片矢印寸法(dexdsid)
機能
片方だけに矢印がある寸法を記入します。
入力パラメタ
入力順序
ガイダンス
入力パラメタ種別
パラメタ説明
1
直線
OMDXE1
寸法を記入する直線を指示します。
2
寸法値・中心線
CE
寸法値,または中心線を指定します。
3
位置
OMDXP8
寸法線を記入する位置をオペランドメニューで指定します。
補足説明
「寸法値・中心線」で,寸法値をC種パラメタで入力すると,入力した値を寸法値として記入します。「寸法値・中心線」で,中心線をE種パラメタで指示すると,「直線」の指示点に近い方の端点と,指示した中心線との距離の2倍の値を寸法値として記入します。
寸法値の先頭に直径寸法Φ記号を付けるかどうかは,コマンド特有モードメニューで選択できます。
寸法値補助線は,「直線」の指示点に近い方の端点から要素を延長し,指定した「位置」まで記入します。
寸法線は,指定した「位置」から寸法補助線への垂線とします。ただし,寸法値にかかわらず,寸法線の長さは変化しません。
「直線」で指定した要素が一つの場合,寸法値は,片矢印の寸法線に対して垂線に表示できます。このとき,寸法値の表示位置は寸法モードメニューでの設定に従います。
「直線」で指定した要素が複数の場合,寸法値の表示位置は常に水平になります。
「直線」で複数の要素を指定して,かつ,「寸法値・中心線」で中心線を指定していると次のようになります。
中心線を中心とした対称の位置に要素がある場合,2要素間寸法が記入されます。
寸法線の間隔は,寸法モードメニューでの設定に従います。
中心線に平行でない直線を「直線」で指定しても寸法は記入されません。
注意事項
片矢印寸法に対して寸法値を垂直に表示した場合は,寸法値の表示位置を変更できません。