ディレクトリ認証からアドレス認証に切り替える場合は,次の設定が必要です。
(1) アドレスサーバのアドレス認証の設定
アドレスサーバの認証方法を,ディレクトリ認証からアドレス認証に切り替えるには,gmpublicinfoファイルに記述された環境変数LDAP_AUTHENTICATEを削除する必要があります。次の記述を削除してください。
LDAP_AUTHENTICATE=Y
設定を有効にするには,アドレスサービスを再起動してください。
(2) パスワードの整合確保
ディレクトリ認証時に使用していたパスワードは,アドレス認証にも引き継がれます。したがって,ユーザは同じパスワードを使用して,引き続き認証を実行できます。しかし,LDAPディレクトリサーバのパスワードの有効期間は引き継ぎません。長い期間ディレクトリ認証で運用していた場合などは,アドレス認証用のパスワードの有効期間が切れているおそれがあります。この場合は,システム管理者がユーザにパスワードを変更させてください。