5.3.7 幾何公差

<この項の構成>
(1) 幾何公差記号
(2) 文字付きデータム
(3) データムターゲット

(1) 幾何公差記号

【作成順序】
《枠が1段の場合》
[図データ]
(基本的な順序)
  • 引出線(2),(3)公差記号(4)公差枠横線〔上〕(5)
    公差枠横線〔下〕(6)公差枠縦線〔左〕(7)
    公差枠縦線〔不動〕(8)公差値(10)
    公差枠縦線〔可動〕(11)データム指示文字(13)………
    公差枠縦線〔可動〕(14)データム(15),(16),(17)
《下枠追加》
  • 基本的には,1段の場合の作成順序を繰り返すことになります。ただし,先に定義した公差記号,公差枠横線〔下〕,データム指示文字などで非表示になるものがあります。また,引出線とデータムの位置は変わりません。

    [図データ]

  • 上の図の作成順序は,1段目の続きです。そのため,引出線,1段目の枠,データムの作成順序,および寸法線種別記号は省略しています。
  • 破線部分は,非表示要素です。
《上枠追加》
  • 基本的には,下枠追加の場合の作成順序と同じです。また,先に定義した公差記号,公差枠縦線〔上〕,データム指示文字などで非表示になるものがあります。引出線とデータムの位置は変わりません。
【対象コマンド】
幾何公差引出線[寸法編集/幾何公差/引出線]
文字付き幾何公差引出線[寸法編集/幾何公差/文字付引出線]
公差枠[寸法編集/幾何公差/公差枠]

(2) 文字付きデータム

【作成順序】
[図データ]
【対象コマンド】
文字付きデータム[寸法編集/幾何公差/文字付データム]

(3) データムターゲット

【作成順序】
[図データ]
【補足説明】
円,および長方形の斜線の線種は,'08'です。
【対象コマンド】
線データムターゲット[寸法編集/幾何公差/線ターゲット]
円データムターゲット[寸法編集/幾何公差/円ターゲット]
長方形データムターゲット[寸法編集/幾何公差/長方形ターゲット]
データムターゲット記入枠[寸法編集/幾何公差/ターゲット記入枠]