6.5.5 文字の書式を変更します

文字の書式を変更する操作は,オブジェクトモードとコマンドモードのどちらでもできます。それぞれのモードでの操作方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) オブジェクトモードの場合
(2) コマンドモードの場合

(1) オブジェクトモードの場合

(a) 文字の大きさを変更します
  1. [図データ](オブジェクトモード)をクリックします。

    [図データ]

  2. 「オブジェクトの選択」として,平歯車をマウスの矢印([図データ])でクリックします。

    [図データ]

  3. 図面上にマウスの矢印([図データ])を位置付けてマウスの右ボタンをクリックして,ポップアップメニューを表示します。
  4. ポップアップメニュー中の[属性変更(A)...]をクリックして,表書式モードメニューダイアログを表示します。

    [図データ]

  5. 表書式モードメニューダイアログの[文字スペースコード]ボタンをクリックして,[変更]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  6. ダイアログが表示されます。
  7. 文字スペースコードに7を半角文字で入力して,[OK]ボタンをクリックします。
    半角文字は,直接入力にすることで操作できます。

    [図データ]

  8. 表書式モードメニューダイアログの[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  9. 平歯車の文字の大きさが変更されます。

    [図データ]

  10. 投影法の文字の大きさも同じ方法で変更します。
    このとき,投影法の文字スペースコードには,2を入力してください。

    [図データ]

(b) 文字を縦書きにします
  1. [図データ](オブジェクトモード)を続けて使います。

    [図データ]

  2. 「オブジェクトの選択」として図名,設計,尺度,図番,製図,投影法をマウスの矢印([図データ])でクリックします。二つ目以降のオブジェクト(文字列)は,〈Shift〉を押したままクリックします。どのような順でクリックしてもかまいません。
  3. 図面上にマウスの矢印([図データ])を位置付けてマウスの右ボタンをクリックして,ポップアップメニューを表示します。
  4. ポップアップメニュー中の[属性変更(A)...]をクリックして,表書式モードメニューダイアログを表示します。

    [図データ]

  5. 表書式モードメニューダイアログの[文字角度]ボタンをクリックして,[変更]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  6. ダイアログが表示されます。
  7. 文字角度の[図データ]ボタンをクリックして,[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  8. 表書式モードメニューダイアログの[文字列方向]ボタンをクリックして,[変更]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  9. ダイアログが表示されます。
  10. 文字列方向の[図データ]ボタンをクリックして,[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  11. 表書式モードメニューダイアログの[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  12. 書式が変更されて,縦書きで表示されます。

    [図データ]

  13. ツールバーの[図データ](基準ルーラ)ボタンをクリックします。

    [図データ]

  14. 座標の目盛が消えます。
    注意
    文字スペースコードと実際の文字の大きさの関係
    システム標準の場合,次に示す文字スペースコードに文字の大きさが設定されています。
    文字スペースコード文字の幅(mm)文字の高さ(mm)
    11.712.00
    22.142.50
    32.743.20
    43.434.00
    54.295.00
    65.406.30
    76.868.00
    88.5710.00
    912.0014.00
    文字スペースコードの設定は,文字サイズ標準値変更ファイルで変更できます。文字サイズ標準値変更ファイルの作成方法については,マニュアル「製図システム HICAD/DRAFT for Windows 使用の手引」を参照してください。

(2) コマンドモードの場合

(a) 文字の大きさを変更します
  1. [図データ](表)をクリックします。
  2. [図データ](書式変更)をクリックします。

    [図データ]

  3. 「項目内要素」として平歯車をマウスの+記号でクリックして,〈Enter〉を入力します。

    [図データ]

  4. 表書式モードメニューダイアログが表示されます。
  5. 表書式モードメニューダイアログの[文字スペースコード]ボタンをクリックして,[変更]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  6. ダイアログが表示されます。
  7. 文字スペースコードに7を半角文字で入力して,[OK]ボタンをクリックします。
    半角文字は,直接入力にすることで操作できます。

    [図データ]

  8. 表書式モードメニューダイアログの[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  9. 平歯車の文字の大きさが変更されます。

    [図データ]

  10. 投影法の文字の大きさも同じ方法で変更します。
    このとき,投影法の文字スペースコードには,2を入力してください。

    [図データ]

(b) 文字を縦書きにします
  1. [図データ](書式変更)を続けて使います。
  2. 「項目内要素」として図名,設計,尺度,図番,製図,投影法をクリックして,〈Enter〉を入力します。
  3. 表書式モードメニューダイアログが表示されます。
  4. 表書式モードメニューダイアログの[文字角度]ボタンをクリックして,[変更]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  5. ダイアログが表示されます。
  6. 文字角度の[図データ]ボタンをクリックして,[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  7. 表書式モードメニューダイアログの[文字列方向]ボタンをクリックして,[変更]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  8. ダイアログが表示されます。
  9. 文字列方向の[図データ]ボタンをクリックして,[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  10. 表書式モードメニューダイアログの[OK]ボタンをクリックします。

    [図データ]

  11. 書式が変更されて,縦書きで表示されます。

    [図データ]

  12. ツールバーの[図データ](基準ルーラ)ボタンをクリックします。

    [図データ]

  13. 座標の目盛が消えます。
    注意
    文字スペースコードと実際の文字の大きさの関係
    システム標準の場合,次に示す文字スペースコードに文字の大きさが設定されています。
    文字スペースコード文字の幅(mm)文字の高さ(mm)
    11.712.00
    22.142.50
    32.743.20
    43.434.00
    54.295.00
    65.406.30
    76.868.00
    88.5710.00
    912.0014.00
    文字スペースコードの設定は,文字サイズ標準値変更ファイルで変更できます。文字サイズ標準値変更ファイルの作成方法については,マニュアル「製図システム HICAD/DRAFT for Windows 使用の手引」を参照してください。