3.6.5 管理情報のバックアップ

管理情報のバックアップ方法を次に示します。

<この項の構成>
(1) HITSENSER5管理情報及びROLAP管理情報
(2) 集約テーブル

(1) HITSENSER5管理情報及びROLAP管理情報

ファイルで管理している場合
HITSENSER5管理情報及びROLAP管理情報の管理フォルダとして指定したフォルダをバックアップ対象としてください。
RDBで管理している場合
HITSENSER5管理情報で指定したデータベースに,DBMSのユーザIDに指定したユーザを所有者とするHITSENSER5管理情報テーブルを作成します。同様に,ROLAP管理情報で指定したデータベースに,DBMSのユーザIDに指定したユーザを所有者とするROLAP管理情報テーブルを作成します。
作成した管理情報テーブル「HS5_*」をすべてバックアップ対象としてください。
テーブルのバックアップ漏れがないように,DBMSのユーザIDに指定したユーザのスキーマ全体をバックアップする方法を推奨します。
テーブルのバックアップ方法は,ご使用のデータベースのマニュアルなどを参照してください。

(2) 集約テーブル

分析データベースが使用するROLAP管理の接続環境管理の接続先データベースに,集約テーブル名称として指定したテーブル名で,ユーザIDとして指定したユーザを所有者とする集約テーブルを作成します。

作成した集約テーブルをすべてバックアップ対象としてください。

集約テーブルのデータのバックアップが必要でない場合は,テーブル定義だけをバックアップすることもできます。その場合,バックアップデータから復元した後に,集約テーブル更新コマンドなどで集約テーブルのデータを更新する必要があります。

テーブルのバックアップ方法は,ご使用のデータベースのマニュアルなどを参照してください。