2.3.2 変更記録機能

ある時点からある時点までの定義データの追加・変更・削除個所,変更者,および変更日時を変更記録としてデータベースに保存できます。

変更記録の採取を指定すると,構成定義ウィンドウで追加または変更したレコードに変更種別が表示されます。レコードを削除するとウィンドウからは消えますが,削除の変更記録は保存されます。

採取した変更記録は,ウィンドウ単位に一覧で表示できます。表示した項目は,印刷,Excelへの貼り付け,またはCSV形式・DAT形式のファイルに出力できます。

変更記録として採取される内容を表2-9に示します。

表2-9 変更記録として採取される内容

構成定義ウィンドウ名変更種別説明変更記録表示ウィンドウ名
チャネル定義,
チャネル定義(PRMF)
Aチャネルの追加変更記録表示(チャネル)
C属性の変更
Dチャネルの削除
入出力制御装置定義,
入出力制御装置定義(PRMF)
A入出力制御装置の追加変更記録表示(入出力制御装置)
C属性の変更
D入出力制御装置の削除
入出力装置定義,
入出力装置定義(PRMF)
A入出力装置の追加変更記録表示(入出力装置)
C属性の変更
D入出力装置の削除
接続定義A装置間の接続の追加変更記録表示(接続)
C装置間の接続の変更
D装置間の接続の削除
装置割り当て順序定義A装置割り当て順序の追加変更記録表示(装置割り当て順序)
C割り当て順序の変更
D装置割り当ての削除
装置グループ定義A装置グループの追加変更記録表示(装置グループ)
C
  • 装置グループ名の変更
  • 装置グループを構成する装置の変更
D装置グループの削除
装置タイプ定義A装置タイプの追加変更記録表示(装置タイプ)
C装置タイプの変更
D装置タイプの削除
ACOD定義Cポートアドレスの変更変更記録表示(ポート)
ACOD経路定義
ディレクタ経路定義
AACOD経路を定義
ディレクタ経路を定義
変更記録表示(接続),
変更記録表示(ポート)
DACOD経路を削除
ディレクタ経路を削除
LPAR構成定義ALPARを追加変更記録表示(LPAR構成)
CLPARのオプション機能の指定値の変更
DLPARを削除
EXPATH定義AEXPATHの追加変更記録表示(EXPATH)
CEXPATHの変更
DEXPATHの削除

なお,変更記録を採取している間に次に示す操作をすると,操作とは異なる変更種別になります。