付録G.1 SCMRF CD for Windowsの「構成定義データ比較機能」の比較範囲

<この項の構成>
(1) 入出力構成定義データ

(1) 入出力構成定義データ

入出力構成定義データの比較対象範囲を表G-1に示します。なおマクロの比較順については,この表に記述している順番に比較します。

表G-1 入出力構成定義データの比較対象範囲

マクロ名比較対象説明
CHANNEL
  • 「PATHID」オペランドの昇順に比較します。
  • どちらかの構成にチャネルパスの定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
CONTRLR
  • 「CUNO」オペランドの昇順で比較します。
  • どちらかの構成に入出力制御装置の定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
  • 「CUADR」オペランドが「00」の場合,接続しているチャネルのチャネルタイプによって,CUADR指定可能チャネルパスのCUADDRの値は「00」であり,CUADR指定不可能チャネルパスのCUADDRの値は「指定なし」としています。そのため,両者を比較した場合,CUADRは不一致となります。
  • 一つの制御装置に対して,CNC,FC,またはCTCチャネル直結のチャネルだけに接続している場合と,ディレクタ経由のチャネルと,CNC,FC,またはCTCチャネル直結のチャネルの接続が混在する場合,「LNKA」オペランドの値は,チャネル直結の場合「なし」,チャネルパスが混在している場合「00」としています。そのため両者を比較した場合,LNKAは不一致となります。
IODEVICE
  • 「ADDRESS」オペランドの昇順で比較します。
  • どちらかの構成に入出力装置の定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
UNITNAME
  • 「NAME」オペランドの昇順(EBCDIKコード順)で比較します。
  • どちらかの構成に装置グループ/装置タイプの定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
  • 「UNIT」オペランドの比較については1台ごとにデバイス番号で比較し,差分だけ表示します。
SCHEDULR 
(凡例)
○:比較します