8.1.3 トレースファイルの見方

トレースファイルは,"dabevttrccpp1"の名称で作成されます。

出力されるファイルの内容は,次のとおりです。

 

10800041 00100000 711a 00e2 1998/04/04 13:31:52.443000
BEGIN:::Object(12fef8):::DBDriverManager::InitializeMessage()

 

1ブロック目の数値(10800041):トレース出力に使用したレベル

2ブロック目の数値(00100000):仮想プロセスID(関係ありません)

3ブロック目の数値(711a):プロセスID

4ブロック目の数値(00e2):スレッドID

5ブロック目の数値(1998/04/04):採取した日付

6ブロック目の数値(13:31:52):採取した時間

以降のブロック:実行時の動作結果のログ

なお,一つ目のログファイルが一杯になると(DABCPP_EVTTRC_SIZEで指定したサイズを超えると),バックアップファイルとして1世代前のファイルをdabevttrccpp2という名称で作成します。 dabevttrccpp1が一杯になるとdabevttrccpp2にコピーし,次にdabevttrccpp1が一杯になるとdabevttrccpp1をdabevttrccpp2にもう一度コピーした上でdabevttrccpp1をラップアラウンドします。