4.6.2
GVP(垂点)
【機能】
第2パラメタの点から第1パラメタの要素への垂点を返します。
【構文】
GVP(x:y)
【引数】
x E E種パラメタの変数
y P P種パラメタの変数(入力座標系)
【戻り値】
P*N 垂点(入力座標系)
【解説】
垂点が複数個ある場合,第1指示要素の指示座標に近い方から返されます。
垂点は,第1パラメタの指示要素の種別によって次のように返されます。また,次に示す要素以外を指示した場合,エラーになります。
(a)
<直線・直線寸法>
垂点は,直線上になくても直線の延長上にあれば返されます。
第2パラメタの指示点が直線上にある場合,その指示点が垂点になります。
垂点は,最大1個です。
(b)
<円>,または<円弧・円弧寸法>
第2パラメタの指示点が中心と同じ点の場合,エラーになります。
垂点は,最大2個です。
(c)
<楕円>,または<楕円弧>
長径と短径が等しく,指示点が中心と同じ点である場合,エラーになります。
垂点は,最大4個です。
(d)
<自由曲線>
垂点は,最大5個です。
垂点がない場合はエラーになります。
【例題】
x.e=#300.1(0.5) ;
y.p=*(100 100) ;
a.p*n=GVP(&x:&y) ;