パーソナルモードでアナライザを起動し,分析情報ファイルを開き,分析を開始する場合の手順について説明します。パーソナルモードで起動した場合,分析対象データとして,ローカルキューブを使用します。ローカルキューブを利用すると,ネットワークに接続していないスタンドアロンの状態で,データベースにアクセスしないで,ROLAPを実施できるようになります。
パーソナルモードでは,ローカルキューブ(ローカル環境に保存しておくROLAP用のキューブ情報)として保存した,データベースの内容を基に表又はグラフに表示するため,リレーショナルデータベースのアクセス時間が掛からなくなり,スムーズな分析ができます。
パーソナルモードでは,分析対象データとして,ローカルキューブを使用します。ローカルキューブを利用した分析では次の機能が使用できません。
上記のほかにもパーソナルモードで利用できる機能は,参照する分析情報ファイルの設定によって異なります。参照する分析情報ファイルの作成者が公開しているメニューに対応する機能だけが利用できます。
パーソナルモードでは,ツールバーに登録できるボタンのうち,次のボタンが登録できなくなります。
また,標準ツールバーのボタンのうち,[分析情報ファイルを開く]ボタンが[ローカルファイルを開く]ボタンに変わります。
パーソナルモードでは,HITSENSER5で設定しているユーザの登録内容は適用できません。そのため,ローカルキューブに対するアクセス可否を設定できないので注意してください。
また,配布された分析情報ファイルやローカルキューブを,パーソナルモードのHITSENSER5で利用する場合にも,HITSENSER5で設定しているユーザの登録内容は適用できません。そのため,分析情報ファイルや配布したローカルキューブに対するアクセス可否を設定できないので注意してください。