12.2.3 図面庫・部品庫の退避

(a) 機能

指定の処理区分に従って,図面庫・部品庫の退避をします。

(b) 形式

drwbkup save -u 利用者名 [-ps パスワード] [-g グループ名] [-p]
       [-s 退避元図面庫名] -sdir 退避先ディレクトリ
       {[図面名1 図面名2 ... 図面名N]
       |[-pf 条件パラメタファイル名]}
       [-pr 退避処理区分]

(c) パラメタ
-u 利用者名
退避元図面庫をアクセスする利用者名を指定します。
-ps パスワード
利用者名に定義されたパスワードを指定します。
サーバがWindowsNTでパスワードが利用者名と同一の場合,およびサーバがワークステーションでパスワードが定義されていない場合には,省略できます。
-g グループ名
利用者の属するグループ名を指定します。
省略された場合は,"PARMSTD"をグループ名として処理します。
-p
図面庫・部品庫の区別を指定します。
省略された場合は,図面庫名で指定された名称を図面庫として処理します。
指定された場合は,図面庫名で指定された名称を部品庫として処理します。
環境初期化で図面庫名を指定した場合は,省略してください。
-s 退避元図面庫名
退避元図面庫名を指定します。
環境初期化で図面庫名を指定した場合は,省略できます。この場合,初期化で定義した退避元図面庫名となります。
-sdir 退避先ディレクトリ
図面を退避する退避先のディレクトリを指定します。
図面名
退避する図面を指定します。
図面名は,複数同時に指定できます。この場合,各パラメタは1個以上の空白で区切ります。図面名には,ワイルドカードが使用できます。
省略すると,すべての図面が処理対象となります。
-pf 条件パラメタファイル名
退避する図面の条件パラメタファイル名を指定します。
このオプションを指定したときに図面名を指定すると,エラーとなります。
-pr 退避処理区分
退避処理区分を指定します。
環境初期化で退避処理区分を設定した場合は,省略できます。環境初期化で設定した退避処理区分と一致しない場合は,エラーとなります。