ソートマージ


19.1.5 キーまたは項目の不正による障害の対処方法

コマンド処理中にキーまたは項目の不正による障害が発生した場合は,処理を中止し,すべてのファイルをクローズします。また,次のメッセージを表示します。

これらのメッセージが表示された場合に,障害の詳しい原因を知る方法を次に示します。

〈この項の構成〉

(1) メッセージを確認する

19.1.5項のリード文に記述したメッセージには,次のような情報が表示されます。

(2) sortrdmpの内容を確認する

キーまたは項目の不正による障害が発生すると,デバッグ情報ファイル「sortrdmp」または「exsortrdmp」に,不正なキーまたは項目を含んだレコードが出力されます。sortrdmpまたはexsortrdmpの内容を確認することによって,どのような不正があったかを知ることができます(sortrdmpおよびexsortrdmpの内容はテキストエディタで確認することができます)。

なお,sortrdmpおよびexsortrdmpに出力されたレコードは,実際のレコードとは長さが異なることがありますが,キーまたは項目はすべて含んでいます。

キーまたは項目の不正による障害時の処理を次の図に示します。

図19‒3 キーまたは項目の不正による障害時の処理

[図データ]