はじめに

このマニュアルは,プログラムプロダクト P-2682-1124 製図システム HICAD/DRAFT for Windows(Hitachi Computer Aided Design System/Drafting for Windows)のマクロ機能を使用する方法について説明したものです。

対象読者

パーソナルコンピュータ上で製図システム HICAD/DRAFT for Windowsを使って二次元の図面を作成する方々を対象としています。

また,HICAD/DRAFT for Windowsの基礎的な知識をオンラインヘルプなどで理解していることを前提とします。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。

第1章 解説
マクロ機能の概要と基本的な操作方法について説明しています。
第2章 マクロメニュー
メニューバー上のマクロメニューを操作する方法について説明しています。
第3章 メニューカスタマイズ[環境(C)/メニューカスタマイズ]
マクロメニューのカスタマイズの操作方法について説明しています。
第4章 マクロで使える関数
マクロで使える関数の機能と指定する方法について説明しています。
第5章 要素の作成順序
形状要素や寸法要素を作成,または修正したときに,要素が作成される順序について説明しています。
第6章 マクロユティリティ
マクロユティリティの概要と操作する方法について説明しています。
第7章 例題
マクロ機能を使用する方法について操作例を挙げて説明しています。
付録A 用語解説
マクロ機能に関する用語について説明しています。
付録B マクロ編集で使えるメニュー,およびコマンド
マクロを編集しているときに,メニュー,およびコマンドが使えるかどうかについて説明しています。
付録C ワークステーションからのマクロの移行
ワークステーションで作成したマクロをHICAD/DRAFT for Windowsに移行する方法について説明しています。
付録D マクロ編集時にダイアログを使用した時の注意事項
マクロを編集しているとき,パラメタに相当する値をダイアログで設定するときの注意事項について説明しています。

このマニュアルでの表記

このマニュアルでは製品名称および名称について次のように表記しています。ただし,それぞれのプログラムについての表記が必要な場合はそのまま表記しています。

製品名称または名称表記
Microsoft(R) Windows(R) 95 Operating SystemWindows 95Windows
Microsoft(R) Windows(R) 98 Operating SystemWindows 98
Microsoft(R) Windows(R) Millennium Edition Operating SystemWindows Me
Microsoft(R) Windows NT(R) WorkStation Operating System Version4.0Windows NT
Microsoft(R) Windows NT(R) Server Network Operating System Version4.0
Microsoft(R) Windows(R) 2000 ProfessionalWindows 2000
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server
Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced server
Microsoft(R) Windows(R) XP Home EditionWindows XP
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition
Microsoft(R) Windows(R) XP Home Edition SP2
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition SP2
Microsoft(R) Windows Vista(TM) BusinessWindows Vista
Microsoft(R) Windows Vista(TM) Enterprise
Microsoft(R) Windows Vista(TM) Ultimate

関連マニュアル

このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

1. 製図システム HICAD/DRAFT for Windows 使用の手引(3020-7-604)
HICAD/DRAFT for Windowsの機能と操作方法について説明しています。
2. 製図システム HICAD/DRAFT for Windows コマンド編(3020-7-605)
HICAD/DRAFT for Windowsのコマンドの詳細について説明しています。
3. 製図システム HICAD/DRAFT for Windows 入門編(3020-7-607)
HICAD/DRAFT for Windowsの基本的な使い方について説明しています。

読書手順

このマニュアルは,利用目的によって,次の個所をお読みになることをお勧めします。

[図データ]

マニュアルで使用する記号

図記号説明
<  >文字キーやPFキーを表します。キーの名称がキーの前側面に刻印してあるキーの場合は,<Ctrl>を押したまま,そのキーを押すことを表します。
[マクロ(M)]メニューの名称や項目,またはダイアログのボタンを選択することを表します(この例ではメニューバー上のマクロメニューを表しています)。

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

個所(かしょ)