4.3 [書式設計]画面とメニュー項目一覧

<この節の構成>
(1) [書式設計]画面構成
(2) メニュー項目一覧
(3) 作画ツールバーと作画ボタン
(4) 標準ツールバーと標準ボタン
(5) カラーツールバーとカラーボタン
(6) 不活性化
(7) ポップアップメニュー

(1) [書式設計]画面構成

[書式設計]画面構成を次に示します(項番は項目の説明の番号と対応しています)。

[図データ]

  1. タイトルバー
    タイトルには,「書式設計」を表示し,その右側に現在編集中の書式名が表示されます。
  2. メニューバー
    コマンドメニューが表示されます。
  3. ツールバー
    作画ボタン,標準ボタン,およびカラーボタンが表示されます。
  4. 垂直スプリッタウィンドウ
    書式を垂直方向に分割する場合に操作します。
  5. 状態表示
    編集中の書式サイズや,作画する線の属性,および文字の大きさなどが表示されます。初期値は環境設定プログラムで設定した値が表示されますが,作画・編集作業中に値を変えて使用もできます。
  6. 水平スプリッタウィンドウ
    書式を水平方向に分割する場合に操作します。
  7. 水平スクロールバー
    書式を水平方向にスクロールする場合に操作します。
  8. ステータスバー(メッセージ領域)
    メニューの各操作や作画ボタンのガイダンスを表示します。
  9. 編集領域
    書式イメージが表示される領域であり,作画・編集作業を行います。
  10. 垂直スクロールバー
    書式を垂直方向にスクロールする場合に操作します。

(2) メニュー項目一覧

[書式設計]画面のメニュー項目一覧を次の表に示します。

表4-2 [書式設計]画面のメニュー項目一覧

メニューバープルダウンメニュー機能
ファイル(F新規作成(N書式を新規に作成します。
開く(O)...作成済みの書式を開きます。
閉じる(C作業中の書式を閉じます。
上書き保存(S作業中の書式を上書き保存します。
名前を付けて保存(A)...作業中の書式を別のファイル名で保存します。
部品として保存(B)...作業中の書式を部品として保存します。
メタファイルとして保存(M)...作業中の書式をWindows形式メタファイル(.wmf),または拡張形式メタファイル(.emf)の形式で保存します。
印刷(P)...現在作成中の書式をプリンタに出力します。
印刷プレビュー(V書式全体を印刷イメージで画面に表示します。
プリンタの設定(R)...組み込まれているプリンタの一覧を表示し,出力先プリンタまたは印刷のオプションを指定します。
MRUリスト(F直前に開かれたファイルを四つまで表示します。このファイルを指定すると,ファイル名を省略して直接開くことができます。
アプリケーションの終了(X書式設計を終了します。
編集(E取り消し(U直前に完了した「作画/編集操作」を取り消します。
やり直し(R「取り消し」によって取り消された操作を順に復元します。
切り取り(T編集対象図形を画面から消去し,クリップボードへ転送します。
複写(C編集対象図形を画面から消去しないで,クリップボードへ転送します。
貼り付け(Pクリップボードの内容を画面に貼り付けます。
消去(E編集対象図形を画面から消去します。クリップボードへは転送しません。
反復複写(D編集対象図形を指定された項目に従って複写します。
移動(M編集対象図形を指定された方向へ移動します。
拡大・縮小(L編集対象図形を任意の大きさに拡大・縮小します。
反復(R間隔回数指定(S間隔と回数を指定して図形を反復します。
間隔範囲指定(R間隔と最後の位置を指定して図形を反復します。
範囲回数指定(T最後の位置と回数を指定して図形を反復します。
属性変更(A)...編集対象図形の図形属性を変更します。
文字列変更(S)...編集対象図形の文字列の内容を変更します。
センタリング(N編集対象図形を指定された矩形領域の中央に配置します。
図形微調整(F)...編集対象図形の座標情報などを変更します。
全選択(Oすべての図形を編集対象とします。
表示(V標準ツールバー(Tツールバーの表示の有無を設定します。
作画ツールバー(D
状態表示バー(J
カラーツールバー(I
ステータスバー(Sステータスバーの表示の有無を設定します。
ます目(Mます目の表示の有無を設定します。
目盛り(C目盛りの表示の有無を設定します。
下敷き(U下敷きの表示の有無を設定します。
25%(2書式全体を25%に縮小して表示します。
50%(5書式全体を50%に縮小して表示します。
75%(7書式全体を75%に縮小して表示します。
100%(1書式全体を100%で表示します。
設定(S書式情報(F)...書式に関する定義を設定します。
作画属性(A)...図形属性に関する定義を設定します。
オプション(O作画・編集(D)...作画・編集に関する定義を行います。
表示・印刷(P)...表示・印刷に関する定義を行います。
ウィンドウ(W新しいウィンドウを開く(N作業中の画面と同じ書式を別の画面で開きます。
重ねて表示(C画面を少しずつずらして,重ね合わせるようにして表示します。
並べて表示(T画面を左右上下に並べます。
アイコンの整列(A画面のアイコンを整列します。
ウィンドウの切り替え現在作画・編集中の画面をアクティブな画面に切り替えます。
ヘルプ(Hトピックの検索(Hヘルプの目次を表示します。
バージョン情報(A)...このプログラムのバージョンなどを表示します。

(3) 作画ツールバーと作画ボタン

[書式設計]画面の作画ツールバーと作画ボタンを次の図に示します。

図4-2 [書式設計]画面の作画ツールバーと作画ボタン

[図データ]

(4) 標準ツールバーと標準ボタン

[書式設計]画面の標準ツールバーと標準ボタンを次の図に示します。

図4-3 [書式設計]画面の標準ツールバーと標準ボタン

[図データ]

(5) カラーツールバーとカラーボタン

[書式設計]画面のカラーツールバーとカラーボタンを次の図に示します。

図4-4 [書式設計]画面のカラーツールバーとカラーボタン

[図データ]

(6) 不活性化

メニューの選択が無意味,作画ボタンが使用不可,および環境設定プログラムで禁止項目を指定した場合に不活性表示(無効状態であり,薄く表示されている)になります。

(7) ポップアップメニュー

ポップアップメニューは,編集領域上で右クリックすることで表示されます。機能は編集メニューの各コマンドと同じです。また,右クリックした時点で有効でない操作は不活性表示となります。

[図データ]