7.2.4 様式図面標準値変更ファイル

様式図面を定義するには,様式図面標準値変更ファイルを作成します。

様式図面標準値変更ファイルのフォーマットを図7-5に示します。

様式図面標準値変更ファイルは,ユーザが必要に応じて作成します。

図7-5 様式図面標準値変更ファイルのフォーマット

[図データ]

<この項の構成>
(1) パラメタ・識別子
(2) 様式図面の通し番号の指定
(3) 様式データの指定
(4) 様式図面の指定例

(1) パラメタ・識別子

様式図面標準値変更ファイルに記述するパラメタを表7-8に,様式図面標準値変更ファイルに記述する識別子を表7-9に示します。

表7-8 様式図面標準値変更ファイルに記述するパラメタ

パラメタ内容設定できる値
sn様式図面の通し番号1~100
st様式番号1~32767
sm様式図面名称16バイト以内

表7-9 様式図面標準値変更ファイルに記述する識別子

識別子意味
パラメタの区切り
1行分の区切り
1様式図面の終了

(2) 様式図面の通し番号の指定

sn = 様式図面の通し番号 ;

様式図面の通し番号
様式図面の通し番号を指定します。
指定できる範囲は1~100です。

(3) 様式データの指定

st=様式番号, sm=様式図面名称 ;

様式番号
様式番号を整数値(int型)で指定します。
指定できる範囲は1~32767です。
様式図面名称
様式図面名称を文字列(char型)で指定します。
様式図面名称は16バイト以内で指定します。

(4) 様式図面の指定例

様式図面の指定例を次に示します。

(設定値)
様式図面の通し番号 = 1
様式番号 = 1
様式図面名称 = ZUMEN
(ファイル)

sn=1;
st=1,sm=ZUMEN;
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