5.31.15　｛include｜omit｝オペランド

意味

入力レコードの選択条件式を指定します。

includeオペランド：条件を満たすレコードを選択します。

omitオペランド：条件を満たさないレコードを選択します。

形式

｛include｜omit｝=condition-expression ［△｛AND | OR｝△condition-expression … ］

指定値

-joininpパラメタの選択機能で指定する比較項目は，fieldオペランドに定義したフィールド名で指定します。

指定できる比較項目の属性や範囲は，-inpfileパラメタに指定する｛include｜omit｝オペランドと同じです。詳細は，「5.8.16　｛include｜omit｝オペランド」を参照してください。

condition-expressionの形式を次に示します。

condition-expressionオペランド形式1

field-name △ comp △ cond-value

比較項目と条件値を比較する条件式を定義する。

condition-expressionオペランド形式2

field-name △comp △field-name

比較項目と比較項目を比較する条件式を定義する。

• comp（比較演算子）の前後は，1個以上の空白またはタブで区切って指定します。

• {AND｜OR}（論理演算子）の前後は，1個以上の空白またはタブで区切って指定します。

condition-expressionに指定するそれぞれの値について次に示します。

field-name

比較項目を，-joininpパラメタのfieldオペランドで定義したフィールド名で指定します。

comp

比較演算子を指定します。指定できるcompの値は｛include｜omit｝オペランドのcompと同じです。詳細は，「5.8.16　｛include｜omit｝オペランド」の「comp」を参照してください。

cond-value

比較の条件となる値（条件値）を指定します。指定できるcond-valueの値は｛include｜csvomit｝オペランドのcond-valueと同じです。詳細は，「5.8.16　｛include｜omit｝オペランド」の「cond-value」を参照してください。

{AND｜OR}

複数の条件式を指定する場合，論理演算子「AND」（論理積）または「OR」（論理和）を指定して条件式を結合します。詳細は，「5.8.16　｛include｜omit｝オペランド」の「{AND｜OR}」を参照してください。