DABrokerでは,アプリケーションからのデータベースアクセス要求に対して,アプリケーションの処理続行が不可能なエラーが発生した場合,エラーをスローします。
エラーは,DBSQLCAクラスを利用して解析することができます。
特に,DABrokerでは,DBMSごとに異なるエラー発生時のエラーコードの違いを吸収し,アプリケーションでは,DBMSを意識することなくエラー処理を記述できます。ただし,すべてのエラーコードを対象としている訳ではなく,アプリケーションのエラー処理の判断に必要な,次のコードだけを対象としています。
エラーの種類 | e_USERCODE | e_USEREEROR |
---|---|---|
ロックエラー | -20001 | 更新またはロックしようとしたレコードは他のトランザクションによってすでにロックされています。 |
デッドロック | -20002 | デッドロックが発生しました。 |
UserID/Password不正※ | -20003 | ユーザIDまたはパスワードの指定が不正です。 |
テーブルのアクセス 権限不足 | -20004 | テーブルに対するアクセス権限が不足しています。 |