項目定義(dexdeftf)
機能
表項目の定義,または領域の分割をします。
入力パラメタ
入力順序
ガイダンス
入力パラメタ種別
パラメタ説明
1
基準点
OMDXP3
項目を定義,または分割する基準になる点をオペランドメニューで指定します。
2
[X展開/X分割点]
CPE*N
X方向へ定義,または分割する項目の数,および大きさを指定します。
3
[Y展開/Y分割点]
CPE*N
Y方向へ定義,または分割する項目の数,および大きさを指定します。
補足説明
「基準点」で指定した位置に表領域がない場合,新しい表領域を定義します。このとき,活性な表層に宣言中の表がなく,領域が定義できる表もない場合,自動的に表名称が定義されて,新しい表の作成が宣言されます。
自動的に定義される表名称は次のようになります。
TableLN(X)TN(YY)
(Xは層番号,YYは表番号)
また,活性な表層に宣言中の表があると,定義した表領域や項目は宣言中の表に属します。ただし,宣言中の表にすでに表領域が63個定義されているときは,新しい表の作成が宣言されます。
「基準点」で指定した位置に表領域がある場合,その領域を,指定した項目数と大きさで分割します。また,マウスの右ボタンを押すことで,表領域の定義と切り替えられます。
「X展開/X分割点」,および「Y展開/Y分割点」をそれぞれC種パラメタで指定した場合は,項目を定義するときと領域を分割する場合で指定方法が異なります。
項目を定義する場合
「基準点」で指定した点を基準にして次のように項目を定義します。
X展開
最初の値が正のときは右方向に,負のときは左方向に定義します。
Y展開
最初の値が正のときは上方向に,負のときは下方向に定義します。
また,同じ値を繰り返して入力したいときは,繰り返したい値の直後に繰り返したい回数を負の値で指定します。
領域を分割する場合
「基準点」で指定した点に最も近い領域の角が分割の基準点になります。分割点を指定すると,基準点から領域のあるX方向,またはY方向に,指定した距離で分割点を求めます。
また,分割していない残りの領域を等分割したいときは,分割したい数を負の値にして最後に入力します。
「X展開/X分割点」,「Y展開/Y分割点」で要素を指示する場合,指示できるのは表の要素だけです。表の要素は,分割したい領域に近い側を指示してください。
「X展開/X分割点」,または「Y展開/Y分割点」で画面点を指示する場合,指示した点を通るX方向,またはY方向の直線が分割したい領域を通るようにしてください。
領域を分割する場合,「X展開/X分割点」,または「Y展開/Y分割点」の指定を省略できます。このとき,省略した方向には分割しません。
作成した項目は,項目ごとに標準の書式を設定できます。
注意事項
領域を分割する場合,分割できるのは次の条件をすべて満たしている領域だけです。
複数の項目を定義していない。
項目属性,および文字列を定義していない。
回転していない。
宣言中の表の領域である。
一つの領域に定義できる項目の数は,760までです。