4.11.5
FREAD(データの読み込み)
【機能】
指定したファイル内の行・列番号を指定し,該当する位置の文字列をそのまま返します。数字列の場合は,整数,または実数に変換して返します。
【構文】
FREAD(a:x:y)
【引数】
a C ファイル名
x I 整数値(行)
y I 整数値(列)
【戻り値】
C 文字列
I 整数
R 実数
【解説】
ファイルは,システム起動時のカレントディレクトリに作成しておきます。
ファイル内のデータの区切りは,空白,またはタブです。
小数点の有無で整数と実数を区別します。
【例題】
ファイル(sampl)の第1行3列目のデータを入力します。
a.i=FREAD(sampl:1:3)
b.c=FREAD(sampl:2:1)
aには整数30,bには文字列AAが返されます。
指定ファイル(sampl)の内容