外部ユーザ認証機能を使用する場合,Webサーバ(マネージャ)で環境の設定が必要です。
ここでは,Windowsのregsvr32コマンドを使用する場合について説明します。次に示すコマンドを実行して,外部ユーザ認証用のActiveXコンポーネントをWindowsに登録します。
Windowsインストール先フォルダ¥system32¥regsvr32 "ActiveXコンポーネントのファイル名" |
regsvr32の使用方法については,Windowsのヘルプを参照してください。
ユーザ認証モードとActiveXコンポーネントのオブジェクト名をレジストリに登録した時点で,外部でのユーザ認証ができるようになります。レジストリに登録する項目は,「ユーザ認証モード」と「ActiveXコンポーネントのオブジェクト名」の二つです。
ユーザ認証モードとActiveXコンポーネントのオブジェクト名を,「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥HITACHI¥HITSENSER5 Web¥
VVRR¥Manager¥UserManage」キーに登録します。
次に示す形式でユーザ認証モードを登録します。
OutSideMode=[NONE|IDOUT] |
ユーザ認証モード | 説明 |
---|---|
NONE (通常モード) | 外部ユーザ認証機能を使用しないで,HITSENSER5 Webがユーザ認証をします。 |
IDOUT (HITSENSER5 WebユーザID取得,外部ユーザ認証モード) | HITSENSER5 Webのログインダイアログで入力したユーザIDとパスワードで,ユーザ認証メソッドを使用した外部ユーザ認証をします。 |
次に示す形式でユーザ認証用のActiveXコンポーネントのオブジェクト名を登録します。
OutSideLib=[ActiveXコンポーネントのオブジェクト名] |
HITSENSER5のマネージャのメインウィンドウの[管理情報]ボタンを選択すると表示される[管理情報設定]ダイアログで,管理情報の格納先を設定します。設定することで,外部ユーザ認証用のActiveXコンポーネントのレジストリ情報を含んだ環境定義ファイル「hs5mng.h5e」が作成されます。