GetErrorStatusメソッド

機能

SQL文の非同期実行時のエラー情報を得るために,DBSQLCAオブジェクトへのポインタを取得します。

形式

DBSQLCA *GetErrorStatus(void)

引数

なし

機能詳細

DBSQLCAオブジェクトへのポインタを取得します。

非同期処理のときは,エラーが発生しても直にエラーを取得できません。このため,ユーザは任意の時点でエラーを確認する必要があります。

非同期実行時にエラーが発生した場合,DBSQLCAオブジェクトにエラー情報が設定されます。

DBSQLCAオブジェクトでは,非同期実行中に発生したエラー情報を最大100回分保存できます。エラー情報は,新しいエラー情報から100回分保存されるため,エラー情報を確認したあとはDBSQLCAクラスのDeleteメソッドを呼び出して,不要なエラー情報をクリアしておいてください。

同期実行時もDBSQLCAオブジェクトへのポインタを取得しますが,コンストラクタでエラーが発生しなかった場合,取得したオブジェクトにエラーは設定されません。

戻り値

データ型:DBSQLCA*

DBSQLCAオブジェクトへのポインタ。

発生する例外

なし