12.2.2 図面庫・部品庫バックアップの環境初期化

(a) 機能

退避先のディレクトリを指定して,退避先の図面庫名称や退避・回復処理区分などの環境を設定します。

(b) 形式

drwbkup init -lb ラベル [-p] [-s 図面庫名] [-gen 最大世代数]
       [-pr 退避・回復処理区分] -sdir 退避先ディレクトリ

(c) パラメタ
-lb
ラベルを指定します。ラベルは最大で31バイトの文字列です。
-p
図面庫・部品庫の区別を指定します。
省略された場合は,図面庫名で指定された名称を図面庫として処理します。
指定された場合は,図面庫名で指定された名称を部品庫として処理します。
図面庫名が省略された場合は,このパラメタは無効となります。
-s 図面庫名
退避・回復する退避元の図面庫を指定します。
このパラメタを指定すると,退避・回復時に退避先・回復元の図面庫名を省略することができます。
省略した場合には,退避・回復時に図面庫名を指定する必要があります。
-gen 最大世代数
最大世代数を指定します。最大世代数は1~999の範囲で指定できます。
このパラメタを省略した場合,世代管理を行いません。
-pr 退避・回復処理区分
退避・回復処理区分定義ファイルに定義した処理区分名を指定します。
省略した場合には,退避・回復時に処理区分を指定する必要があります。
-sdir 退避先ディレクトリ
退避先のディレクトリを指定します。
(d) 注意事項

設定済みの場合は,エラーとなります。