ローカルキューブのデータは,分析データベースの更新が反映されません。そのため,コマンドを使って,最新のデータに更新します。データを更新するコマンドの使用方法,ログ出力形式,及び注意事項について説明します。
ローカルキューブを更新するコマンドを使用するには,「HITSENSER5インストールディレクトリ¥Program」にある「hs5lcupd.exe」ファイルを実行します。
hs5lcupd /u ユーザID [/p パスワード]
ローカルキューブファイル名 [ローカルキューブファイル名...]
ログには次の情報を出力します。
ログは次の形式で出力されます。
01:39:12 ***** HITSENSER5 ローカルキューブ更新コマンド開始 *****
01:39:12 ローカルキューブ(a) (RC=-1 ローカルキューブが使用する分析対象データが存在しません。分析対象データ(a))
01:39:12 ローカルキューブ(HiRDB関西) (RC=-1 ローカルキューブが使用する分析対象データが存在しません。分析対象データ(HiRDB1))
10:07:51 ローカルキューブ(HiRDB関東) (RC=0)
01:39:12 ***** HITSENSER5 ローカルキューブ更新コマンド終了 *****
ローカルキューブ運用のコマンドは,バッチファイルから実行してください。コマンドプロンプトなどから実行した場合,このコマンドが終了する前に入力できる状態になりますが,終了する前に連続してこのコマンドを実行することはできません。
次にバッチファイルの作成例を示します。
hs5lcupd /u ユーザ名1 ローカルキューブ名1
IF ERRORLEVEL 1 GOTO ERR
GOTO END
:ERR
echo エラーが発生しました。
:END