付録B.1 算出方法

ここでは,作業表用ファイルの容量を求める計算式について説明します。

使用する各列の総データ長の値によって,計算式が異なります。作業表ファイルの算出に使用する計算式を次に示します。

この計算式に使用するテーブルの情報を表B-1に示します。

表B-1 作業用ファイルの計算で使用するテーブルの情報

変数テーブルの情報
a使用するテーブルの行数※1(行)
b使用する各列の総データ長※2(バイト)
注※1
複数のテーブルを使用する場合は,行数が最大のテーブルの情報を使用します。
注※2
複数のテーブルの使用に関係なく各列の総データ長を使用します。

次に,ROLAPを利用する場合とドリルスルーを利用する場合について説明します。

ROLAPを利用する場合は,分析データベースの定義に使用するテーブルを基に,作業表用ファイルを算出します。

ドリルスルーを利用する場合は,ドリルスルーで使用するテーブルを基に作業表用ファイルを算出します。