6.2.1 コンパイル画面

マクロのソースをコンパイルして,オブジェクトを作成します。作成したマクロのオブジェクトは,マクロコマンドファイル,またはマクロ図形ファイルとして保管されます。

コンパイル画面を図6-1に示します。

図6-1 コンパイル画面

[図データ]

コンパイル画面のコンポーネントの機能を次に示します。

《コンポーネントの機能》
コンポーネント機能
マクロソースファイルコンパイルするマクロソースファイルを選択します。
ファイル名マクロソースファイルの名称をファイル名の一覧から選択します。選択したファイル名は,上のボックスに入力されます。
この一覧では,複数のファイル名が選択できます。
また,ファイル名は,直接ボックスにも指定できます。
ファイルの種類ファイル名の一覧に表示するファイルの種類を選択します。
選択できるファイルを次に示します。
  • マクロソースファイル(*.s)
  • すべてのファイル(*.*)
ディレクトリ使用するディレクトリをディレクトリの一覧の中から選択します。選択したディレクトリは,ディレクトリの一覧の上に表示されます。通常は,システム標準のディレクトリとしてインストールフォルダ¥hicad¥usr¥misc¥macsrcが選択されています。ここで,選択したディレクトリ中のファイルの名称がファイル名の一覧に表示されます。
ドライブ使用するドライブを選択します。
オプションオプションを指定します。
同一名称のオブジェクトの上書きこのオプションを指定すると,同じ名称のマクロが存在しても警告を出さないでコンパイルした結果を上書きします。
増分値1~10000の範囲で増分値を指定できます。通常は,100が指定されています。
実行コンパイルを実行して,マクロのオブジェクトを作成します。作成したオブジェクトは,インストールフォルダ¥hicad¥usr¥misc¥macroディレクトリ下のマクロコマンドファイル,またはマクロ図形ファイルとして保管されます。
実行結果実行時のメッセージが表示されます。
注※ このディレクトリは,標準値エディタのユティリティモードで変更できます。