コマンド書式
構文
nxudmailM 保存期間 [-hホスト名] [-o[n]] [-uユーザID [ユーザID]] [-fファイル名]
引数とオプション
- 保存期間
- メールを保存したい期間(単位は日)を指定します。指定した保存期間内のメールを保存し,期間外のメールを削除します。指定範囲は1~999です。前日を1とします。したがって当日と前日のメールを削除することはできません。このオプションの指定場所はコマンド名の直後で,固定です。
- -hホスト名
- 該当するドメイン名又はホスト名のサーバをホームサーバとするユーザ,組織が対象になります。このオプションを省略した場合は,全メールサーバが対象になります。
- -o[n]
- -oオプションを指定すると未読メールも削除対象になります。省略した場合は,既読メールだけ削除対象になります。更にnオプションを指定すると,未読メールが削除されたときに送信者に対して未読メール削除通知メッセージを通知します。この通知によって,送信ログ上の状態が未読のまま削除になるため送信者は読まれなかったと判断できます。nオプションを省略すると送信者では判断できなくなりますが,通知メッセージがないのでサーバの負荷を抑えることができます。
- -uユーザID [ユーザID]
- 指定したユーザのメールを削除しません。複数ユーザを指定する場合は,ユーザIDを半角スペースを区切りとして列挙してください。-fオプションとは同時に指定しないでください。
- -fファイル名
- メールを削除しないユーザのユーザIDを記述したファイル名をフルパスで指定します。ファイルの内容は1行を1レコードとし,各レコードにはユーザIDを一つ記述してください。-uオプションとは同時に指定しないでください。