WindowsのコマンドプロンプトでFDSNC.exeを実行して,書式オーバレイモジュール生成機能を起動します。書式オーバレイモジュール生成機能の起動は,次に示すどれかの方法で行います。
- FDSNC
- FDSNC △ /h
- FDSNC △ 入力ファイル名
- FDSNC △ 入力ファイル名 △ /d △ 出力フォルダ名
- FDSNC △ 入力ファイル名 △ /t △ イメージ種別
- FDSNC △ 入力ファイル名 △ /d △ 出力フォルダ名 △ /t △ イメージ種別
- 注
- コマンドプロンプトからの実行では,環境設定機能で設定した内容は無効となります。
- 各パラメタの順番は,上記のとおりで変更できません。
FDSNCコマンドで指定するパラメタを次の表に示します。
表5-3 FDSNCコマンドで指定するパラメタ
パラメタ | 説明 | 省略時の仮定値 |
---|
/h | /hを指定すると,コマンドの使用方法とバージョンが表示されます。 | - |
入力ファイル名 | 入力となる書式イメージファイル(*.fog)を指定します。
- 絶対パスまたは相対パスで指定できます。
- ワイルドカード指定またはフォルダ指定はしないでください。
| - |
/d△出力フォルダ名 | 生成した書式オーバレイモジュールを保存する既存のフォルダを指定します。
- 絶対パスまたは相対パスで指定できます※。
- /dと出力フォルダ名は必ず組で指定してください。
| 起動時のカレントフォルダ |
/t△イメージ種別 | メインフレームのどのOSと連携して運用されているPDEで使用するために書式オーバレイモジュールを生成するかを指定します。
- VOS3,VOS1,VOSK,またはOPEN(オープン)のどれかを指定します。
- /tとイメージ種別は必ず組で指定してください。
| VOS3 |
- (凡例)
- -:該当しません。
- 注※ 出力先フォルダをパス指定する場合は,長さが244バイト以下となるように指定してください。