2.2.5 事前定義機能

システム起動時,またはxnfstartコマンド入力時,XNF/ASは定義されたリソースを自動的に起動し運用を開始します。XNF/AS開始時に,自動的にリソースを起動したくない場合は定義文にauto_start noと指定します。この機能を使用する場合,次の定義文にauto_start noを指定してください。

また,auto_start noと定義したリソースを起動する場合,表2-2に示すコマンドの入力が必要となります。起動したリソースに関しては,xnfofflineコマンドを入力するまで自動起動の対象となります。

link文およびbasicline文のリソースが自動起動の対象となっている場合,回線アダプタがオンラインになる延長で各リソースが自動的に起動します。回線アダプタ障害後に復旧してオンラインになる場合も同様です。

一度起動したリソースを自動起動の対象から外し,auto_start noの状態に戻すには,xnfofflineコマンドを入力してください。

表2-2 事前定義したリソースの起動

定義文起動する場合のコマンド
Line_adapter文xnfonlineコマンドで回線アダプタをオンラインにします。または,xnfstandbyコマンドで回線アダプタをスタンバイ状態にします。
link文xnfonlineコマンドでリンクをオンラインにします。
basicline文xnfonlineコマンドでベーシック回線をオンラインにします。