3.6 管理情報の設定

HITSENSER5では,利用者のユーザ情報や分析情報ファイルについての情報などを「管理情報」として記録します。管理情報には次の三種類があります。

参考
ここで説明するのはマネージャの機能の一部です。これ以外のマネージャの機能については,マネージャのオンラインヘルプを参照してください。

管理情報は,ファイルとして任意のフォルダに格納する方法と,リレーショナルデータベースに格納する方法があります。

ファイルで管理する場合は,ハードディスクさえあれば管理できます。ただし,削除や移動などを考慮する必要があります。

一方,リレーショナルデータベースで管理する場合は,リレーショナルデータベースが持つ管理機能・セキュリティ機能が使えます。このため,データが勝手に削除されることはありません。しかし,HiRDB,ORACLE,又はMicrosoft SQL Serverを利用するので,リレーショナルデータベースのリソースを必要とします。

次に,それぞれの管理情報の管理方法について説明します。

<この節の構成>
3.6.1 ユーザ管理情報,及び分析情報ファイル管理情報の場合
3.6.2 ROLAP管理情報の場合
3.6.3 管理方法の変更
3.6.4 分析対象データの整合性の確保・ROLAP管理情報のフォーマット変換
3.6.5 管理情報のバックアップ