3.4.2 コマンドモードを利用した場合

  1. [図データ](移動)をクリックします。
  2. [図データ](任意点移動)をクリックします。

    [図データ]

  3. 「移動対象」として,移動する範囲を四角形の枠で指定します。まず,四角形の角になる1点(+)をクリックします。

    [図データ]

  4. マウスを動かすと四角形の枠が現れます。四角形の枠に移動したい図形がすべて入る点(+)をクリックします。

    [図データ]

  5. 次のように入力します。
    ;

    [図データ]

  6. 「移動基準点」として,図形の下の線と図形の中心を示す線が交わっている点([図データ])をクリックします。

    [図データ]

  7. [図データ](ウィンドウ拡大)をクリックします。

    [図データ]

  8. 拡大する範囲をドラッグして決めます。

    [図データ]

  9. 「移動先点」として,移動基準点で指示した点と重ね合わせる点([図データ])をクリックします。

    [図データ]

  10. 図形の移動が完了しました。

    [図データ]

    注意
    図形を選ぶ方法
    例題では,移動させる図形を選ぶ方法として四角形の枠を使いました。HICAD/DRAFT for Windowsでは,図形を選ぶ場合,四角形の枠以外にもいくつかの方法を用意しています。
    [図データ](任意点移動)を例にすると,図形を選ぶ方法には次のようなものがあります。
    • 図形の一部をクリックする。
    • 図形の一部をダブルクリックする。
    • 四角形の枠で囲む。
    • 〈Ctrl〉を押したまま図形の一部をクリックする。
    この中のどの方法を使うかによって,選べる図形の範囲が異なります。また,使おうとしている機能によって図形を選ぶ方法の組み合わせが異なります。
    図形を選ぶ方法の詳細については,マニュアル「製図システム HICAD/DRAFT for Windows 使用の手引」のオペランドメニューの操作を参照してください。