搬入ウィンドウで選択したデータの転送ファイルを,搬入実行ダイアログで指定します。
搬入データが格納されている転送ファイルと,搬入データの情報識別子を指定して,搬入を実行します。
入出力構成定義データまたはPRMF構成定義データの場合は選択したデータごとに指定します。ACOD構成定義データの場合は1回だけ指定します。
(a) ダイアログの形式
入出力構成定義データ,PRMF構成定義データの場合の搬入実行ダイアログを図4-119に,ACOD構成定義データの場合の搬入実行ダイアログを図4-120に示します。
図4-119 搬入実行ダイアログ(入出力構成定義データ,PRMF構成定義データ)
![[図データ]](figure/zu041210.gif)
図4-120 搬入実行ダイアログ(ACOD構成定義データ)
![[図データ]](figure/zu041215.gif)
- 対象構成定義データ
- 入出力構成定義データの場合,プロセサ名称が表示されます。PRMF構成定義データの場合,物理プロセサ名称が表示されます。ACOD構成定義データの場合は,「ACOD」と表示されます。
- 入力ファイル名(F)
- データが格納されている転送ファイル名を絶対パス名で指定します。
- [参照(B)...]
- 転送ファイルを選択できます。
- 情報識別子(I)
- 入出力構成定義データまたはPRMF構成定義データの場合,搬入データの情報識別子を指定します。
- ACOD構成定義データの場合,次に示す二つのテキストボックスに情報識別子を指定します。
- 外部(A)
搬入するACOD外部構成定義データの情報識別子を指定します。
- 内部(L)
搬入するACOD内部構成定義データの情報識別子を指定します。
- [OK]
- 搬入を開始します。
- [詳細(D)]
- 転送ファイルの内容一覧を表示します。
- [キャンセル]
- 対象構成定義データの搬入を中止します。
(b) 操作方法
- 入出力構成定義データ,PRMF構成定義データの場合
次に示す手順で指定します。
- 転送ファイル名を指定します。
- 搬入するデータの情報識別子を指定します。
入出力構成定義初期データ,PRMF構成定義初期データは情報識別子がメンバ名の下2けたなので,上2けたを-(ハイフン)にして指定します。
なお,512チャネル構成定義データの場合は,I/Oグループ0または1どちらかの情報識別子を指定します。
- [OK]ボタンをクリックします。搬入を中止するには,[キャンセル]ボタンをクリックします。
- ACOD構成定義データの場合
次に示す手順で指定します。
- 転送ファイル名を指定します。
- ACOD外部構成定義データの情報識別子とACOD内部構成定義データの情報識別子の両方を指定します。
- [OK]ボタンをクリックします。搬入を中止するには,[キャンセル]ボタンをクリックします。
(c) 注意事項
- ACONARCチャネルを定義しているデータは,ACONARCを使用しないプロセサに搬入できません。
- 入出力構成定義データの搬入を開始すると,データベース中のプロセサの定義内容がすべて削除された後,データが搬入されます。また,PRMF構成定義データの搬入を開始すると,データベース中のPRMF構成,ゲストOSの入出力構成・ACOD構成の定義内容がすべて削除された後,データが搬入されます。搬入を開始した後で搬入を中止しても,削除された定義内容は復元されないので,データベース中の定義内容を確認してから搬入を開始してください。