図面間相違(dspchk)
機能
画面に表示されている二つの図面を比較して,相違を表示します。
入力パラメタ
入力順序
ガイダンス
入力パラメタ種別
パラメタ説明
1
[比較元図面]
P
比較元になる図面を指定します。
2
[比較先図面]
P
比較元図面に対して比較する図面を指定します。
補足説明
このコマンドを実行すると,2図面間の相違が図面相違図ダイアログに表示されます。図面相違図ダイアログでは,相違している内容を,削除,追加,および変更なしの3種類に色分けして表示します。相違の内容を次に示します。
分類
相違の内容
削除
比較元図面にあって,比較先図面にない個所
追加
比較元図面になくて,比較先図面にある個所
変更なし
比較元図面にあって,比較先図面にもある個所
図面相違図ダイアログの[クローズ]ボタンを選択すると,比較した結果の表示を終了します。
図面相違図ダイアログの[拡大],および[縮小]ボタンで,図面比較の表示結果の一部分を拡大して見ることができます。[拡大],および[縮小]ボタンの使い方は,「4.1 ウィンドウ[表示(
V
)/ウィンドウ]」の「拡大」,および「縮小」と同じです。
図面相違図ダイアログの[標準]ボタンを選択すると,拡大した表示結果が元の状態に戻ります。
図面相違図ダイアログの移動ボタンで,見たい位置まで表示内容を移動できます。
:上方向へ移動
:下方向へ移動
:左方向へ移動
:右方向へ移動
1回のボタン操作でのビュー移動率は,システムモードに従います(システムモードについては,「8.5 モード変更[環境(
C
)/モード変更]」の「システム」を参照してください。
比較元図面,および比較先図面の用紙のサイズが同じ場合だけ,図面を比較できます。
比較元図面,および比較先図面として指定できる図面の数は,それぞれ1枚です。
比較元図面,および比較先図面の両方が画面上に表示されている状態でこのコマンドを実行します。
比較元図面と比較先図面の指定を省略した場合,活性図面を比較元図面,活性図面以外の1図面を比較先図面として比較します。
比較元図面と比較先図面のどちらか一方だけを省略することはできません。
注意事項
比較元図面,および比較先図面として,同じビューポートの図面を指示することはできません。