図3-3に,MOLAPの場合のプログラム配置例を示します。
図3-3 プログラムの配置例(MOLAPの場合)
![[図データ]](figure/zu03a002.gif)
図3-3は,次のプログラムやファイルを別々のマシンに配置した場合の例です。
- Cosmicube
- 管理情報の格納先(リレーショナルデータベース,又は管理フォルダ下に作成するファイル)
- HITSENSER5
- HITSENSER5を配置するマシンについて
- CosmicubeをWindows 2000又はWindows NTで動作させる場合は,CosmicubeとHITSENSER5を同じマシンに配置できます。また,リレーショナルデータベースをWindows 2000,Windows Server 2003又はWindows NTで動作させる場合は,リレーショナルデータベースとHITSENSER5を同じマシンに配置できます。さらに,CosmicubeとリレーショナルデータベースをWindows 2000又はWindows NTで動作させる場合は,HITSENSER5,Cosmicube,リレーショナルデータベースの三つを,同じマシンに配置できます。
- 管理情報の格納先について
- 管理情報をファイルに格納する場合,管理情報を格納するフォルダは,HITSENSER5から参照できるWindows 2000,Windows 95,Windows 98,Windows Me,Windows XP,Windows Server 2003又はWindows NTマシン上に配置する必要があります。
- Cosmicube,及びリレーショナルデータベースのシステム構成について
- Cosmicubeのシステム構成については,マニュアル「Hitachi OLAP Server Cosmicube」,又は「AIX,HP-UX,Solaris Hitachi OLAP Server Cosmicube」を参照してください。リレーショナルデータベースのシステム構成については,各製品のマニュアルを参照してください。
MOLAPを利用する場合の前提ソフトウェアと必要な設定を表3-2に示します。
表3-2 前提ソフトウェアと必要な設定(MOLAP)
目的 | 使用するデータベース | 前提ソフトウェア | 参照箇所 |
---|
MOLAP | Cosmicube | - Application Object for Cosmicube
- Cosmicube Run Time
- Hitachi OLAP Grid
| 3.5.2 |
管理情報をファイルで管理する | - | - | 3.6.1, 3.6.2 |
管理情報をリレーショナルデータベースで管理する | HiRDB | DBPARTNER ODBC Driver利用時
- DABroker
- HiRDB/Run Time
又はHiRDB Developer's Kit
HiRDB ODBC Driver利用時
- DBPARTNER2 Client
- HiRDB/Run Time
又はHiRDB Developer's Kit
| 3.5.4, 3.6.1, 3.6.2 |
ORACLE | - DABroker
- DBPARTNER2 Client
- DBPARTNER ODBC Driver
|
Microsoft SQL Server |
ドリルスルーを利用する | HiRDB | DBPARTNER ODBC Driver利用時
- DABroker
- DBPARTNER2 Client
HiRDB ODBC Driver利用時
| 3.5.3 |
HiRDB on XDM(XDM/RD E2) | - DABroker
- DBPARTNER2 Client
- DBPARTNER ODBC Driver
|
ORACLE |
Microsoft SQL Server |