パターンの作成には,あらかじめテキストエディタ(Windowsのメモ帳など)で書式パターンファイルを作成しておく方法と,あらかじめWindowsのペイントなどで作成したモノクロのビットマップをPDE - Form Designerのパターン・コンバータを用いてパターンに変換する方法があります。
テキストエディタを用いたパターンを作成する手順を次に示します。
図4-50 書式パターンの作成例
表4-17 パターンIDレコードの指定項目
指定項目 | 内容 |
---|---|
パターンシートID | 「BPNX」と指定します。 |
パターン横ドットサイズ | パターンの横方向の大きさをドット数で指定します。 |
パターン縦ドットサイズ | パターンの縦方向の大きさをドット数で指定します。 |
コメント | 書式パターンシートに対する任意のコメントを指定できます。コメントは省略できますが,コメントを省略する場合であってもパターン縦ドットサイズのあとのセミコロン(;)は省略できません。 |
パターン・コンバータは,モノクロ2階調のWindowsビットマップをPDE - Form Designerで扱える形式のドットパターンに変換するコンバータです。Windowsのペイントで編集したモノクロビットマップやイメージスキャナで取り込んだモノクロビットマップをパターン・コンバータでドットパターンに変換することによって,PDE - Form Designerで取り込むことができます。ビットマップからドットパターンへの変換の流れを次の図に示します。
図4-51 ビットマップからドットパターンへの変換の流れ
パターン・コンバータを用いたパターンを作成する手順を次に示します。