マウス操作の方法および格子補正の程度など,使いやすい作画・編集操作を選択できます。
作画・編集方法を設定する手順を次に示します。
- [書式設計]画面のメニューバーの[オプション]から[作画・編集]を選択します。
[作画・編集オプション]画面が表示されます。
![[図データ]](figure/zuga0408.gif)
- 作画・編集方法を選択します。
操作時のマウス操作など作画・編集に関する方法を選択します。
ここでは,次に示す情報を設定します。
- 作画時のマウス操作
- 直線の始点と終点,および矩形の頂点と対角点など2点が対になっている座標の指定方法を選択します。
- ドラッギング:左マウスボタンを押した位置が,1番目の座標になります。ボタンを押したままマウスを移動し,目的の位置で離します。
- ボタンを離した位置が2番目の座標になります。
- 2点クリック:1番目の座標を左マウスボタンでクリックします。
- ボタンを離した状態でマウスを移動し,2番目の座標を左マウスボタンでクリックします。
- それぞれの座標を指定する場合,ボタンを押したままマウスを移動すると位置を調整できます。
- 編集対象図形の明示方法
- 色付き表示:編集対象図形に対して色付き表示されます。
- マーカ表示:編集対象図形に対してマーカ(点線)表示されます。
- 反復図形の明示
- 明示する:反復図形が環境設定で設定された色で明示されます。
- 明示しない:反復図形は明示されません。
- 格子補正
- 座標を指定する場合に,ポインタの位置を補正するかどうか,またどの程度補正するかを選択します。ます目の大きさは[書式情報]画面で指定した値です。選択した値が[書式設計]画面の状態表示に表示されます。
- なし:ポインタの位置が補正されないで,そのまま座標になります。ドット単位で座標を指定する場合に選択します。
- 1ます:ポインタの位置が,ます目単位に補正されて座標になります。ます目単位で間隔を空けて線を引く場合などに選択します。
- 1/2ます:ポインタの位置が1/2ます単位に補正されて座標になります。
- 1/4ます:ポインタの位置が1/4ます単位に補正されて座標になります。
- [OK]ボタンをクリックします。
作画・編集オプションの内容が更新されます。
- 解説
- 作画・編集方法の設定は書式イメージファイル固有の情報です。次にファイルを開いた場合,ファイルを保存した時点の内容になります。利用形態や使い勝手に応じて使いやすい方法に変更します。ただし,反復図形の明示の設定は保管されません。