4.16.1 ストーレジ計算の指定

ストーレジ計算ダイアログの指定方法について説明します。

<この項の構成>
(1) ダイアログの形式
(2) 操作方法
(3) 注意事項

(1) ダイアログの形式

ストーレジ計算ダイアログ(分類’L’~’その他’を表示した場合)を図4-111に示します。

図4-111 ストーレジ計算ダイアログ

[図データ]

システム名称
計算対象とするデータベースのシステム名称が表示されます。
プロセサ名称(P)
計算対象とするプロセサ名称を選択します。
<V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)(V)>
V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)の計算に関する情報が表示されます。
[初期値に戻す(D)]
装置数およびバイト数の値をダイアログを開いた直後の値(初期値)に戻します。
[分類説明(K)...]
装置分類を示す記号の意味を表示するダイアログを表示します。表示内容については「(a)分類の説明」を参照してください。
分類
装置の分類を示す記号(アルファベットのA~W)および’その他’が表示されます。
係数
装置分類ごとの係数が表示されます。
装置数
分類ごとの装置定義数が表示されます。
装置数は変更できます。ただし,装置分類’V’および’その他’については変更できません。
バイト数
分類ごとの計算結果がバイト数で表示されます。
装置分類が’その他’の場合,バイト数を任意に変更できます。
合計
V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)の計算結果がバイト数で表示されます。
[計算(C)]
選択したプロセサのストーレジ計算を実行します。
[レポート表示(R)]
計算結果が別ウィンドウ(ストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域-入出力構成情報部分)ウィンドウ)で表示されます。
[キャンセル]
ストーレジ計算ダイアログを閉じます。
(a) 分類の説明

分類の説明ダイアログについて説明します。

分類の説明ダイアログ(分類’P’~’その他’を表示した場合)を図4-112に示します。

図4-112 分類の説明ダイアログ

[図データ]

<V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)分類一覧>
V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)の計算で使用する分類の説明が表示されます。
分類
装置の分類を示す記号(アルファベットのA~W)および’その他’が表示されます。
説明
分類に対する説明が表示されます。
本ダイアログに表示される内容を表4-23に示します。

表4-23 分類の説明

分類説明
Aディスク装置の台数(光ディスク装置及びIODEVICEマクロでUNIT=8598,またはUNIT=6587と定義したディスク装置の台数は除く)
BIODEVICEマクロでUNIT=8598,またはUNIT=6587と定義したディスク装置の台数
C磁気テープ装置の台数(カートリッジ型は除く)
Dカード読取機の台数
Eカードせん孔機/紙テープせん孔機/XYプロッタ/マークシート読取機/カード印刷せん孔機の台数
Fフロッピーディスク/SVPのコンソールファイル台数
G紙テープ読取機の台数
Hラインプリンタ(インパクトプリンタ)の台数
I回線/SVPの通信回線アダプタの数
Jコンソール装置(コンソールディスプレイ及びプリンタ装置)の台数
KIODEVICEマクロで定義した全装置数
Lデバイス番号を4けたで表現したときのシステムで最大のデバイス番号の上2けた
MCTCAの台数
NUIOD/HUIOD/光ディスク装置の台数
O漢字プリンタの台数
P端末装置の台数
Q光学文字読取装置の台数
R磁気テープライブラリ装置の台数であり,7×2個の装置(IODEVICEマクロで定義したもの)を1台とする。ただし,H-6954は台数に入れない。
SH-6322システム運転支援装置の台数であり,12個の装置(IODEVICEマクロで定義したもの)を1台とする。
Tカートリッジ型の磁気テープ装置の台数
UACONARC及びFIBARCディレクタ装置の台数
V欄外の’分類Vの説明’を参照
WA~J及び,M~Uを除く装置台数
その他任意に加算する値
[分類Vの説明(V)]
分類Vの説明ダイアログを表示します。分類Vの説明ダイアログについては「(b)分類Vの説明」を参照してください。
(b) 分類Vの説明

分類Vの説明ダイアログについて説明します。

分類Vの説明ダイアログを図4-113に示します。

図4-113 分類Vの説明ダイアログ

[図データ]

<Vの説明>
分類Vの説明が表示されます。

(2) 操作方法

(a) ストーレジ計算結果を表示する
  1. ストーレジ計算ダイアログは,[ツール(T)]-[ストーレジ計算(N)...]メニューを選択して開きます。
  2. 計算対象とするプロセサを[プロセサ名称(P)]コンボボックスから選択します。
  3. 必要に応じて<V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)>で値を指定します。
  4. [計算(C)]ボタンをクリックします。
(b) ストーレジ計算結果をストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域-入出力構成情報部分)ウィンドウで表示する
  1. ストーレジ計算実行後,[レポート表示(R)]ボタンをクリックします。

ストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域-入出力構成情報部分)ウィンドウを図4-114に示します。

図4-114 ストーレジ計算結果表示(V=Rニュークリアス領域-入出力構成情報部分)ウィンドウ

[図データ]

システム名称
計算対象とするデータベースのシステム名称が表示されます。
プロセサ名称
計算対象とするプロセサ名称が表示されます。
合計
V=Rニュークリアス領域(入出力構成情報部分)の計算結果が表示されます。
分類
装置の分類を示す記号(アルファベットのA~W)および’その他’が表示されます。
係数
装置分類ごとの係数が表示されます。
装置数
分類ごとの装置定義数が表示されます。
バイト数
分類ごとの計算結果がバイト数で表示されます。

(3) 注意事項