1.4.1 構成定義機能

SCMRF CD for Windowsでは,次に示す構成を定義対象にしています。

定義対象の構成を図1-4に示します。

図1-4 定義対象の構成

[図データ]

SCMRF CD for Windowsで定義できるSYSGENマクロ・ACOD構成定義コマンド・PRMFシステム構成定義文を表1-1に示します。

表1-1 SCMRF CD for Windowsで指定値を定義できるSYSGENマクロ・ACOD構成定義コマンド・PRMFシステム構成定義文

分類定義できるSYSGENマクロ・ACOD構成定義コマンド・PRMFシステム構成定義文SCMRF CD for Windowsでのデータ名
SYSGENマクロCHANNEL,CONTRLR,IODEVICE,SCHEDULR,UNITNAME入出力構成定義データ※1
ACOD構成定義コマンドACODFILE,ACODCNCT,PORTACOD,ACODEND,LINKFILE,ACODLINK,PORTLINK,ENDLINKACOD構成定義データ
PRMFシステム構成定義文※2IOGROUP文,CHANNEL文,CONTRLR文,IODEVICE文,LPARDEF文,PIP文,SYSOPT文,PFKEY文,EXPATH文,PARTTION文,CPU文,IP文,STORAGE文,OPTION文,FEATOPT文,LOADUNIT文PRMF構成定義データ
注※1 LPAR上のゲストOSの入出力構成定義データを限定する場合,入出力構成定義データ(ゲストOS)と呼びます。
注※2 PRMFシステム構成定義文のCH文の指定値は,CHANNEL文で定義します。
<この項の構成>
(1) 定義できる構成
(2) 定義方法
(3) 定義データのエラーチェック

(1) 定義できる構成

定義できる構成を次に示します。

それぞれの構成の定義順序については,「2.1 構成定義機能」を参照してください。

<FBDの定義について>
FBDはACODと同じように定義できます。詳細は「2.1.10 FBDの定義」を参照してください。

(2) 定義方法

SCMRF CD for Windowsで構成を定義するには,次の二つの方法があります。

(3) 定義データのエラーチェック

ウィンドウで定義するとき,またはホストからのデータをデータベースに格納するとき,自動的にエラーチェックが実施されます。エラーがある場合は,エラーメッセージ,エラー番号が表示されます。