カット紙(両面印刷)または用紙サイズ・行間値拡張形式の場合は用紙サイズと用紙向き,マージンを設定します。また,連続紙の場合は用紙長,印字禁止領域幅を設定します。新規作成時はデフォルト値,既存のイメージを開いた場合はその設定値が表示されますので,必要に応じて変更します。
物理的な用紙のサイズに対して,行や書式を配置する領域(印刷領域)を設計します。その領域を用紙の端からの位置としてマージンを設定します。
マージンの変更を設定する手順を次に示します。
表6-5 [マージンの変更]画面の設定項目と設定できるマージン値
設定項目 | 数値の単位 | 設定できる範囲 | 初期表示値 |
---|---|---|---|
上マージン | ドット(240dpi) | 0~3,966 | 85 |
ミリメートル | 0~419.73 | 9.00 | |
インチ | 0~16.525 | 0.354 | |
下マージン | ドット(240dpi) | 0~3,966 | 47 |
ミリメートル | 0~419.73 | 4.97 | |
インチ | 0~16.525 | 0.196 | |
左マージン | ドット(240dpi) | 0~3,966 | 85 |
ミリメートル | 0~419.73 | 9.00 | |
インチ | 0~16.525 | 0.354 | |
右マージン | ドット(240dpi) | 0~3,966 | 47 |
ミリメートル | 0~419.73 | 4.97 | |
インチ | 0~16.525 | 0.196 |
プルダウンリストに表示されている項目の中から,用紙サイズと用紙の向きを選択します。
設定可能な用紙サイズを次の表に示します。
表6-6 設定可能な用紙サイズ
用紙サイズ | 短辺×長辺(縮小前) | |||
---|---|---|---|---|
ドット | ミリメートル | インチ | ||
等倍 | A3 | 2,806×3,968 | 296.97×419.95 | 11.692×16.533 |
A4 | 1,984×2,806 | 209.97×296.97 | 8.267×11.692 | |
A5 | 1,398×1,984 | 147.95×209.97 | 5.825×8.267 | |
B4 | 2,428×3,439 | 256.96×363.96 | 10.117×14.329 | |
B5 | 1,719×2,428 | 181.93×256.96 | 7.163×10.117 | |
レター | 2,040×2,636 | 215.90×278.98 | 8.500×10.983 | |
任意※3 | 480×600~ 8,191×8,191 | 50.8×63.5~ 866.9×866.9 | 2.00×2.50~ 34.13×34.13 | |
縮小※1 | A3→B4(90%)※2 | 2,692×3,817 | 284.90×403.97 | 11.217×15.904 |
A3→B4(80%) | 2,806×3,968 | 296.97×419.95 | 11.692×16.533 | |
A3→A4(75%)※2 | 2,645×3,741 | 279.93×395.92 | 11.021×15.588 | |
A3→A4(70%) | 2,806×3,968 | 296.97×419.95 | 11.692×16.533 | |
A4→B5(80%) | 1,984×2,806 | 209.97×296.97 | 8.267×11.692 | |
A4→A5(70%) | 1,984×2,806 | 209.97×296.97 | 8.267×11.692 | |
B4→A4(90%)※2 | 2,201×3,118 | 232.94×329.99 | 9.171×12.992 | |
B4→A4(80%) | 2,428×3,439 | 256.96×363.96 | 10.117×14.329 | |
B4→A4(70%) | 2,428×3,439 | 256.96×363.96 | 10.117×14.329 | |
B4→B5(70%) | 2,428×3,439 | 256.96×363.96 | 10.117×14.329 | |
B5→A5(80%) | 1,719×2,428 | 181.93×256.96 | 7.163×10.117 |
なお,用紙サイズおよび用紙向きを変更した場合,カット紙および用紙サイズ・行間値拡張形式の用紙サイズチェックが行われます。カット紙および用紙サイズ・行間値拡張形式の用紙サイズチェックについては,「(1) マージン(カット紙または用紙サイズ・行間値拡張形式の場合だけ設定)」の補足事項を参照してください。
表6-7 縮小後のマージン値の計算式(単位:ミリメートル)
用紙サイズ | 縮小後マージン値 | ||||
---|---|---|---|---|---|
上 | 下 | 左 | 右 | ||
縮小 | A3→B4(90%) | 0.9a | 0.9b | 0.9c | 0.9d |
A3→B4(80%) | 9.7+0.8a | 9.7+0.8b | 14.0+0.8c | 14.0+0.8d | |
A3→A4(75%) | 0.75a | 0.75b | 0.75c | 0.75d | |
A3→A4(70%) | 1.1+0.7a | 1.1+0.7b | 1.6+0.7c | 1.6+0.7d | |
A4→B5(80%) | 7.0+0.8a | 7.0+0.8b | 9.7+0.8c | 9.7+0.8d | |
A4→A5(70%) | 0.6+0.7a | 0.6+0.7b | 1.1+0.7c | 1.1+0.7d | |
B4→A4(90%) | 0.9a | 0.9b | 0.9c | 0.9d | |
B4→A4(80%) | 2.2+0.8a | 2.2+0.8b | 2.9+0.8c | 2.9+0.8d | |
B4→A4(70%) | 15.1+0.7a | 15.1+0.7b | 21.2+0.7c | 21.2+0.7d | |
B4→B5(70%) | 1.1+0.7a | 1.1+0.7b | 1.2+0.7c | 1.2+0.7d | |
B5→A5(80%) | 1.2+0.8a | 1.2+0.8b | 2.2+0.8c | 2.2+0.8d |
図6-3 FCBイメージと書式の位置関係(片面印刷)
図6-4 FCBイメージと書式の位置関係(両面印刷・とじ代位置左)
用紙長を設定します。
用紙長を設定する手順を次に示します。
物理的な用紙のサイズに対して,行や書式を配置する領域(印刷領域)を設計します。その領域を用紙の上下端からの位置として,プルダウンリストに表示されている項目の中から印字禁止領域幅を設定します。
括弧内には数値の単位に換算した値が併記されています。印字禁止領域幅は連続紙の上下端2か所に必要なため,「×2」と表示されています。
なお,印字禁止領域幅を変更した場合,連続紙の用紙サイズチェックが行われます。