12.3 [制御イメージ一覧機能]画面とメニュー項目一覧

<この節の構成>
(1) [制御イメージ一覧機能]画面構成
(2) メニュー項目一覧
(3) 標準ツールバーと標準ボタン
(4) ポップアップメニュー
(5) 不活性化
(6) 制御イメージ一覧の項目一覧
(7) 注意事項

(1) [制御イメージ一覧機能]画面構成

[制御イメージ一覧機能]画面構成を次に示します(項番は項目の説明の番号と対応しています)。

[図データ]

  1. タイトルバー
    タイトルには,フォルダパスを表示し,その右側に「△-△制御イメージ一覧機能」(△は半角スペースを示します)が表示されます。
  2. メニューバー
    コマンドメニューが表示されます。
  3. ツールバー
    標準ボタンが表示されます。
  4. 制御イメージ一覧
    制御イメージ一覧が表示されます。
  5. 垂直スクロールバー
    制御イメージ一覧を垂直方向にスクロールする場合に操作します。
  6. ステータスバー(メッセージ領域)
    メニューの各操作やボタンのガイダンスを表示します。
  7. 水平スクロールバー
    制御イメージ一覧を水平方向にスクロールする場合に操作します。

 

なお,初期表示の画面の大きさは前回終了時と同じとなります。

(2) メニュー項目一覧

[制御イメージ一覧機能]画面のメニュー項目一覧を次の表に示します。

表12-2 [制御イメージ一覧機能]画面のメニュー項目一覧

メニューバープルダウンメニュー機能
ファイル(F新規作成(N書式イメージ(I書式イメージを新規に作成します。
FCBイメージ(F
  • FCBイメージを新規に作成します。
  • FCBイメージ作成機能を新規作成の状態で起動します。
デフォルト機能キャラクタイメージ(D
  • デフォルト機能キャラクタイメージを新規に作成します。
  • デフォルト機能キャラクタイメージ作成機能を新規作成の状態で起動します。
ファイルを開く(O選択されているファイルを開きます。
フォルダを開く(F)...フォルダを開きます。
書式オーバレイを生成(V選択されている書式イメージから書式オーバレイを生成します。
書式記述文を生成(K選択されている書式イメージから書式記述文を生成します。
削除(D選択されているファイルを削除します。
一覧の保存(S)...制御イメージ一覧を保存します。
MRUリスト直前に開かれたフォルダを四つまで表示します。このフォルダを指定すると,フォルダの指定作業を省略して直接開くことができます。
アプリケーションの終了(X制御イメージ一覧機能を終了します。
表示(V標準ツールバー(T標準ツールバーの表示の有無を設定します。
ステータスバー(Sステータスバーの表示の有無を設定します。
書式オーバレイ(O書式オーバレイの一覧を表示します。
書式イメージ(I書式イメージの一覧を表示します。
FCBイメージ(FFCBイメージの一覧を表示します。
デフォルト機能キャラクタイメージ(Cデフォルト機能キャラクタイメージの一覧を表示します。
ドット(D数値の単位をドットで表示します。
ミリメートル(M数値の単位をミリメートルで表示します。
インチ(N数値の単位をインチで表示します。
警告ダイアログの表示(W警告ダイアログの表示の有無を設定します。
すべて選択(A表示している制御イメージをすべて選択状態にします。
最新の情報に更新(R制御イメージ一覧を最新の状態に更新します。
ヘルプ(Hバージョン情報(A)...このプログラムのバージョンなどを表示します。

(3) 標準ツールバーと標準ボタン

[制御イメージ一覧機能]画面の標準ツールバーと標準ボタンを次の図に示します。

図12-1 [制御イメージ一覧機能]画面の標準ツールバーと標準ボタン

[図データ]

新規ファイルボタン[図データ]は,制御イメージ一覧に表示しているイメージの新規ファイルを作成します。その他の機能は[制御イメージ一覧機能]画面のメニューの各コマンドと同じです。

(4) ポップアップメニュー

ポップアップメニューは,制御イメージ一覧上で右クリックすることで表示されます。機能は[制御イメージ一覧機能]画面のメニューの各コマンドと同じです。

[図データ]

(5) 不活性化

メニューバー,ポップアップメニュー,およびボタンの選択が無意味または使用不可の場合に不活性表示(無効状態であり,薄く表示されている)になります。

(6) 制御イメージ一覧の項目一覧

制御イメージの種類ごとに表示する項目を次に示します。

注意事項
制御イメージ一覧にはファイル形式の正しい(PDE - Form Designerがサポートしている)制御イメージだけを表示します。ただし,制御イメージ一覧には表示されますが,ファイルを開くまたはPDEに入力すると,ファイル形式エラーが起こる場合もあります。最終的なファイル形式の確認は,ファイルを開くことで行ってください。
補足事項
ラインプリンタ用の制御イメージは180dpi,それ以外の制御イメージは240dpiで表示します。
リスト表示時にファイルの内容を読み取るためバックグラウンドでファイルを開きますが,ファイルが開けなかった場合は編集中と判断して,ファイル名の後ろに「△*」(△:半角スペース)を表示します(ファイルが解析できなかったことを示します)。ファイルが編集中の場合は,名前と更新日時だけを表示します。
また,「カット紙/連続紙プリンタ用」または「ラインプリンタ用」を判断できない制御イメージは,プリンタの後ろに「△*」を表示して,制御イメージ設定の「優先度」に従って表示していることを示しています。
(a) 書式オーバレイ

書式オーバレイの制御イメージ一覧の項目一覧を次の表に示します。

表12-3 書式オーバレイの制御イメージ一覧の項目一覧

項目説明
名前ファイルの名前を表示します。
用紙用紙の種類,用紙サイズの拡張の有無を表示します。用紙の大きさが規格外の場合は,空欄で表示します。用紙の種類と大きさについては,「4. 書式定義機能」を参照してください。
用紙幅を表示します。
高さ用紙の高さを表示します。
FCB右相対距離FCBの原点から右への相対距離を表示します。
FCB下相対距離FCBの原点から下への相対距離を表示します。
水平/垂直線イメージ中に含まれる水平または垂直線の数を表示します。
斜線イメージ中に含まれる斜線の数を表示します。
イメージ中に含まれる円の数を表示します。
円弧イメージ中に含まれる円弧の数を表示します。
パターンイメージ中に含まれるパターンの数を表示します。
網掛けイメージ中に含まれる網掛けの数を表示します。
文字イメージ中に含まれる文字の数を表示します。
更新日時ファイルの更新日時を表示します。
注※ 選択された数値の単位によって表示が変更されます。

ただし,書式オーバレイ生成時に図形の分解が起こる場合があるため(例:2ドット以上の斜線は1ドットの斜線に分解されるなど),実際の書式の印象より表示されている数が大きくなる場合があります。

(b) 書式イメージ

書式イメージの制御イメージ一覧の項目一覧を次の表に示します。

表12-4 書式イメージの制御イメージ一覧の項目一覧

項目説明
名前ファイルの名前を表示します。
書式名書式名を表示します。
用紙用紙の種類,用紙サイズの拡張の有無を表示します。用紙の大きさが規格外の場合は,空欄で表示します。用紙の種類と大きさについては,「4. 書式定義機能」を参照してください。
用紙幅を表示します。
高さ用紙の高さを表示します。
FCB右相対距離FCBの原点から右への相対距離を表示します。
FCB下相対距離FCBの原点から下への相対距離を表示します。
直線イメージ中に含まれる直線の数を表示します。
矩形イメージ中に含まれる矩形の数を表示します。
イメージ中に含まれる円の数を表示します。
円弧イメージ中に含まれる円弧の数を表示します。
パターンイメージ中に含まれるパターンの数を表示します。
網掛けイメージ中に含まれる網掛けの数を表示します。
文字列イメージ中に含まれる文字列の数を表示します。
更新日時ファイルの更新日時を表示します。
注※ 選択された数値の単位によって表示が変更されます。
(c) FCBイメージ

FCBイメージの制御イメージ一覧の項目一覧を次の表に示します。

表12-5 FCBイメージの制御イメージ一覧の項目一覧

項目説明カット紙プリンタ用単機能プリンタ用連続紙プリンタ用ラインプリンタ用用紙・行間値拡張形式
名前ファイルの名前を表示します。
形式ファイル形式を表示します(「ホスト用互換」または「用紙・行間値拡張」)。
プリンタプリンタを表示します(「両面印刷」,「単機能」,「連続紙」,または「ライン」)。×
行数行数を表示します。
用紙用紙の種類,縮小率を表示します。用紙の種類と大きさについては,「6. FCBイメージ作成機能」を参照してください。××
用紙幅を表示します。××
高さ用紙の高さを表示します。
上マージン上マージンを表示します。××
下マージン下マージンを表示します。××
左マージン左マージンを表示します。×××
右マージン右マージンを表示します。×××
片面/両面片面/両面印刷を表示します。×××
桁ずらし桁ずらし文字数を表示します。
とじ代とじ代の位置を表示します。×××
回転回転角度(0°または180°)を表示します。×××
更新日時ファイルの更新日時を表示します。
(凡例)
○:表示します。
×:表示しません。
△:ANモードの場合は表示します。Kモードの場合は表示しません。
□:FCB2の場合は表示します。FCBAの場合は表示しません。
注※ 選択された数値の単位によって表示が変更されます。
(d) デフォルト機能キャラクタイメージ

デフォルト機能キャラクタイメージの制御イメージ一覧の項目一覧を次の表に示します。

表12-6 デフォルト機能キャラクタイメージの制御イメージ一覧の項目一覧

項目説明カット紙/連続紙プリンタ用ラインプリンタ用
名前ファイルの名前を表示します。
プリンタプリンタを表示します(「カット紙/連続紙」または「ライン」)。
コード種別コード種別を表示します。
書体書体番号を表示します。
文字サイズ文字サイズを表示します。任意の機能キャラクタコードの場合は,「任意(1A 46 xx)」(xx:任意のコード)の形式で表示します。×
字間値字間値と単位を表示します。ただし,拡張ドット指定の場合は,「X(x)ドット」(X:全角の字間値,x:半角の字間値)の形式で表示します。任意の機能キャラクタコードの場合は,標準ドット指定では「任意(1A 47 xx)」(xx:任意のコード),ポイント指定では「任意(1A A8 xx)」(xx:任意のコード)の形式で表示します。
文字の向き文字の向きを表示します。×
横倍横倍を表示します。
抹消表示抹消表示を表示します。×
強調表示強調表示を表示します。×
行データ右移動行データ右移動を表示します。×
更新日時ファイルの更新日時を表示します。
(凡例)
○:表示します。
×:表示しません。
注 設定されていない項目は,空欄で表示されます。

(7) 注意事項

表示対象のフォルダに大量の制御イメージが存在する場合,表示するすべての制御イメージに対する処理が完了するまで制御イメージ一覧には何も表示されないで,表示待ちの状態となります。表示待ちの状態では,制御イメージ一覧機能の画面に対して操作ができません。使用するPCの性能や構成によっては,表示に時間が掛かる場合があります。