層情報変更(dexlayer)
機能
層の状態などを変更します。
入力パラメタ
入力順序
ガイダンス
入力パラメタ種別
パラメタ説明
1
[対象層]
C
層の状態などを定義・変更する層を指定します。
省略した場合は,すべての層を対象にします。
補足説明
「対象層」で指定した層の状態,層の尺度,層の色またはユーザ層名称の定義・変更をします。指定した層についての情報は,層情報リストダイアログに表示されます。
「対象層」は,層ニモニックで指定します。指定できる層ニモニックを次に示します。
形状層
M0~M80の81層です。全形状層を指定するときは,Mと指定します。
寸法・記号層
DD0~DD9の10層です。全寸法・記号層を指定するときはDDと指定します。
注記層
DN0~DN4の5層です。全注記層を指定するときは,DNと指定します。
表層
DT0~DT4の5層です。全表層を指定するときは,DTと指定します。
ユーザ層名称
層情報リストダイアログのボタンの機能を次に示します。
[OK]
ダイアログで指定した内容に従って処理を実行します。
[取消]
何も処理しないで終了します。
[全選択]
指定したすべての「対象層」の層の状態,および層の尺度を変更の対象にします。
層情報リストダイアログで,層の状態などを定義・変更したい層の行をマウスで指示すると,層情報変更ダイアログが表示されます。
層尺度は,層原点を中心にスケーリングします。また,層尺度は実物に対する大きさの割合で入力します。
(例1) 2:0.5
(例2) 1:1.5
活性状態の層を参照,表示,または非表示の状態にすると,ワーク層を活性状態にして,ワーク層のデータを表示します。
注意事項
ユーザ層名称を入力するとき,すでにある名称を入力するとエラーになります。
[全選択]ボタンを選択した場合,ユーザ層名称の定義・変更,および活性状態の変更はできません。
層尺度を変更できるのは,形状層だけです。
層尺度を変更すると,図形が枠の外に出てしまうことがあります。
ワーク層が活性状態の場合,ワーク層を非表示状態にはできません。
「対象層」の指定が一つの場合だけ,ユーザ層名称の定義・変更ができます。
活性状態を変更する場合,「対象層」で指定できるのは,形状,寸法,注記,および表の各層でそれぞれ一つだけです。