あるワイン販売店で,主任から支店長への毎月の売上報告に利用した例を紹介します。
主任は支店長から次のような要望を受けていました。
そこで,主任はコマンドを利用して,次のような分析環境を作成しました。
図2-23 コマンドの利用例
画面の右側には,支店長から指示のあった四つの分析観点によるグラフが表示されています。画面の左側には,支店長の目的に応じた操作ができるボタンが並んでいます。
上記の例を作成する操作の概要は次のとおりです。
これで,HITSENSER5の詳しい操作を知らない方でも,ボタンを押すだけで目的の操作ができる分析環境ができあがりました。
しかし,この例のようにボタンがたくさん並ぶと,目的の操作に対応したボタンを見付けにくくなります。これを解決するには,ブックメニューを利用します。
さらに,主任はブックメニューを利用して,次のような分析環境を作成しました。
図2-24 ブックメニューの利用例
このブックメニューには,分析の観点ごとに四つのタブがあります。それぞれのタブに,必要に応じて操作できるボタンが組み込まれています。
上記の例を作成する操作の概要は次のとおりです。
コマンド,及びブックメニューの具体的な作成方法については,アナライザのオンラインヘルプを参照してください。