5.4.1 連携レコードのコピーおよび貼り付け操作例
(1) 入出力制御装置定義ウィンドウ
プロセサ「SYSA」で定義している入出力制御装置のうち,一つの入出力制御装置をコピーしてプロセサ「SYSB」に追加します。構成図を図5-60に示します。
図5-60 入出力制御装置操作の構成図
![[図データ]](figure/zu042100.gif)
(a) 操作方法
- プロセサ「SYSA」のレコードを選択し,[コピー]を実行します。
![[図データ]](figure/zu042200.gif)
- プロセサ「SYSB」の1レコードを選択し,[貼り付け]を実行します
![[図データ]](figure/zu042300.gif)
- 左側定義シート(キー値)のレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
この場合,手入力時と同じエラーチェックが実行されます。したがって,右側定義シート(DEVA,NUMフィールド)への貼り付けレコード保存が完了するまでは「W3001」エラー("指定した入出力制御装置に,装置アドレスを定義していません。")が表示されます。
![[図データ]](figure/zu042400.gif)
- 右側の定義シート(キー値に連携するレコード)にフォーカスが移動し,連携するレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu042500.gif)
(2) 接続定義ウィンドウ(チャネル基準時)
プロセサ「SYSA」で定義しているチャネル配下の接続定義をコピーしてプロセサ「SYSB」のチャネル配下の接続定義として追加します。構成図を図5-61に示します。
図5-61 接続定義操作の構成図
![[図データ]](figure/zu042600.gif)
(a) 操作方法
- プロセサ「SYSA」のチャネルで基準とするレコードを選択後,コピーの対象とする入出力制御装置のレコードを選択(複数レコード可)します。次に[コピー]を実行します。
![[図データ]](figure/zu042700.gif)
- 貼り付けの対象とするプロセサ「SYSB」を選択し,貼り付け対象とするレコードを選択後[貼り付け]を実行します。
![[図データ]](figure/zu042800.gif)
- 入出力制御装置にレコードが貼り付けられ,レコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu042900.gif)
- 入出力装置にフォーカスが移動し,連携するレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu043000.gif)
(3) 接続定義ウィンドウ(入出力装置基準時)
プロセサ「SYSA」で定義している入出力装置の接続定義をコピーしてプロセサ「SYSB」の入出力装置の接続定義として追加します。構成図を図5-62に示します。
図5-62 接続定義(入出力装置基準時)操作の構成図
![[図データ]](figure/zu043100.gif)
(a) 操作方法
- プロセサ「SYSA」で入出力制御装置の1レコードを選択し,[コピー]を実行します。
![[図データ]](figure/zu043200.gif)
- 貼り付け対象とするプロセサ「SYSB」を選択し,貼り付けの対象とするレコードを選択後[貼り付け]を実行します。
![[図データ]](figure/zu043300.gif)
- 入出力制御装置にレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu043400.gif)
- 入出力装置にフォーカスが移動し,連携するレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu043500.gif)
(4) 装置グループ定義ウィンドウ(装置グループ基準時)
プロセサ「SYSA」で定義している装置グループ"DISK"をコピーしてプロセサ「SYSB」の装置グループ定義として追加します。構成図を図5-63に示します。
図5-63 装置グループ定義(装置グループ基準時)操作の構成図
![[図データ]](figure/zu043600.gif)
(a) 操作方法
- プロセサ「SYSA」の1レコードを選択し,[コピー]を実行します。
![[図データ]](figure/zu043700.gif)
- 貼り付け対象とするプロセサ「SYSB」を選択し,貼り付け対象となるレコードを選択し,[貼り付け]を実行します。
![[図データ]](figure/zu043800.gif)
- 装置グループ定義シートにレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
手入力時と同じエラーチェックが実行されるため,対象入出力装置への貼り付けレコードの保存が完了するまでは「W5001」エラー("指定した装置グループに入出力装置が指定されていません。")が表示されます。
![[図データ]](figure/zu043900.gif)
- 対象入出力装置定義シートにフォーカスが移動し連携するレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu044000.gif)
(5) 装置グループ定義ウィンドウ(入出力装置基準時)
プロセサ「SYSA」で装置グループ"DISK"に定義している入出力装置"DEV00100"をコピーしてプロセサ「SYSB」の装置グループ"DISK"の入出力装置として追加します。構成図を図5-64に示します。なお,入出力装置基準でのコピーおよび貼り付けは,同一グループへの追加だけです。そのため,コピー元の装置グループと異なる装置グループへは追加できません。
図5-64 装置グループ定義(入出力装置基準時)操作の構成図
![[図データ]](figure/zu043610.gif)
(a) 操作方法
- プロセサ「SYSA」の1レコードを選択し,[コピー]を実行します。
![[図データ]](figure/zu043620.gif)
- 貼り付け対象とするプロセサ「SYSB」を選択し,貼り付け対象となるレコードを選択し,[貼り付け]を実行します。
![[図データ]](figure/zu043630.gif)
- 入出力装置定義シートにレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu043640.gif)
- 対象装置グループ定義シートにフォーカスが移動し連携するレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu043650.gif)
(6) LPAR構成定義ウィンドウ
PRMF構成で,物理プロセサ「PRMF1」のLPAR構成定義をコピーして,物理プロセサ「PRMF2」の構成定義として追加します
(a) 操作方法
- 物理プロセサ「PRMF1」の1レコードを選択し,[コピー]を実行します。
![[図データ]](figure/zu044100.gif)
- 貼り付け対象とする物理プロセサ「PRMF2」を選択し,貼り付け対象となるレコードを選択し,[貼り付け]を実行します。
![[図データ]](figure/zu044200.gif)
- LPAR定義シートにレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu044300.gif)
- OPTION定義シート(単票)にフォーカスが移動し連携するレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu044400.gif)
(7) EXPATH定義ウィンドウ
物理プロセサ「PRMF1」のEXPATH定義(ラベルA)をコピーして,物理プロセサ「SYSB」に構成定義として追加します。
(a) 操作方法
- 物理プロセサ「PRMF1」でコピー対象レコードを選択し,編集メニューから[コピー]を実行します。
![[図データ]](figure/zu044500.gif)
- 貼り付け対象とする物理プロセサ「PRMF2」を選択し,貼り付け対象とするレコードを選択後「貼り付け」を実行します。
![[図データ]](figure/zu044600.gif)
- EXPATH定義シートにレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
手入力時と同じエラーチェックが実行されるため,連携するレコードの貼り付け,レコード保存が完了するまでは「WF230」エラー("指定したEXPATHにCNCチャネル,またはBLMPX・CVCチャネルのどれかが指定されていません。")が表示されます。
![[図データ]](figure/zu044700.gif)
- CNCチャネル定義シートにフォーカスが移動し,連携するレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu044800.gif)
- BLMPX/CVCチャネル定義シートにフォーカスが移動し,連携するレコードが貼り付けられレコードが保存されます。
![[図データ]](figure/zu044900.gif)
(8) 貼り付け時のデータ形式の選択
貼り付けるときに選択したレコードだけの貼り付けか,または連携レコードを含んだ貼り付けをするかがメニューで選択できます。貼り付けの操作例を図5-65に示します。
図5-65 形式を選択した貼り付けの操作例
![[図データ]](figure/zu041900.gif)