ある時点からある時点までの定義データの追加・変更・削除個所,変更者,および変更日時を変更記録としてデータベースに保存できます。
変更記録の採取を指定すると,構成定義ウィンドウで追加または変更したレコードに変更種別が表示されます。レコードを削除するとウィンドウからは消えますが,削除の変更記録は保存されます。
採取した変更記録は,ウィンドウ単位に一覧で表示できます。表示した項目は,印刷,Excelへの貼り付け,またはCSV形式・DAT形式のファイルに出力できます。
変更記録として採取される内容を表2-9に示します。
表2-9 変更記録として採取される内容
構成定義ウィンドウ名 | 変更種別 | 説明 | 変更記録表示ウィンドウ名 |
---|---|---|---|
チャネル定義, チャネル定義(PRMF) | A | チャネルの追加 | 変更記録表示(チャネル) |
C | 属性の変更 | ||
D | チャネルの削除 | ||
入出力制御装置定義, 入出力制御装置定義(PRMF) | A | 入出力制御装置の追加 | 変更記録表示(入出力制御装置) |
C | 属性の変更 | ||
D | 入出力制御装置の削除 | ||
入出力装置定義, 入出力装置定義(PRMF) | A | 入出力装置の追加 | 変更記録表示(入出力装置) |
C | 属性の変更 | ||
D | 入出力装置の削除 | ||
接続定義 | A | 装置間の接続の追加 | 変更記録表示(接続) |
C | 装置間の接続の変更 | ||
D | 装置間の接続の削除 | ||
装置割り当て順序定義 | A | 装置割り当て順序の追加 | 変更記録表示(装置割り当て順序) |
C | 割り当て順序の変更 | ||
D | 装置割り当ての削除 | ||
装置グループ定義 | A | 装置グループの追加 | 変更記録表示(装置グループ) |
C |
| ||
D | 装置グループの削除 | ||
装置タイプ定義 | A | 装置タイプの追加 | 変更記録表示(装置タイプ) |
C | 装置タイプの変更 | ||
D | 装置タイプの削除 | ||
ACOD定義 | C | ポートアドレスの変更 | 変更記録表示(ポート) |
ACOD経路定義 ディレクタ経路定義 | A | ACOD経路を定義 ディレクタ経路を定義 | 変更記録表示(接続), 変更記録表示(ポート) |
D | ACOD経路を削除 ディレクタ経路を削除 | ||
LPAR構成定義 | A | LPARを追加 | 変更記録表示(LPAR構成) |
C | LPARのオプション機能の指定値の変更 | ||
D | LPARを削除 | ||
EXPATH定義 | A | EXPATHの追加 | 変更記録表示(EXPATH) |
C | EXPATHの変更 | ||
D | EXPATHの削除 |
なお,変更記録を採取している間に次に示す操作をすると,操作とは異なる変更種別になります。