4.5.3 LPARに割り当てるチャネルの定義

LPARへのチャネル割り当て定義ウィンドウで,チャネルをLPARに割り当てます。割り当て方法には,次に示す二つの方法があります。

<この項の構成>
(1) チャネルを基準にした場合のウィンドウの形式
(2) LPARを基準にした場合のウィンドウの形式
(3) 操作方法

(1) チャネルを基準にした場合のウィンドウの形式

チャネルを基準にした場合のLPARへのチャネル割り当て定義ウィンドウを図4-36に示します。

図4-36 LPARへのチャネル割り当て定義ウィンドウ(チャネル基準)

[図データ]

〈チャネル一覧(G)〉
PRMF構成で定義しているチャネルがすべて表示されます。
PATHID,TYPE,ATTR
チャネルパスID,チャネルタイプ,チャネルパスの割り当て属性が表示されます。
LPAR
チャネルがすべてのLPARに割り当てられている場合,「ALL」が表示されます。チャネルがすべてのLPARに接続予約割り当てされている場合,「ALL*」が表示されます。「ALL」が表示されているチャネルを選択すると,[割り当てLPAR(J)]ボックスにすべてのLPARが表示されます。「ALL*」が表示されているチャネルを選択すると,[予約割り当てLPAR(K)]ボックスにすべてのLPARが表示されます。
[全LPAR割り当て(S)]
選択しているチャネルに対してすべてのLPARへのアクティベイト時の割り当てを指定します。
[全LPAR予約割り当て(Z)]
選択しているチャネルに対してすべてのLPARへの接続予約割り当てを指定します。
未定義LPAR(Q)
選択しているチャネルに対して割り当てを指定していないLPARが表示されます。
割り当てLPAR(J)
選択しているチャネルに対してアクティベイト時の割り当てを指定しているLPARが表示されます。
予約割り当てLPAR(K)
選択しているチャネルに対して接続予約割り当てを指定しているLPARが表示されます。
[割り当て(A)>]
[未定義LPAR(Q)]ボックスで選択しているLPARにアクティベイト時のチャネルの割り当てを指定します。
[<割り当て解除(X)]
[割り当てLPAR(J)]または[予約割り当てLPAR(K)]ボックスで選択しているLPARへのチャネルの割り当ての指定を解除します。
[予約割り当て(Y)>]
[未定義LPAR(Q)]ボックスで選択しているLPARにチャネルの接続予約割り当てを指定します。
[移動(U)]
接続予約割り当てをアクティベイト時の割り当てに変更します。
[移動(N)]
アクティベイト時の割り当てを接続予約割り当てに変更します。

(2) LPARを基準にした場合のウィンドウの形式

LPARを基準にした場合のLPARへのチャネル割り当て定義ウィンドウを図4-37に示します。

図4-37 LPARへのチャネル割り当て定義ウィンドウ(LPAR基準)

[図データ]

LPAR一覧(Q)
PRMF構成で定義しているLPARがすべて表示されます。
〈未定義チャネル(G)〉
選択しているLPARへの割り当てを指定しないチャネルが表示されます。
PATHID,TYPE,ATTR
チャネルパスID,チャネルタイプ,チャネルパスの割り当て属性が表示されます。
〈割り当てチャネル(J)〉
選択しているLPARへのアクティベイト時の割り当てを指定しているチャネルが表示されます。
PATHID,TYPE,ATTR
チャネルパスID,チャネルタイプ,チャネルパスの割り当て属性が表示されます。
LPAR
すべてのLPARにアクティベイト時の割り当てを指定しているチャネルの場合,「ALL」が表示されます。
〈予約割り当てチャネル(K)〉
選択しているLPARへの接続予約割り当てを指定しているチャネルが表示されます。
PATHID,TYPE,ATTR
チャネルパスID,チャネルタイプ,チャネルパスの割り当て属性が表示されます。
LPAR
すべてのLPARに接続予約割り当てを指定しているチャネルの場合,「ALL*」が表示されます。
[割り当て(A)>]
[未定義チャネル(G)]ボックスで選択しているチャネルに対して,LPARへのアクティベイト時の割り当てを指定します。
[<割り当て解除(X)]
[割り当てチャネル(J)]または[予約割り当てチャネル(K)]ボックスで選択しているチャネルに対して,LPARへの割り当ての指定を解除します。
[予約割り当て(Y)>]
[未定義チャネル(G)]ボックスで選択しているチャネルに対して,LPARへの接続予約割り当てを指定します。
[移動(U)]
接続予約割り当てをアクティベイト時の割り当てに変更します。
[移動(N)]
アクティベイト時の割り当てを接続予約割り当てに変更します。

(3) 操作方法

(a) 定義基準の切り替え

ヘッダにある[定義基準]ボックスのボタンをクリックして切り替えます。

(b) チャネルを基準にした場合の定義
(c) LPARを基準にした場合の定義
(d) 割り当て方法の変更