3.3.2 ヘッダの操作

ヘッダの表示内容を説明します。

システム名称
システム構成の設定ウィンドウで指定したシステム名称が表示されます。
プロセサ名称(または物理プロセサ名称)(P)
定義データを識別する名称が表示されます。PRMFを使用する場合,表3-3に示す形式で表示されます。

表3-3 PRMFを使用する場合のプロセサ名称の表示形式

データの種類表示形式
PRMF構成定義データ(512チャネル構成定義データ-I/Oグループ)*IOGn(物理プロセサ名称)PRMF
PRMF構成定義データ*PRMF(物理プロセサ名称)PRMF
入出力構成定義データ(ゲストOS)ゲストOSのプロセサ名称LPAR
入出力構成定義データプロセサ名称BASIC
 ゴシック体の文字はデータに設定されている名称を示します。
表示している名称を変更すると,定義中のデータを閉じ,ほかの定義データを定義シートに表示できます。システム構成の設定ウィンドウで指定したプロセサ名称または物理プロセサ名称の中から選択できます。
また,メインウィンドウで選択しているプロセサまたは物理プロセサによって,構成定義ウィンドウで表示される定義データが変わります。メインウィンドウで選択したプロセサと構成定義ウィンドウに表示される定義データの関係を表3-4に示します。
注※ "*IOGn"の"n"はI/Oグループ番号が表示されます。
 

表3-4 メインウィンドウで選択したプロセサと構成定義ウィンドウに表示される定義データの関係

選択したプロセサ構成定義ウィンドウ表示される定義データ
VOS3のプロセサ
(ベーシックモードのプロセサ)
PRMF構成だけを定義するウィンドウメインウィンドウで一番上のレコードのPRMF構成定義データ
ACOD経路定義ウィンドウ
ディレクタ経路定義ウィンドウ
  • 選択した入出力構成定義データ
  • ACONARCを使用しないプロセサを選択した場合,ACONARCを使用するプロセサのうち,メインウィンドウで一番上のレコードの入出力構成定義データまたはPRMF構成定義データ
上記以外のウィンドウ選択したプロセサの入出力構成定義データ
ゲストOSのプロセサPRMF構成だけを定義するウィンドウ選択したゲストOSが動作する物理プロセサのPRMF構成定義データ
ACOD経路定義ウィンドウ
ディレクタ経路定義ウィンドウ
  • 選択したゲストOSの入出力構成定義データ
  • ACONARCを使用しないプロセサを選択した場合,ACONARCを使用するプロセサのうち,メインウィンドウで一番上のレコードの入出力構成定義データまたはPRMF構成定義データ
上記以外のウィンドウ選択したゲストOSの入出力構成定義データ
物理プロセサVOS3の入出力構成だけを定義するウィンドウ
  • 選択した物理プロセサで動作するゲストOSの入出力構成定義データ
  • ゲストOSが定義されていない場合,メインウィンドウで一番上のレコードの入出力構成定義データ
上記以外のウィンドウ選択した物理プロセサのPRMF構成定義データ
モード
PRMFを使用する場合に,表示している定義データの種類が次に示す形式で表示されます。
  • BASIC
    VOS3の入出力構成定義データであることを示します。
  • LPAR<物理プロセサ名称LPAR番号LPAR名称)>
    入出力構成定義データ(ゲストOS)であることを示します。ゴシック体の文字はデータに設定されている名称を示します。
  • PRMF
    PRMF構成定義データであることを示します。
コメント番号(N)
コメントの種類を管理するための番号が表示されます。
チャネル,入出力制御装置,入出力装置には,一つの入出力機器に最大99種類のコメントをつけられます。コメントの種類はコメント番号で管理します。例えば,コメント番号1で入出力機器の用途,コメント番号2で設置場所,というように使用します。
表示しているコメント番号を変更すると,定義シートのコメントフィールドに,ほかの種類のコメントを表示できます。
操作モード
表示中の定義データを編集または表示するかを選択します。[編集(M)]ボタンをクリックすると,定義データを編集(追加,削除,変更)できます。[表示(V)]ボタンをクリックすると編集できない状態になります。