7.5.2 PRMF構成定義の比較結果の表示形式

PRMF構成定義の比較結果の表示形式および比較結果の出力項目を示します。

<この項の構成>
(1) 不一致がある場合の表示形式
(2) 一致している場合の表示形式
(3) 512チャネル構成定義時の表示形式
(4) 比較結果の出力項目

(1) 不一致がある場合の表示形式

不一致がある場合のPRMF構成定義の比較結果の表示形式を次に示します。

[図データ]

[図データ]

(2) 一致している場合の表示形式

一致している場合のPRMF構成定義の比較結果の表示形式を次に示します。

[図データ]

(3) 512チャネル構成定義時の表示形式

I/Oグループ0および1同士の比較結果の表示形式を次に示します。

[図データ]

(4) 比較結果の出力項目

PRMF構成定義の比較結果の出力項目を表7-6に示します。

表7-6 PRMF構成定義の比較結果の出力項目

見出し表示内容
*** DATABASE INFORMATION LIST ***データベースに関するリストであることを示すタイトル
ORIGINAL DATABASE NAME変更前のデータベース名
COMPARE DATABASE NAME編集中(変更後)のデータベース名
*** SYSTEM CONFIGURATION INFORMATION LIST ***システム構成に関するリストであることを示すタイトル
SYSTEM NAMEシステム名称
CPU NAME物理プロセサ名称または物理CPU名称(512チャネル構成時)
IOGI/Oグループ番号(512チャネル構成定義のとき表示)
CONTROL SYSTEM制御システム名
SYNTAX LEVELシンタクスレベル
CPUMODELCPUモデル
ACOHACONARC制御機能の使用の有無
MEMBER NAMEメンバ名称
CONFIG ID構成ID
SCDSSCDS番号
CREATION TIME構成定義データの作成日付(YYYY-MM-DD),および時刻(hh:mm:ss)
UPDATE TIME構成定義データの更新日付(YYYY-MM-DD),および時刻(hh:mm:ss)
** PRMF SYSTEM CONFIGURATION DEFINITION COMPARE LIST **LPAR構成定義の比較結果であることを示すタイトル
*SYSTEM OPTIONPRMFのオプション機能の比較結果
YES:オプション機能を使用する
NO:オプション機能を使用しない
比較結果がすべて一致したときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果を出力しない
AUTPWOFF自動電源切断機能の使用の有無
AUTDUMP自動PRMFダンプ機能の使用の有無
AUTRSTRT自動再開始機能の使用の有無
RESULT比較結果
DEL:変更前にあるが,変更後にない
ADD:変更前にないが,変更後にある
ORIGN:変更前と変更後に差分がある場合の変更前の定義内容
COMP:変更前と変更後に差分がある場合の変更後の定義内容
*PHYSICAL IP物理IPスケジューリング属性の比較結果。比較結果がすべて一致したときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果を出力しない
+-0-+ +-1-+ +-2-+ +-3-+ +-4-+ +-5-+ +-6-+ +-7-+,MODE GRP/LP物理IP番号
MODE:物理IPの割り当て属性を示す
GRP/LP:スケジューリンググループのグループ番号,またはLPAR番号を示す
*PFKEYPFキー定義の比較結果。比較結果がすべて一致したときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果を出力しない
PFNOPFキー番号
RESULT比較結果
DEL:変更前にあるが,変更後にない
ADD:変更前にないが,変更後にある
ORIGN:変更前と変更後に差分がある場合の変更前の定義内容
COMP:変更前と変更後に差分がある場合の変更後の定義内容
TYPEPFキーに定義されたPRMFコマンドの実行契機
COMMANDPFキーに対応づけたPRMFコマンドテキスト
*EXPATHEXPATHの定義。EXPATH文が変更前,変更後のどちらにも指定されていない場合は表示されない。比較結果がすべて一致したときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果を出力しない
LABELEXPATH文を識別するために明示的に指定する情報で,実際のEXPATH文にはないオペランド
RESULT比較結果
DEL:変更前にあるが,変更後にない
ADD:変更前にないが,変更後にある
ORIGN:変更前と変更後に差分がある場合の変更前の定義内容
COMP:変更前と変更後に差分がある場合の変更後の定義内容
BLMPX/CVC CHPIDEXPATH文のBLMPXオペランドまたはCVCオペランドで指定されたチャネルパスID
CNC CHPIDEXPATH文のCNCオペランドで指定されたチャネルパスID
** LPAR n CONFIGURATION CONTROL DEFINITION COMPARE LIST **LPAR番号がnのLPARの比較結果であることを示すタイトル
 以下の「NAME」「CPU MODE」「CPU ID」の比較結果がすべて一致したときは,「NAME」「CPU MODE」「CPU ID」の比較結果は出力しない
NAMELPAR名称
CPU MODELPARのCPU動作モード
CPU IDLPARのCPU識別情報のビット16~31の値を4文字の16進数字で示す
*LOGICAL IPIP文の比較結果を示す。比較結果がすべて一致したのときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果は出力しない
COUNT論理IP台数
MAXCOUNT最大論理IP台数
ACアクセラレートプロセッサを割り当てた論理IP
MODE論理IPの割り当て属性
GROUPスケジューリンググループ
SRVGROUP物理IPのCPUサービス比のCPUサービスグループ番号
SRVRATIOCPUサービス比
SRVAC物理ACのCPUサービス比
PRIORITY実行優先順位
PRIAC論理ACに対する実行優先順位
*STORAGESTORAGE文の比較結果。比較結果がすべて一致したときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果は出力しない
MS SIZE主記憶装置の容量をメガバイト単位で示す
MAXMS最大主記憶容量を示す(RECONFMS=YESの場合だけ有効)
MS LOC主記憶装置を割り当てる物理主記憶装置上の先頭位置をメガバイト単位(16進数)で示す
ES SIZE拡張記憶装置の容量をメガバイト単位で示す
ES LOC拡張記憶装置を割り当てる物理拡張記憶装置上の先頭位置をメガバイト単位(16進数)で示す
*OPTIONOPTION文の比較結果。比較結果がすべて一致したときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果は出力しない
AUTACT自動アクティベイトオプションの使用の有無
AUTLOAD自動IPLオプションの使用の有無
IPLWAIT自動IPL待ち時間を分単位で示す
IPLPATRLIPL監視オプションの使用の有無
AUTLOCK自動LPAR操作抑止オプションの使用の有無
AUTDEACT自動ディアクティベイトオプションの使用の有無
RECONFCHゲストチャネル動的再構成機能をPRMFのフレーム操作での使用の有無
RECONFIPゲストIP動的再構成機能の使用の有無
RECONFMSゲスト主記憶動的再構成機能の使用の有無
WAITDISPウェイトディスパッチ機能の使用の有無
SRVCAPCPUサービスキャッピング機能の使用の有無
*FEATOPTFEATOPT文の比較結果。比較結果がすべて一致したときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果は出力しない
ALARMシステム停止警報機構オプションの使用の有無
DCダイレクトコントロール機構の使用の有無
ACF自動通報機構の使用の有無
APF自動電源投入機構の使用の有無
PSTパラレルシステムタイマ機構の使用の有無
CSCCSCオプションの使用の有無
LINUXLINUX使用の有無
*LOAD UNITLOADUNIT文の比較結果。比較結果がすべて一致したときは,左記タイトルおよび全オペランドの比較結果は出力しない
UNIT0自動IPL機能を使用する,またはCSCからのIPL LOAD0指令によってIPLする場合のIPL装置の論理装置番号を示す
UNIT1CSCからのIPL LOAD1指令によってIPLする場合のIPL装置の論理装置番号を示す
UNITLPROPフレームでIPLする場合のIPL装置の論理装置番号を示す
DUMPLPROPフレームでダンププログラムをIPLする場合のIPL装置の論理装置番号を示す
*** CHANNEL COMPARE RESULT ***CHANNEL文の比較結果であることを示すタイトル
CHPIDチャネルパスID
RESULT比較結果
DEL:変更前にあるが,変更後にない
ADD:変更前にないが,変更後にある
ORIGN:変更前と変更後に差分がある場合の変更前の定義内容
COMP:変更前と変更後に差分がある場合の変更後の定義内容
TYPEチャネルタイプ
SEGNOネットワークセグメントのセグメント番号
CUNOACODの制御装置番号
ATTRチャネルパスの割り当て属性
LPARアクティベイト時にチャネルパスを割り当てるLPARの番号
ALL指定時は「ALL」を表示する
LPARDEFRチャネルパスを接続予約割り当てするLPARの番号を示す
ALL指定時は「ALL」を表示する
*** CONTRLR COMPARE RESULT ***CONTRLR文の比較結果であることを示すタイトル
CUNO制御装置番号
RESULT比較結果
DEL:変更前にあるが,変更後にない
ADD:変更前にないが,変更後にある
ORIGN:変更前と変更後に差分がある場合の変更前の定義内容
COMP:変更前と変更後に差分がある場合の変更後の定義内容
PATHID & LNKA入出力制御装置の接続先を「ID-LA」の形式で示す
ID:チャネルパスID
LA:リンクアドレス
CUADR制御装置アドレス
DEVA装置アドレスを「装置アドレス/装置数」の形式で示す
TYPE制御装置タイプ
IFMODEインタフェースモード
*** IODEVICE COMPARE RESULT ***IODEVICE文の比較結果であることを示すタイトル
ADDRESSデバイス番号を示す
RESULT比較結果
DEL:変更前にあるが,変更後にない
ADD:変更前にないが,変更後にある
ORIGN:変更前と変更後に差分がある場合の変更前の定義内容
COMP:変更前と変更後に差分がある場合の変更後の定義内容
CUNO/DEVACUNO:制御装置番号を示す
DEVA:装置アドレスを示す
DEVCNT装置台数
UNIT装置形式
MDLモデル番号
PREPATH優先して選択するチャネルパスID
XFEATUR拡張チャネルシステム特有の識別情報
LPAR当該装置を使用可能とするLPARの番号。ALL指定時は「ALL」を表示する
ALL EQUAL比較の結果,二つのデータが一致していることを示す。PRMF,LPAR,チャネル,入出力制御装置,入出力装置単位に表示する