SetAutoCommitメソッド

機能

自動コミットを制御します。

形式

void SetAutoCommit(BOOLEAN bAutoCommit = TRUE) throw DBSQLCA

引数

bAutoCommit

自動コミットの制御を指定します。

TRUE:ステートメントごとに自動コミットをします。

FALSE:ステートメントごとの自動コミットをやめて,トランザクションを開始します。

戻り値

なし

機能詳細

トランザクションの開始を明示的に宣言しない場合, SQL文が1文実行されるごとに自動的にコミットされます。この自動コミットを制御します。デフォルトでは自動コミットをする(TRUE)になっています。

SetAutoCommitメソッドでFALSEを指定するか,又はBeginTransメソッドを呼び出すと,トランザクションを開始します。設定を変更しただけの場合は,それまでのトランザクションが継続されます。次のSQL実行時から有効になります。

SetAutoCommitメソッドを引数bAutoCommitにTRUEを指定して呼び出すと,自動コミットされるようになります。

発生する例外

DBSQLCA(RetCode)

DB_ERROR_NO_CONNECTION_OBJECT
DBConnectionオブジェクトが登録されていません。
DB_ERROR_IN_ASYNC_EXECUTE
非同期実行処理中ステートメントがあります。
DB_ERROR_DRIVER_ERROR
DBMSでエラーが発生しました。
DB_ERROR_DAB_ACCESS_ERROR
DABrokerでエラーが発生しました。
DBSQLCAクラスで詳細コードを確認してください。
DB_ERROR_DAB_SYSTEMCALL_ERROR
システムコールでエラーが発生しました。
DBSQLCAクラスで詳細コードを確認してください。
DB_ERROR_TIMEOUT
タイムアウトが発生したため制御を戻します。