4.9 オプションの設定

<この節の構成>
(1) 入出力制御装置定義オプションの設定
(2) 入出力装置定義オプションの設定
(3) 搬入オプションの設定
(4) ゼネレーションパラメタ生成オプションの設定
(5) ファイル転送オプションの設定
(6) 構成定義データ比較オプションの設定
(7) 編集オプションの設定

(1) 入出力制御装置定義オプションの設定

  1. [入出力制御装置定義]タブを選択します。オプションダイアログを図4-64に示します。

    図4-64 オプションダイアログ(入出力制御装置定義オプション)

    [図データ]

  2. 入出力制御装置定義ウィンドウおよび入出力制御装置定義(PRMF)ウィンドウでIOC名称フィールドを表示する位置を選択します。[IOC名称の表示位置(N)]コンボボックスに表示される位置から選択できます。
    • 既定の位置:CUNOフィールドの右側に表示されます。
    • [CUNO]の左:CUNOフィールドの左側に表示されます。
    • [コメント]の左:コメントフィールドの左側に表示されます。
  3. [OK]ボタンまたは[更新]ボタンをクリックします。設定を中止するには,[キャンセル]ボタンをクリックします。

(2) 入出力装置定義オプションの設定

  1. [入出力装置定義]タブを選択します。オプションダイアログを図4-65に示します。

    図4-65 オプションダイアログ(入出力装置定義オプション)

    [図データ]

  2. 入出力装置定義ウィンドウおよび入出力装置定義(PRMF)ウィンドウで管理名称フィールドを表示する位置を選択します。[管理名称の表示位置(N)]コンボボックスに表示される位置から選択できます。
    • 既定の位置:NUMフィールドの右側に表示されます。
    • [ADDR]の左:ADDRフィールドの左側に表示されます。
    • [コメント]の左:コメントフィールドの左側に表示されます。
  3. PRMF構成で定義している入出力装置の装置数を増やしたとき,ゲストOSで定義している入出力装置の装置数に反映するかどうかを指定します。反映する場合は,[PRMF構成で装置数を増加した場合のゲストOSへの自動反映(I)]チェックボックスをオンにします。
  4. [OK]ボタンまたは[更新]ボタンをクリックします。設定を中止するには,[キャンセル]ボタンをクリックします。

(3) 搬入オプションの設定

  1. [搬入]タブを選択します。オプションダイアログを図4-66に示します。

    図4-66 オプションダイアログ(搬入オプション)

    [図データ]

  2. ACODモデルの仮定値を次の中から選択します。
    • なし:仮定値を設定しません。
    • 2:ACODモデルに「2」を仮定します。
    • 3:ACODモデルに「3」を仮定します。
    • 5:ACODモデルに「5」を仮定します。
  3. [OK]ボタンまたは[更新]ボタンをクリックします。設定を中止するには,[キャンセル]ボタンをクリックします。

(4) ゼネレーションパラメタ生成オプションの設定

  1. [ゼネレーションパラメタ生成]タブを選択します。オプションダイアログを図4-67に示します。

    図4-67 オプションダイアログ(ゼネレーションパラメタ生成オプション)

    [図データ]

  2. ゼネレーションパラメタの生成で出力するファイル名の拡張子を省略したとき,拡張子を仮定するかどうかを指定します。拡張子を仮定する場合,[拡張子省略時にファイル名に付加する拡張子(E)]テキストボックスに仮定する拡張子を指定します。
  3. ゼネレーションパラメタの生成でファイルを出力したとき,出力したファイルを自動的に開くかどうかを指定します。自動的に開く場合,[ファイル出力後にファイルを開く(O)]チェックボックスをオンにします。ただし,出力したファイルに拡張子がついていない,または出力したファイルの拡張子にアプリケーションが関連づけられていない場合は,自動的にファイルを開くことはできません。
  4. [OK]ボタンまたは[更新(A)]ボタンをクリックします。設定を中止するには,[キャンセル]ボタンをクリックします。

(5) ファイル転送オプションの設定

ファイル転送機能を使用する場合に必要な各種情報を設定します。

  1. [ファイル転送]タブを選択します。オプションダイアログを図4-68に示します。

    図4-68 オプションダイアログ(ファイル転送オプション)

    [図データ]

  2. ファイル転送ダイアログでファイル転送を実行するとき,ホスト接続情報を仮定するかどうかを指定します。ホスト接続情報を仮定する場合,仮定する情報ごとに次のとおり指定します。
    • IPアドレスを仮定する場合,[IPアドレス(I)]テキストボックスに仮定するIPアドレスまたはホスト名を指定します。
    • ポート番号を仮定する場合,[ポート番号(R)]テキストボックスに仮定するポート番号を指定します。なお,[標準(D)]ボタンをクリックするとFTP標準のポート番号が設定されます。
    • ユーザIDを仮定する場合,[ユーザID(U)]テキストボックスに仮定するユーザIDを指定します。
    • パスワードを仮定する場合,[パスワード(P)]テキストボックスに仮定するパスワードを指定します。
    • ユーザIDおよびパスワードとしてSCMRF CD for Windows起動時のログオンダイアログで指定したユーザ名とパスワードを仮定する場合,[ログオン時のユーザID/パスワードを使用(L)]チェックボックスをオンにします。
    • ユーザIDおよびパスワードのほかに必要な情報を仮定する場合,[その他(O)]テキストボックスに仮定する情報を指定します。
  3. ファイル転送の実行について,ほかの操作と同期させてファイル転送ダイアログを開いてファイル転送を実行するかどうかを指定します。ほかの操作と同期させて実行する場合,同期させる操作ごとに次のとおり指定します。
    • 搬入と同期してファイル転送を実行する場合,[搬入(M)]チェックボックスをオンにします。
    • 搬出と同期してファイル転送を実行する場合,[搬出(T)]チェックボックスをオンにします。
    • ゼネレーションパラメタの生成と同期してファイル転送を実行する場合,[ゼネレーションパラメタ生成(G)]チェックボックスをオンにします。
    また,それぞれの操作ごとに同期してファイル転送を実行するとき,ホスト側のデータセット名を仮定する場合,[データセット名を仮定する]チェックボックスをオンにして,[データセット名]テキストボックスに仮定するデータセット名を指定します。
  4. [OK]ボタンまたは[更新(A)]ボタンをクリックします。設定を中止するには,[キャンセル]ボタンをクリックします。

(6) 構成定義データ比較オプションの設定

  1. [構成定義データ比較]タブを選択します。オプションダイアログを図4-69に示します。

    図4-69 オプションダイアログ(構成定義データ比較オプション)

    [図データ]

  2. 構成定義データの比較で出力するファイル名の拡張子を省略したとき,拡張子を仮定するかどうかを指定します。拡張子を仮定する場合,[拡張子省略時にファイル名に付加する拡張子(E)]テキストボックスに仮定する拡張子を指定します。
  3. 構成定義データの比較でファイルを出力したとき,出力したファイルを自動的に開くかどうかを指定します。自動的に開く場合,[ファイル出力後にファイルを開く(O)]チェックボックスをオンにします。ただし,出力したファイルに拡張子が付いていない,または出力したファイルの拡張子にアプリケーションが関連づけられていない場合は,自動的にファイルを開くことはできません。
  4. 構成定義データの比較結果に,定義データの更新時に採取した変更記録をつけて出力するかどうかを指定します。変更記録をつけて出力する場合,[比較結果に変更記録をつけて出力する(C)]チェックボックスをオンにします。
  5. [OK]ボタンまたは[更新(A)]ボタンをクリックします。設定を中止するには,[キャンセル]ボタンをクリックします。

(7) 編集オプションの設定

  1. [編集]タブを選択します。オプションダイアログを図4-70に示します。

    図4-70 オプションダイアログ(編集オプション)

    [図データ]

  2. 編集メニューの[コピー]および[貼り付け]のオプションとして,次の設定ができます。
    • ウィンドウ内で連携するレコードを対象とする場合,[ウィンドウ内で連携するレコードを対象とする(L)]チェックボックスをオンにします。
    • 複数コメントの定義ができる定義ウィンドウで,表示されていないコメントを対象とする場合,[表示されていないコメントを対象とする(C)]チェックボックスをオンにします。
    • コピーデータを貼り付けるときに,編集メニューの[貼り付け]を実行した場合でも,[形式を選択して貼り付け]ダイアログで貼り付ける形式を選択したい場合,[常に貼り付ける形式を選択する(P)]チェックボックスをオンにします。
      なお,このチェックボックスは[ウィンドウ内で連携するレコードを対象とする(L)],[表示されていないコメントを対象とする(C)]チェックボックスのどれかがチェックされている場合だけチェックボックスのオンオフが可能となります。
  3. オプションの設定とその処理内容
    各オプションのチェックボックスをオンまたはオフにした場合の,コピーおよび貼り付けの処理を表4-3,表4-4に示します。
    なお,[ウィンドウ内で連携するレコードを対象とする(L)]および[表示されていないコメントを対象とする(C)]オプションが有効となるのは,連携レコードまたは複数行コメントの定義が可能な定義シート上でコピーまたは貼り付け操作を行った場合だけとなります。

    表4-3 「ウィンドウ内で連携するレコードを対象とする」オプションの設定と処理

    チェックボックスの設定コピー処理貼り付け処理
    連携レコードなし連携レコードあり連携レコードなし連携レコードあり
    オン
    オフ
(凡例)
◎:選択したレコードおよび連携したレコード
○:選択したレコードだけ

表4-4 「表示されていないコメントを対象とする」オプションの設定と処理

チェックボックスの設定コピー処理貼り付け処理
複数行コメント定義不可複数行コメント定義可複数行コメント定義不可複数行コメント定義可
オン
オフ
(凡例)
◎:選択したレコードおよび非表示コメント
○:選択したレコードだけ