1.2 PDE - Form Designerの特長

PDE - Form Designerの特長を次に示します。

<この節の構成>
(1) メインフレームを使用しないで,Windows上で制御イメージの作成が可能
(2) 従来メインフレームで作成した制御イメージの編集が可能
(3) 対話的編集による優れた操作性
(4) 作成した書式イメージの他システムとの連携
(5) 書式記述文から書式イメージの生成が可能

(1) メインフレームを使用しないで,Windows上で制御イメージの作成が可能

PDEで使用する制御イメージ(書式オーバレイモジュール,FCBイメージ,およびデフォルト機能キャラクタイメージ),および書式記述文をWindows環境で作成できます。

また,従来は,制御イメージの作成・変更のたびにメインフレームを使用し,PCに転送する必要がありましたが,Windows上で作成・変更ができるため,手間が省けます。

(2) 従来メインフレームで作成した制御イメージの編集が可能

メインフレームで作成した制御イメージ(FCBイメージおよびデフォルト機能キャラクタイメージ)をWindows環境に転送して編集できます。

なお,VOS1またはVOSKで作成した制御イメージの場合は,PDEイメージ転送で変換されたFCBイメージおよびデフォルト機能キャラクタイメージが編集対象となります。

(3) 対話的編集による優れた操作性

従来はテキストイメージの書式記述文を作成・編集する必要がありましたが,GUIによる簡単な対話的操作で書式イメージの編集や制御イメージの生成ができます。

(4) 作成した書式イメージの他システムとの連携

対話定義で作成した書式イメージから,PDE - Form Designer記述文オプションを使用して生成した書式記述文を,メインフレームの書式記述文として使用できます。そのため,電子帳票システムなど,書式記述文を入力するシステムを利用する場合の書式定義にも利用できます。

(5) 書式記述文から書式イメージの生成が可能

メインフレームで作成した書式記述文から,PDE - Form Designerを使用して書式イメージの生成ができます。