データ出力環境設定ユティリティを起動すると,次に示すデータ出力環境設定ユティリティを操作するためのウィンドウが表示されます。
![[図データ]](figure/zu100700.gif)
データ出力環境設定ユティリティウィンドウの各コンポーネントの機能を次に示します。出力形式で選択した出力機種名がワークステーション上のプロッタの場合,このダイアログで設定できない項目については,プロッタ管理情報ユティリティ(¥hicad¥bin¥pltutly2.exe)で設定してください。プロッタ管理情報ユティリティの詳細については,マニュアル「プロッタサポートライブラリ 使用の手引」を参照してください。
- 出力形式選択
- 出力形式をプリンタ出力,HPGLファイル,DWFファイル,メタファイル,TIFFファイル,HP-GL/2ファイル,出力機種名の中から選択します。選択した出力形式ごとに出力環境の標準値が設定できます。
- 用紙
- 出力時の用紙サイズを設定します。[設定]ボタンを押すと,用紙設定ダイアログが表示されます。用紙設定ダイアログでは,図面の用紙サイズ,ユーザが設定した用紙サイズ,またはプリンタの用紙サイズのどれで出力するかを選択します。
- 基準点
- 出力用紙の基準点を,X,Yの座標値で指定します。
- プロッタ基準点
- プロッタ出力時の基準点を左下にするか,中心にするかを設定します。出力形式でHPGLファイルを選択しているときに設定できます。
- 線種設定
- 線種設定ダイアログを開いて,各線種の出力時のパターンを設定します。
- 円(円弧)の作画精度
- 円,または円弧を出力するときの作画精度を設定します。
- 圧縮
- 図面データを圧縮して,DWFファイルに出力するときに指定します。出力形式でDWFファイルを選択しているときに指定できます。
- 塗りつぶし方法
- スルー処理でDWFファイルに出力するときに指定します。出力形式でDWFファイルを選択しているときに指定できます。
- 線幅のドット数
- 細線,中線,太線,および極太線の線幅をドット数で指定します。出力形式でプリンタ出力,DWFファイル,メタファイル,TIFFファイル,または出力機種名(パーソナルコンピュータ上のプリンタ・プロッタ)を選択しているときに指定できます。
- ペンの優先識別(幅,色)
- ペンソート時に何を優先させるかを選択します。出力形式でHPGLファイル,または出力機種名(ワークステーション上のプロッタ)を選択しているときに選択できます。
- 線幅とペンの設定
- 線幅に対応する,プロッタのペン番号(1~8)の対応付けをします。変更したい線種を選択して[変更]ボタンを押すと,ペン番号設定ダイアログを表示してペン番号を設定します。ペンの優先識別(幅,色)で線幅を選択しているときに設定できます。
- 色とペンの設定
- 各色番号(1~64)に対応するプロッタのペン番号(1~8)の対応付けをします。変更したい色番号を選択して[変更]ボタンを押すと,ペン番号設定ダイアログを表示してペン番号を設定します。ペンの優先識別(幅,色)で色を選択しているときに設定できます。
- 線幅と色の設定
- 線幅と色番号に対応するペン番号を設定します。変更したい線種のボタンを押すと,線幅,色とペンダイアログを表示します。ペンの優先識別(幅,色)で線幅と色を選択しているときに設定できます。
- 文字フォントファイル名称
- プロッタに出力する場合に使う文字フォントファイルの名称を完全なパス名で指定します。
- [OK]
- 設定内容を有効にして,ウィンドウを閉じます。
- [設定内容を保存]
- 設定内容を有効にします。
- [取消]
- 設定内容を無効にして,ウィンドウを閉じます。
- [ヘルプ]
- データ出力環境設定ユティリティウィンドウに関するヘルプを表示します。