(a) 機能
退避した図面を回復処理区分に従い,図面庫に回復します。
(b) 形式
drwbkup load -u 利用者名 [-ps パスワード][-g グループ名][-p]
[-s 回復先図面庫名] -sdir 退避先ディレクトリ
[図面名1 図面名2 ... 図面名N]
{[-gen 世代番号]
|[-date 退避日付 [-time 退避時刻]]}
[-pr 回復処理区分] |
(c) パラメタ
- -u 利用者名
- 回復先図面庫をアクセスする利用者名を指定します。
- -ps パスワード
- 利用者名に定義されたパスワードを指定します。
- サーバがWindowsNTでパスワードが利用者名と同一の場合,およびサーバがワークステーションでパスワードが定義されていない場合には,省略できます。
- -g グループ名
- 利用者の属するグループ名を指定します。
- 省略された場合は,"PERMSTD"をグループ名として処理します。
- -p
- 図面庫・部品庫の区別を指定します。
- 省略された場合は,図面庫名で指定された名称を図面庫として処理します。
- 指定された場合は,図面庫名で指定された名称を部品庫として処理します。
- 環境初期化で図面庫名を指定した場合は,省略してください。
- -s 回復先図面庫名
- 回復先図面庫名を指定します。
- 環境初期化で図面庫名を指定した場合は,省略できます。この場合,初期化で定義した回復先図面庫名となります。
- 環境初期化で図面庫名を省略した場合は,必ず指定してください。
- -sdir 退避先ディレクトリ
- 図面を退避しているディレクトリを指定します。
- 図面名
- 回復する図面を指定します。
- 図面名は,複数同時に指定できます。この場合,各パラメタは1個以上の空白で区切ります。図面名には,ワイルドカードが使用できます。
- 省略すると,すべての図面が処理対象となります。
- -gen 世代番号
- 何世代前に回復するかを指定します。1を指定すると最新の世代に,2を指定すると2世代(最新世代の1世代前)に回復されます。対象図面に指定された世代が存在しない場合は,その世代以降の最も近い世代に回復します。
- このオプションを指定した場合,退避日付の指定はできません。
- このオプションと退避日付による回復オプションの両方を省略した場合には,最新の世代の退避ファイルを回復します。
- -date 退避日付 [-time 退避時刻]
- 退避日付により回復する図面を選択する場合に指定します。
- 指定の日付に一致するか,それ以前で最も近い退避ファイルを回復します。
- 同一図面で指定した日付が複数ある場合には,退避時刻が新しい退避ファイルを回復します。
- 退避時刻を指定した場合は,その時刻に一致するか,それ以前で最も近い退避ファイルを回復します。
- 退避日付はYYYYMMDD,退避時刻はhhmmssと指定します。
- -pr 回復処理区分
- 回復処理区分を指定します。
- 環境初期化で回復処理区分を設定した場合は,省略できます。
- 環境初期化で回復処理区分を省略した場合は,必ず指定してください。