4.4.5 サンプルDLL

HITSENSER5 Webでは,外部ユーザ認証用にサンプルDLLを提供しています。提供するサンプルDLLは,Visual Basic 6.0(SP3)を使用してActiveX DLLとして作成したものです。サンプルDLLには,動作確認のためのユーザ入力ダイアログも含まれていますが,HITSENSER5 Webでは使用できません。

<この項の構成>
(1) サンプルDLLが格納されているフォルダ
(2) サポートするユーザ認証モード
(3) ActiveXコンポーネントのオブジェクト名
(4) サンプルのグループとユーザ(外部ユーザID取得時用)

(1) サンプルDLLが格納されているフォルダ

サンプルDLL及びサンプルDLLに関連するファイルは,「Webサーバ上のインストール先フォルダ¥sample¥hs5ouman」にあります。

ファイル名内容
HS5OUMAN.vbpVisual Basicプロジェクトファイルです。
HS5OUMAN.vbwVisual Basicプロジェクトのワークスペースファイルです。
HS5OUMAN.dll外部ユーザ認証用サンプルDLLです。
HS5OUMAN.exp中間ファイルです。
HS5OUMAN.libLIBファイルです。
OutUsrMng.clsOutUsrMngクラスファイルです。
GlobalVariable.bas標準モジュールです。
LoginDialog.frmログインダイアログのフォームです。

(2) サポートするユーザ認証モード

サンプルDLLは,レジストリに登録したユーザ認証モードが「OutSideMode=[IDOUT]」の場合に利用できます。

ユーザ認証モード説明
IDOUTHITSENSER5 Webのログインダイアログで入力したユーザIDとパスワードで,ユーザ認証メソッドを使用した外部ユーザ認証をします(HITSENSER5 WebユーザID取得,外部ユーザ認証モード)。

(3) ActiveXコンポーネントのオブジェクト名

サンプルDLLを使用する場合,レジストリにActiveXコンポーネントのオブジェクト名を次の形式で指定します。

OutSideLib=HS5OUMAN.OutUsrMng

(4) サンプルのグループとユーザ(外部ユーザID取得時用)

外部ユーザIDを取得する場合,次に示すサンプルのグループIDとユーザIDを使用できます。

[図データ]