付録A 用語解説
(英字)- HDLC 4回線アダプタ
- HDLC 4回線アダプタとは,HDLC手順の回線をサーバに接続する回線アダプタです。サーバのPCIバスまたはPCI Expressバスに接続します。
- HSC1/HSC2 4回線アダプタ
- HSC1/HSC2 4回線アダプタとは,HSC1/HSC2手順の回線をサーバに接続する回線アダプタです。サーバのPCIバスまたはPCI Expressバスに接続します。
- NCSB 4回線アダプタ
- NCSB 4回線アダプタとは,NCSB手順の回線をサーバに接続する回線アダプタです。サーバのPCIバスまたはPCI Expressバスに接続します。
- OSI拡張機能の共通情報
- TPTCP_define文,またはOSI拡張機能のシステムパラメタ定義文で指定する次のオペランドの情報を「OSI拡張機能の共通情報」と呼びます。
- receive_buffer_size
- send_buffer_size
- max_TPDU
- TS1
- tcp_nodelay
- tcp_nodelayack
- so_keepalive
- tcp_keepcnt
- tcp_keepidle
- tcp_keepintvl
- VASS
- 回線/linkを識別する情報です。
(カ行)- 仮想サーバ
- OSI拡張高信頼化機能で使用する仮想的なサーバです。物理的なサーバに依存しない論理的なネットワークアドレスを保持できます。
- 仮想ホスト
- VOS3システムの仮想サーバ連携機能で使用する仮想的なホストです。物理的なホストに依存しない論理的なネットワークアドレスを保持できます。
- 仮想スロット番号
- 上位プログラムがXNF/ASを使用するとき,リンクを指定するために使用する番号です。ハードウェア構成とは独立して任意に指定できますが,異なるリンクで同一の仮想スロット番号は指定できません。
- コールプログレス信号
- 相手システムへの接続時,回線が接続できない場合に網から発信端末に対して送出される信号のことです。
(ナ行)- 内部AP名称
- XNF/ASの内部で,上位のAPと対応付けている名称です。ハイレベル手順にだけあり,べーシック手順にはありません。
- 各通信手順の内部AP名称を次に示します。
- OSI通信機能:"osas0001~2048"
- HDLCパススルー:"hdlc0001~1000"
- X.25パススルー:"nliv0001~5000"(VC接続の場合),"nlip0001~2000"(PVC接続の場合)
(ハ行)- パス
- 生存監視や制御を行うための相手局ホストとの通信経路です。
- IPアドレスのペアで示します。
- パススルー機能
- OSIプロトコルに準拠しない,業界標準を含むプロトコルを持つ相手システムと接続する機能です。XNF/ASは,X.25プロトコルおよびHDLCプロトコルを制御して,その上位にユーザデータを転送する機能(X.25パススルー,HDLCパススルー)を提供しています。
- プライベートドメイン
- 相互接続に専用回線を使用している開放型システムの集合を示すネットワーク形態です。JIS X S003-1987参考S002 (V1.0)アドレス体系実装規約で規定されています。
(ラ行)- ロケーションコード
- システム装置からデバイスに至るまでの経路情報です。回線アダプタ搭載位置をXNF/ASの構成定義で指定する場合に使用します。