DBPARTNER ODBC 3.0 Driverを利用するアプリケーションは,SQLGetInfoを呼び出すことで,ドライバとデータソースの合致レベルの情報が取得できます。ここでは,SQLGetInfoの戻り値から,各データベースのサポート範囲を知るために必要な部分だけを説明しています。
SQLGetInfoの引数InfoTypeと,戻り値の内容について,表A-1に示します。
表A-1 InfoTypeとその内容
InfoType | 戻り値の内容 | 導入 |
---|---|---|
SQL_ACTIVE_ENVILONMENTS | SQLSMALLINTの値。ドライバがサポートするアクティブな環境の最大数を指定します。制限が指定されていない,又は分からない場合は,0が設定されます。 | ODBC 3.0 |
SQL_ASNYC_MODE | SQLUINTEGERの値。ドライバでの非同期サポートのレベルを示します。 | ODBC 3.0 |
SQL_BATCH_SUPPORT | SQLUINTEGERのビットマスク。ドライバがサポートするバッチを示します。 | ODBC 3.0 |
SQL_COLUMN_ALIAS | 文字列。データソースは列のエイリアスをサポートするかどうかを示します。 | ODBC 2.0 |
SQL_CONCAT_NULL_BEHAVIOR | SQLUSMALLINTの値。データソースがNULL値の文字データ型の列とNULL値以外の文字データ型の列を連結する方法を示します。 | ODBC 1.0 |
SQL_CURSOR_COMMIT_BEHAVIOR | SQLUSMALLINTの値。COMMIT処理がカーソルとデータソースの準備されたステートメントに与える影響を示します。 | ODBC 1.0 |
SQL_CURSOR_ROLLBACK_BEHAVIOR | SQLUSMALLINTの値。ROLLBACK処理がカーソルとデータソースの準備されたステートメントに与える影響を示します。 | ODBC 1.0 |
SQL_CURSOR_SENSITIVITY | SQLUINTEGERの値。カーソルの操作に対するサポートを示します。 | ODBC 3.0 |
SQL_DATA_SOURCE_READ_ONLY | 文字列。データソースのモードがREAD ONLYの場合は"Y",そのほかの場合は"N"になります。 | ODBC 1.0 |
SQL_DESCRIBE_PARAMETER | 文字列。パラメタのディスクライブ情報が取得できる場合は,"Y",取得できない場合は"N"になります。 | ODBC 3.0 |
SQL_DYNAMIC_CURSOR_ATTRIBUTES1 | SQLUINTEGERのビットマスク。ドライバがサポートしているカーソルの属性を示します。属性の最初のサブセットが格納されます。 | ODBC 3.0 |
SQL_FORWARD_ONLY_CURSOR_ATTRIBUTES1 | SQLUINTEGERのビットマスク。ドライバがサポートしている前方だけ,カーソルの属性を示します。属性の最初のサブセットが格納されます。 | ODBC 3.0 |
SQL_FORWARD_ONLY_CURSOR_ATTRIBUTES2 | SQLUINTEGERのビットマスク。ドライバがサポートしている前方だけ,カーソルの属性を示します。属性の2番目のサブセットが格納されます。 | ODBC 3.0 |
SQL_GETDATA_EXTENSION | SQLUINTEGERの値。SQLGetの拡張機能を示します。 | ODBC 2.0 |
SQL_GROUP_BY | SQLUSMALLINTの値。GROUP_BY句の列と選択一覧にある集合関数以外の列の関係を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_IDENTIFIER_CASE | SQLUSMALLINTの値。SQLの識別子は大文字と小文字を区別するかどうかを示します。 | ODBC 1.0 |
SQL_KEYSET_CURSOR_ATTRIBUTES1 | SQLUINTEGERのビットマスク。ドライバがサポートしているキーセットカーソルの属性を表します。この属性には最初のサブセットが格納されます。 | ODBC 3.0 |
SQL_LIKE_ESCAPE_CLAUSE | 文字列。データソースがLIKE述語のパーセント記号(%)と,アンダスコアの(_)のエスケープ文字をサポートします。 | ODBC 3.0 |
SQL_MAX_ASYNC_CONCURRENT_STATEMENTS | SQLINTEGERの値。指定の接続上でドライバがサポートする,非同期モードのアクティブな同時実行ステートメントの最大数を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_BINARY_LITERAL_LEN | SQLUINTEGERの値。SQLステートメントのバイナリリテラルの最大値を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_CATALOG_NAME_LEN (SQL_MAX_QUALIFIER_NAME_LEN) | SQLUSMALLINTの値。データソースのカタログ名の最大長を指定します。 | ODBC 1.0 |
SQL_MAX_CHAR_LITERAL_LEN | SQLUINTEGERの値。SQLステートメントの文字リテラルの最大長を指定します。 | ODBC 3.0 |
SQL_MAX_COLUMN_NAME_LEN | SQLUSMALLINTの値。データソースの列名の最大長を指定します。 | ODBC 1.0 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_GROUP_BY | GROUP BY句に許される列の最大数を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_INDEX | SQLUSMALLINTの値。インデクスに許される列の最大数を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_ORDER_BY | ORDER BY句に許される列の最大数を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_SELECT | SQLUSMALLINTの値。選択一覧に許される列の最大数を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_TABLE | SQLUSMALLINTの値。テーブルに許される列の最大数を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_CONCURRENT_ACTIVITIES (SQL_ACTIVE_STATEMENTS) | SQLUSMALLINTの値。ドライバが接続に対してサポートするアクティブなステートメントの最大数を指定します。 | ODBC 1.0 |
SQL_MAX_CURSOR_NAME_LEN | SQLUSMALLINTの値。データソースのカーソル名に許される最大長を指定します。 | ODBC 1.0 |
SQL_MAX_DRIVER_CONNECTIONS (SQL_ACTIVE_CONNECTIONS) | SQLUSMALLINTの値。ドライバが環境に対してサポートするアクティブな接続の最大数を指定します。この値はドライバ又はデータソースの制限を反映できます。 | ODBC 1.0 |
SQL_MAX_IDENTIFIER_LEN | SQLUSMALLINTの値。データソースがユーザ定義名に対してサポートする文字の最大長を示します。 | ODBC 3.0 |
SQL_MAX_INDEX_SIZE | SQLUINTEGERの値。インデクスの結合フィールドに許されるバイトの最大長を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_PROCEDURE_NAME_LEN | SQLUSMALLINTの値。データソースのプロシジャ名の最大長を指定します。 | ODBC 1.0 |
SQL_MAX_ROW_SIZE | SQLUSMALLINTの値。テーブルの単一行に許されるバイトの最大長を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_ROW_SIZE_INCLUDES_LONG | 文字列。SQL_MAX_ROW_SIZE情報型に対して返された行サイズの最大長が,行のすべてのSQL_LONGVARCHARと,SQL_LONGVARBINARY型の列の長さを含むか含まないかを指定します。 | ODBC 3.0 |
SQL_MAX_SCHEMA_NAME_LEN | SQLUSMALLINTの値。データソースのスキーマ名の最大長を指定します。 | ODBC 1.0 |
SQL_MAX_STATEMENT_LEN | SQLUINTEGERの値。SQLステートメントの最大長(空白を含む文字数)を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_TABLE_NAME_LEN | SQLUSMALLINTの値。データソーステーブル名の最大長を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_TABLES_IN_SELECT | SQLUSMALLINTの値。SELECTステートメントのFROM句に許されるテーブルの最大数を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MAX_USER_NAME_LEN | SQLUSMALLINTの値。データソースのユーザ名の最大長を指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_MULT_RESULT_SETS | 文字列。データソースが複数の結果セットをサポートするかどうかを示します。 | ODBC 1.0 |
SQL_MULTIPLE_ACTIVE_TXN | 文字列。ドライバが同時に複数のアクティブなトランザクションをサポートしているかどうかを示します。 | ODBC 1.0 |
SQL_NON_NULLABLE_COLUMNS | SQLUSMALLINTの値。データソースNOT NULLの列をサポートするかどうかを指定します。 | ODBC 1.0 |
SQL_NULL_COLLATION | SQLUSMALLINTの値。NULLが結果セット中のどこにソートされるかを指定します。 | ODBC 2.0 |
SQL_OJ_CAPABILITIES | SQLINTEGERのビットマスク。ドライバ,及びデータソースがサポートする外部結合の種類を示します。 | ODBC 2.0 |
SQL_ORDER_BY_COLUMNS_IN_SELECT | 文字列。ORDER BY句の列が選択一覧にあるかどうかを示します。 | ODBC 2.0 |
SQL_PARAM_ARRAY_ROW_COUNTS | SQLUINTEGERの値。パラメタを使った実行で,行カウントを利用できるかどうかについてドライバのプロパティが返されます。 | ODBC 3.0 |
SQL_PARAM_ARRAY_SELECTS | SQLUINTEGERの値。パラメタ付きの実行の結果セットが利用できるかどうかについてドライバのプロパティを示します。 | ODBC 3.0 |
SQL_QUOTED_IDENTIFIER_CASE | SQLUSMALLINTの値。SQLステートメント引用符付き識別子は大文字と小文字を区別するかどうかを示します。 | ODBC 2.0 |
SQL_SCROLL_OPTIONS | SQLUINTEGERのビットマスク。スクロールできるカーソルに対してサポートされているスクロールオプションを示します。 | ODBC 1.0 |
さらに,各データベースに接続するときのSQLGetInfoの戻り値を表A-2,A-3に示します。各InfoTypeの戻り値の内容については表A-1を参照してください。
表A-2 データベースと接続するときのSQLGetInfoの戻り値(UNIX/Windows系,VOS3系)
InfoType | HiRDB | ORACLE | XDM/RD E2 | XDM/SD E2 |
---|---|---|---|---|
SQL_ACTIVE_ENVILONMENTS | 128 | 128 | 128 | 128 |
SQL_ASNYC_MODE | SQL_AM_STATEMANT (ステートメントレベルの非同期実行をサポートします) | |||
SQL_BATCH_SUPPORT | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_COLUMN_ALIAS | "Y" | "Y" | "N" | "N" |
SQL_CONCAT_NULL_BEHAVIOR | SQL_CB_NULL (結果はNULL値です) | SQL_CB_NON_NULL (結果はNULL値以外の列の連結です) | SQL_CB_NULL | 0 (NULL値はありません) |
SQL_CURSOR_COMMIT_BEHAVIOR | SQL_CB_CLOSE (カーソルをクローズします。準備されたステートメントに対し,アプリケーションはSQLPrepareを再度呼び出さずにSQLExecuteを呼び出すことができます) | |||
SQL_CURSOR_ROLLBACK _BEHAVIOR | SQL_CB_CLOSE (カーソルをクローズします。準備されたステートメントに対し,アプリケーションはSQLPrepareを再度呼び出さずにSQLExecuteを呼び出すことができます) | |||
SQL_CURSOR_SENSITIVITY | SQL_INSENSITIVE (ステートメントハンドル上のすべてのカーソルは,同じトランザクション内のほかのカーソルが行った変更を反映していない結果セットを示します) | |||
SQL_DATA_SOURCE_READ_ONLY | "N" | "N" | "N" | "N" |
SQL_DESCRIBE_PARAMETER | "Y" | "Y" | "Y" | "Y" |
SQL_DYNAMIC_CURSOR_ATTRIBUTES1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_FORWARD_ONLY_CURSOR _ATTRIBUTES1 | SQL_CA1_NEXT, SQL_CA1_SELECT_FOR_UPDATE (SQL_FETCH_NEXTを指定したSQLFetchScroll, 及びSELECT FOR UPDATEのSQLステートメントをサポートします) | SQL_CA1_NEXT(SQL_FETCH_NEXTを指定したSQLFetchScrollをサポートします) | ||
SQL_FORWARD_ONLY_CURSOR _ATTRIBUTES2 | SQL_CA2_READ_ONLY_CONCURRENCY, SQL_CA2_LOCK_CONCURRENCY, SQL_CA2_MAX_ROWS_SELECT (読み出し専用,及び行が更新できることを確認するのに必要な最低レベルのロック,及びSQL_ATTR_MAX_ROWSステートメント属性がSELECTステートメントに影響する前方のみカーソルをサポートします) | SQL_CA2_READ_ONLY_CONCURRENCY, SQL_CA2_MAX_ROWS_SELECT (読み出し専用,及びSQL_ATTR_MAX_ROWSステートメント属性がSELECTステートメントに影響する前方のみカーソルをサポートします) | ||
SQL_GETDATA_EXTENSION | SQL_GD_ANY_COLUMN (バインドしていない任意の列データを取得できますが,昇順でなければいけません) | |||
SQL_GROUP_BY | SQL_GB_GROUP_BY_CONTAINS_SELECT (GROUP_BY句に選択一覧の集合関数以外の列を指定しなければなりません) | SQL_GB_NOT_SUPPORTED (GROUP_BY句をサポートしません) | ||
SQL_IDENTIFIER_CASE | SQL_IC_UPPER (大文字と小文字を区別しません。システムのカタログには大文字で格納されます) | SQL_IC_SENSITIVE (SQLの識別子は大文字と小文字を区別します。システムのカタログには混在して格納されます) | ||
SQL_KEYSET_CURSOR_ATTRIBUTES1 | 0 (キーセットカーソルはサポートしていません) | 0 | 0 | 0 |
SQL_LIKE_ESCAPE_CLAUSE | "Y" (ドライバがLIKE述語のエスケープ文字を定義するためにODBC構文をサポートします) | "N" | ||
SQL_MAX_ASYNC_CONCURRENT _STATEMENTS | 64 | 64 | 128 | 128 |
SQL_MAX_BINARY_LITERAL_LEN | 0 (無制限です) | 64,000 | 508 | |
SQL_MAX_CATALOG_NAME_LEN (SQL_MAX_QUALIFIER_NAME_LEN※1) | 0 (サポートしていません) | 0 | 0 | 0 |
SQL_MAX_CHAR_LITERAL_LEN | 32000 | 0 (無制限です) | 32,000 | 30,682 |
SQL_MAX_COLUMN_NAME_LEN | 30 | 30 | 30 | 30 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_GROUP_BY | 255 | 0 (無制限です) | 255 | 0 (GROUP_BY句が未サポートです) |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_INDEX | 16 | 0 (無制限です) | 16 | 0 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_ORDER_BY | 255 | 0 (無制限です) | 255 | 0 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_SELECT | 30,000 | 1,000 | 30,000 | 254 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_TABLE | 30,000 | 1,000 | 30,000 | 254 |
SQL_MAX_CONCURRENT_ACTIVITIES (SQL_ACTIVE_STATEMENTS※1) | 64 | 64 | 128 | 128 |
SQL_MAX_CURSOR_NAME_LEN | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_MAX_DRIVER_CONNECTIONS (SQL_ACTIVE_CONNECTIONS※1) | 128 | 128 | 128 | 128 |
SQL_MAX_IDENTIFIER_LEN | 30 | 30 | 7 | 8 |
SQL_MAX_INDEX_SIZE | 255 | 123 | 255 | 0 |
SQL_MAX_PROCEDURE_NAME_LEN | 30 | 92 | 0 | 0 |
SQL_MAX_ROW_SIZE | 0 | 0 | 0 | 30,682 |
SQL_MAX_ROW_SIZE_INCLUDES_LONG | "N" | "N" | "N" | "Y" |
SQL_MAX_SCHEMA_NAME_LEN | 8 | 30 | 7 | 8 |
SQL_MAX_STATEMENT_LEN | 2,000,000 | 0 | 30,000 | 30,000 |
SQL_MAX_TABLE_NAME_LEN | 30 | 30 | 30 | 8 |
SQL_MAX_TABLES_IN_SELECT | 64 | 0 | 15 | 1 |
SQL_MAX_USER_NAME_LEN | 30 | 30 | 7 | 8 |
SQL_MULT_RESULT_SETS | "N" | "N" | "N" | "N" |
SQL_MULTIPLE_ACTIVE_TXN | "Y" | "Y" | "Y" | "Y" |
SQL_NON_NULLABLE_COLUMNS | SQL_NNC_NON_NULL (列にはNULLを指定できません) | SQL_NNC_NULL (列にNULLを指定できます) | ||
SQL_NULL_COLLATION | SQL_NC_HIGH | 0 (サポートしていません) | ||
SQL_OJ_CAPABILITIES | SQL_OJ_LEFT, SQL_OJ_NOT_ORDER, SQL_OJ_ALL_COMPARISON_OPS※2 | SQL_OJ_LEFT, SQL_OJ_RIGHT, SQL_OJ_NOT_ORDER, SQL_OJ_INNER, SQL_OJ_ALL_COMPARISON_OPS※2 | 0 | |
SQL_ORDER_BY_COLUMNS_IN_SELECT | "N" | "N" | "Y" | "N" |
SQL_PARAM_ARRAY_ROW_COUNTS | SQL_PARC_BATCH (個々の行カウントが,各パラメタセットに対して利用できます。SQL_PARAM_STATUS_PTRディスクリプタフィールドを使用することで,それぞれの行のエラー情報を取得できます) | |||
SQL_PARAM_ARRAY_SELECTS | SQL_PAS_NO_SELECT (ドライバは結果セットを生成するステートメントをパラメタ配列と一緒に実行することを許可していません) | |||
SQL_QUOTED_IDENTIFIER_CASE | SQL_IC_SENSITIVE (大文字と小文字を区別します。システムのカタログに大文字と小文字が混在して格納されます) | SQL_IC_UPPER (大文字と小文字を区別しません。カタログにはすべて大文字で格納されます) | SQL_IC_SENSITIVE※3 | |
SQL_SCROLL_OPTIONS | SQL_SO_FORWARD_ONLY, (カーソルは前方にだけスクロールします) SQL_SO_STATIC (結果セットのデータは静的です) |
表A-3 データベースと接続するときのSQLGetInfoの戻り値(VOS K系,VOS1系)
InfoType | SQL/K | スプールファイル | PDM II E2 | RDB1 E2 |
---|---|---|---|---|
SQL_ACTIVE_ENVILONMENTS | 128 | 128 | 128 | 128 |
SQL_ASNYC_MODE | SQL_AM_STATEMANT (ステートメントレベルの非同期実行をサポートします) | |||
SQL_BATCH_SUPPORT | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_COLUMN_ALIAS | "N" | "N" | "N" | "N" |
SQL_CONCAT_NULL_BEHAVIOR | SQL_CB_NULL (結果はNULL値です) | 0 (NULL値はありません) | 0 | SQL_CB_NULL |
SQL_CURSOR_COMMIT_BEHAVIOR | SQL_CB_CLOSE (カーソルをクローズします。準備されたステートメントに対し,アプリケーションはSQLPrepareを再度呼び出さずにSQLExecuteを呼び出すことができます) | |||
SQL_CURSOR_ROLLBACK_BEHAVIOR | SQL_CB_CLOSE (カーソルをクローズします。準備されたステートメントに対し,アプリケーションはSQLPrepareを再度呼び出さずにSQLExecuteを呼び出すことができます) | |||
SQL_CURSOR_SENSITIVITY | SQL_INSENSITIVE (ステートメントハンドル上のすべてのカーソルは,同じトランザクション内のほかのカーソルが行った変更を反映していない結果セットを示します) | |||
SQL_DATA_SOURCE_READ_ONLY | "N" | "Y" | "N" | "N" |
SQL_DESCRIBE_PARAMETER | "Y" | "N" | "Y" | "Y" |
SQL_DYNAMIC_CURSOR_ATTRIBUTES1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_FORWARD_ONLY_CURSOR _ATTRIBUTES1 | SQL_CA1_NEXT SQL_CA1_SELECT_FOR_UPDATE (SQL_FETCH_NEXTを指定したSQLFetchScroll及びSELECT FOR UPDATEのSQLステートメントをサポートします) | SQL_CA1_NEXT (SQL_FETCH_NEXTを指定したSQL_Fetch_Scrollをサポートします) | SQL_CA1_NEXT, SQL_CA1_SELECT_FOR_UPDATE (SQL_FETCH_NEXTを指定したSQLFetchScroll及びSELECT FOR UPDATEのSQLステートメントをサポートします) | |
SQL_FORWARD_ONLY_CURSOR _ATTRIBUTES2 | SQL_CA2_READ_ONLY_CONCURRENCY, SQL_CA2_LOCK_CONCURRENCY, SQL_CA2_MAX_ROWS_SELECT (読み出し専用及び行が更新できることを確認するのに必要な最低レベルのロック及びSQL_ATTR_MAX_ROWSステートメント属性がSELECTステートメントに影響する前方のみカーソルをサポートします) | SQL_CA2_READ_ONLY_CONCURRENCY, SQL_CA2_MAX_ROWS_SELECT (読み出し専用,及びSQL_ATTR_MAX_ROWSステートメント属性がSELECTステートメントに影響する前方のみカーソルをサポートします) | SQL_CA2_READ_ONLY_CONCURRENCY, SQL_CA2_LOCK_CONCURRENCY, SQL_CA2_MAX_ROWS_SELECT (読み出し専用及び行が更新できることを確認するのに必要な最低レベルのロック及びSQL_ATTR_MAX_ROWSステートメント属性がSELECTステートメントに影響する前方のみカーソルをサポートします) | |
SQL_GETDATA_EXTENSION | SQL_GD_ANY_COLUMN (バインドしていない任意の列データを取得できますが,昇順でなければいけません) | |||
SQL_GROUP_BY | SQL_GROUP_BY_CONTAINS_SELECT (GROUP_BY句に選択一覧の集合関数以外の列を指定しなければなりません) | SQL_GB_NOT_SUPPORTED (GROUP_BY句をサポートしません) | SQL_GB_GROUP_BY_EQUALS_SELECT (GROUP_BY句に一覧の集合関数以外の列を指定しなければなりません) | |
SQL_IDENTIFIER_CASE | SQL_IC_SENSITIVE(SQLの識別子は大文字と小文字を区別します。システムのカタログには混在して格納されます) | SQL_IC_SENSITIVE※2 | ||
SQL_KEYSET_CURSOR_ATTRIBUTES1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_LIKE_ESCAPE_CLAUSE | "Y" | "N" | "N" | "N" |
SQL_MAX_ASYNC_CONCURRENT _STATEMENTS | 128 | 128 | 128 | 128 |
SQL_MAX_BINARY_LITERAL_LEN | 510 | 0 | 0 | 0 |
SQL_MAX_CATALOG_NAME_LEN (SQL_MAX_QUALIFIER_NAME_LEN※1) | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_MAX_CHAR_LITERAL_LEN | 255 | 0 | 0 | 0 |
SQL_MAX_COLUMN_NAME_LEN | 30 | 4 | 30 | 18 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_GROUP_BY | 8 | 0 | 0 | 16 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_INDEX | 64 | 0 | 0 | 8 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_ORDER_BY | 8 | 0 | 0 | 16 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_SELECT | 512 | 0 | 254 | 255 |
SQL_MAX_COLUMNS_IN_TABLE | 511 | 0 | 254 | 255 |
SQL_MAX_CONCURRENT_ACTIVITIES (SQL_ACTIVE_STATEMENTS※1) | 128 | 128 | 128 | 128 |
SQL_MAX_CURSOR_NAME_LEN | 0 | 30 | 30 | 18 |
SQL_MAX_DRIVER_CONNECTIONS (SQL_ACTIVE_CONNECTIONS※1) | 128 | 128 | 128 | 128 |
SQL_MAX_IDENTIFIER_LEN | 7 | 8 | 8 | 8 |
SQL_MAX_INDEX_SIZE | 255 | 0 | 0 | 254 |
SQL_MAX_PROCEDURE_NAME_LEN | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_MAX_ROW_SIZE | 32,760 | 32,767 | 32,000 | 4,056 |
SQL_MAX_ROW_SIZE_INCLUDES_LONG | "Y" | "N" | "N" | "N" |
SQL_MAX_SCHEMA_NAME_LEN | 7 | 8 | 8 | 8 |
SQL_MAX_STATEMENT_LEN | 8,000 | 8,000 | 30,000 | 16,384 |
SQL_MAX_TABLE_NAME_LEN | 30 | 17 | 8 | 18 |
SQL_MAX_TABLES_IN_SELECT | 15 | 1 | 1 | 15 |
SQL_MAX_USER_NAME_LEN | 7 | 8 | 8 | 8 |
SQL_MULT_RESULT_SETS | "N" | "N" | "N" | "N" |
SQL_MULTIPLE_ACTIVE_TXN | "Y" | "Y" | "Y" | "Y" |
SQL_NON_NULLABLE_COLUMNS | SQL_NNC_NULL (すべての列にNULLを指定できます) | SQL_NNC_NON_NULL (列にはNULLを指定できません) | ||
SQL_NULL_COLLATION | SQL_NC_HIGH (NULLが結果セットの最上位にソートされます) | 0 | 0 | SQL_NC_HIGH (NULLが結果セットの最上位にソートされます) |
SQL_OJ_CAPABILITIES | 0 | 0 | 0 | 0 |
SQL_ORDER_BY_COLUMNS_IN_SELECT | "Y" | "N" | "N" | "Y" |
SQL_PARAM_ARRAY_ROW_COUNTS | SQL_PARC_BATCH (個々の行カウントが,各パラメタセットに対して利用できます) | 0 | SQL_PARC_BATCH | |
SQL_PARAM_ARRAY_SELECTS | SQL_PAS_NO_SELECT (ドライバは結果セットを生成するステートメントをパラメタ配列と一緒に実行することを許可していません) | |||
SQL_QUOTED_IDENTIFIER_CASE | SQL_IC_SENSITIVE※2 | SQL_IC_UPPER (大文字と小文字を区別しません。カタログにはすべて大文字で格納されます) | ||
SQL_SCROLL_OPTIONS | SQL_SO_FORWARD_ONLY, (カーソルは前方にだけスクロールします) SQL_SO_STATIC (結果セットのデータは静的です) |