4.12.1 機器構成の表示操作

構成定義表示ダイアログで,機器構成の表示条件を指定します。表示できる機器構成の種類を次に示します。同時に複数の種類を表示できます。

<この項の構成>
(1) システム構成の表示
(2) 入出力機器別の構成の表示
(3) ACOD構成の表示
(4) LPAR構成の表示
(5) 表示範囲の指定方法
(6) 注意事項

(1) システム構成の表示

システム構成を表示する場合の構成定義表示ダイアログを図4-83に示します。

図4-83 構成定義表示ダイアログ(システム構成を表示する場合)

[図データ]

  1. [システム]タブを選択します。
  2. 表示する項目のチェックボックスをオンにします。
    • [システム構成(S)]:システム構成の定義内容を表示します。
    • [システム構成詳細(Y)]:システム構成の詳細を表示します。構成定義表示(システム構成)ウィンドウで表示している項目に加えて,システム構成オプションの設定内容などの情報についても表示されます。
  3. [OK]ボタンをクリックします。表示を中止するには[キャンセル]ボタンをクリックします。

(2) 入出力機器別の構成の表示

入出力機器別の構成を表示する場合の構成定義表示ダイアログを図4-84に示します。

図4-84 構成定義表示ダイアログ(入出力機器別の構成を表示する場合)

[図データ]

  1. [入出力機器]タブを選択します。
  2. 表示するVOS3のプロセサまたはPRMFを使用する物理プロセサを選択します。選択しない場合,メインウィンドウで選択されているプロセサまたは物理プロセサが仮定されます。
  3. 表示する装置のチェックボックスをオンにして,表示範囲を指定します。
    • チャネル(C):チャネルの定義内容と,チャネルを基準にした接続を表示します。チャネルパスIDとコメント番号を指定して,表示範囲を限定できます。
    • 入出力制御装置(U):入出力制御装置の定義内容と,入出力制御装置を基準にした接続を表示します。制御装置番号またはIOC名称とコメント番号を指定して,表示範囲を限定できます。
    • 入出力装置(D):入出力装置の定義内容と,入出力装置を基準にした接続を表示します。デバイス番号または装置記号名とコメント番号を指定して,表示範囲を限定できます。
    • 装置グループ(G):装置グループの定義内容を表示します。装置グループ名を指定して,表示範囲を限定できます。物理プロセサを指定した場合または指定したプロセサに装置グループが定義されていない場合,チェックボックスが非活性になります。
    • 装置タイプ(T):装置タイプの定義内容を表示します。装置タイプ名を指定して,表示範囲を限定できます。物理プロセサを指定した場合または指定したプロセサに装置タイプを生成する入出力装置が定義されていない場合,チェックボックスが非活性になります。
  4. PRMFを使用する物理プロセサで,LPARへの割り当てを指定しているチャネルまたは入出力装置を限定して表示する場合,割り当てを指定しているLPARを選択します。選択しない場合,すべてのチャネルまたは入出力装置が表示されます。
  5. [OK]ボタンをクリックします。表示を中止するには[キャンセル]ボタンをクリックします。

(3) ACOD構成の表示

ACODを表示する場合の構成定義表示ダイアログを図4-85に示します。

図4-85 構成定義表示ダイアログ(ACODを表示する場合)

[図データ]

  1. [ACOD]タブを選択します。
  2. 表示する項目のチェックボックスをオンにします。
    • [ACOD(C)]:ACODの定義内容を表示します。
    • [ポート(O)]:ACODのポート構成を表示します。表示するACODの名称を選択します。選択しない場合,すべてのACODのポートアドレスが表示されます。ポートアドレスを指定して,表示範囲を限定できます。
  3. [OK]ボタンをクリックします。表示を中止するには[キャンセル]ボタンをクリックします。

(4) LPAR構成の表示

LPAR構成を表示する場合の構成定義表示ダイアログを図4-86に示します。

図4-86 構成定義表示ダイアログ(LPAR構成を表示する場合)

[図データ]

  1. [LPAR]タブを選択します。
  2. 表示するPRMF構成定義データの物理プロセサ名称を選択します。選択しない場合,リストの一番上にある名称が仮定されます。
  3. [LPAR構成(S)]チェックボックスをオンにします。
  4. [OK]ボタンをクリックします。表示を中止するには[キャンセル]ボタンをクリックします。

(5) 表示範囲の指定方法

チャネルパスID,制御装置番号,デバイス番号,ポートアドレスによる表示範囲は,表4-6に示す方法で指定できます。

表4-6 機器構成の表示範囲の指定方法

指定方法表示内容
開始値と終了値の両方を指定する。開始値と終了値で示される範囲を表示する。
開始値だけ指定する。開始値以上のすべての範囲を表示する。
終了値だけ指定する。終了値以下のすべての範囲を表示する。
開始値と終了値のどちらも指定しない。すべて表示する。

(6) 注意事項