管理情報の管理方法を変更する場合は「分析情報ファイル一括管理ツール」を御利用ください。「管理情報の管理方法を変更する場合」とは,具体的には次のような場合を指します。
- 管理情報をファイルで管理する環境から,リレーショナルデータベースで管理する環境に移行する場合,又はその逆の移行をする場合
- ファイルで管理していた管理情報を,別のファイルで管理する環境に移行する場合
通常,アナライザを通じてしか扱えない分析情報ファイルを,一括して新しい環境に登録できます。
(a) 分析情報ファイル一括管理ツールの機能
分析情報ファイル一括管理ツールには,次のような機能があります。
- ファイル一覧の出力
- 現在の管理環境からファイル一覧を取得し,CSV形式のファイルに出力する。
- ファイルの一括登録
- CSV形式のファイル一覧を読み込み,新しい管理環境にファイルを追加する。
- 管理環境の初期化
- 分析情報ファイルを管理する環境を初期化する。
- 管理環境の削除
- 分析情報ファイルを管理する環境を削除する。
(b) 分析情報ファイル一括管理ツールの起動方法
- 「HITSENSER5インストールフォルダ¥HITSENSER5¥Program¥hs5anreg.exe」を起動する
[ログイン]ダイアログが表示されます。
- ユーザIDとパスワードの入力
システム管理者のユーザID,パスワードを入力します。
[OK]ボタンを選択すると,分析情報ファイル一括管理ツールのメインウィンドウが表示されます。
図3-34 分析情報ファイル一括管理ツールのメインウィンドウ
![[図データ]](figure/zu03b007.gif)
分析情報ファイル一括管理ツールの詳しい操作方法については,オンラインヘルプを参照してください。
- 注意
- 管理方法を変更する前に,ユーザを登録しておく必要があります。
- 分析情報ファイル一括管理ツール使用中には,アナライザ,マネージャ,及びそのほかのHITSENSER5のツールを使用しないでください。