SCCPとSCMRF CD for Windowsの相違点を表A-4に,AOMPLUSとSCMRF CD for Windowsの相違点を表A-5に,PRMA E2(HLUSCCP)およびPRMA E3(HLUSCCP)とSCMRF CD for Windowsの相違点を表A-6に示します。
表A-4 SCCPとSCMRF CD for Windowsの仕様上の相違点
SYSGENマクロ | 項目 | 相違点 | ||
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マクロ名 | オペランド名 | SCCP | SCMRF CD for Windows | |
CHANNEL | CUNO | ディレクタに対する入出力制御装置の指定方法 | 制御装置番号(CUNO) | 制御装置名称(IOCMN) |
CONTRLR | LNKA | 一つの入出力制御装置と複数のチャネルとの接続で,ACODを経由する接続と経由しない接続が混在する場合の,ACODを経由しない接続でのリンクアドレスの指定方法 | 「00」を指定する。 | 「00」が仮定されるが,指定できない。 |
リンクアドレスの指定可能範囲 | 「00~FE」 | ACOD:「04~FB,FE」 FBD:「01~FE」 | ||
IOCMN | 制御装置名称の指定が意味を持たない入出力制御装置(HCCF装置)に対する制御装置名称の重複チェック | チェックしない。 | チェックする。 | |
IODEVICE | IOTIME | 「0」を指定時の扱い | 指定エラーになる。 | 「NO」を指定できる装置は「NO」を仮定する。指定できない装置は指定エラーになる。 |
共通 | 省略時の仮定値を持つオペランド | 省略時の仮定値を持つオペランドの指定方法 | 仮定値を省略できる。 | 仮定値を省略できない。 |
表A-5 AOMPLUSとSCMRF CD for Windowsの仕様上の相違点
ACOD構成定義コマンド | 項目 | 相違点 | ||
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コマンド名 | オペランド名 | AOMPLUS | SCMRF CD for Windows | |
PORTACOD | INTERNAL | INTERNALに対するポートアドレス「FE」以外の指定 | 指定できる。 | 指定できない。「FE」を自動設定する。 |
表A-6 PRMA E2(HLUSCCP)およびPRMA E3(HLUSCCP)とSCMRF CD for Windowsの仕様上の相違点
システム構成定義文 | 項目 | 相違点 | ||
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定義文名 | オペランド名 | PRMA E2/PRMA E3(HLUSCCP) | SCMRF CD for Windows | |
CHANNEL | CUNO | ディレクタに対する入出力制御装置の指定方法 | 制御装置番号(CUNO) | IOC名称(ACOD名称)※ |
LPAR LPARDEFR | 論理チャネルアドレスの指定 | 指定できる。 | 指定できない。 | |
CONTRLR | LNKA | 一つの入出力制御装置と複数のチャネルとの接続で,ディレクタを経由する接続と経由しない接続が混在する場合の,ディレクタを経由しない接続でのリンクアドレスの指定方法 | 「00」を指定する。 | 「00」が仮定されるが,指定できない。 |
リンクアドレスの指定可能範囲 | 「00~FE」 | ACOD:「04~FB,FE」 FBD:「01~FE」 | ||
IODEVICE | MODEL | 型名の指定方法 | 任意の英数字が指定できる。 | ゲストOSでも定義する入出力装置の場合は,ゲストOSの指定値の規則に合わせる。 |
UNIT | 装置形式の指定方法 | 特定の入出力装置以外の場合は,任意の英数字を指定できる。 | ゲストOSでも定義する入出力装置の場合は,ゲストOSの指定値の規則に合わせる。 | |
CPU | CPUMODE | 指定できるCPU動作モード | すべて指定できる。 | M,MEAは指定できない。 |
IP | DBPF | 指定の可否 | 指定できる。 | MまたはM/EAモード用の定義のため,指定できない。 |
OPTION | RECONFCH | 省略時の仮定値 | CH文またはCHANNEL文の定義内容によって,仮定値が変わる。 | 省略時,「NO」とする。 |
CH | すべてのオペランド | 指定の可否 | 指定できる。 | CHANNEL文のLPARまたはLPARDEFRオペランドで指定する。 |