付録K 用語解説
(英字)- FCB(Forms Control Buffer)イメージ
- 行間隔,行に対するチャネル番号,用紙の大きさなどを定義した制御イメージです。さらに,両面印刷プリンタの場合は,両面印刷,とじ代位置,印字禁止領域,回転印刷,および縮小印刷,連続紙プリンタの場合は,印字禁止領域幅が定義できます。
- FOG2 E2
- VOS3 書式オーバレイゼネレータ FOG2 E2,VOS1 書式オーバレイゼネレータ FOG2 E2,およびVOSK 書式オーバレイゼネレータFOG2 E2の総称です。
- KAPS E3
- KEISに基づいた漢字処理で使う文字,漢字ハードウェア用各種制御情報,および用語を管理する基盤プログラムです。
- LPモード
- カット紙ページプリンタの場合,用紙サイズA4横向きにラインプリンタ出力形式(ページ当たり66行)の印刷ができます。ラインプリンタ形式の印刷機能をLPモードと呼び,特殊サイズのFCBイメージを使用します。
(カ行)- 外字イメージ
- 外字の文字パターンで構成する制御イメージです。
- 各種CODE文
- 文字列を定義する書式記述文の総称です。CODE文,NCODE文,NNCODE文,NACODE文,NXCODE文,NHCODE文,NKCODE文,CONST文,およびECODE文を示します。
- 漢字コード変換テーブル
- 書式設計機能で書式イメージを編集する場合,シフトJISコードとKEISコード間のコード変換が発生します。このときに外字をどのようにマッピングさせるかを定義しておくテーブルです。
- 桁ずらし文字
- センタ漢字プリンタでは,プリンタのPIB(Print position Index Byte)機能を使って,1行内のデータを指定文字数分右方向にずらすことができます。桁ずらしする文字の大きさは,印刷ジョブのCHARSの設定に従い,PDE環境設定の書体設定で次に示す設定が適用されます。
- 文字配列テーブルまたはEBCDIK文字セットイメージ名に登録したイメージ名に対応する文字ピッチ
- なお,CHARSに指定した値がイメージ名として登録されていない場合は次に示す設定が適用されます。
(サ行)- 書式
- プレプリント用紙に代わる1ページ分の様式です。帳票の見出しやけい線などの固定部分が該当します。
- 書式イメージファイル
- 書式定義機能で作成する書式の定義体です。ファイルは(.fog)形式です。
- 書式オーバレイ
- 出力データに対して,1ページ分の書式を同時印刷することです。
- 書式記述文
- メインフレームで,書式オーバレイモジュールを生成する場合に使用する書式を定義する一連の文です。書式オーバレイゼネレータ(FOG)の入力となります。使用する書式オーバレイゼネレータのバージョンに応じて,一部文法が異なります。
- 書式名
- 書式を識別するための名称です。書式設計機能の[書式情報設定]画面で書式イメージファイル中に設定します。書式オーバレイ生成および書式記述文生成機能使用時に,出力ファイル名およびファイル中でも使用されます。
(タ行)- タイプC書式
- PRINT DATA EXCHANGE用の書式でコマンドとして生成する書式です。
- タイプC書式オーバレイモジュール(書式オーバレイモジュール)
- PRINT DATA EXCHANGE用の書式オーバレイモジュールで,PDEが入力することで,PDEで書式オーバレイ出力ができます。PDE - Form Designerでは,タイプC書式だけを対象としているため,このマニュアルでは,書式オーバレイモジュールとして記載しています。
- デフォルト機能キャラクタイメージ
- 行の先頭に仮定する機能キャラクタを定義した制御イメージです。
(ハ行)- プリンタ制御データ
- 書式オーバレイモジュール,FCBイメージ,およびデフォルト機能キャラクタイメージの総称です。
- ホスト用互換形式
- ホスト用制御イメージと互換性のあるフォーマットです。
(マ行)- 文字属性
- 書式記述文で,文字サイズと全半角種別を識別するための属性です。
(ヤ行)- 用紙サイズ・行間値拡張形式
- ホスト用FCBイメージのフォーマットから用紙サイズと行間値の入力範囲が拡張されたフォーマットです。