付録C.2 エラーステータスの詳細
-110000
TS2DERL_API_SYSTEM
- 内容
- システムエラーが発生しました。
- 要因
- 関数の実行中に回避できない異常が発生しました。
- 対処
- 保守員に連絡してください。
-110002
TS2DERL_ALOC_MEM
- 内容
- メモリが確保できませんでした。
- 要因
- 関数を実行中に空きメモリがなくなりました。
- 対処
- 実行中のほかのプロセスを終了して再実行してください。
-120001
TS2DERL_GET_PORT
- 内容
- ポート番号が取得できませんでした。
- 要因
- servicesファイルにBibliotheca21 Standardのポート番号が登録されていませんでした。
- 対処
- servicesファイルにBibliotheca21 Standardのポート番号を登録して再実行してください。
-120002
TS2DERL_ABEND_COM
- 内容
- サーバとの通信処理中に異常が発生しました(続いて関数名とエラーコードが出力されます)。
- 要因
- 通信回線に異常が発生しました。
- サーバに異常が発生しました。
- 対処
- 通信経路を確認して再実行してください。
- サーバが起動しているかを確認して再実行してください。
-120003
TS2DERL_OVER_TIME
- 内容
- タイムアウトが発生したため処理を中断しました。
- 要因
- サーバでの処理時間が規定時間を超えたため処理を中断しました。
- 対処
- サーバが起動しているかを確認して再実行してください。
-120004
TS2DERL_GET_SOCKET
- 内容
- ソケットが確保できませんでした(続いてエラーコードが出力されます)。
- 要因
- 使用できるソケットがありませんでした。
- 対処
- ソケットまたはファイルを使用しているほかのプロセスを終了して再実行してください。
-120007
TS2DERL_CANT_EXEC
- 内容
- 機能が正しくインストールされていないため,実行できません。
- 要因
- Bibliotheca21 Development Kit for ASPが正しくインストールされていません。
- 対処
- Bibliotheca21 Development Kit for ASPを正しくインストールしてください。
-130001
TS2DERL_NLPTR_SERVER
- 内容
- サーバ名格納領域のポインタがNULLです。
- 要因
- サーバ名のポインタにNULLが指定されています。
- 対処
- 正しいポインタを指定してください。
-130002
TS2DERL_BADARG_SERVER
- 内容
- 指定されたサーバ名は登録されていませんでした。
- 要因
- hostsファイルに登録されていないホスト名が指定されています。
- 対処
- hostsファイルにホスト名を登録して再実行してください。
-130003
TS2DERL_BADARG_SESSIONID
- 内容
- セッション識別子が不正です。
- 要因
- 不正なセッション識別子が指定されています。
- 対処
- TS2connect関数で返された正しいセッション識別子を指定してください。
-130004
TS2DERL_NLPTR_CID
- 内容
- コマンドID格納領域のポインタがNULLです。
- 要因
- コマンドIDのポインタにNULLが指定されています。
- 対処
- 保守員に連絡してください。
-130005
TS2DERL_BADARG_CID
- 内容
- コマンドIDの値が不正です。
- 要因
- コマンドIDに不正な値が指定されています。
- 対処
- 正しいコマンドIDを指定してください。
-130006
TS2DERL_NLPTR_CMD
- 内容
- 指定した引数の格納領域のポインタがNULLです。
- 要因
- 指定した引数の格納領域のポインタにNULLが指定されています。
- 対処
- 保守員に連絡してください。
-130011
TS2DERL_NLPTR_RBUF
- 内容
- 実行結果格納領域のポインタがNULLです。
- 要因
- 実行結果格納領域のポインタにNULLが指定されています。
- 対処
- 保守員に連絡してください。
-130012
TS2DERL_BADARG_RSIZ
- 内容
- 実行結果格納領域サイズの値が不正です。
- 要因
- 実行結果格納領域のサイズに負の値が指定されています。
- 実行結果格納領域のポインタはNULLですが,実行結果格納領域サイズに0以外のバイト数が指定されています。
- 実行結果格納領域のサイズは0ですが,実行結果格納領域のポインタにNULL以外の値が指定されています。
- 対処
- 保守員に連絡してください。
-130014
TS2DERL_BADARG_MODE
- 内容
- modeの値が不正です。
- 要因
- modeに不正な値が指定されています。
- 対処
- 正しいモードのマクロを指定してください。
-130015
TS2DERL_CANTEX_MODE
- 内容
- 指定のmodeでは実行できません。
- 要因
- 実行結果不足エラーが発生していない関数に対して,TS2DL_RETRYモードで実行しようとしました。
- 対処
- 関数発行のシーケンスに誤りがないかを確認してください。
-130016
TS2DERL_LESS_BUFSIZ
- 内容
- 実行結果格納領域のサイズが不足しています。
- 要因
- 実行結果格納に必要な領域が確保されていません。
- 対処
- 保守員に連絡してください。
-130018
TS2DERL_NLPTR_DOC
- 内容
- 文書のポインタがNULLです。
- 要因
- 文書のポインタにNULLが指定されています。
- 対処
- 保守員に連絡してください。
-130019
TS2DERL_BADARG_DOC
- 内容
- 指定された文書が不正です。
- 要因
- 指定された文書が不正です。
- 対処
- TS2MDISPLAY関数で取得した文書を指定してください。
-130023
TS2DERL_BADARG_INDTSIZ
- 内容
- 入力データが不正です。
- 要因
- 引数に指定した入力データ長が不正です。
- 対処
- 正しい値を指定してください。
-130025
TS2DERL_NLPTR_INDTBUF
- 内容
- 入力データポインタがNULLです。
- 要因
- 引数に指定した入力データポインタがNULLです。
- 対処
- 正しいポインタを指定してください。
-130034
TS2DERL_CMD_TOOLONG
- 内容
- 指定した引数の文字列が長過ぎます。
- 要因
- 指定した引数の文字列が長過ぎます。
- 対処
- 指定した引数の文字列を確認してください。
-130038
TS2DERL_CANT_GET_CID
- 内容
- 同時に実行できるコマンド数を超えました。
- 要因
- サーバが同時に実行できるコマンド数を超えて,コマンドを実行しようとしました。
- 対処
- 実行中のコマンドを終了させてから再実行してください。
-130042
TS2DERL_VER_UNMATCH
- 内容
- ライブラリのバージョンが不正です(stlib:XX,lib:YY)。
- 要因
- アプリケーションのリンケージに使用したライブラリと,実行時にロードするライブラリのバージョンが不正です。
- XX:保守情報です。
- YY:保守情報です。
- 対処
- アプリケーションのリンケージに使用したライブラリと,実行時にロードするライブラリのバージョンを合わせてください。
-200001
TS2DERL_ERR_IN_SERVER
- 内容
- サーバでエラーが発生しました。
- 要因
- サーバでエラーが発生しました。
- 対処
- TS2geterror関数で詳細エラー情報を取得してください。