Hitachi

DABroker


4.3.1 DBPARTNER,HITSENSER5,DBPARTNER Library,又はXDM/RD外部表を使用する場合

DBPARTNER,HITSENSER5,DBPARTNER Library,又はXDM/RD外部表を使用する場合,[Windowsインストールディレクトリ]\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\SERVICESファイルに,TCP/IP環境でのDABrokerのサービス名及びポート番号として,次の記述をファイルの行末に追加してください。

DABROKER_SV XXXXX/tcp

DABROKER_SV:DABrokerのサービス名です。

XXXXX:ポート番号です。

tcp:プロトコル名です。TCP/IPを使用することを表します。

注意事項
  • XXXXXにはDABrokerがオープンするポート番号を指定します。推奨値は40179です。オペレーティングシステムによっては推奨値がエフェメラルポートの範囲にあたるので,問題がある場合は別のポート番号を指定してください。このポート番号とクライアント側のポート番号には同じ値を指定します。

  • NIS(Network Information Service)を使用している場合,ネットワーク環境をNISのサーバで設定してください。NISのサーバを使用している場合,ネットワーク環境の設定は,NISのサーバでの設定が有効になります。

  • クライアント側では,使用する通信ドライバに,DABrokerの組み込まれたサーバのホスト名,IPアドレス及びポート番号を登録してください。

  • Windowsファイアウォールが有効になっていないか確認し,有効になっている場合はDABrokerを使用する前に,DABrokerのサービスポートをWindowsファイアウォールの例外に登録してください。

また,[Windowsインストールディレクトリ]\SYSTEM32\DRIVERS\ETC\HOSTSファイルにはクライアント側のPC台数分のIPアドレスとホスト名を記述してください。HOSTSファイルはIPアドレスからホスト名への変換オプションが有効な場合(DABroker環境設定項目のDABIPCONVERTにONを指定した場合)に参照します。HOSTSファイルについては,Windowsのマニュアルを参照してください。