5.2 詳細版で利用できるクラスの概要

C++クラスライブラリのオブジェクト階層を図5-1に示します。

上位のクラスは,下位のクラスのオブジェクトを生成することを意味します。

なお,HiRDBの繰り返し列用のクラスライブラリは,簡易版でも利用できるため,詳細については,「6.共通関数詳細」を参照してください。

図5-1 C++クラスライブラリのオブジェクト階層

[図データ]

C++クラスライブラリのクラスの一覧を表5-1に示します。

表5-1 C++クラスライブラリのクラスの一覧

クラス名概 要
DBDriverManagerクラスDABrokerのトップオブジェクトです。
DBDriverクラス接続するデータベースについて管理します。
DBConnectionクラスデータベースへの接続を管理します。
DBStatementクラスSQL文の実行を管理します。
DBResultSetクラスResultSetを管理します。
DBResultSetMetaDataクラスResultSetの情報を管理します。
DBPreparedStatementクラス実行時に動的に決まる?パラメタ(又はプレースフォルダ)を利用するSQL文を管理します。
DBCallableStatementクラスストアドプロシジャの実行を管理します。
DBDatabaseMetaDataクラスデータベースの情報を管理します。
DBTransactionクラストランザクションを管理します。
DBRArrayDataFactoryクラス繰り返し列を扱う DBRArrayDataを管理します。
DBRArrayDataクラス繰り返し列を管理します。
DBRArrayDataPtrクラス要素の値を変更したり,参照します。
DBRArrayDataConstPtrクラス要素の値を参照します。
classListTablesクラステーブル一覧情報を管理します。
classListColumnsクラスフィールド一覧情報を管理します。
classListProceduresクラスプロシジャ一覧情報を管理します。
classListProcedureColumnsクラスプロシジャのパラメタ一覧情報を管理します。
classListPrimaryKeysクラステーブル中のプライマリキーを構成するフィールドの一覧情報を管理します。