3.5.5 Windows Server 2003の場合の設定

WebサーバとしてWindows Server 2003を使用する場合は,次の設定が必要です。

<この項の構成>
(1) IISのActive Server Pages及びISAPI拡張機能の設定

(1) IISのActive Server Pages及びISAPI拡張機能の設定

IISのActive Server Pages及びISAPI拡張機能を次に示す手順で有効にしてください。

  1. タスクバーから[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ]を選択する
    コンソールツリーが表示されます。
  2. コンソールツリーで,[Webサービス拡張]を選択する
  3. ウィンドウ領域で,「Active Server Pages」が[禁止]に設定されている場合,[許可]を選択する
  4. ウィンドウ領域で,「すべての不明なISAPI拡張」が[禁止]に設定されている場合,「新しいWebサービス拡張を追加」を使用して,HITSENSER5 Webが提供する次のISAPI dll ファイルを追加してください。

    HITSENSER5 Webインストールフォルダ¥WWW¥hs5wsasp.dll
    HITSENSER5 Webインストールフォルダ¥WWW¥hs5wscrp.dll
    HITSENSER5 Webインストールフォルダ¥WWW¥hs5wsdcr.dll

    なお「すべての不明なISAPI拡張」が[許可]に設定されている場合は,すべてのISAPIの使用が許可されているため,HITSENSER5 Web個別の設定は必要ありません。

IISのメタベースプロパティの変更

IISのメタベースプロパティを次に示す手順で変更してください。

  1. タスクバーから[スタート]-[設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ]を選択する
    コンソールツリーが表示されます。
  2. ローカルコンピュータを右クリックし,[プロパティ]を選択する
    [ローカルコンピュータのプロパティ]ダイアログが表示されます。
  3. [メタベースの直接編集を有効にする]チェックボックスをオンにする
  4. [OK]ボタンを選択する
    [ローカルコンピュータのプロパティ]ダイアログを閉じます。
  5. %Systemroot%¥system32¥inetsrvフォルダ下のMetabase.xmlをメモ帳などで開く
  6. AspMaxRequestEntityAllowedプロパティの値を適切な値に変更する
    このプロパティは,分析情報ファイルをHITSENSER5の管理情報に保存する場合,保存する分析情報ファイルの容量(単位:バイト)の上限値に相当します。
    この値は,分析情報ファイルの容量の拡張を考え,余裕がある値を指定してください。HITSENSER5 Webでの推奨値は,10MB以上です。
  7. AspBufferingLimitプロパティの値を適切な値に変更する
    このプロパティは,HITSENSER5の管理情報で管理している分析情報ファイルを開く場合,分析情報ファイル容量(単位:バイト)の上限値に相当します。
    この値は,分析情報ファイルの容量の拡張を考え,余裕がある値を指定してください。HITSENSER5 Webでの推奨値は,10MB以上です。
  8. Metabase.xmlを保存する