4.6.1
GXP(交点)
【機能】
入力した二つの要素の交点を返します。
【構文】
GXP(x:y)
【引数】
x E E種パラメタの変数
y E E種パラメタの変数
【戻り値】
P*N 交点(入力座標系)
【解説】
交点が複数個ある場合,第1指示要素の指示座標に近い方から返されます。
同じ要素を指示した場合,または2要素に交点がない場合,エラーになります。
交点は,x,およびyの指示要素の種別によって次のように返されます。また,次に示す要素以外を指示した場合,エラーになります。
(a)
<直線・直線寸法>と<直線・直線寸法>
交点が直線上にない場合でも,直線の延長上にあればその交点が返されます。
2直線が平行な場合,エラーになります。
交点は,最大1個です。
(b)
<直線・直線寸法>と<円>,または<円弧・円弧寸法>
円弧・円弧寸法は,円として扱われます。
直線と円が接している場合,その接点が1個の交点として返されます。
交点が直線上にない場合でも,直線の延長上にあればその交点が返されます。
交点は,最大2個です。
(c)
<直線・直線寸法>と<楕円>,または<楕円弧>
楕円弧は,楕円として扱われます。
交点が直線上にない場合でも,直線の延長上にあればその交点が返されます。
交点は,最大2個です。
(d)
<直線・直線寸法>と<自由曲線>
交点が直線上にない場合でも,直線の延長上にあればその交点が返されます。
(e)
<円>,または<円弧・円弧寸法>と<円>,または<円弧・円弧寸法>
円弧・円弧寸法は,円として扱われます。
交点は,最大2個です。
円,または円弧・円弧寸法が同じの場合,エラーになります。
(f)
<楕円>,または<楕円弧>と<楕円>,または<楕円弧>
楕円弧は,楕円として扱われます。
交点は,最大4個です。
楕円,または楕円弧が同じの場合,エラーになります。
(g)
<円><円弧・円弧寸法>,または<楕円><楕円弧>と<自由曲線>
接点は,2個の交点として数えられます。
(h)
<自由曲線>と<自由曲線>
接点は,2個の交点として数えられます。
(i)
<円>,または<円弧・円弧寸法>と<楕円>,または<楕円弧>
円弧・円弧寸法は円,楕円弧は楕円として扱われます。
交点は,最大4個です。
【例題】
x.e=#300.1(0.5)( ) ;
y.e=#400.1(0.5)( ) ;
a.p*n=GXP(&x:&y) ;