上書きインストールする場合,次のことにご注意ください。
すでにBibliotheca21 Personalがインストールされている場合は,自動的に前回と同じインストール先,ユーザーID,およびデータベースの作成先が設定されます。このため,上書きインストール時には,[インストール先の選択]ダイアログおよび[データベース作成先の選択・ユーザーIDの指定]ダイアログは表示されません。
Bibliotheca21 Personalを01-00から01-20以降にバージョンアップした場合,データベースのバージョンアップを開始します。データベースのバージョンアップが終了するまでは,Bibliotheca21 Personalの検索画面を起動しても,一部の機能が使用できません。データベースのバージョンアップ中に使用できない機能を次の表に示します。これらの機能を使用するには,データベースのバージョンアップが終了したあと,Bibliotheca21 Personalの検索画面を一度終了させてから,再表示してください。
表2-1 データベースのバージョンアップ中に使用できない機能
画面 | 使用できない機能 |
---|---|
[検索条件]画面-[やさしい検索]タブ | 添付ファイルを指定した検索 |
[検索条件]画面-[詳しい検索]タブ | 添付ファイルを指定した検索 |
キーワード検索でのOR条件指定 | |
キーワード検索でのNOT条件指定 | |
送信者を指定した検索でのAND条件指定 | |
送信者を指定した検索でのNOT条件指定 | |
宛先を指定した検索 | |
[検索結果]画面 | 至急メールアイコンの赤色表示 |
リストヘッダへの「種別」「優先度」「サイズ」「添付」の表示 | |
[プレビュー]画面 | メールのヘッダ項目である「宛先」「添付」の表示 |
[オプション]ダイアログ-[全般]タブ | 添付ファイルの内容をメール本文に続けて表示しないように設定する |
- | 親展メールに対する検索 |
ネットワーク上のフォルダを検索フォルダに指定している場合,上書きインストール完了後,コンピュータを一度ログオフしてから再度ログオンしてください。そのまま使用すると,ネットワーク上のフォルダのスキャンを実行しません。
Bibliotheca21 Personal 01-20以前では,サービス名称とデフォルトポート番号は以下の通りです。
bib21 22290/tcp
Bibliotheca21 Personal 01-30以降に上書きインストールした場合,この値(ポート番号をservicesファイルで変更しているときはservicesファイルに設定している値)をそのまま引き継いで使用します。必要に応じて「2.1.2 Bibliotheca21 Personalの環境設定」の「(1) ポート番号の設定」に示す手順を実行してください。