1.3.1 データベースアクセスクラス

データベースアクセスクラスには簡易版と詳細版の二つのタイプがあります。

簡易版クラスは,2種類のオブジェクトでデータベースをアクセスするためのクラスです。

詳細版クラスは,データベースを木目細かくアクセスするためのクラスであり,簡易版と比較して,ストアドプロシジャを利用するためのクラスや,テーブル名,フィールド名などの定義情報を参照するクラスが追加されています。

また,DBMSがHiRDBで,繰り返し列へアクセスする場合にだけ利用できる四つのクラスもあります。これらのクラスは,簡易版と詳細版の両方で利用できるクラスです。

各クラスについて次に説明します。

<この項の構成>
(1) 簡易版クラス
(2) 詳細版クラス
(3) 簡易版と詳細版の共通のクラス

(1) 簡易版クラス

簡易版クラスでは下記に示すデータベースアクセスができます。

(2) 詳細版クラス

詳細版クラスでは下記に示すデータベースアクセスができます。

(3) 簡易版と詳細版の共通のクラス

繰り返し列を扱うためのクラスで,下記に示すデータベースアクセスができます。