2.7.1 編集支援機能

SCMRF CD for Windowsによる各種ゼネレーションパラメタ定義で,定義済みデータのコピー・貼り付けによる定義データの流用など,定義操作をより効率よく行うための機能です。主な機能を以下に示します。

<この項の構成>
(1) 同一ウィンドウ内での連携レコードのコピーおよび貼り付け
(2) 複数コメント行の一括コピーおよび貼り付け

(1) 同一ウィンドウ内での連携レコードのコピーおよび貼り付け

定義ウィンドウ内に複数の定義シートがある場合,定義シート間の関係は通常1対多の関係となります。この場合,定義シート内のレコードを選択すると,そのレコードに連携する別定義シートのレコードを含めたレコードをコピーおよび貼り付けします。図2-23に連携レコードのコピーおよび貼り付けの概要を示します。

図2-23 連携レコードのコピーおよび貼り付け

[図データ]

図2-24に示すような場合は,連携レコードのコピーおよび貼り付けとはならない。この場合は,選択したレコードだけがコピーおよび貼り付けられる。

図2-24 連携レコードのコピーおよび貼り付けとならない場合

[図データ]

(2) 複数コメント行の一括コピーおよび貼り付け

複数コメント行のコピーおよび貼り付けは,複数行のコメント(最大99個)定義ができるチャネル,入出力制御装置および入出力装置定義ウィンドウで,表示されていない部分も含め一括してコピーまたは貼り付けるものです。図2-25に複数コメント行のコピーおよび貼り付けの概要を示します。なお,コピー元と貼り付け先のコメント番号は,それぞれ対応した位置に貼り付けられます。

図2-25 複数コメント行のコピーおよび貼り付け

[図データ]