13.2.3 図面保管フォーマットソースファイルのコンパイル

作成したユーザ定義情報用の図面保管フォーマットソースファイルとシステム定義情報用の図面保管フォーマットソースファイルをコンパイルして,図面保管フォーマットファイルを作成します。コンパイルは,Windowsのコマンドプロンプト上で実行します。

図面保管フォーマットファイルは,ユーザ定義情報用の図面保管フォーマットソースファイルで指定した図面保管フォーマットファイル名で ¥hicad¥adm¥ の下に作成されます。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 指定内容

(1) 形式

インストールフォルダ¥hicad¥bin¥dirutl cmpl [(ドライブ+ディレクトリ+)図面保管フォーマットソースファイル名]
[-path 図面保管フォーマットファイルの作成先]

(2) 指定内容

実行ファイル名
¥hicad¥bin¥dirutl.exe
引数1
cmplを指定します。
引数2
ユーザ定義情報用の図面保管フォーマットソースファイル名(ドライブ+ディレクトリ+ファイル名)を指定します。この指定を省略すると,標準のシステム定義情報だけが使用できる図面保管フォーマットファイル(ファイル名称はdraft.dfm)が作成されます。
引数3
「-path」の後に図面保管フォーマットファイルの作成先を指定します。インストールフォルダ下の¥hicad¥adm以外の場所に図面保管フォーマットファイルを作成したいときは,この引数を指定してください。この場合,システム定義情報用の図面保管フォーマットソースファイル(ファイル名称は draft.dfs)もその場所から読み込みます。