ソートマージ


4.2.1 機能の実行順序

基本機能(ファイル分割・連結なし),ファイル分割機能,ファイル連結機能,およびレコード結合機能を使用した場合の実行順序を次の図および表に示します。

図4‒1 機能の実行順序(ファイル分割・連結なし)

[図データ]

図4‒2 機能の実行順序(ファイル分割機能使用時)

[図データ]

図4‒3 機能の実行順序(ファイル連結機能使用時)

[図データ]

図4‒4 機能の実行順序(レコード結合機能使用時)

[図データ]

表4‒2 機能の実行順序

実行順序

機能

説明

ファイル

分割・連結なし

ファイル

分割

ファイル

連結

レコード

結合

1

1

1

1

レコード入力

(レコード処理機能)

  • 入力ファイルのエンディアンオプション(INPBIG,INPLTL)

  • 連続区切り文字オプション(INPCONSEPA)

  • 入力ファイル編成(fileorgオペランド)

  • 入力レコード長(reclenオペランド)

  • 改行文字(recsepaオペランド)

2

2

2

入力レコード読み飛ばし

(レコード処理機能)

指定されたレコード範囲で入力する。

  • 入力レコードの読み飛ばし(skiprecオペランド)

  • 入力レコードの開始位置(startrecオペランド)

  • 空行削除オプション(DELBLANKLINE)

3

ファイル連結

(レコード処理機能)

総称ファイル名または指定ディレクトリ下のファイルを連結する。

3

3

4

2

入力レコード選択

(レコード処理機能)

ソート,マージ,またはコピーの対象とする入力レコードを選択する。

4

4

5

入力レコード打ち切り

(レコード処理機能)

指定されたレコード範囲で入力する。

  • 入力レコードの打ち切り(stopaftオペランド)

5

5

6

入力レコード編集

(レコード処理機能)

ソート,マージ,またはコピーの対象レコードを編集する。

6

6

7

3

  • ソート

  • マージ

  • コピー

(基本機能)

ソート,マージ,またはコピーのうち,どれかを実行する。

7

7

8

集約

(レコード処理機能)

ソート,マージ,またはコピーした結果に対して集約する。

8

8

9

中間レコード編集

(レコード処理機能)

ソート,マージ,またはコピーした結果のレコードを編集する。

4

レコード結合

(レコード処理機能)

レコード結合を実行する。

9

9

10

5

出力レコード選択

(レコード処理機能)

出力ファイル別に出力レコードを選択する。

10

10

11

出力レコード編集

(レコード処理機能)

出力ファイル別に出力レコードを編集する。

CSVレコード変更

(レコード処理機能)

出力ファイル別に出力CSVレコード形式を変更する。

  • 連続区切り文字オプション(OUTCONSEPA)

  • デリミタ変更(cellsepaオペランド)

  • 引用符変更(quottypeオペランド)

  • セル数調整(cellnumオペランド)

6

出力レコード

フォーマット

(レコード処理機能)

出力ファイル別に定義された出力レコードフォーマットで出力ファイルに出力する。

11

ファイル分割

(レコード処理機能)

入力ファイルを指定された分割基準を基に分割し,出力ファイルへ出力する。

  • 均等分割(-splitfileパラメタ)

  • 定数分割(-splitdataパラメタ)

  • キー分割(-splitkeyパラメタ)

11

12

12

ファイル編成変更

(レコード処理機能)

出力ファイルへ出力する際に,出力ファイル別にファイル編成を変更する。

  • 出力ファイルのエンディアンオプション(OUTBIG,OUTLTL)

  • 出力ファイル編成(fileorgオペランド)

  • 出力レコード長(reclen,minlenオペランド)

  • 改行文字変更(recsepaオペランド)