拡大・縮小移動(dexmzom)
機能
要素,図形,または表領域を指定した倍率に拡大,または縮小します。
入力パラメタ
入力順序
ガイダンス
入力パラメタ種別
パラメタ説明
1
要素・図形・表領域
OMDXE10
拡大・縮小する要素,図形,または表領域をオペランドメニューで指定します。
2
倍率
C
拡大・縮小の倍率を実数で指定します。
3
[倍率中心]
OMDXP6
拡大・縮小の中心となる点をオペランドメニューで指定します。
補足説明
「倍率中心」の指定を省略した場合,「要素・図形・表領域」で指定した内容によって倍率の中心は次のようになります。
図形を直接指示
指示した図形の原点が倍率の中心になります。
複数の図形を指示した場合は,最初に指示した図形の原点が倍率の中心になります。
図形を矩形,多角形,または属性で指示
システムが選んだ図形の原点が倍率の中心になります。
一つ,または複数の要素,または表を指示
図面の原点が倍率の中心になります。
要素,図形,表領域が混在
システムが選んだ図形の原点,または図面の原点が倍率の中心になります。
直線をトリミングしているシンボルを,要素で指示して移動するとき,移動先が直線上であれば,トリミングします。この場合,移動元は1本の直線に戻ります。
注意事項
「倍率中心」が図形原点以外のときは,図形の原点も移動します。
「倍率」に1.0や負の値は指定できません。
要素がきわめて小さくなるように「倍率」を指定すると,要素の一部が削除される場合があります。
表の文字列は,拡大・縮小はしません。
「要素・図形・表領域」で指定した図形がすべて塗りつぶし図形の場合は,「倍率中心」を必ず指定してください。