GetFieldTypeメソッド

機能

フィールドのデータ型を取得します。

形式

インデクス番号で指定する場合

UINT16 GetFieldType(UINT32 dwIndex) throw DBSQLCA

フィールド名で指定する場合

UINT16 GetFieldType(LPCTSTR lpctFieldName) throw DBSQLCA

引数

dwIndex

1から始まるフィールドの番号を指定します。

lpctFieldName

フィールドの名称を指定します。

戻り値

データ型:UINT16

指定したフィールドのデータ型を取得します。

COL_TYPE_INT16:2バイト長符号付き2進整数

COL_TYPE_INT32:4バイト長符号付き2進整数

COL_TYPE_UINT16:2バイト長符号なし2進整数

COL_TYPE_UINT32:4バイト長符号なし2進整数

COL_TYPE_NUMERIC:符号付き10進数

COL_TYPE_SINGLE:4バイト長浮動小数点数

COL_TYPE_DOUBLE:8バイト長浮動小数点数

COL_TYPE_CHAR:固定長文字列

COL_TYPE_VARCHAR:可変長文字列(最大長指定あり)

COL_TYPE_LONGVARCHAR:可変長文字列(最大長指定なし)

COL_TYPE_DATE:日付型

COL_TYPE_TIME:時間型

COL_TYPE_TIMESTAMP:日付・時間型

COL_TYPE_INTERVAL:時間間隔型

COL_TYPE_BOOLEAN:ブーリアン型

COL_TYPE_BINARY:固定長バイナリ型

COL_TYPE_VARBINARY:可変長バイナリ型(最大長指定あり)

COL_TYPE_LONGVARBINARY:可変長バイナリ型(最大長指定なし)

COL_TYPE_MONEY:金額型

COL_TYPE_SERIAL:自動インクリメント型

COL_TYPE_ROWID:ROWID

機能詳細

指定されたフィールドのデータベース中でのデータ型を取得します。

それぞれのデータ型は,ResultSet中に読み込まれたときに,デフォルトのC++データ型に変換されます。

変換されたデフォルトのデータ型がどのような型になるかは,使用するDBMSによって異なります。

型変換の詳細については,「7.1 クラスライブラリで扱うデータ型と変換規則」を参照してください。

繰り返し列かどうかの判断は,GetArraySizeメソッドで確認してください。

発生する例外

DBSQLCA(RetCode)

DB_ERROR_NOT_FOUND
指定したフィールドがありません。
DB_ERROR_CANNOT_BE_NULL
引数lpctFieldNameにNULLを指定しています。
DB_ERROR_BEFORE_EXECUTE
Executeメソッドが実行されていません。