3.3 接続情報のキーワード

アプリケーションは,SQLDriverConnectで指定する接続文字列,及びファイルデータソース中に「2.2 データソースの設定」で示した内容と同等の接続情報のキーワードを指定できます。

キーワードの一覧を,表3-3に示します。

表3-3  接続情報のキーワード一覧

キーワード内容
DSNデータソース名
UIDユーザ名
PWDパスワード
SVHostサーバのホスト名,又はIPアドレス
SVPortサーバのサービス名,又はポート番号。
デフォルトは40179
DBTypeデータベースの種別。
 HiRDB       :HiRDB(デフォルト)
 Oracle       :ORACLE
 XDM/RD     :XDM/RD E2
 XDM/SD     :XDM/SD E2
 SQL/K       :SQL/K
 SQL/K SPOOL :VOS Kスプールファイル
 PDM2       :PDM II E2
 RDB1       :RDB1 E2
DBHostデータベースホスト名
DBKindデータベース識別子
SendBufSize送信バッファサイズ。デフォルトは64
RecvBufSize受信バッファサイズ。デフォルトは64
TimeOutサーバとのTCP/IP通信応答監視時間。
デフォルトは60
UDCUseユーザ外字の使用の可否。
 Y:使用する
 N:使用しない(デフォルト)
UDCFileユーザ外字変換ファイル名
EUCChangeEUC-SJISの変換指定。
 Y:行う(デフォルト)
 N:行わない
OraDescParam接続データベースがORACLEのとき,SQLDescribeParamの使用。
 Y:使用する
 N:使用しない(デフォルト)
SpaceSuppress検索データの後ろの余分な空白文字を削除するかどうかの判定。
 Y:削除する
 N:削除しない(デフォルト)
各キーワードの詳細は「2.2 データソースの設定」を参照してください。各キーワードの設定が省略された場合,DSNキーワードの指定があれば,そのDSNキーワードに指定されたデータソースの情報を参照します。DSNキーワードの指定も省略された場合は,デフォルト値で動作します。デフォルト値がなく,接続時に必要な情報がない場合はエラーとなります。