基準線回転(Ifbrot)
機能
指示したイメージ(1)の中心を基準に,始点(2),終点(3)を結ぶ線分が基準線(4)に平行になるように回転します。
入力パラメタ
入力順序
ガイダンス
入力パラメタ種別
パラメタ説明
1
回転イメージ
OMi7
回転するイメージを指示します。
1イメージだけ指示できます。
2
始点
OM2
基準線平行とするための線分の始点を指示します。
3
終点
OM2
基準線平行とするための線分の終点を指示します。
4
基準線
E
直線要素を指示します。
補足説明
指示した線分を水平とする場合の回転方向。
水平軸に対して線分の傾きが90度以下:時計方向(右回り)
水平軸に対して線分の傾きが90度超:反時計方向(左回り)
指示した線分を垂直とする場合の回転方向。
垂直軸に対して線分の傾きが90度以下:反時計方向(左回り)
垂直軸に対して線分の傾きが90度超:時計方向(右回り)
回転後のイメージが図面からはみ出す場合は,図面からはみ出した部分を自動的に切り落とします。
このコマンドを繰り返し実行すると,表示が粗くなります。これは,回転時にデータ補正(ビット演算)をするためです。
回転後のイメージ存在領域は,回転後のイメージを含む最小の矩形領域になります。
注意事項
イメージモードの「イメージの重なり」モードが不可のときに,ほかのイメージと重なる回転をした場合はエラーになります。イメージモードメニューについては,「8.5 モード変更[環境(
C
)/モード変更]」の「イメージ」を参照してください。
イメージ詳細編集中の図面には実行できません。