4.6.3 エラーチェックの実行

メニューから操作するエラーチェックの実行方法,およびチェック結果の表示方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 構成定義データチェックの実行
(2) PRMF構成とLPAR上のゲストOSとの整合性チェックの実行
(3) 注意事項

(1) 構成定義データチェックの実行

構成定義データチェックを実行するには,構成定義データチェックダイアログを開きます。

(a) ウィンドウの形式

構成定義データチェックダイアログを図4-52に示します。

図4-52 構成定義データチェックダイアログ

[図データ]

システム名称
データベースを識別するシステム名称が表示されます。
〈入出力構成定義データ(N)〉
入出力構成定義データおよびPRMF構成定義データについての情報が表示されます。
対象
エラーチェックを実行する定義データを選択します。
ERROR
エラー番号が表示されます。
プロセサ名称
定義データを識別する名称が表示されます。
エラーチェックの実行
エラーチェックの実行が必要かどうかが表示されます。
  • 不要:定義データのエラーチェックを実行済みであるため,実行する必要がないことを示します。
  • 必要:定義データのエラーチェックを実行する必要があることを示します。一度もエラーチェックを実行していない,またはメインウィンドウで表示する更新日時がエラーチェック日時よりも新しい場合に,エラーチェックの実行が必要であると判断されます。
  • 不可:エラーチェックを実行できないことを示します。各構成定義ウィンドウに重要エラーがある場合に表示されます。
エラーチェック日時
エラーチェック済みの場合,最後にエラーチェックを実行した日時が表示されます。
[エラー詳細(D)]
エラー番号に対応するエラーメッセージを表示します。
〈ACOD構成定義データ〉
ACOD構成定義データについての情報が表示されます。ACONARC制御機能を使用する場合に次に示す情報が表示されます。
対象(S)
エラーチェックを実行するかどうかを選択します。
エラーチェックの実行
エラーチェックの実行が必要かどうかが表示されます。
  • 不要:定義データのエラーチェックを実行済みであるため,実行する必要がないことを示します。
  • 必要:定義データのエラーチェックを実行する必要があることを示します。一度もエラーチェックを実行していない,またはメインウィンドウで表示する更新日時がエラーチェック日時よりも新しい場合に,エラーチェックの実行が必要であると判断されます。
  • 不可:エラーチェックを実行できないことを示します。各構成定義ウィンドウに重要エラーがある場合に表示されます。
エラーチェック日時
エラーチェック済みの場合,最後にエラーチェックを実行した日時が表示されます。
ERROR(E)
エラー番号が表示されます。
[エラー詳細(A)]
エラー番号に対応するエラーメッセージを表示します。
[実行(X)]
チェック対象として選択した定義データのエラーチェックを実行します。
[結果表示(R)]
チェック対象として選択した定義データのエラーチェックの実行結果を表示します。
[閉じる(C)]
ダイアログを閉じます。
(b) 操作方法
システム名称
データベースを識別するシステム名称が表示されます。
構成定義データ
定義データのプロセサ名称または物理プロセサ名称が表示されます。ACOD構成定義データの場合は「ACOD構成定義」と表示されます。
エラー番号:エラー内容
エラーチェックで発見されたエラーのエラー番号およびエラーメッセージが表示されます。

(2) PRMF構成とLPAR上のゲストOSとの整合性チェックの実行

ベーシックモードのプロセサの定義データをLPAR上のゲストOSの定義データに変更できるかどうかを確認するため,PRMF構成との整合性チェックを実行します。

  1. ゲストOSへの変更チェックダイアログを開きます。ゲストOSへの変更チェックダイアログを図4-55に示します。

    図4-55 ゲストOSへの変更チェックダイアログ

    [図データ]

  2. 整合性チェックを実行するプロセサを指定します。ベーシックモードで定義しているプロセサの中から選択できます。
  3. 整合性チェックの基準にする物理プロセサおよびLPARを指定します。物理プロセサ名称は,システム構成の設定ウィンドウで設定している物理プロセサの中から選択できます。LPAR番号は,LPAR構成定義ウィンドウで定義済みで,ゲストOSとの対応づけをしていないLPARの中から選択できます。
  4. [実行(E)]ボタンをクリックします。エラーチェックを中止する場合は[キャンセル]ボタンをクリックします。

PRMF構成との間で整合が取れなかったゲストOSのプロセサ名称,ACOD経路,およびエラー番号が表示されます。

(3) 注意事項

エラーチェックを実行するとき,エラーチェックの実行結果を表示するウィンドウを閉じてください。