シンボルを編集するときは,コマンド入力画面がシンボル編集モードになっています。シンボル編集モードのコマンド入力画面を図8-2に示します。
図8-2 シンボル編集モードのコマンド入力画面
シンボル編集モードでは,メニューバーとビジュアル・アイコンが図面を作成するときと異なります。
ここでは,シンボルを編集するときのメニューバーとビジュアル・アイコンについて説明します。
なお,メニューバーとビジュアル・アイコン以外の画面構成については,「2.1 コマンド入力画面の画面構成」を参照してください。
シンボル編集では,ファイル,オプション,アクセサリ,およびヘルプのメニューが操作できます。
シンボルファイルのオープン,保管などシンボルを管理するための指定ができます。
ファイルメニューの操作方法については,「8.2 シンボルエディタのファイル(F)」を参照してください。
シンボル編集時は,接続点定義,接続点削除,基本パターン表示,および基本パターン非表示が追加されます。
これらのメニュー項目の操作方法については,「8.3 シンボルエディタのアクセサリ(A)」を参照してください。
ファイルメニュー,およびアクセサリメニューの追加分以外のメニューは,図面を作成するときと同じです。
各メニューの操作方法については,マニュアル「製図システム HICAD/DRAFT for Windows コマンド編」を参照してください。
シンボル編集では,操作できるビジュアル・アイコンが限定されます。
操作できるビジュアル・アイコンを表8-1に示します。
表8-1 操作できるビジュアル・アイコン
親メニュー | 子メニュー |
---|---|
直線 | 直線,平行線,角度直線,点列直線,円中心線,投影線,点 |
曲線 | 開曲線,閉曲線 |
円 | 中心指定円,円周指定円,中心指定円弧,円周指定円弧 |
楕円 | 長短径,面投影 |
文字列 | 定義/編集,文字列追加 |
塗りつぶし | 塗りつぶし,ハッチング,パターン |
基本図形 | 長方形,多角形,長円,中心線 |
図形管理 | 図形作成 |
削除 | 削除,指定外要素削除,切取り削除 |
移動 | 任意点,鏡映,オフセット,拡大・縮小,組合せ,原点 |
複写 | 任意点,鏡映,オフセット,拡大・縮小,反転,行列,円周上 |
回転 | 回転 |
変形 | 角落し,角丸め,角・同径,角距離変更,辺処理,勾配,増分指定 |
分割調整 | 全長,増分,一境界調整,二境界調整,要素分割 |
属性変更 | 変更,表示・再表示,非表示 |
各ビジュアル・アイコンで操作できるコマンドの内容,および指定方法については,マニュアル「製図システム HICAD/DRAFT for Windows コマンド編」を参照してください。