HITSENSER5 Webはデータベースの内容を,表又はグラフに表示します。表示形式は,目的に応じて次の3種類から選べます。
- 階層表
- 行軸,列軸,及びページ軸に次元を配置できる表です。軸を入れ替えたり,データの階層をたどったりして,様々な分析操作ができます。主にデータを分析する過程で使用します。目的に応じて,累計や構成比も表示できます。
図1-2 階層表
![[図データ]](figure/zu020010.gif)
- 階層グラフ※
- 項目軸,凡例軸,及びページ軸に次元を配置できるグラフです。軸を入れ替えたり,データの階層をたどったりして,様々な分析操作ができます。主にデータを分析する過程で使用します。表示形式には,棒グラフ,折線グラフ,円グラフ,散布図,パレート図,レーダーチャートなどがあります。
- 注※
- HITSENSER5及びHITSENSER5 Webで表示するグラフを,このマニュアルでは「階層グラフ」と呼びます。
図1-3 階層グラフ
![[図データ]](figure/zu020020.gif)
- 明細表
- 見出し項目,及びページにだけ次元を配置できる表です。階層表を3次元的な構造を持つ表に例えるなら,明細表は2次元的な構造を持つ表に例えられます。列軸のデータを,ページ軸の条件で絞り込んで表示できるので,条件に合ったデータを行方向に一覧表示するのに使います。
- ページには複数の条件を設定でき,条件はタブを操作して変更できます。また,必要に応じて,複数項目をまとめる見出し(カンムリ)を付けられます。
- ただし,明細表では軸の入れ替えはできません。
図1-4 明細表
![[図データ]](figure/zu020030.gif)
表の場合,セルに表示される値の集計方法を「累計」や「構成比」に変更できます。また,グラフの場合,棒グラフ,折線グラフ,円グラフ,散布図,パレート図,レーダーチャートなどの形式から選択できます。
目的に応じた表示形式を選択できるので,分析結果の参照時に数値の新たな意味を発見しやすいのはもちろん,プレゼンテーションの場面でも説得力のある表やグラフとして利用できます。