4.3.2 入出力制御装置の定義

プロセサ単位に入出力制御装置の制御装置番号,種類などを入出力制御装置定義ウィンドウで定義します。

<この項の構成>
(1) ウィンドウの形式
(2) 操作方法
(3) 注意事項

(1) ウィンドウの形式

入出力制御装置定義ウィンドウを図4-13に示します。

図4-13 入出力制御装置定義ウィンドウ

[図データ]

入出力制御装置数
定義している入出力制御装置の数が表示されます。
変更
変更種別が表示されます。
ERROR
エラー番号が表示されます。
CUNO
制御装置番号を指定します。
【LPARの場合】
PRMF構成で定義した制御装置番号の中から選択します。
IOC名称
制御装置名称を指定します。省略すると,SYSGENマクロの仮定値と同じ規則で値が仮定されます。
【LPARの場合】
PRMF構成で定義したIOC名称が制御装置名称として表示されます。
TYPE
制御装置タイプを指定します。指定できる制御装置タイプの中から選択します。省略すると,SYSGENマクロの仮定値と同じ規則で値が仮定されます。
【LPARの場合】
PRMF構成で定義した制御装置タイプが表示されます。
IFMODE
インタフェースモードを指定します。指定できるインタフェースモードの中から選択します。省略すると,空欄になります。
【LPARの場合】
PRMF構成で定義したインタフェースモードが表示されます。
CUADR
ACONARCを使用するプロセサの場合に,制御装置アドレスを指定します。省略すると,「00」が仮定されます。
【LPARの場合】
PRMF構成で定義した制御装置アドレスが表示されます。
MTLIB
ライブラリ装置記号名を指定します。省略すると,空欄になります。
コメント
コメント番号に対応したコメントを指定します。全角ならば32文字,半角ならば64文字以内で指定します。コメントは省略できます。
DEVA
選択している入出力制御装置の装置アドレスを指定します。複数の装置アドレスが連続している場合は先頭のアドレスを指定します。複数の装置アドレスが連続していない場合はレコードを分けて指定します。
【LPARの場合】
PRMF構成で定義した装置アドレスが表示されます。
NUM
DEVAフィールドに指定した装置アドレスから連続する装置数を指定します。省略すると,「1」が仮定されます。
【LPARの場合】
PRMF構成で定義した装置数が表示されます。

(2) 操作方法

(a) 入出力制御装置の追加・削除,指定値の変更
(b) ゲストOS間でライブラリ装置記号名を指定する
【LPARの場合】
あるゲストOSでライブラリ装置記号名を指定したときに,ほかのゲストOSでライブラリ装置記号名が指定されていない場合,エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージから,ゲストOSライブラリ装置記号名の定義ダイアログを開いて,ライブラリ装置記号名が指定されていないゲストOSに対して,ライブラリ装置記号名を指定できます。
ゲストOSライブラリ装置記号名の定義ダイアログを図4-14に示します。

図4-14 ゲストOSライブラリ装置記号名の定義ダイアログ

[図データ]
物理プロセサ名称
ライブラリ装置記号名を指定したゲストOSが動作する物理プロセサが表示されます。
入出力制御装置
ライブラリ装置記号名を指定した入出力制御装置が表示されます。
ERROR
エラー番号が表示されます。
プロセサ名称
ライブラリ装置記号名を指定する必要があるゲストOSが表示されます。
MTLIB
ライブラリ装置記号名を指定します。省略すると,既にほかのゲストOSで指定されている名称が仮定されます。
[完了(F)]
ライブラリ装置記号名の指定を完了します。
[キャンセル]
ライブラリ装置記号名の指定を取り消します。
[エラー詳細(D)]
選択しているプロセサに対するエラーの内容を表示します。

(3) 注意事項

【LPARの場合】
  • PRMF構成で定義した入出力制御装置だけを追加・削除できます。