付録C 用語の解説
(英字)- ADO(ActiveX Data Objects)
- インタネットベースのデータ中心アプリケーションのために最適化された,オブジェクトベースのデータアクセスインタフェースのことです。
- APD(Application Parameter Descriptor)
- アプリケーションが指定するデータ変換を行う前に,SQLステートメントで使用される動的パラメタを記述するディスクリプタのことです。
- ARD(Application Row Descriptor)
- アプリケーションが指定するデータ変換を行った後に,アプリケーションのバッファにある列のメタデータとデータを記述するディスクリプタのことです。
- ASP(Active Server Pages)
- サーバ上でActiveXスクリプトやActiveXコンポーネントが動作するサーバ側スクリプティング環境のことです。
- Cデータ型
- C言語プログラム(アプリケーション)の変数のデータ型を指します。
- DAO(Data Access Object)
- データベースをオブジェクト指向のプログラミングインタフェースで操作するためのインタフェースのことです。
- DDL(Data Definition Language)
- データを定義するSQLステートメントのことです。
- DML(Data Manipulation Language)
- データを操作するSQLステートメントのことです。
- IPD(Implementation Parameter Descriptor)
- アプリケーションが指定するデータ変換を行った後に,SQLステートメントで使用される動的パラメタを記述するディスクリプタのことです。
- IRD(Implementation Row Descriptor)
- アプリケーションが指定するデータ変換を行う前に,データ行を記述するディスクリプタのことです。
- ODBCドライバマネージャ
- アプリケーションとドライバの間の通信を管理するライブラリのことです。
- RDO(Remote Data Object)
- リモートデータソースにODBCを介してアクセスするためのオブジェクト群を指します。RDOのオブジェクトを利用すると,データベースへの接続,クエリーとストアドプロシジャの実行,結果の操作,及びサーバに対する変更のコミットを簡単に行うことができます。
- SAG(SQL Access Group)
- SQL DBMSに関係した企業の業界団体です。X/Openの呼び出しレベルインタフェースは当初SAGが行った作業に基づいています。
- SQLデータ型
- データソースに格納された列又はパラメタのデータ型のことです。
- WWW(World Wide Web)
- ネットワーク(特にインタネット上)でハイパーテキストを構築するためのシステムのことです。
- X/Open
- 標準を発表する団体です。特にSAG標準を発表します。
(カ行)- 合致レベル
- ドライバ,又はデータソースがサポートしている機能の個別集合を指します。ODBCはAPI合致レベルとSQL合致レベルを定義します。
(サ行)- 診断
- 特定のハンドルを使用して最後に呼び出した関数に関する診断情報を含むレコードのことです。診断のレコードは環境,接続,ステートメント,ディスクリプタのハンドルに関連付けられます。
(タ行)- ディスクリプタ
- 列データ又は動的パラメタについての情報を格納する構造体のことです。
(ハ行)- バインド
- 動詞としては,結果セットの列,又はSQLステートメントのパラメタをアプリケーション変数に関連付ける動作のことです。名詞としては,その関連付けを指します。
- ファイルデータソース
- ファイルに格納される,データベースの接続に必要となる情報をまとめたものを指します。接続情報を繰り返し使用したり,複数のマシンで共有できるようになります。
(マ行)- マシンデータソース
- システムに格納される,データベースの接続に必要となる情報をまとめたものを指します。
- メタデータ
- SQLステートメントのパラメタ,又は結果セットの列を表すデータ型のことです。例えば,データ型,バイト長などがあります。