受信回覧を強制削除した場合,送信者からは強制削除をしたユーザのところで当該受信回覧の回送が止まっている状態にしか見えません。このため強制削除処理をした際に出力された情報を基に,システム管理者が送信者に通知を行い,送信者に破棄をしてもらう必要があります。
回送済みの受信者を,当該回覧に関係のないサーバにユーザ移動した場合に回収を行うと,回収中のままとなるため,回収ではなく破棄とする必要があります。
Server - Scanと連携運用している場合,Server - Scanでのウイルスチェックが完了していない回覧を本コマンドで表示,削除することはできません。Server - Scanが提供するコマンドを使用して,対象となるユーザが所有するメールのチェック依頼を行い,ウイルスチェック処理待ちキューが空になったことを確認した後,本コマンドを実行してください。