用紙サイズを設定するには,用紙サイズ標準値変更ファイルを作成します。
用紙サイズ標準値変更ファイルのフォーマットを図7-4に示します。
用紙サイズ標準値変更ファイルは,ユーザが必要に応じて作成します。
用紙サイズ標準値変更ファイルは,標準値エディタのユーザ環境でファイル名を変更できます。標準のファイル名は ¥hicad¥etc¥draft.psz です。
図7-4 用紙サイズ標準値変更ファイルのフォーマット
用紙サイズ標準値変更ファイルのパラメタを表7-6に,用紙サイズ標準値変更ファイルに記述する識別子を表7-7に示します。
表7-6 用紙サイズ標準値変更ファイルに記述するパラメタ
パラメタ | 内容 | 設定できる値 |
---|---|---|
pn | 用紙の番号 | 1~20 |
pb | 略語 | 6バイト以内 |
pd | 表示文字 | 2バイト以内 |
pw | 横サイズ | mm単位,またはinch単位 |
ph | 縦サイズ | mm単位,またはinch単位 |
表7-7 用紙サイズ標準値変更ファイルに記述する識別子
識別子 | 意味 |
---|---|
, | パラメタの区切り |
; | 1行分の区切り |
: | 1用紙の終了 |
pn = 用紙の番号 ;
pb=略語, pd=表示文字, pw=横サイズ, ph=縦サイズ ;
用紙サイズの指定例を次に示します。
pn=1;
pb=AA,pd=AA,pw=320,ph=200;
: