3.4 HITSENSER5のインストール

HITSENSER5は,次の手順でインストールします。

  1. HITSENSER5のインストールウィザードの表示
    統合版の場合
    日立総合インストーラ(HCD_INST.EXE)を実行します。
    HITSENSER5の場合
    タスクバーから[スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し,提供媒体の中にある「Setup.exe」を実行します。
    [ようこそ]ダイアログが表示されます。[ようこそ]ダイアログの製品名称は,製品ごとに異なります。

    図3-4 [ようこそ]ダイアログ

    [図データ]

    [次へ]ボタンを選択すると,[ユーザの情報]ダイアログが表示されます。

    図3-5 [ユーザの情報]ダイアログ

    [図データ]

  2. ユーザ情報の設定
    インストールするユーザの名前と会社名を入力して,[次へ]ボタンを選択します。選択すると,[インストール方法の選択]ダイアログが表示されます。

    図3-6 [インストール方法の選択]ダイアログ

    [図データ]

  3. インストール方法の選択
    インストール方法の「標準」又は「カスタム」を選択して,[次へ]ボタンを選択します。
    「カスタム」を選択した場合,HITSENSER5のほかにインストールするコンポーネントを選択できます。なお,DABrokerは,「標準」を選択した場合にはインストールされないので,注意してください。
    [次へ]ボタンを選択すると,[インストール先の選択]ダイアログが表示されます。

    図3-7 [インストール先の選択]ダイアログ

    [図データ]

  4. インストール先ディレクトリの指定
    インストール先を設定して,[次へ]ボタンを選択します。
    デフォルトのインストール先は,「システムドライブ¥Program Files¥HITACHI」です。インストール先を変更する場合は,[参照]ボタンを選択して表示されたダイアログからインストール先を指定します。
    HITSENSER5 Standard又はHITSENSER5 Professionalでインストール方法に「カスタム」を選択した場合は,[次へ]ボタンを選択すると,[OLAP種別の選択]ダイアログが表示されます。

    図3-8 [OLAP種別の選択]ダイアログ

    [図データ]

  5. OLAP種別の選択
    使用するOLAP種別を選択して,[次へ]ボタンを選択します。
    インストール方法に「カスタム」を選択した場合,[コンポーネントの選択]ダイアログが表示されます。

    図3-9 [コンポーネントの選択]ダイアログ

    [図データ]

  6. インストールするコンポーネントの選択
    インストールするコンポーネントを選択して,[次へ]ボタンを選択します。
    MOLAP機能を使用する場合で,インストールするマシンにCosmicube環境変数が設定されていない場合は,[Cosmicube環境変数の設定]ダイアログが表示されます。

    図3-10 [Cosmicube環境変数の設定]ダイアログ

    [図データ]

    注※ MOLAP機能は次の製品で使用できます。
    • HITSENSER5 Standard for Cosmicube
    • HITSENSER5 Professional for Cosmicube
    • HITSENSER5 Standard
    • HITSENSER5 Professional
  7. Cosmicube環境変数の設定
    Cosmicube運用ディレクトリを指定して,[次へ]ボタンを選択します。
    デフォルトのCosmicube運用ディレクトリは,「システムドライブ¥Program Files¥HITACHI¥Cosmicube」です。インストール先を変更する場合は,[参照]ボタンを選択して表示されたダイアログからインストール先を指定します。
    [次へ]ボタンを選択すると,[プログラムフォルダの選択]ダイアログが表示されます。

    図3-11 [プログラムフォルダの選択]ダイアログ

    [図データ]

  8. プログラムフォルダの選択
    プログラムフォルダを選択して,[次へ]ボタンを選択します。デフォルトのプログラムフォルダは,「HITSENSER5」です。
    [次へ]ボタンを選択すると,[ファイルコピーの開始]ダイアログが表示されます。

    図3-12 [ファイルコピーの開始]ダイアログ

    [図データ]

  9. ファイルコピーの開始
    現在の設定を確認して,[次へ]ボタンを選択します。選択すると,インストールが開始されます。
    インストールが完了すると,[セットアップの完了]ダイアログが表示されます。[セットアップの完了]ダイアログの製品名称は,製品ごとに異なります。

    図3-13 [セットアップの完了]ダイアログ

    [図データ]

    総合インストーラでHITSENSER5をインストールした場合など,再起動が必要な場合は,再起動を要求するダイアログが表示されます。
  10. インストールの終了
    [完了]ボタンを選択して,インストールを終了します。
HITSENSER5(統合OLAP版)のインストールについて
HITSENSER5(統合OLAP版)の場合,ROLAP機能だけ,又はMOLAP機能だけを選択してインストールすることができます。
HITSENSER5(統合OLAP版)の場合は,次のコンポーネントがインストールされます。※1
  • Application Object for Cosmicube
  • Hitachi OLAP Grid
  • Cosmicube Run Time※2
  • DABroker※3
  • DBPARTNER2 Client
  • DBPARTNER ODBC Driver
注※1
単一のOLAPを支援する製品の場合,同時にインストールされるコンポーネントは次のとおりです。
ROLAP専用製品「HITSENSER5 for RDB」の場合
  • Hitachi OLAP Grid
  • DABroker※3
  • DBPARTNER2 Client
  • DBPARTNER ODBC Driver
MOLAP専用製品「HITSENSER5 for Cosmicube」の場合
  • Application Object for Cosmicube
  • Hitachi OLAP Grid
  • Cosmicube Run Time※2
  • DBPARTNER2 Client
  • DBPARTNER ODBC Driver
注※2
既に,バージョン02-02より前のCosmicube Run Timeがインストールされている場合は,MOLAP機能がインストールされません。バージョン02-02より前のCosmicube Run Timeをアンインストールしてから,HITSENSER5をインストールしてください。
注※3
DABrokerは,Windows 2000,Windows Server 2003又はWindows NTの環境にだけインストールできます。システム内のサーバのどれか一つにインストールしてください。
製品間の排他関係について
HITSENSER5シリーズの製品が既にインストールされている環境に,別のHITSENSER5シリーズの製品をインストールする際,上書きインストールできる場合と,できない場合があります。この関係を次に示します。

図3-14 HITSENSER5シリーズの製品間の排他関係

[図データ]
上書きインストールできるのは,次の場合だけです。ただ,これらの場合でも,念のため既にインストールされているHITSENSER5をアンインストールしてから,目的のHITSENSER5をインストールすることをお勧めします。
  • HITSENSER5 for CosmicubeにHITSENSER5をインストールする
  • HITSENSER5 for RDBにHITSENSER5をインストールする
これ以外の場合は,上書きインストールできません。必ず,既にインストールされているHITSENSER5をアンインストールしてから,目的のHITSENSER5をインストールしてください。