3.7 TS2gettermpos(検索タームのヒット位置の取得)
- <この節の構成>
- (1) 形式
- (2) 機能
- (3) 引数
- (4) 戻り値
- (5) 注意事項
(1) 形式
TS2gettermpos(term, option, textdata, poscount, hitpos, hitLL)
(2) 機能
指定文書に含まれる検索文字列のヒット位置を取得します。
(3) 引数
- term《in》
- 検索タームを指定します。
- option《in》
- 展開モードを指定します。展開モードについては,「3.14.1 全文検索の条件式」を参照してください。
- textdata《in》
- ヒット位置を取得するテキストデータを指定します。
- poscount《out》
- ヒット位置情報の件数を受け取る変数を指定します。
- hitpos《out》
- ヒットした位置(先頭からのバイト数)を受け取る変数を指定します。
- hitLL《out》
- ヒットした文字列の長さ(バイト数)を受け取る変数を指定します。
(4) 戻り値
- 0
- 正常に検索タームのヒット位置が取得できたことを示します。
- 負の整数値
- エラー番号を示します。詳細については,「付録C エラーステータス」を参照してください。
(5) 注意事項
- この関数を使用する前に,TS2MSTART関数でテキストデータベースの使用開始を宣言する必要があります。
- 検索タームは,ハイライトを付けたい文字列をシングルクォーテーションで囲んで指定します。複数の文字列を指定する場合は,カンマで区切って指定します。
- (例)
- 「aaa」と「bbb」の2つの文字列を指定する場合,次のように指定します。
- 'aaa','bbb'