3.14.3 範囲指定検索の条件式

範囲指定検索の条件式には,関連情報ファイルのテキストデータを検索タームとして,テキストデータベースを検索するための条件を指定します。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) オプション
(3) 注意事項
(4) 指定例

(1) 形式

関連情報ファイル名:rg('範囲指定ターム')〔,検索オプション〕

(2) オプション

関連情報ファイル名
検索対象となる関連情報ファイルを指定します。
範囲指定ターム
検索範囲として次のどれか指定します。指定した検索タームも検索対象となります(ヒットします) 。
検索ターム1,検索ターム2
検索ターム1と検索ターム2の範囲を検索します。二つの検索タームの間は「,(コンマ)」で区切ります。なお,検索ターム1と検索ターム2の文字列を文字コード順で前後逆に指定した場合,検索は無効になります(ヒットしません)。
検索ターム1,
指定した値以降を検索する場合は,1個の検索タームのあとに「,(コンマ)」を指定します。
,検索ターム1
指定した値以前を検索する場合は,1個の検索タームの前に「,(コンマ)」を指定します。
範囲指定検索の検索タームには,ワイルドカードは使用できません。また,次に示す文字が検索タームに含まれる場合は,各文字の前に¥を指定してください。
* ? | ¥ ^ [ ] , ( ) ’
検索オプション
検索時のベースを指定します。
BASE〔検索結果集合ID〕
検索時のベースを指定します。
  • 検索結果集合ID
    検索のベースにする検索結果集合のIDまたは0を指定します。ここで指定した検索結果集合に含まれる文書IDの関連情報登録データが検索の対象となります。0を指定すると,すべての関連情報登録データが検索の対象になります。指定を省略した場合は,0が仮定されます。
    検索結果集合IDには,全文検索結果,範囲指定検索のどちらでも指定できます。また,範囲指定結果集合のIDを,全文検索実行時に指定することもできます。

(3) 注意事項

(4) 指定例

関連情報ファイル名「日時データ」に,範囲指定検索用データとして次のフォーマットで文字列が登録されている場合を例に,指定例を示します。

フォーマット:YYYY/MM/DD hh:mm:ss
YYYY:西暦4けた
MM:月2けた(01~12)
DD:日2けた(01~31)
hh:時間2けた(00~23)
mm:分2けた(00~59)
ss:秒2けた(00~59)