3.4.1 初期値の設定

書式設計で書式情報,作画属性,およびオプション設定の画面を表示する場合の初期値を設定します。

<この項の構成>
(1) 書式情報の設定
(2) 作画属性の設定
(3) オプションの設定

(1) 書式情報の設定

書式情報を設定する手順を次に示します。

  1. [環境設定]画面の[書式設計設定]-[初期値]の[書式情報]ボタンをクリックします。
    [書式情報]画面が表示されます。

    [図データ]

  2. 情報を設定します。
    書式サイズやます目の大きさなどの必要な情報を設定します。
    [書式設計]画面のメニューバーの[設定]から[書式情報]を選択した場合に表示される画面中の初期値を指定します。
  3. 設定した情報を確認して[OK]ボタンをクリックします。
    指定した書式情報が登録され,次に更新されるまで有効になります。
    [キャンセル]ボタンをクリックした場合,書式情報は登録されないで,画面を閉じます。

設定する情報の詳細については,「4.5.1 書式情報の設定」を参照してください。

(2) 作画属性の設定

作画属性を設定する手順を次に示します。

  1. [環境設定]画面の[書式設計設定]-[初期値]の[作画属性]ボタンをクリックします。
    [作画属性]画面が表示されます。

    [図データ]

    ここで設定した値は,書式を新規作成する場合の初期値となります。
    また,禁止項目で指定されている項目は,不活性となっているため指定できません。
  2. 作画属性を指定します。
    [書式設計]画面のメニューバーの[設定]から[作画属性]を選択した場合に表示される[作画属性]画面中の初期値を指定します。
  3. 書式内に配置された文字列表示用のフォントを指定します。
    書式設計で書式内に配置された文字列を表示する場合に使用するフォントを指定します。
    書体設定では,書体番号1~15のそれぞれに対応するフォント名を指定できます。書体番号とフォントの対応は書式設計の[作画属性]画面では設定できません。
    [書式設計]画面上に配置された文字列は,その文字列の属性として設定されている書体番号に対応して指定されたフォントの書体で表示されます。なお,作成した書式をPDEで使用した場合は,PDE環境設定の[書体設定]で指定したフォントが使用されます。このため,[作画属性]画面の[書体設定]で設定するフォントは,PDE環境設定の[書体設定]の設定と同じ書体のフォントを指定することを推奨します。
  4. 書式内に配置された図形表示用の色,編集対象図形の色,および反復図形の色を指定します。
    書式設計で書式内に配置された図形を表示する場合に使用する色を指定します。
    色設定では,色番号1~8のそれぞれに対応する色を指定できます。色番号と色の対応は書式設計の[作画属性]画面では設定できません。
    [書式設計]画面上に配置された図形は,その図形の属性として設定されている色番号に対応して指定された色で表示されます。なお,作成した書式をPDEで使用した場合は,PDE環境設定の[色設定]で指定した色が使用されます。このため,[作画属性]画面の[色設定]で設定する色は,PDE環境設定の[色設定]の設定と同じ色を指定することを推奨します。
    また,書式設計で編集対象図形を表示する色および反復図形を表示する色を指定します。この項目は,書式設計の[作画属性]画面では設定できません。
    ただし,書式設計のオプション設定で編集対象図形または反復図形を色で明示しない設定になっている場合は,ここで設定した表示色は有効になりません。
  5. 色番号の初期値を指定します。
    新規に書式設計する場合に,初期値として選択される色番号を指定します。
    また,読み込んだ書式イメージファイルの中に設定されている初期値の色番号が環境設定で禁止されていた場合に,代わりに選択される色番号を指定します。
  6. [OK]ボタンをクリックします。
    指定した作画属性情報が登録され,次に更新されるまで有効になります。
    [キャンセル]ボタンをクリックした場合,作画属性情報は登録されないで,画面を閉じます。

(3) オプションの設定

オプションを設定する手順を次に示します。

  1. [環境設定]画面の[書式設計設定]-[初期値]の[オプション設定]ボタンをクリックします。
    [オプション設定]画面が表示されます。

    [図データ]

    ここで設定した値は,書式を新規作成する場合の初期値となります。
  2. オプション情報を指定します。
    [書式設計]画面のメニューバーの[オプション]から[作画・編集]または[表示・印刷]を選択した場合に表示される画面中の初期値を指定します。
    また,PDE - Form Designer記述文オプションで書式記述文を生成する場合に,書式設計で一つの書式上に配置できるパターン,文字,およびラウンドコーナーの合計数の上限を変更できます。
  3. [OK]ボタンをクリックします。
    指定したオプション情報が登録され,次に更新されるまで有効になります。
    [キャンセル]ボタンをクリックした場合,指定したオプション情報は登録されないで,画面を閉じます。
解説
異なるパターン,文字,およびラウンドコーナーの合計については,PDE - Form Designer記述文オプションで生成する書式記述文を入力とするプログラムの仕様(制限)に応じて指定してください。