XNF/ASでは,OSI拡張機能の着信監視として,次のどちらかの方法を選択できます。
OSI拡張着呼デーモンを使用すると,XNF/AS構成定義で定義するOSI拡張機能の共通情報のうち次に示す指定値が,発呼時と同様に着呼時でもTCPコネクション確立時点で即時有効になります。
スーパサーバinetdを使用する場合,着呼時のTCPコネクション確立時点ではOS設定値が有効となり,TCPコネクションが確立したあとで,OSI拡張機能の共通情報の指定が有効になります。
OSI拡張機能の共通情報の指定が有効になるタイミングは,発呼時と着呼時で同じであることが望ましいです。そのため,OSI拡張機能の着信監視には,OSI拡張着呼デーモンを使用することを推奨します。互換性(従来と同じ動作であること)を優先する場合以外は,OSI拡張着呼デーモンを使用してください。
OSI拡張着呼デーモンを使用するときの注意事項について説明します。