7.6.3 行情報の編集

行情報を編集する方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 行の挿入
(2) 行情報の変更
(3) 行情報表示リストのテキストのクリップボードへの保存
(4) 行の削除

(1) 行の挿入

行情報表示リストに行を挿入します。

行を挿入する手順を次に示します。

  1. [ラインプリンタ用FCBイメージ作成機能]画面の行情報表示リストからその行の直前に行を挿入する行情報を選択し,[挿入]ボタンをクリックします。なお,最終行として挿入したい場合は,行「…」を選択して[挿入]ボタンをクリックします。
    [行の挿入]画面が表示されます。

    [図データ]

  2. 行数と行間値(センタ漢字ラインプリンタの場合だけ)を設定します。
    等しい行間値を持つ複数の行を一度に作成できます。
    ここでは,次に示す情報を設定します。
    挿入行数
    行の挿入を手動または自動のどちらで行うかを選択します。デフォルト値は「手動で挿入行数は1」です。
    ・手動
     指定した行数分(1~256行)を挿入します。
    ・自動
     行数の合計が256行になるように挿入します。
    注※ センタラインプリンタの場合,桁ずらしありの場合は254行,桁ずらしなしの場合は255行になります。
    行間値
    行間値を設定します。デフォルト値は「6.0LPI(0.167インチ)」です。
    設定できる行間値を次の表に示します。

    表7-4 設定できる行間値

    LPIドット(180dpi)ミリメートルインチ
    24.0LPI7.51.060.042
    12.0LPI15.02.120.083
    10.0LPI18.02.540.100
    8.0LPI22.53.170.125
    7.5LPI24.03.390.133
    6.0LPI30.04.230.167
    4.0LPI45.06.350.250
    3.0LPI60.08.470.333
    1.5LPI120.016.930.667
    0.8LPI240.033.871.333
  3. [OK]ボタンをクリックします。
    [ラインプリンタ用FCBイメージ作成機能]画面に制御が戻ります。また,行情報表示リストに挿入した行情報が追加され,行間隔合計表示が更新されます。

(2) 行情報の変更

すでに設定されている行情報に対して,チャネルコードの設定または変更,および行間隔を変更する場合には,行情報の変更をします。

行情報を変更する手順を次に示します。

  1. [ラインプリンタ用FCBイメージ作成機能]画面の行情報表示リストから変更する行情報を選択し,[変更]ボタンをクリックします。
    [行の変更]画面が表示されます。

    [図データ]

  2. チャネルコードの設定,行間値の設定内容(センタ漢字ラインプリンタの場合)を変更します。
    ここでは,次に示す情報を設定します。
    チャネルコード
    チャネルコードを指定します。チャネルコードを設定しない行には「なし」,設定する行には1~12の中から選択します。
    行間値
    行間値を指定します。設定できる行間値については,「表7-4 設定できる行間値」を参照してください。
    デフォルト値は「6.0LPI(0.167インチ)」です。
  3. [OK]ボタンをクリックします。
    [ラインプリンタ用FCBイメージ作成機能]画面に制御が戻ります。また,行情報表示リストの当該行情報の表示と,行間隔合計表示が更新されます。

(3) 行情報表示リストのテキストのクリップボードへの保存

行情報表示リストのテキストをクリップボードに保存します。

クリップボードに保存する手順を次に示します。

  1. 行情報表示リストにフォーカスのある状態で,[ラインプリンタ用FCBイメージ作成機能]画面のメニューバーの[編集]から[コピー]を選択します。
    選択されている行情報のテキストがクリップボードに保存されます。また,ショートカットキー[Ctrl]+[A]を押すと,行情報が全選択されます。

(4) 行の削除

行情報表示リストの行を削除します。

行を削除する手順を次に示します。

  1. [ラインプリンタ用FCBイメージ作成機能]画面の行情報表示リストから削除する行番号を選択し,[削除]ボタンをクリックします。
    行情報表示リストから選択した行情報が削除され,以降の行情報の行番号が繰り上がります。また,行間隔合計表示も更新されます。
    削除する行情報は,複数選択できます。