HITSENSER5は,次の手順でインストールします。
- HITSENSER5のインストールウィザードの表示
- 統合版の場合
- 日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を実行します。
- HITSENSER5の場合
- タスクバーから[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し,提供媒体の中にある「Setup.exe」を実行します。
[ようこそ]ダイアログが表示されます。[ようこそ]ダイアログの製品名称は,製品ごとに異なります。
図3-4 [ようこそ]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a005.gif)
[次へ]ボタンを選択すると,[ユーザの情報]ダイアログが表示されます。
図3-5 [ユーザの情報]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a006.gif)
- ユーザ情報の設定
インストールするユーザの名前と会社名を入力して,[次へ]ボタンを選択します。選択すると,[インストール方法の選択]ダイアログが表示されます。
図3-6 [インストール方法の選択]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a007.gif)
- インストール方法の選択
インストール方法の「標準」又は「カスタム」を選択して,[次へ]ボタンを選択します。
「カスタム」を選択した場合,HITSENSER5のほかにインストールするコンポーネントを選択できます。なお,DABrokerは,「標準」を選択した場合にはインストールされないので,注意してください。
[次へ]ボタンを選択すると,[インストール先の選択]ダイアログが表示されます。
図3-7 [インストール先の選択]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a008.gif)
- インストール先ディレクトリの指定
インストール先を設定して,[次へ]ボタンを選択します。
デフォルトのインストール先は,「システムドライブ¥Program Files¥HITACHI」です。インストール先を変更する場合は,[参照]ボタンを選択して表示されたダイアログからインストール先を指定します。
HITSENSER5 Standard又はHITSENSER5 Professionalでインストール方法に「カスタム」を選択した場合は,[次へ]ボタンを選択すると,[OLAP種別の選択]ダイアログが表示されます。
図3-8 [OLAP種別の選択]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a009.gif)
- OLAP種別の選択
使用するOLAP種別を選択して,[次へ]ボタンを選択します。
インストール方法に「カスタム」を選択した場合,[コンポーネントの選択]ダイアログが表示されます。
図3-9 [コンポーネントの選択]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a010.gif)
- インストールするコンポーネントの選択
インストールするコンポーネントを選択して,[次へ]ボタンを選択します。
MOLAP機能※を使用する場合で,インストールするマシンにCosmicube環境変数が設定されていない場合は,[Cosmicube環境変数の設定]ダイアログが表示されます。
図3-10 [Cosmicube環境変数の設定]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a011.gif)
- 注※ MOLAP機能は次の製品で使用できます。
- HITSENSER5 Standard for Cosmicube
- HITSENSER5 Professional for Cosmicube
- HITSENSER5 Standard
- HITSENSER5 Professional
- Cosmicube環境変数の設定
Cosmicube運用ディレクトリを指定して,[次へ]ボタンを選択します。
デフォルトのCosmicube運用ディレクトリは,「システムドライブ¥Program Files¥HITACHI¥Cosmicube」です。インストール先を変更する場合は,[参照]ボタンを選択して表示されたダイアログからインストール先を指定します。
[次へ]ボタンを選択すると,[プログラムフォルダの選択]ダイアログが表示されます。
図3-11 [プログラムフォルダの選択]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a012.gif)
- プログラムフォルダの選択
プログラムフォルダを選択して,[次へ]ボタンを選択します。デフォルトのプログラムフォルダは,「HITSENSER5」です。
[次へ]ボタンを選択すると,[ファイルコピーの開始]ダイアログが表示されます。
図3-12 [ファイルコピーの開始]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a013.gif)
- ファイルコピーの開始
現在の設定を確認して,[次へ]ボタンを選択します。選択すると,インストールが開始されます。
インストールが完了すると,[セットアップの完了]ダイアログが表示されます。[セットアップの完了]ダイアログの製品名称は,製品ごとに異なります。
図3-13 [セットアップの完了]ダイアログ
![[図データ]](figure/zu03a014.gif)
- 総合インストーラでHITSENSER5をインストールした場合など,再起動が必要な場合は,再起動を要求するダイアログが表示されます。
- インストールの終了
[完了]ボタンを選択して,インストールを終了します。
- HITSENSER5(統合OLAP版)のインストールについて
- HITSENSER5(統合OLAP版)の場合,ROLAP機能だけ,又はMOLAP機能だけを選択してインストールすることができます。
- HITSENSER5(統合OLAP版)の場合は,次のコンポーネントがインストールされます。※1
- Application Object for Cosmicube
- Hitachi OLAP Grid
- Cosmicube Run Time※2
- DABroker※3
- DBPARTNER2 Client
- DBPARTNER ODBC Driver
- 注※1
- 単一のOLAPを支援する製品の場合,同時にインストールされるコンポーネントは次のとおりです。
- ROLAP専用製品「HITSENSER5 for RDB」の場合
- Hitachi OLAP Grid
- DABroker※3
- DBPARTNER2 Client
- DBPARTNER ODBC Driver
- MOLAP専用製品「HITSENSER5 for Cosmicube」の場合
- Application Object for Cosmicube
- Hitachi OLAP Grid
- Cosmicube Run Time※2
- DBPARTNER2 Client
- DBPARTNER ODBC Driver
- 注※2
- 既に,バージョン02-02より前のCosmicube Run Timeがインストールされている場合は,MOLAP機能がインストールされません。バージョン02-02より前のCosmicube Run Timeをアンインストールしてから,HITSENSER5をインストールしてください。
- 注※3
- DABrokerは,Windows 2000,Windows Server 2003又はWindows NTの環境にだけインストールできます。システム内のサーバのどれか一つにインストールしてください。
- 製品間の排他関係について
- HITSENSER5シリーズの製品が既にインストールされている環境に,別のHITSENSER5シリーズの製品をインストールする際,上書きインストールできる場合と,できない場合があります。この関係を次に示します。
図3-14 HITSENSER5シリーズの製品間の排他関係
![[図データ]](figure/zu03a003.gif)
- 上書きインストールできるのは,次の場合だけです。ただ,これらの場合でも,念のため既にインストールされているHITSENSER5をアンインストールしてから,目的のHITSENSER5をインストールすることをお勧めします。
- HITSENSER5 for CosmicubeにHITSENSER5をインストールする
- HITSENSER5 for RDBにHITSENSER5をインストールする
- これ以外の場合は,上書きインストールできません。必ず,既にインストールされているHITSENSER5をアンインストールしてから,目的のHITSENSER5をインストールしてください。