X.25パススルーで使用する送信バッファプール,バッファ個数,およびバッファ長を定義します。
configuration文の下で,8回まで連続して定義できます。
バッファプール名称を指定します。group文のbuffer_poolオペランドでこのバッファプール名称を指定すると,groupごとに送信バッファを対応付けられます。
バッファプールのバッファ個数を指定します。
X.25パススルー用の送信バッファ長(単位:バイト)を指定します。このオペランド値は,パケットサイズまたはAPの送信サイズに近い値を目安として指定してください。
パケットサイズとは,X.25(VC)プロトコルの場合は,コネクション確立時に自局の設定値(link文max_DPDUオペランド)と,相手局の設定値で折衝した結果を意味します。X.25(PVC)プロトコルの場合は,ネットワークアドレスフィールド(n_bind関数n_bind構造体)に設定する送信パケットサイズを意味します。
X.25パススルーでは,デフォルトのバッファプールを自動的に割り当てます。割り当てるバッファ個数およびバッファ長を次に示します。
バッファ個数=(max_NLI_VCの値+max_NLI_PVCの値)(ただし,下限値は256)
バッファ長=128(単位:バイト)