1.4.2 データベースへの接続と切断

データベースをアクセスするには,そのデータベースの種類や存在する場所などの情報が必要であり,この情報は,DABroker本体の接続先データベース定義ファイルで定義します。

DABroker for C++を利用するアプリケーションでは,ここで定義されたデータベース種別名,データベース名を使用して接続するため,データベース種別の変更や稼働サーバ変更などの影響を受け難い形態となっています。

DABroker for C++では,データベースの接続先の情報を持つオブジェクトを生成し,Connectメソッドでデータベースと接続します。このConnectメソッドでは,ユーザID/パスワードなどを指定します。

データベースとの接続は,オブジェクトの削除やCloseメソッドで切断します。