SCMRF CD for Windowsで編集したデータベース中の入出力構成定義データ,PRMF構成定義データおよびACOD構成定義データからゼネレーションパラメタを生成し,ファイルに出力できます。ACOD構成定義データからゼネレーションパラメタを生成する場合は,ACONARC制御機能の対象入出力制御装置の登録ダイアログで制御対象にする入出力制御装置を登録します。
ゼネレーションパラメタ生成機能の概要を図2-21に示します。
図2-21 ゼネレーションパラメタ生成機能の概要
入出力構成定義データからSYSGENマクロを生成します。入出力構成定義データから生成できるSYSGENマクロのほかに必要なSYSGENマクロは,追加データ登録機能を使用して作成してください。生成の対象となるSYSGENマクロを表2-14に示します。
表2-14 生成の対象となるSYSGENマクロ
マクロ名 | 生成対象 | 同一マクロ内での出力順序 |
---|---|---|
CHANNEL | ○ | PATHIDの昇順に出力 |
CONTRLR | ○ | CUNOの昇順に出力 |
IODEVICE | ○ | ADDRESSの昇順に出力 |
SCHEDULR | △ | -(1文しか生成されない) |
UNITNAME | ○ | NAMEの昇順に出力 |
CONSOLE | × | ユーザが登録した順序で出力 |
DATASET | × | |
SCCPCTRL | × | |
GENERATE | × | |
SYSOPT | × | |
JSLDUMP | × | |
END | ○ | - |
PRMF構成定義データからPRMFシステム構成定義文を生成します。生成の対象となるPRMFシステム構成定義文を表2-15に示します。
表2-15 生成の対象となるPRMFシステム構成定義文
定義文名 | 生成対象 | 同一定義文内での出力順序 |
---|---|---|
IOGROUP | △ | START,ENDの順に出力 512チャネル構成定義データの出力時,256チャネル構成(CHANNEL~LPARDEF)の先頭と最後にそれぞれSTARTとENDを出力する |
CHANNEL | ○ | PATHIDの昇順に出力 |
CONTRLR | ○ | CUNOの昇順に出力 |
IODEVICE | ○ | ADDRESSの昇順に出力 |
LPARDEF | ○ | START,ENDの順に出力 PIP~LOADUNITの先頭と最後にそれぞれSTARTとENDを出力する |
PIP | △ | - |
SYSOPT | ○※1 | - |
PFKEY | △ | PFNOの昇順に出力 |
EXPATH | △ | LABEL(EXPATH定義ウィンドウによる定義)名称の昇順に出力 |
PARTTION | ○ | NUMBERの昇順に出力 PARTTION~LOADUNITをLPAR数分繰り返す |
CPU | ○ | - |
IP | △ | - |
STORAGE | △ | - |
OPTION | ○※1 | - |
FEATOPT | ○※1 | - |
CH | ×※2 | - |
LOADUNIT | △ | - |
ACOD構成定義データからACOD外部構成定義コマンド,およびACOD内部構成定義コマンドを生成します。生成の対象となるACOD外部/ACOD内部構成定義コマンドを表2-16および表2-17に示します。
表2-16 生成の対象となるACOD外部構成定義コマンド
コマンド名 | 生成対象 | 同一コマンド内での出力順序 |
---|---|---|
ACODFILE | ○ | - |
ACODCNCT | ○ | ACOD_NAMEの昇順に出力 ACODCNCT~ACODENDをACOD数分繰り返す |
PORTACOD | ○ | ADDRの昇順に出力 ただし,ACONARCの制御対象にならないADDRに関しては出力しない。 |
ACODEND | ○ | - |
表2-17 生成の対象となるACOD内部構成定義コマンド
コマンド名 | 生成対象 | 同一コマンド内での出力順序 |
---|---|---|
LINKFILE | ○ | - |
ACODLINK | ○ | ACOD_NAMEの昇順に出力 ACODLINK~ENDLINKをACOD数分繰り返す |
PORTLINK | ○ | ADDRの昇順に出力する。 ただし,ACONARCの制御対象にならないADDRに関しては出力しない。 |
ENDLINK | ○ | - |