完全包含は,領域内に完全に入っている要素が操作の対象になるモードです。
一部包含は,要素の一部が領域内に入っていれば,操作の対象になるモードです。完全包含と一部包含を,削除を例に図5-2に示します。
図5-2 完全包含と一部包含
一部包含で,図形の一部が領域内に入っていた場合にその図形全体を操作の対象にするには,領域の始点をダブルクリックで指示します。グループ化されている図形の場合,グループ図形単位で選択されます。標準値エディタのユーザ環境モードメニューで自動矩形指示のピック単位に要素を選択していても,領域の始点をダブルクリックで指示した場合は図形単位の指示になります。