HiRDB以外のデータベースへの接続処理,及び切断処理については,スレッド間で排他制御を行っているため,複数のスレッドから同時に実行した場合でも,並行に処理されることはありません。また,接続,切断処理は比較的重い処理であるため,同時に幾つものスレッドで接続処理,切断処理が頻繁に行われるようなプログラムでは,これらの処理が性能低下の原因になることがあります。このような場合,あらかじめデータベースへの接続を幾つか作成しておき,要求があるたびに空いている接続を割り当て,処理が終わった後も切断しないで,次の要求で再利用できるようにします。このような手法は,一般にコネクションプーリングと呼ばれています。