図形複写[S-スケッチ(S)/固定ドラッグ/図形複写]
機能
指定した図形をロケータカーソルに追従させて,指定の位置で固定してから,複写,配置します。
入力パラメタ
入力順序 | ガイダンス | 入力パラメタ種別 | パラメタ説明 |
---|
1 | 対象図形 | OM11 | ドラッギング複写する図形を指示します。 |
2 | [複写中心点] | OM2 | ドラッギング複写の基準位置を指示します。省略すると,最初に指示した図形の原点となります。 |
補足説明
- ドラッグしながら拡大・縮小,および回転ができます。この場合,キー,またはボタンで操作します。キー操作を次に示します。
左回転(反時計周り) :<←>
右回転(時計周り) :<→>
拡大 :<↑>
縮小 :<↓>
ボタンの操作を次に示します。
![[図データ]](figure/zu070040.gif)
1回のキー,またはボタン操作での回転角,および拡大・縮小率は,ドラッギングモードに従います(ドラッギングモードについては,「8.5 モード変更[環境(C)/モード変更]」の「ドラッギング」を参照してください)。
- このコマンドでのマウスの操作を次に示します。
- 固定操作
固定位置をマウスの左ボタンで指示すると,ドラッギングは固定され,ロケータカーソルに追従しなくなります。
- 固定点入力操作
固定位置を指示したあと,左ボタンで複写先点を指示すると,複写します。また,右ボタンを押すとドラッギングがロケータカーソルに追従するようになり,固定点入力状態になります。
- 固定位置の調整
固定位置を指示したあと,固定位置調整ボタンで固定位置が調整できます。固定位置調整ボタンについては,「図形移動[S-スケッチ(S)/固定ドラッグ/図形移動]」を参照してください。
- 固定ドラッギングの位置を移動した場合,最初に固定した位置からの相対位置が画面上に表示されます。また,拡大率,回転角も同時に表示されます。
- 他図面への複写もできます。
- 指定した図形の隠線領域を複写するかどうかを,コマンド特有モードメニュー,またはシステムモードメニューで選択できます(システムモードについては,「8.5 モード変更[環境(C)/モード変更]」の「システム」を参照してください)。