この節では,Text Search Filter Libraryで作成したUAPを使用して検索を実行する場合の注意事項について説明します。
- 同義語辞書テキストファイル作成時の文字コードと,実際に作成される辞書情報の文字コードが異なる場合,検索結果が不正となる可能性がありますのでご注意ください。
- Text Search Plug-inの検索結果を利用する場合は,UAPで使用する「同義語辞書」および「異表記展開ルール」をText Search Plug-inで運用している内容と同様になるよう,準備してください。
- Text Search Filter Libraryを使用して作成したUAPでは,指定された検索タームに該当するヒット位置情報が取得できます。単語(日本語・英語)のつづりを認識したヒット位置情報の取得はできません。
- 検索時に指定する文字コードは,環境変数で指定した文字コード(シフトJISコード,日本語EUCコード,UTF-8コード)を使用してください。それ以外の文字コードを使用した場合,処理結果は保証できません。
- 一つの文字列(単語)内に,改行,スペース,タブなどの不可視のコードが含まれる場合,ヒット位置情報の取得対象となりませんのでご注意ください。
- SGML,HTMLおよびXMLの文書の場合,各文書のタグ部分をヒット位置情報として取得することがありますのでご注意ください。
- 検索タームおよび該当する文字列内にタグなどの制御情報が含まれている場合,ヒット位置情報の取得対象になりません。