Bibliotheca21 Personalの機能について説明します。Bibliotheca21 Personalには,次の機能があります。
Bibliotheca21 Personalは,検索対象のフォルダ下にあるGroupmaxのメールの情報から,メールの本文,添付ファイル,主題,送信者などを検索するための検索インデックスを作成します。
Bibliotheca21 Personalは,検索対象のフォルダ下にあるメールの情報と,検索インデックスの情報の整合性を確保します。そのため,ユーザーは検索対象のフォルダにある最新のメールの情報を検索でき,検索結果と検索対象のフォルダにあるメールの情報が不一致になることがありません。
Bibliotheca21 PersonalをインストールしたあとにIFilterをインストールすると,それを自動的に検知して,検索対象にできなかった添付ファイルの検索インデックスを作成します。
Bibliotheca21 Personalでは,検索対象のフォルダを指定できます。デフォルトでは,Groupmax Integrated Desktopのメールを格納するローカルフォルダ,およびGroupmax Client Lightのメールフォルダを検索対象とします。検索対象のフォルダは,デフォルトのフォルダ以外に4個まで指定できます。
ただし,次に示すものは検索フォルダとして指定できませんのでご注意ください。
検索対象のフォルダを指定する方法については,「4.2 メールの検索先を設定する」を参照してください。
検索対象のフォルダと検索インデックスの整合性を確保するときに発生する無効レコード数が一定の件数を超えると,無効レコードを削除して検索インデックスを最適化します。
無効レコードとは,メールの削除などによって検索インデックスからデータを削除したためにできた領域のことです。
Bibliotheca21 Personalは,ローカルドライブやネットワークフォルダに保存されているメールファイルを検索する手段として,検索条件を設定して検索を実行する画面を提供しています。この画面から,メールの主題や本文,送信者をキーワードとした検索を実行できます。
Bibliotheca21 Personalは,起動時に,検索インデックスの作成または整合性の確保を実行するためのデータベースの空き容量が十分かどうかをチェックします。データベースのディスク残容量が256メガバイト以下になった場合,自動的に検索インデックスの作成または整合性の確保を中断します。この処理の中断は検索処理に影響を与えませんので,検索は通常どおり実行できます。
なお,検索インデックスの作成または整合性の確保が中断されている場合は,Bibliothecal21 Personal起動時に,処理を中断していることを知らせるメッセージダイアログが表示されます。