4.2.19 OMREF(点指示オペランドメニューのコマンドの要素情報問い合わせ)

【機能】
点指示オペランドメニューのコマンドの要素情報を返します。
【構文】
OMREF(x:y)
【引数】
x I 引数定義位置番号
y I 点指示オペランドメニューのコマンドの配列位置
【戻り値】
EIRP*N オペランドメニューのコマンドの要素情報
【解説】
  • メニューに登録したマクロの実行時にP種パラメタを点指示オペランドメニューのコマンドで指定すると,指示した要素の情報が返されます。
  • マクロ実行コマンドでマクロを実行した場合,オペランドメニューのコマンドの要素情報には省略型パラメタが,¥¥frtnには-1が返されます。
  • 入力する引数定義位置番号には,何番目に定義されている引数かを指定します。
  • 入力する点指示オペランドメニューのコマンドの配列位置には,配列変数の何番目のデータを取り出すかを指定します。変数が配列になっていない場合は1を指定します。
  • オペランドメニューのコマンドの要素情報に返される内容は次のとおりです。
    1. [I]点指示オペランドメニューのコマンドの種別
    2. [ERP*n]要素データ
  • 点指示オペランドメニューのコマンドの種別が示すのは次の内容です。
    オペランドメニューのコマンドの種別点の種別入力されるパラメタ種別
    1画面点P
    2座標点R,R
    3端点E
    4原点E
    5定義点E
    6交点E,E
    7中心E
    8中点E
    9延長点E
    10要素間E,E,R,R,P
    11接点E
    12特異点E
    13垂点
    14増分点
注※ 垂点,および増分点については,オペランドメニューのコマンドの種別だけが返されます。
  • この関数はマクロ図形では使えません。
【例題】

parm  ;a.p*n(p)=        ;
define;b.ei*n=OMREF(1:2);
if    ;EQ(¥¥frtn:-1)    ;
input ;e.e(e)=          ;
define;type.i=3         ;
else  ;;
define;e.e=&b(2)        ;
define;type.i=&b(1)     ;
end if;
if    ;EQ(&type:3)      ;
$chcole;!en;&e;;51;
end if;

変数aの第2パラメタが端点で指定された場合,オペランドメニューのコマンドの種別には3,要素データには指示した要素が返されます。