禁止項目として作画できない図形および作画属性の制限をあらかじめ設定することによって,電子帳票などの他システムで取り込む場合の制限によるエラーを未然に防ぐことができます。
また,禁止項目を設定することによって,書式設計作業の標準化/共通化が可能となります。
禁止項目を設定する手順を次に示します。
- [環境設定]画面の[書式設計設定]から[禁止項目]ボタンをクリックします。
[禁止項目]画面が表示されます。
![[図データ]](figure/zuga0308.gif)
- 図形および作画属性の禁止項目を指定します。
[書式設計]画面のメニューバーの[設定]から[作画属性]を選択した場合に表示される画面中の初期値を指定します。
- [OK]ボタンをクリックします。
指定した禁止項目情報が登録され,次に変更されるまで有効になります。
[キャンセル]ボタンをクリックした場合,禁止項目情報は登録されないで,画面を閉じます。
- 解説
- [禁止項目]画面が表示されたときに不活性となっている項目は,すでに作画属性情報で初期値として設定されている項目です。
- 禁止項目は,この項目単位(線幅や線種など)内ですべての要素を禁止することはできません。ただし,文字拡大,フォント縦横種別,矩形コーナー形式,網掛けコーナー形式,円・円弧,色番号,および図形順序は除きます。また,初期値のコーナー形式がラウンドコーナーであったときは,矩形/網掛けラウンドコーナーのどちらか一方だけしか禁止できません。
- なお,禁止項目として設定した属性は,[書式設計]画面のメニューバーの[設定]から[作画属性]を選択した場合に表示される[作画属性]画面で不活性表示になり,使用できなくなります。