付録A 立体図の作成例

立体図作成機能を使って,あらかじめ用意した平面図を基に立体図を作成します。

<この節の構成>
(1) 立体図定義開始
(2) 平面図の定義
(3) 正面図の定義
(4) 右側面図の定義
(5) ビューポートの設定
(6) 立体図の作成
(7) 2点間直線の定義
(8) 立体図の図形登録
(9) 立体図投影終了
(10) 図面の登録

(1) 立体図定義開始

立体図の定義開始を宣言します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
  1. 立体図/定義開始
〔パラメタの入力〕
立体名:rit1〈Enter〉
[図データ]

(2) 平面図の定義

平面図を定義します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
立体図/固定座標軸/平面図
〔パラメタの入力〕
  1. 矩形領域※:*P1,*P2
  2. 原点(端点):#E3
  3. x軸方向(端点):#E4
注※ ラバーバンド入力ができます。
[図データ]

(3) 正面図の定義

正面図を定義します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
立体図/固定座標軸/正面図
〔パラメタの入力〕
  1. 矩形領域※:*P1,*P2
  2. 原点(端点):#E3
  3. x軸方向(端点):#E4
注※ ラバーバンド入力ができます。
[図データ]

(4) 右側面図の定義

右側面図を定義します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
立体図/固定座標軸/右側面図
〔パラメタの入力〕
  1. 矩形領域※:*P1,*P2
  2. 原点(端点):#E3
  3. y軸方向(端点):#E4
注※ ラバーバンド入力ができます。
[図データ]

(5) ビューポートの設定

投影ビューポートを設定します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
立体図/ビュー設定/投影開始
〔パラメタの入力〕
  1. 矩形領域※:*P1,*P2
  2. 倍率:〈;〉
  3. 投影原点(自動点):〈Enter〉
注※ ラバーバンド入力ができます。
[図データ]

(6) 立体図の作成

投影ビューポートに二次元形状を入力します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
立体図/固定座標軸/連続変換
〔パラメタの入力〕
  1. 要素(要素指):#E1,#E2,#E3,#E4,#E5〈;〉
  2. 第3軸座標値:〈Enter〉
〔パラメタの入力〕
  1. 要素(要素指):#E1,#E2,#E3,#E4,#E5〈;〉
  2. 第3軸座標値:#E6

    [図データ]

(7) 2点間直線の定義

入力した形状に直線を定義します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
立体図/編集/直線定義
〔パラメタの入力〕
  1. 始点(端点):#E1
  2. 終点(端点):#E2
〔パラメタの入力〕
  1. 始点(端点):#E3
  2. 終点(端点):#E4
〔パラメタの入力〕
  1. 始点(端点):#E5
  2. 終点(端点):#E6
〔パラメタの入力〕
  1. 始点(端点):#E7
  2. 終点(端点):#E8
〔パラメタの入力〕
  1. 始点(端点):#E9
  2. 終点(端点):#E10

    [図データ]

(8) 立体図の図形登録

作成した立体図を図形として図面上に登録します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
立体図/図形登録
〔パラメタの入力〕
  1. 立体:#E1
  2. 基準位置(座標点):0,0,0〈;〉
  3. 配置位置(自動点):*P2

    [図データ]

(9) 立体図投影終了

立体図の投影を終了します。

〔ビジュアル・アイコンからの選択〕
立体図/ビュー設定/投影終了
〔パラメタの入力〕
  1. OK?:y〈;〉

    [図データ]

(10) 図面の登録

作成した立体図を登録します。

〔メニューバーからの選択〕
[図面(F)]/[図面ファイル]/[保管(S)...]
〔図面保管ダイアログからの入力〕
  1. [図面名]:rit1
  2. [ファイル名]:rit1.hdw
  3. [ファイルの種類]:HICAD図面ファイル(*.hdw)
  4. [対象層]:全層
  5. [ディレクトリ]:c:¥hicad¥usr¥draw¥
  6. [ドライブ]:[-c-]
  7. [保存(S)]

    [図データ]

    注意
    こんなときには
    • 定義した2点間直線を削除したい。
      定義した2点間直線を削除したいときは,ビジュアル・アイコンから立体図/編集/要素削除を選択して,削除したい直線を指定します。
    [図データ]