ソートマージ


5.30.2 condオペランド

意味

レコード結合条件を指定します。

形式
cond=join-coupling-condition [ △AND△join-coupling-condition … ]
指定値

join-coupling-conditionの形式を次に示します。

join-coupling-conditionオペランド形式
alias-name.field-name△=△alias-name.field-name
alias-name.csvfield-name△=△alias-name.csvfield-name
  • レコード結合条件式を定義します。

  • レコード結合条件式は,最大8個まで指定できます。

  • 結合条件項目はaliasオペランドで定義した別名と,fieldまたはcsvfieldオペランドに定義したフィールド名を指定します。

  • 1つのレコード結合条件式に同じ別名を指定できません。

  • 1つのレコード結合条件式は1行で記述します。複数行にわたって記述できません。

  • ソートまたはマージキーの優先順位は,レコード結合条件式に指定された順となります。

結合条件項目の属性

結合条件項目で指定できる属性は,選択条件式のcond-attributeで指定できる属性と同じです。

入力ファイル編成が固定長順またはテキストの場合は「5.8.16 {include|omit}オペランド」の「cond-attribute」を参照してください。入力ファイル編成がCSVの場合は「5.8.17 {csvinclude|csvomit}オペランド」の「cond-attribute」を参照してください。

結合条件項目の扱い

比較条件項目の左辺と右辺で,属性と長さは同じ値を指定してください。異なる属性を指定した場合はKBLS2502-Eエラー,異なる長さを指定した場合はKBLS2504-Eエラーとなります。

AND

複数の結合条件式を指定する場合,論理演算子「AND」(論理積)を指定して結合条件式を結合します。

  • 指定可能な論理演算子は「AND」だけです。「OR」(論理和)は指定できません。

  • 結合条件式と論理演算子(AND)の間には,空白またはタブが必要です。

  • exsortパラメタファイルに指定する場合は,結合条件式をダブルクォーテーションで囲まないでください。