付録G.2 PRMF構成定義データ

PRMF構成定義データの比較対象範囲を表G-2に示します。なお定義文の比較順については,この表に記述している順番に比較します。

表G-2 PRMF構成定義データの比較対象範囲

定義文名比較対象説明
SYSOPT
PIP
PFKEY
  • 「PFNO」オペランドの昇順で比較します。
  • どちらかの構成にPFKEYの定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
EXPATH
  • SCMRF CD for Windowsの「EXPATH定義ウィンドウ」でEXPATH文を識別するために指定する「LABEL」の昇順で比較します。
  • どちらかの構成にLABELの定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
PARTTION
  • 「NUMBER」オペランドの昇順で比較します。
  • どちらかの構成にPARTTIONの定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
  • PARTTION~LOADUNITの比較については,LPAR数分繰り返します。
CPU
IP
STORAGE
OPTION
FEATOPT
CH×比較しません。
LOADUNIT
CHANNEL
  • 「PATHID」オペランドの昇順で比較します。
  • どちらかの構成にチャネルパスの定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
  • 「LPAR」オペランドおよび「LPARDEFR」オペランドについては,ALL指定有無についても比較します。
CONTRLR
  • 「CUNO」オペランドの昇順で比較します。
  • どちらかの構成に入出力制御装置の定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
  • 「CUADR」オペランドが「00」の場合,接続しているチャネルのチャネルタイプによって,CUADR指定可能チャネルパスのCUADDRの値は「00」であり,CUADR指定不可能チャネルパスのCUADDRの値は「指定なし」としています。そのため,両方を比較した場合,CUADRは不一致となります。
一つの制御装置に対して,CNC,CTC/FC,またはCTCチャネル直結のチャネルだけに接続している場合と,ディレクタ経由のチャネルと,CNCまたはCTCチャネル直結のチャネルの接続が混在する場合,「LNKA」オペランドの値は,チャネル直結の場合「なし」,チャネルパスが混在している場合「00」としています。そのため両者を比較した場合,LNKAは不一致となります。
IODEVICE
  • 「ADDRESS」オペランドの昇順で比較します。
  • どちらかの構成に入出力装置の定義がない場合は,追加/削除とし,両方の構成に定義がされているときはオペランドの内容を比較します。
  • 「LPAR」オペランドについては,ALL指定有無についても比較します。
(凡例)
○:比較します
×:比較しません
-:該当しません