セレクタは,半角の16進数(0~9,A~F,a~f)で,32文字以内の偶数けたで指定してください。
- Pセレクタ
- MTAのPセレクタを指定します。省略することもできます。
- Sセレクタ
- MTAのSセレクタを指定します。省略することもできます。
- Tセレクタ
- MTAのTセレクタを指定します。省略することもできます。
- エンコードセションID
- 登録する他システムのMTAのエンコードセションIDを指定します。半角の0又は1を指定できますが,Mail Serverでは0を使用します。省略はできません。
- ネットワークアドレス
- MTAのNSAPアドレスを指定します。半角の16進数(0~9,A~F,a~f)で,24文字以内の偶数けたで指定してください。省略はできません。
- トランスポートクラス
- MTAのトランスポートクラスを指定します。0,2,4のどれかを指定してください。省略はできません。
- [TCP/IP接続解除]ボタン
- TCP/IP接続情報を削除します。
- [OSI接続解除]ボタン
- OSI接続情報を削除します。
- [ルーティング設定]ボタン
- ルーティング設定ダイアログボックスを表示します。
値を入力して,[変更]ボタンを選択すると,他X.400情報が変更されます。[閉じる]ボタンを選択すると,変更しないでダイアログボックスを閉じます。