回線アダプタを定義します。
configuration文の下で一つ以上のLine_adapter文を定義します。
回線アダプタ名称を指定します。回線アダプタ名称は,定義文の中で固有の値を指定します。
使用する回線アダプタの場所を示す,ロケーションコードを指定します。
オペランドの書き方の例:20-58
ロケーションコードはハードウェアの構成に合わせる必要があります。
指定文字列のフォーマットはチェックされず,英数字+”-(ハイフン)”で合わせて15文字以内かどうかだけチェックされます。指定値が不正な場合,構成不一致エラーによって回線アダプタの起動に失敗します。
回線アダプタ障害を検出したとき,すでにdmp1100_ladmp1からdmp1100_ladmp8まで8個のハードウェアダンプファイルがある場合に,ファイルの上書きを許可するかどうか指定します。noを指定すると,ハードウェアダンプファイルが8個あるときはダンプが採られなくなるため,ファイルを手動で移動または削除してください。
省略した場合はnoが仮定されます。
XNF/ASが使用するハイレベル手順用の受信バッファプールのバッファ個数を指定します。adapter_typeオペランドにHDLCを指定した場合だけ有効となります。このオペランドは,buf_numと省略して指定することもできます。
バッファの一つの大きさは,約8KBです。受信バッファプールはLine_adapter単位に作成され,APにデータを渡したときに解放します。なお,1KB(キロバイト)=1024バイトの計算値です。
リンク数の増加などによってトラフィック量が増加した場合,バッファ個数が少ないと通信性能が悪くなる場合があります。また,APの沈み込みが発生して,受信バッファが刈り取られなくなった場合,patrol time outが発生して回線アダプタ障害が検出されることがあります。バッファの使用状況は,xnfshowコマンドで確認できるので,使用状況に応じて定義する数を調整してください。
xnfstartコマンドでXNF/ASを開始したとき,Line_adapter文で定義した回線アダプタを自動起動するかどうかを指定します。このオペランドは,auto_sと省略して指定することもできます。また,省略した場合はyesが仮定されます。
使用する回線アダプタの種類を指定します。省略した場合はHDLCが仮定されます。
XNF/ASが開始したときの回線アダプタの初期化状態を指定します。このオペランドは,init_stと省略して指定することもできます。また,省略した場合はactiveが仮定されます。