はじめに
このマニュアルは,次に示すプログラムプロダクトの使用方法について説明したものです。
- P-262C-4114 SCMRF Configuration Definition for Windows
このプログラムプロダクトは,次に示すオペレーティングシステム(OS:Operating System)上で使用できます。
- Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional 日本語版(32ビット版)
- Microsoft(R) Windows(R) 7 Enterprise 日本語版(32ビット版)
- Microsoft(R) Windows(R) 7 Ultimate 日本語版(32ビット版)
- Windows(R) 8 Pro 日本語版(32ビット版)
- Windows(R) 8 Enterprise 日本語版(32ビット版)
- Windows(R) 8.1 Pro 日本語版(32ビット版)
- Windows(R) 8.1 Enterprise 日本語版(32ビット版)
このプログラムプロダクトは,プログラムプロダクトS-1198-21 SCMRF/Configuration Definitionとあわせて使用します。
対象読者
このマニュアルはホストコンピュータの入出力機器構成の計画・管理をするセンタ管理者の方を対象にしています。また,パーソナルコンピュータで使用されるOSの基本操作をご理解いただいていることを前提としています。
なお,このマニュアルの前提マニュアルであるマニュアル「VOS3 システム構成管理機能/構成定義 SCMRF/Configuration Definition」を必ずお読みください。
マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。
- 第1章 SCMRF CD for Windowsとは
- SCMRF CD for Windowsの特長,構成,機能概要について説明しています。
- 第2章 SCMRF CD for Windowsの機能
- SCMRF CD for Windowsの機能について説明しています。
- 第3章 SCMRF CD for Windowsを使用する前に
- SCMRF CD for Windowsで入出力機器の構成を定義するときの作業手順やウィンドウに共通する操作について説明しています。
- 第4章 SCMRF CD for Windowsの使用方法
- SCMRF CD for Windowsの使用方法について説明しています。
- 第5章 使用例
- SCMRF CD for Windowsの構成定義例,操作例について説明しています。
- 第6章 SCMRF CD for Windowsの導入
- SCMRF CD for Windowsの動作環境およびセットアップ方法について説明しています。
- 第7章 表示される情報の見方
- SCMRF CD for Windowsが出力する各種情報の見方について説明しています。
- 第8章 障害対策
- SCMRF CD for Windowsで起こる障害とその対策方法について説明しています。
- 付録A SYSGENマクロ・ACOD構成定義コマンド・PRMFシステム構成定義文との関係
- SYSGENマクロ・ACOD構成定義コマンド・PRMFシステム構成定義文のSCMRF CD for Windowsでの扱いについて説明しています。
- 付録B ファイル転送
- ホストコンピュータとのファイルの転送方法について説明しています。
- 付録C SCMRF CD for Windowsの初期化ファイル
- SCMRF CD for Windows起動時の設定が格納されている初期化ファイルについて説明しています。
- 付録D Windows 3.1 SCMRF/Configuration Definition for Windowsからの移行
- Windows 3.1 SCMRF/Configuration Definition for WindowsのデータをSCMRF CD for Windowsに移行する場合の注意事項について説明しています。
- 付録E メッセージ
- SCMRF CD for Windowsで表示されるエラー番号およびメッセージテキストについて要因と対処方法を説明しています。
- 付録F 互換性
- SCMRF/Configuration DefinitionとSCMRF CD for Windowsの構成定義データ比較機能との相違点について説明しています。
- 付録G 構成定義データの比較範囲
- SCMRF CD for Windowsの比較対象について説明しています。
- 付録H SCCP・HLUSCCP実行時の指定値との関係
- SCMRF CD for WindowsでのSCCP・HLUSCCP実行時の指定値の扱いと相違点について説明しています。
- 付録I 各バージョンの変更内容
- 過去3版の変更内容について説明しています。
- 付録J 用語解説
- マニュアル中のSCMRF CD for Windowsの用語について説明しています。
関連マニュアル
このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。
- Windows関連
- CommuniNet Version 4(3020-3-N71)
- VOS3/US,VOS3/LS,およびVOS3/FS関連
- システムゼネレーション(6190-3-100)
- センタ運営-JSS3- 解説編(6190-3-101)
- センタ運営-JSS4- 解説編(6190-3-106)
- ストーレジ設計(6190-3-110)
- システムゼネレーション -IPP方式編-(6190-3-113)
- システム構成管理機能 SCMRF(6190-3-335)
- システム構成管理機能/構成定義 SCMRF/Configuration Definition(6190-3-338)
- 統合システム自動運転 AOMPLUS 運用の手引 -運用編-(6190-3-311)
- 統合システム自動運転 AOMPLUS 運用の手引 -文法編-(6190-3-342)
- XNF TCP/IP 接続機能 XNF/TCP 使用の手引(6190-3-582)
- XNF TCP/IP 接続機能 XNF/TCP メッセージ(6190-3-585)
- VOS3/AS関連
- システムゼネレーション(6180-3-100)
- システム構成管理機能 SCMRF(6190-3-335)
- システム構成管理機能/構成定義 SCMRF/Configuration Definition(6190-3-338)
- 統合システム自動運転 AOMPLUS 運用の手引 -運用編-(6190-3-311)
- 統合システム自動運転 AOMPLUS 運用の手引 -文法編-(6190-3-342)
- PRMF関連
- プロセッサ資源分割管理機構支援 PRMA E2 使用の手引(6190-3-900)
- プロセッサ資源分割管理機構支援 PRMA E3 使用の手引(6190-3-910)
- プロセッサ資源分割管理機構(PRMF)(8080-2-148)
- プロセッサ資源分割管理機構(PRMF)(CD01-8-001)
- ハードウェア関連
- Mシリーズ 入出力構成情報(8080-2-141)
- M-880/M-860およびMパラレルプロセッサグループ ACONARCシステム(8080-2-171)
読書手順
このマニュアルは,使用する目的別に次に示す手順でお読みいただくことをお勧めします。
![[図データ]](figure/zu000100.gif)
![[図データ]](figure/zu000200.gif)
このマニュアルでの表記
- <製品名称の表記>
製品名称 | 略称・総称 |
---|
SCMRF Configuration Definition for Windows | SCMRF CD for Windows |
SCMRF/Configuration Definition | SCMRF/CD |
CommuniNet Version 4 | CommuniNet |
Microsoft Access(R) | Access |
Microsoft(R) Excel | Excel |
Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional 日本語版(32ビット版) | Windows 7 | Windows |
Microsoft(R) Windows(R) 7 Enterprise 日本語版(32ビット版) |
Microsoft(R) Windows(R) 7 Ultimate 日本語版(32ビット版) |
Windows(R) 8 Pro 日本語版(32ビット版) | Windows 8 |
Windows(R) 8 Enterprise 日本語版(32ビット版) |
Windows(R) 8.1 Pro 日本語版(32ビット版) | Windows 8.1 |
Windows(R) 8.1 Enterprise 日本語版(32ビット版) |
Microsoft(R) Windows(R) Operating System Version 3.1 | Windows 3.1 |
- このマニュアルではOSを区別する必要がない場合,Windowsと総称して表記することがあります。
- <用語の表記>
- 「ホストコンピュータ」を「ホスト」,「パーソナルコンピュータ」を「PC」と表記します。
- ACONARCディレクタ(Advanced Connection Optical Director)を「ACOD」と表記します。
- FIBARCディレクタ(FiBarc Director)を「FBD」と表記します。
- 「ACOD」,「FBD」を総称して,「ディレクタ」と表記します。
- <マニュアルの表記>
- 次に示すマニュアルを本文中では「マニュアル「VOS3 システムゼネレーション」」と表記します。ご使用のVOS3システムに対応するマニュアルをご覧ください。
「VOS3 システムゼネレーション」(6190-3-100),「VOS3 システムゼネレーション -IPP方式編-」(6190-3-113),「VOS3/AS システムゼネレーション」(6180-3-100)
- 次に示すマニュアルを本文中では「マニュアル「センタ運営」」と表記します。ご使用のVOS3システムに対応するマニュアルをご覧ください。
「センタ運営-JSS3- 解説編」(6190-3-101),「センタ運営-JSS4- 解説編」(6190-3-106)
このマニュアルで使用する記号
このマニュアルでは次に示す記号を使用して,操作方法を説明しています。
記 号 | 意味 |
---|
[ ] | メニュー,またはウィンドウのボタン |
[ ]-[ ] | 「-」の前に示したメニューの中にあるコマンド |
+ | 複数のキーを同時に押すこと(例:Shift+Enterキー) |
また,メニューやウィンドウの説明で使用している,(A)などの括弧で囲んだ英数字は,ショートカットキーを示します。
図中で使用する記号
このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。
![[図データ]](figure/zu000300.gif)
KB(キロバイト)などの単位表記について
1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。
ウィンドウの説明個所
SCMRF CD for Windowsで表示されるウィンドウの説明個所を次に示します。