3.5.4 管理情報をリレーショナルデータベースで管理する場合の設定

<この項の構成>
(1) リレーショナルデータベースでの管理テーブルの作成先領域の準備
(2) 表・インデクスを作成するための権限を持つ専用ユーザの準備
(3) ODBCデータソースの追加

(1) リレーショナルデータベースでの管理テーブルの作成先領域の準備

次の三つの情報を格納するための領域を用意する必要があります。ORACLEを利用する場合は,この準備は必要ありません。

領域の算出方法
HiRDBを利用する場合
ユーザ用RDエリアの容量を算出し,用意します。RDエリアの算出方法については,「付録A HiRDBのRDエリアの算出方法」を参照してください。
Microsoft SQL Serverを利用する場合
ファイルグループの容量を算出し,用意します。ファイルグループの算出方法については,Microsoft SQL Serverのマニュアルを参照してください。

(2) 表・インデクスを作成するための権限を持つ専用ユーザの準備

表・インデクスを作成するための権限を持つHITSENSER5専用のユーザIDとパスワードを準備してください。HITSENSER5は,このユーザIDとパスワードを使用して管理テーブル・インデクスを作成します。データベースのシステム管理者のユーザIDは使用できないので,注意してください。

(3) ODBCデータソースの追加

ドリルスルーをする場合の設定でODBCデータソースを追加している場合は,この設定は必要ありません。設定をしていない場合は,「3.5.3(2) ODBCデータソースの追加」を参照し,ODBCデータソースを追加してください。