6.5.1 新規FCBイメージの作成の開始

新規にFCBイメージを作成する場合の開始手順を次に示します。

  1. PDE - Form Designerの[ユティリティ]の[FCBイメージ作成機能]アイコンを選択します。
    [FCBイメージ作成機能]アイコンはPDE - Form Designerのインストール時に作成されています。
    このアイコンを選択すると,[FCBイメージ作成機能]画面が表示されます。
  2. メニューバーの[ファイル]から[新規作成]を選択します。
    [新規作成]画面が表示されます。環境設定でイメージ種別にVOSKが選択されていて,FCB形式に用紙サイズ・行間値拡張形式で扱うが選択されている場合は表示されません。

    [図データ]

    環境設定でイメージ種別が設定されていない場合は,[エラー]画面が表示されるので,この機能を終了し,環境設定を行います。
  3. 作成するFCBイメージの形式,プリンタ,プリンタモード,プリフィクス,および行間隔入力方式を設定します。
    ここでは,次に示す情報を設定します。
    形式
    環境設定の[制御イメージ設定]画面でホスト用互換形式で扱うを選択した場合は,FCBイメージをホスト用FCBイメージと互換性のあるフォーマットで読み書きします。ダイアログを表示して選択するを選択した場合は,FCBイメージの形式を選択します。用紙サイズ・行間値拡張形式で扱うを選択した場合は,FCBイメージを用紙サイズと行間値の入力範囲が拡張されたフォーマットで読み書きします。なお,用紙サイズ・行間値拡張形式をホスト用互換形式に変換することはできません。
    プリンタ(ホスト用互換形式の場合だけ)
    カット紙(両面印刷)または連続紙のどちらかを選択します。
    プリンタモード
    プリンタモードを選択します。
    イメージ種別によって,選択できるプリンタモードが違います。選択するプリンタモードについては,「6.3.1 FCBイメージファイル名」を参照してください。
    VOS3,VOS1,およびオープンの場合は,KモードまたはANモードのどちらかを選択できます。
    VOSKの場合は,常にKモードとなるためプリンタモードは選択できません。
    プリフィクス
    イメージ種別,プリンタ,およびプリンタモードによって,プリフィクスを選択します。
    選択するプリフィクスの詳細については,「6.3.1 FCBイメージファイル名」を参照してください。
    行間隔入力方式(ホスト用互換形式の場合だけ)
    プリンタモードがKモードの場合,行間隔入力方式が選択できます。
    標準行間隔入力:規定の行間隔から選択する方式
    詳細行間隔入力:ドット(240dpi)単位で行間隔を入力する方式
    プリンタモードがANモードの場合は,常に標準行間隔入力となるため詳細行間隔入力方式は選択できません。メインフレームでのFCB定義とPDE - Form Designerの対応については,「付録A VOS3 KAPS E3(KLIB)制御文に対するサポート範囲」~「付録C VOSK EDIT DCIコマンドに対するサポート範囲」を参照してください。
  4. [OK]ボタンをクリックします。
    [FCBイメージ作成機能]画面に戻るので,FCBイメージを編集します。