4.3.4 装置グループの定義

プロセサ単位に装置グループを装置グループ定義ウィンドウで定義します。装置グループは次に示す二つの方法で定義できます。

装置グループの追加・削除・指定値の変更は装置グループを基準にして定義します。装置グループに属する入出力装置は,装置グループおよび入出力装置のどちらを基準にしても定義できます。

<この項の構成>
(1) 装置グループを基準にした場合のウィンドウの形式
(2) 入出力装置を基準にした場合のウィンドウの形式
(3) 操作方法
(4) 注意事項

(1) 装置グループを基準にした場合のウィンドウの形式

装置グループを基準にした場合の装置グループ定義ウィンドウを図4-18に示します。

図4-18 装置グループ定義ウィンドウ(装置グループ基準)

[図データ]

装置グループ数
定義している装置グループの数が表示されます。
〈装置グループ〉
定義している装置グループがすべて表示されます。
変更
変更種別が表示されます。
ERROR
エラー番号が表示されます。
NAME
装置グループ名を指定します。
TYPE
装置グループの用途を指定します。指定できる用途の中から選択できます。省略すると,空欄になります。
VIO
装置グループを仮想データセットの割り当て対象にするかどうかを選択します。省略すると,SYSGENマクロの仮定値と同じ規則で値が仮定されます。
〈対象入出力装置〉
選択している装置グループに属する入出力装置が表示されます。
ERROR
エラー番号が表示されます。
UNIT
選択している装置グループに属する入出力装置のデバイス番号を指定します。定義しているデバイス番号の中から選択できます。
NUM
デバイス番号が昇順に複数個連続している場合に装置数を指定します。省略すると,「1」が仮定されます。
DEVMN
デバイス番号に対する装置記号名が表示されます。

(2) 入出力装置を基準にした場合のウィンドウの形式

入出力装置を基準にした場合の装置グループ定義ウィンドウを図4-19に示します。

図4-19 装置グループ定義ウィンドウ(入出力装置基準)

[図データ]

装置グループ数
定義している装置グループの数が表示されます。
〈対象装置グループ〉
選択している入出力装置の属する装置グループが表示されます。
変更
変更種別が表示されます。
ERROR
エラー番号が表示されます。
NAME
選択している入出力装置が属する装置グループ名を指定します。定義している装置グループ名の中から選択できます。
TYPE
装置グループの用途が表示されます。
VIO
装置グループを仮想データセットの割り当て対象にするかどうかが表示されます。
〈入出力装置〉
装置グループを構成する,すべての入出力装置が表示されます。
ERROR
エラー番号が表示されます。
UNIT
装置グループを構成する入出力装置のデバイス番号を指定します。定義しているデバイス番号の中から選択できます。
NUM
UNITフィールドのデバイス番号が昇順に複数個連続している場合に装置数を指定します。省略すると,「1」が仮定されます。
DEVMN
デバイス番号に対する装置記号名が表示されます。

(3) 操作方法

(a) 定義基準の切り替え

ヘッダにある[定義基準]ボックスのボタンをクリックして切り替えます。

(b) 装置グループを基準にした場合の定義
(c) 入出力装置を基準にした場合の定義

(4) 注意事項

装置グループ「SYSALLDA」は自動的に追加され,すべての直接アクセス記憶装置(DASD)が設定されます。この装置グループは削除できません。また,この装置グループの指定値の変更,およびグループ内の入出力装置の削除はできません。