4.2.13 xnfshow状態構成を表示する

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 機能
(3) 実行者
(4) オプション
(5) 使用例

(1) 形式

(2) 機能

バッファの使用状況,-nオプションで指定したリソースの状態,または-xオプションで指定したキーワードに対応するリソースの一覧を表示します。

(3) 実行者

一般ユーザ

(4) オプション

(a) バッファの使用状況を表示する場合

XNF/ASのバッファの,使用状況を表示する場合に指定します。

バッファの使用状況を表示したあと,過去最大使用数および発生時刻をリセットします。

次回xnfshow -bコマンドを実行すると,xnfshow -b -rコマンド入力後に使用したバッファの最大使用数を過去最大使用数として表示します。

バッファの使用状況で表示する,過去最大使用数が発生した時刻(タイムスタンプ)を表示します。同数のバッファ最大使用数が複数回発生した場合は,最初の発生時刻を表示します。

(b) 回線アダプタおよび回線アダプタに接続されたリソースを表示する場合

キーワードに対応する,リソースの一覧を表示する場合に指定します。

指定できるキーワードを次に示します。

la:
回線アダプタの一覧を表示します
line:
回線アダプタに接続されたハイレベル,ベーシック回線の一覧を表示します
link:
回線アダプタに接続されたリンクの一覧を表示します。
swg:
回線アダプタに接続された公衆グループの一覧を表示します。

名称で指定したリソースの状態を表示します。ただし,ベーシック回線名称を指定した場合,APの状態も表示します。

指定できるリソース種別を次に示します。

リソースの状態を表4-7表4-13に示します。

表4-7 ベーシック回線のAPの状態

APの状態意味対応するオプション
activeAPが回線をオープンした状態なし
inactiveAPが回線をオープンしていない状態

表4-8 回線アダプタに接続されたリンクの状態

リンクの状態意味対応するオプション
online(active)オンライン状態(確立済み)-A
online(inactive)オンライン状態(未確立)-I
online(active-pending)オンライン状態(確立完了待ち)
online(inactive-pending)オンライン状態(解放完了待ち)
online in processオンライン状態(構成情報設定中)
offlineオフライン状態
offline in processオフライン状態(構成情報削除中)
recovery in process回復処理中(確立の再試行中)
test in processテスト中(回線テスト中)

表4-9 回線アダプタに接続されたべーシック回線の状態

ベーシック回線の状態意味対応するオプション
online(active[busy])APが回線をオープンした状態でサービス発行中-A
online(active[not-busy])APが回線をオープンした状態でサービス未発行
online(inactive)APが回線をクローズした状態-I
online(active-pending)回線オープン処理中
online(inactive-pending)回線クローズ処理中
offline使用不可状態
test in process回線テスト中

表4-10 回線アダプタに接続されたHSC2手順回線のコネクション状態

状態意味対応するオプション
active発着信済みなし
inactive発着信未完了

表4-11 回線アダプタの状態

状態意味対応するオプション
online回線アダプタ下のリソースは使用できる-A
online in processオンライン処理中-I
offlineオフライン状態
offline in processオフライン処理中
recovery in process回復処理中
standbyスタンバイ状態-A
standby in processスタンバイ状態に変更中-I

表4-12 回線アダプタの詳細な状態

詳細な状態意味対応するオプション
dump in processダンプ処理中なし
EEH in processEEH回復処理中

表4-13 回線アダプタに接続されたハイレベル回線のコネクションの状態

状態意味対応するオプション
connected回線接続済み-n 公衆グループ名称
-n 回線名称
connecting in process回線接続処理中
disconnected回線切断済み
disconnecting in process回線接続処理中

アクティブ状態のリソースだけを一覧表示する場合に指定します。

このオプションに対応するリソースの状態は,表4-8表4-11を参照してください。

インアクティブ状態のリソースだけを一覧表示する場合に指定します。

このオプションに対応するリソースの状態は,表4-8表4-11を参照してください。

(c) HDLCパススルーのリソースを表示する場合

hdlcと指定します。

内部AP名称を指定します。APを特定して表示する場合に指定します。

このオプションと,-P,-A,-Iオプションは同時に指定できません。

プロセスIDに対応するAPを表示する場合に指定します。

このオプションと,-i,-A,-Iオプションは同時に指定できません。

アクティブ状態のリソースだけを一覧表示する場合に指定します。

このオプションと,-i,-P,-Iオプションは同時に指定できません。このオプションに対応するリソースの状態を表4-14に示します。

表4-14 HDLCパススルーのAPの状態

APの状態意味対応するオプション
unbindアンバインド状態-I
idle未確立
outcon確立中
dataxfer確立済み-A

インアクティブ状態のリソースだけを一覧表示する場合に指定します。

このオプションに対応するリソースの状態は,表4-14を参照してください。このオプションと-i,-P,-Aオプションは同時に指定できません。

-x hdlcオプションだけを指定した場合(-i,-P,-A,-Iオプションを省略),HDLCパススルーの全プロセスID,内部AP名称,状態,およびVASS番号を表示します。

(d) OSI通信機能のリソースを表示する場合

osasまたはosas_apiと指定します。osas_apiを指定すると,ほかのオプションは指定できません。

内部AP名称を指定します。APを特定して表示する場合に指定します。

このオプションと,-P,-A,-Iオプションは同時に指定できません。

プロセスIDに対応するAPを表示する場合に指定します。

このオプションと,-i,-A,-Iオプションは同時に指定できません。

アクティブ状態のリソースだけを一覧表示する場合に指定します。

このオプションと-i,-P,-Iオプションは同時に指定できません。このオプションに対応するリソースの状態を表4-15に示します。

表4-15 OSASのAPの状態

APの状態意味対応するオプション
Ascアソシエーション確立済み-A
NoAscアソシエーション確立中-I

インアクティブ状態のリソースだけを一覧表示する場合に指定します。

このオプションに対応するリソースの状態は,表4-15を参照してください。このオプションと,-i,-P,-Aオプションは同時に指定できません。

-x osasオプションだけを指定した場合(-i,-P,-A,-Iオプションを省略),OSI通信機能の全プロセスID,内部AP名称,状態,およびVASS番号を表示します。

-x osas_apiオプションを指定すると,XNF/ASのOSAS_API定義情報を表示します。

(e) X.25のリソースを表示する場合

キーワードに対応するリソースの一覧を表示する場合に指定します。

指定できるキーワードを次に示します。

x25:
X.25の一覧を表示します。
x25group:
X.25のグループの一覧を表示します。
x25info:
Qos情報の一覧を表示します。
x25route:
X.25のルーティング情報を表示します。

名称で指定したリソースの状態を表示します。

指定できるリソース種別を次に示します。

X25_group_define文で定義したX.25グループ:
指定したX.25グループの特定表示をします。
X25_info文で定義したX.25Qos情報:
指定したQos情報の特定表示をします。
X25_route文で定義したX.25ルーティング情報:
X.25のルーティング情報の特定表示をします。

X.25のコネクションの一覧表示をします。-xオプションでx25を指定するときだけ指定できます。

X.25のリソースの状態を表4-16表4-20に示します。

表4-16 X.25の回線の状態

リンクの状態意味対応するオプション
online使用できます。-n X.25グループ名称,-x x25,または-x x25group
offline使用できません。

表4-17 X.25のコネクションの状態

回線の状態意味対応するオプション
connect確立中-c
normalデータ送受信状態
disconnect切断中

表4-18 X.25の回線種別

回線の種別意味対応するオプション
DTE-DTEDTE-DTE接続-x x25
DTE-DCEDTE-DCE接続

表4-19 X.25のプロトコル

回線の種別意味対応するオプション
80VC80年度版VC-x x25,または-x x25 -c
84VC84年度版VC
80PVC80年度版PVC
80VC_80PVC80年度版VC/PVC共存
84VC_80PVC84年度版VC/80年度版PVC共存

表4-20 X.25の専用回線識別子

専用回線識別子意味対応するオプション
NLIX.25パススルー専用回線として使用-n X.25グループ名称,-x x25,または-x x25group
(f) HNA1次局のリソースを表示する場合

キーワードに対応する情報を表示する場合に指定します。-nオプションと同時には指定できません。

指定できるキーワードを次に示します。

hna1:
オプション-P,-l,-d,-c指定時に指定します。
hna1uss:
不定様式コマンドの一覧を表示します。

指定したPLUの状態と,このPLUとセションを結合しているSLUの名称を表示する場合に指定します。PLUの状態については,表4-21を参照してください。

このオプションと-l,-d,-cオプションは,同時には指定できません。

起動中の全PLUの一覧を表示する場合に指定します。

このオプションと-P,-d,-cオプションは,同時には指定できません。

全PUのノードの状態,経路の状態,およびVASS番号を表示する場合に指定します。ノードの状態,および経路の状態については,表4-21を参照してください。

このオプションと-P,-l,-cオプションは,同時には指定できません。

HNA1のコネクションリソースの使用状況,HNA1内の送信待ちデータ数を表示する場合に指定します。

このオプションは,-xオプション指定時に指定します。

このオプションと-P,-l,-dオプションは,同時には指定できません。

状態を表示するHNA1_PU文で定義したPU,またはHNA1_SLU文で定義したSLUの名称を指定します。PU名称が指定された場合,PUの状態,経路の状態,VASS番号,および配下のSLUの名称を表示します。SLU名称が指定された場合は,SSCP-LUの状態,LU-LUの状態,データ転送の状態,およびSLUの状態,送信/受信RU長,送信/受信ペーシング値を表示します。これらの状態については,表4-21を参照してください。

このオプションと-xオプションは,同時には指定できません。

回線種別,PUの状態,経路の状態,VASS番号,および送信/受信セグメント長,送信/受信ウィンドウサイズ,下位層の送信ビジー時に生じるキューの個数を表示します。これらの状態については,表4-21を参照してください。

このオプションは,-nオプションのPU名称指定時に指定します。-nオプションのSLU名称指定時には指定できません。

表4-21 HNA1次局の状態および回線種別

分類状態意味対応するオプション
PLUstatus
(API-PLUの状態)
OPENPLU登録済み-x hna1 -P PLU名称
PUstatus
(PUの状態)
activatingSSCP-PU on 処理中-x hna1 -d
-n PU名称
-n PU名称 -h
waiting called着呼待ち※1
activeSSCP-PU on 状態
inactivatingSSCP-PU off 処理中
recovering障害リカバリ中
inoperative非運用状態
PU downPU起動失敗後のリトライアウト状態(再起動はxnfactコマンド入力)
Pass_status
(経路※2の状態)
disconnected初期状態-x hna1 -d
-n PU名称
-n PU名称 -h
connecting下位コネクション確立処理中
connected下位コネクション確立状態
disconnecting下位コネクション解放処理中
SSCP-LU_connection_status
(SSCP-LUの状態)
inoperative非運用状態-n SLU名称
inactiveSSCP-LU off 状態
activatingSSCP-LU on 処理中
activeSSCP-LU on 状態
inactivatingSSCP-LU off 処理中
LU-LU_connection_status
(LU-LUの状態)
inactiveLU-LU off 状態-n SLU名称
activatingLU-LU on 処理中
activeLU-LU on 状態
inactivatingLU-LU off 処理中
DTstatus
(データ転送の状態)
inactiveDT off 状態-n SLU名称
activatingDT on 処理中
activeDT on 状態
inactivatingDT off 処理中
SLUstatus
(API-SLUの状態)
IDLEログオン,およびAPからの接続要求待ち状態-n SLU名称
INCONログオン処理中
OUTCONAPからの接続要求処理中
READY送受信可能状態
BUSYBUSY状態※3
DISIDLE状態へ移行中
type
(回線種別)
NRM1HDLC-NRM1(専用回線接続)-n PU名称 -h
80VCX.25(80)VC
84VCX.25(84)VC
80PVCX.25(80)PVC
SWITCHHDLC-NRM1(公衆回線接続)

注※1 X.25 VC手順,および回線交換(公衆網)使用時だけです。

注※2 下位層コネクションを示します。

注※3 送信バッファ満杯,または経路フロー制御によって送信できない状態です。


(g) HNA2次局のリソースを表示する場合

hna2と指定します。

HNAセションが確立しているLUの一覧を表示する場合に指定します。このオプションは,-d,-t,または-sオプションを指定する場合には必ず指定してください。

HNA2次局の状態を表4-22に示します。

表4-22 HNA2次局の状態

分類状態意味対応するオプション表示条件
type(APIの種別)NCAMNCAMインタフェース-x hna2
-x hna2 -d
SSCP-LU on,またはLU-LU onの状態のとき
SLUSSLUSインタフェース
LU-LU(LU-LUの状態)activeLU-LU on状態
inactiveLU-LU off状態
DT(データ転送の状態)activeDT on状態
inactiveDT off状態
LU_status(LUのオープン状態)openオープン状態-x hna2 -dSSCP-LU on,またはLU-LU onの状態で,かつLUが上位APで起動されているとき
bracket_token(ブラケット送信権状態)initial初期状態
bracket-pendingブラケット中状態
LU-LU_token(LU-LUセションの送信権状態)neutral中立状態
send送信状態
receive受信状態
recovering回復待ち状態
SSCP-LU_token(SSCP-LUセションの送信権状態)neutral中立状態
send送信状態
receive受信状態
busy_status(ビジー状態)freeビジーフリー状態
pacingペーシングビジー状態
lower下位層ビジー状態
bufferバッファビジー状態
status(HNA2スロットの状態)onlineオンライン状態-x hna2 -sHNA2スロットが定義されているとき
offlineオフライン状態
delete in process削除処理中
注※
状態が複数ある場合は,|(ストローク)で区切って表示します。

HNAセションが確立しているLUの状態を,一覧表示する場合に指定します。

上位APで起動されたLUでは,LU-LUの状態,データ転送の状態のほかに次の状態を表示します。

これらの状態については,表4-22を参照してください。

このオプションと,-t,-sオプションは同時には指定できません。

NCAM・SLUSインタフェースのLUのチューニング情報として,送受信ペーシングサイズ,API受信キュー保留数,およびビジー発生回数を表示する場合に指定します。

このオプションと,-d,-sオプションは同時には指定できません。

定義に指定したHNA2スロットの状態を表示する場合に指定します。

このオプションと,-d,-tオプションは同時には指定できません。

(h) X.25パススルーのリソースを表示する場合

nliと指定します。

内部AP名称を指定します。APを特定して表示する場合に指定します。

このオプションと,-P,-A,-Iオプションは同時には指定できません。

プロセスIDに対応するAPを表示する場合に指定します。

このオプションと,-i,-A,-Iオプションは同時には指定できません。

アクティブ状態のリソースだけを一覧表示する場合に指定します。

このオプションと,-i,-P,-Iオプションは同時には指定できません。

X.25パススルーのAPの状態を表4-23に示します。

表4-23 X.25パススルーのAPの状態

APの状態意味対応するオプション
unbindアンバインド状態-I
idle未確立
outcon確立中(発呼側)
incon確立中(着呼側)
dataxfer確立済み-A

インアクティブ状態のリソースだけを一覧表示する場合に指定します。

このオプションと,-i,-P,-Aオプションは同時には指定できません。また,このオプションに対応するリソースの状態については,表4-23を参照してください。

-x nliオプションだけを指定すると(-i,-P,-A,および-Iオプションを省略すると),X.25パススルーの全プロセスID,内部AP名称,状態,およびVASS番号を表示します。

(i) OSI拡張機能のリソースを表示する場合

osiexと指定します。エンドシステムでのコネクションの一覧を表示します。

コネクション番号に対応するリソースの情報を表示します。コネクション番号は,-x osiexオプションで表示した16進数の値を指定します。

コネクション番号を省略した場合は,全コネクションの情報を表示します。

(j) 仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)のリソースを表示する場合

tpvcと指定します。キーワードに対応する仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)の状態と構成情報の一覧表示をします。

仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)の状態を表4-24に示します。

表4-24 仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)の状態

状態意味対応するオプション
online使用できます。-x tpvc,または-n 仮想サーバ名称
offline使用できません。
offline in process停止処理中です。

パスの状態一覧を表示します。-xオプションでtpvcを指定するときだけ指定できます。

このオプションと-sオプションは,同時には指定できません。

パス接続重複チェック機能で使用するサーバIDを表示します。-xオプションでtpvcを指定するときだけ指定できます。

このオプションと-cオプションは,同時には指定できません。

指定したリソースの状態を表示します。

仮想サーバの状態を,表4-25表4-26に示します。

表4-25 XNF/AS開始時の仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)の状態

状態意味対応するオプション
active現用系-n 仮想サーバ名称
HAM予備系

表4-26 パスごとの仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)の状態

状態意味対応するオプション
offline仮想サーバの情報は仮想ホストに登録されていません。-n 仮想サーバ名称
online in process仮想サーバの情報を仮想ホストに登録中です。
online仮想サーバの情報は仮想ホストに登録されています。
offline in process仮想サーバの情報を仮想ホストから削除中です。

(5) 使用例

(例1)
バッファの使用状況を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -b

出力形式:

*** XNF/AS buffer information ***                          YY/MM/DD hh:mm:ss
   buf-name(buf-id)        size       limit    max-in-past(rate)  now(rate)
+-----------------------+----------+-----------+-----------------+----------+
バッファ名称※1(buf-id)※2 バッファ長 バッファ個数 過去最大使用数 現在使用数
      :           :           :           :               :              :
+-----------------------+----------+-----------+-----------------+----------+

注※1
バッファ名称の先頭に*が付加されているものは,XNF/ASが内部的に設定するバッファ名称です。
注※2
buf-idは,XNF/ASが内部的にバッファを管理する情報です。
出力例:

/etc/xnfshow -b

*** XNF/AS buffer information ***                       09/04/01 20:14:39
  buf-name (buf-id)    size    limit     max-in-past(rate)    now(rate)
+---------------------+------+----------+-------------------+--------------+
*HDLC        (0x02a0)   1024        350           0(  0.0%)      0(  0.0%)
HDLCbuf      (0x02a1)   8160        100          60( 60.0%)     10( 10.0%)
LA01         (0x0580)   8314         48          48(100.0%)     10( 20.8%)
+---------------------+------+----------+-------------------+--------------+

(例2)
バッファの使用状況と,バッファの過去最大使用時の時刻(タイムスタンプ)を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -b -m

出力形式:

*** XNF/AS buffer information ***                                 YY/MM/DD hh:mm:ss
   buf-name(buf-id)        size       limit    max-in-past(rate)  occurrence-time
+-----------------------+----------+-----------+-----------------+----------+
バッファ名称※1(buf-id)※2 バッファ長 バッファ個数 過去最大使用数 最大使用数発生時刻※3
      :         :           :           :               :              :
+-----------------------+----------+-----------+-----------------+----------+

注※1
バッファ名称の先頭に*が付加されているものは,XNF/ASが内部的に設定するバッファ名称です。
注※2
buf-idは,XNF/ASが内部的にバッファを管理する情報です。
注※3
過去最大使用数が0の場合,最大使用数発生時刻は「--/--/-- --:--:--」と表示します。
出力例:

/etc/xnfshow -b -m

*** XNF/AS buffer information ***                          14/04/03 15:15:59
   buf-name(buf-id)     size    limit   max-in-past(rate)  occurrence-time
+----------------------+------+---------+-----------------+-----------------+
*HDLC         (0x02a0)   1024       350         0(  0.0%) --/--/-- --:--:--
HDLCbuf       (0x02a1)   8160       100        60( 60.0%) 14/04/03 10:11:12
LA01          (0x0580)   8314        48        18( 37.5%) 14/04/03 12:23:34
+----------------------+------+---------+-----------------+-----------------+

(例3)
回線アダプタの一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x la

出力形式:

name:回線アダプタ名称   status :回線アダプタの状態
       :                          :

注※
表4-11を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x la

name:LA01   status:online
name:LA02   status:recovery in process
name:LA03   status:online in process
name:LA33   status:standby

(例4)
回線アダプタを特定して表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n 回線アダプタ名称

出力形式:

name:回線アダプタ名称
status:回線アダプタの状態※1
〔detail-status:回線アダプタの詳細な状態〕※2
initial-status:回線アダプタの初期化状態※3
〔device-name:論理デバイス名称〕※4
adapter-type:回線アダプタの種類※5
location-code:ロケーションコード

注※1
表4-11を参照してください。
注※2
表4-12を参照してください。
注※3
Line_adapter文のinitial_statusオペランドの値に対応しています。
注※4
回線アダプタが使用できる状態のときだけ表示します。
注※5
Line_adapter文のadapter_typeオペランドの値に対応しています。
出力例:

/etc/xnfshow -n LA33

name:LA33
status:standby
initial-status:HAM
device-name:xnfsdehdlc1
adapter-type:HDLC
location-code:37-08

(例5)
回線アダプタに接続された回線の一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x line

出力形式:

*** basic ***※1
name:回線名称 status:回線の状態※2
      :                :
*** hi-level ***※3
name:回線名称 name:回線名称 name:回線名称 name:回線名称
      :              :             :             :

注※1
べーシック回線の名称と回線の状態を表示します。
注※2
表4-9を参照してください。
注※3
ハイレベル回線の名称を表示します。
出力例:

/etc/xnfshow -x line

*** basic ***
name:BLINE01  status:online(active-pending)
name:BLINE02  status:test in process
name:BLINE03  status:offline
*** hi-level ***
name:HLINE01   name:HLINE02   name:HLINE03   name:HLINE04
name:HLINE05   name:HLINE06   name:HLINE07   name:HLINE08
name:HLINE09   name:HLINE10   name:HLINE11   name:HLINE12

(例6)
回線アダプタに接続された回線を特定して表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n 回線名称

出力形式(ハイレベル手順回線の場合):

name:回線名称
Line_adapter-name:回線アダプタ名称
line_number:回線番号
line_type:回線種別※1
type:データリンクのプロトコル種別※2
name:リンク名称  status:リンクの状態※3  vass:仮想スロット番号
       :                    :                     :

注※1
line文のline_typeオペランドの内容が表示されます。
注※2
line文のline_modeオペランドの内容が表示されます。
注※3
表4-8を参照してください。
出力形式(TA経由のISDN(回線交換)に接続するハイレベル回線の場合):

name:回線名称
Line_adapter-name:回線アダプタ名称
line_number:回線番号
line_type:回線種別※1
type:データリンクのプロトコル種別※2
connection-status:コネクションの状態※3
name:リンク名称  status:リンクの状態※4  vass:仮想スロット番号
       :                    :                     :

注※1
line文のline_typeオペランドの内容,またはSW_group_define文のline_typeオペランドの内容が表示されます。
注※2
line文のline_modeオペランドの内容,またはSW_group_define文のline_modeオペランドの内容が表示されます。
注※3
表4-13を参照してください。
注※4
表4-8を参照してください。
出力形式(ベーシック手順回線の場合):

name:回線名称
status:回線の状態※1
AP-status:APの状態※2
Line_adapter-name:回線アダプタ名称
〔connection-status:activeまたはinactive〕※3
line-number:回線番号
dl-protocol:HSC1,HSC2,またはNCSB

注※1
表4-9を参照してください。
注※2
表4-7を参照してください。
注※3
HSC2手順回線のときに表示されます。表4-10を参照してください。
出力例(回線アダプタに接続されたハイレベル回線(HLINE01)の場合):

/etc/xnfshow -n HLINE01

name:HLINE01
Line_adapter-name:LA01
line-number:0
line_type:public_PS
type:80VC
name:link01  status:online(inactive)    vass:120

出力例(回線アダプタに接続されたハイレベル回線で,TA経由のISDN(回線交換)に接続する回線(SLINE01)の場合):

/etc/xnfshow -n SLINE01

name: SLINE01
Line_adapter-name:LA01
line-number:0
line_type:ISDN_TA_CS
type:NRM1
connection-status:connected
name:link01   status:online(active)     vass:200

出力例(回線アダプタに接続されたベーシック回線(BLINE01)の場合):

/etc/xnfshow -n BLINE01

name:BLINE01
status:offline
AP-status:inactive
Line_adapter-name:LA01
line-number:0
dl-protocol:NCSB

(例7)
回線アダプタに接続されたリンクの一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x link

出力形式:

name:リンク名称  status:リンクの状態             vass:仮想スロット番号

注※
表4-8を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x link

name:link0001 status:online(inactive)                vass:120
name:link0002 status:online(inactive)                vass:121
name:link0003 status:online(active)                  vass:122
name:link0004 status:offline                         vass:123
name:link0005 status:recovery in process             vass:124
name:link0006 status:online(active)                  vass:125
name:link0007 status:online(inactive)                vass:126
name:link0008 status:offline                         vass:127
name:link300  status:online(active)                  vass:300
name:link316  status:online(active)                  vass:316
name:link317  status:recovery in process             vass:317
name:link318  status:online(inactive-pending)        vass:318

(例8)
回線アダプタに接続されたリンクを特定して表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n リンク名称

出力形式(ハイレベル回線のリンクの場合):

name:リンク名称
status:リンクの状態※1
Line_adapter-name:回線アダプタ名称
line-number:回線番号
line_type:回線種別※2
type:データリンクのプロトコル種別※3
〔data_link_address:データリンクアドレス〕※4
〔data_link_address2:データリンクアドレス2〕※5
〔max_DPDU:最大Iフレーム情報フィールド長〕※6
vass:仮想スロット番号

注※1
表4-8を参照してください。
注※2
line文のline_typeオペランドの内容が表示されます。
注※3
line文のline_modeオペランドの内容が表示されます。
注※4
link文のdata_link_addressオペランドの内容,またはNRM1のときは相手局アドレスが表示されます。
注※5
link文のdata_link_address2オペランドの内容が表示されます。
注※6
最大Iフレーム情報フィールド長が表示されます。HDLC手順A(アドレスフィールド),およびC(コントロールフィールド)は含みません。

出力例(ハイレベル回線のリンクの場合):

/etc/xnfshow -n link001

name:link001
status:online(inactive)
Line_adapter-name:LA01
line_number:1
line_type:public_PS
type:80VC
data_link_address:1
data_link_address2:3
max_DPDU:1027
vass:120

(例9)
回線アダプタに接続された公衆グループの一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x swg

出力形式:

name:公衆グループ名称 vass:仮想スロット番号
     :                      :

出力例:

/etc/xnfshow -x swg

name:swgrp01          vass:100
name:swgrp02          vass:200
    :                    :

(例10)
回線アダプタに接続された公衆グループを特定して表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n 公衆グループ名称

出力形式:

name:公衆グループ名称
line_type:回線種別※1
type:データリンクのプロトコル種別※2
vass:仮想スロット番号
name:回線名称 connection-status:コネクションの状態※3
       :                                :

注※1
SW_group_define文のline_typeオペランドの内容が表示されます。
注※2
SW_group_define文のline_modeオペランドの内容が表示されます。
注※3
表4-13を参照してください。

出力例:

/etc/xnfshow -n swgrp01

name:swgrp01
line_type:ISDN_TA_CS
type:NRM1
vass:200
name:LINE01     connection-status:disconnected
name:LINE02     connection-status:connected

(例11)
HDLCパススルーの全プロセスID,内部AP名称,状態,および仮想スロット番号を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hdlc

出力形式:

p-id:プロセスID   name:内部AP名称   status:APの状態※1  vass:仮想スロット番号※2
       :                  :                   :                    :

注※1
表4-14を参照してください。
注※2
APからの要求がない状態では,仮想スロット番号は***と表示されます。
出力例:

/etc/xnfshow -x hdlc

p-id:100      name:hdlc0001      status:unbind        vass:***
p-id:200      name:hdlc0002      status:idle          vass:200
p-id:300      name:hdlc0003      status:outcon        vass:300
p-id:400      name:hd1c0004      status:dataxfer      vass:400

(例12)
HDLCパススルーのプロセスID,または内部AP名称を指定して状態表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hdlc -P プロセスID
または
/etc/xnfshow -x hdlc -i 内部AP名称

出力形式:

name:内部AP名称
status:APの状態
p-id:プロセスID
vass:仮想スロット番号

出力例:

/etc/xnfshow -x hdlc -P 100
または
/etc/xnfshow -x hdlc -i hdlc0001

name:hdlc0001
status:idle
p-id:100
vass:101

(例13)
HDLCパススルーで,アクティブ状態のAPだけを一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hdlc -A

出力形式:

p-id:プロセスID   name:内部AP名称   status:APの状態   vass:仮想スロット番号
      :                   :                  :                  :

出力例:

/etc/xnfshow -x hdlc -A

p-id:300      name:hdlc0003      status:dataxfer      vass:300
p-id:400      name:hdlc0004      status:dataxfer      vass:400
p-id:500      name:hdlc0005      status:dataxfer      vass:500

(例14)
HDLCパススルーで,インアクティブ状態のAPだけを一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hdlc -I

出力形式:

p-id:プロセスID   name:内部AP名称   status: APの状態   vass:仮想スロット番号
      :                  :                   :                   :

出力例:

/etc/xnfshow -x hdlc -I

p-id:100       name:hdlc0001       status:unbind       vass:***
p-id:200       name:hdlc0002       status:idle         vass:200
p-id:600       name:hdlc0006       status:outcon       vass:600

(例15)
osasの全プロセスID,内部AP名称,状態,仮想スロット番号,およびAP識別子を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x osas

出力形式:

p-id:プロセスID name:内部AP名称 status:APの状態 vass:仮想スロット番号 ap-id:AP識別子
     :                 :                : ※1               : ※2               : ※3

注※1
表4-15を参照してください。
注※2
APからの要求がない状態では,仮想スロット番号は***と表示されます。
注※3
該当するAPがAP識別子を使用している場合だけ表示されます。
出力例:

/etc/xnfshow -x osas

p-id:180     name:osas0001     status:Asc       vass:400     ap-id:ISSV
p-id:181     name:osas0002     status:NoAsc     vass:***

(例16)
osasの全プロセスID,または内部AP名称を指定して状態表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x osas -P プロセスID
または
/etc/xnfshow -x osas -i 内部AP名称

出力形式:

name:内部AP名称
status:APの状態
p-id:プロセスID
p-sel:Pセレクタ
s-sel:Sセレクタ
t-sel:Tセレクタ
nsap:相手NSAPアドレス
vass:仮想スロット番号
ap-id:AP識別子

出力例:

/etc/xnfshow -x osas -P 181
または
/etc/xnfshow -x osas -i osas0001

name:osas0001
status:Asc
p-id:181
p-sel:01
s-sel:01
t-sel:01
nsap:490007020100001899​fe01
vass:400
ap-id:ISSV

(例17)
osasで,アクティブ状態のAPだけを一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x osas -A

出力形式:

p-id:プロセスID name:内部AP名称 status:APの状態 vass:仮想スロット番号 ap-id:AP識別子

出力例:

/etc/xnfshow -x osas -A

p-id:101      name:osas0001      status:Asc      vass:300      ap-id:ISSV
p-id:104      name:osas0004      status:Asc      vass:305      ap-id:ISCL
p-id:105      name:osas0005      status:Asc      vass:308

(例18)
osasで,インアクティブ状態のAPだけを一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x osas -I

出力形式:

p-id:プロセスID name:内部AP名称 status:APの状態 vass:仮想スロット番号 ap-id:AP識別子

出力例:

/etc/xnfshow -x osas -I

p-id:102      name:osas0002      status:NoAsc      vass:*** ap-id:ISSV
p-id:103      name:osas0003      status:NoAsc      vass:*** ap-id:ISCL
p-id:106      name:osas0006      status:NoAsc      vass:***
p-id:107      name:osas0007      status:NoAsc      vass:***
p-id:108      name:osas0008      status:NoAsc      vass:***

(例19)
osasの定義しているAP識別子を一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x osas_api

出力形式:

ap-id:AP識別子
p-sel:Pセレクタ
s-sel:Sセレクタ
t-sel:Tセレクタ

出力例:

/etc/xnfshow -x osas_api

ap-id:ISSV
p-sel:01
s-sel:01
t-sel:01

(例20)
X.25の一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x x25

出力形式:

vass:仮想スロット番号〔gvass:グループVASS〕〔name:名称     〕
   〔 pass :専用回線識別子                                 〕
   〔 snpa :SNPAアドレス                                  〕
   〔 nsap :自局NSAPアドレス                              〕
   〔 free-nsap:自局フリー形式NSAPアドレス                〕
   〔 DTE_address:自局DTEアドレス                         〕
   〔 LCGN (min/max) : **/** LCN (min/max) : **/**         〕
   〔 packet size (S/R): ****/**** window size (S/R): */*  〕
   〔 type : ******* protocol: ********** status: *****    〕
   〔 LCGN (min/max) : **/** LCN (min/max) : ***/***       〕
   〔 packet size (S/R): ****/**** window size (S/R): */*  〕

typeの内容については表4-18を,protocolの内容については,表4-19を,statusの内容については,表4-16を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x x25

vass: 900
      snpa     : 0458817161​
      nsap     : 440000081458817161​f
      free-nsap: 1234567890123456789012345678901234567890​
      DTE_address      :0458817161​
      type     : DTE-DTE  protocol: 84VC        status: offline
      LCGN (min/max)   : 15/15        LCN (min/max)    :001/255
      packet size (S/R): 256/256      window size (S/R):2/2

(例21)
X.25グループの一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x x25group

出力形式:

vass:仮想スロット番号       〔 name :名称      〕
   〔 pass :専用回線識別子                    〕
   〔 snpa : SNPAアドレス                    〕
   〔 nsap :自局NSAPアドレス                 〕
   〔 free-nsap:自局フリー形式NSAPアドレス   〕
   〔 DTE_address:自局DTEアドレス            〕
   vass:仮想スロット status: ******
                    :

注※
statusの内容については,表4-16を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x x25group

vass: 100                                  name: GROUP2
      snpa     : 0458817161​
      nsap     : 44000081458817161​f
      free-nsap: 1234567890123456789012345678901234567890​
      DTE_address:0458817161​
  vass: 101        status: offline

(例22)
X.25コネクションの一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x x25 -c

出力形式:

vass:仮想スロット番号〔gvass:グループVASS〕
       status※1 : ****** protoco1※2: ******
       LCI       : ***    time      : **/**/** **:**
       packet size (S/R): ****/**** window size (S/R): */*
    〔 snpa : SNPAアドレス                            〕
    〔 nsap : NSAPアドレス                            〕

注※1
statusの内容については,表4-17参照してください。
注※2
protocolの内容については,表4-19を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x x25 -c

vass: 102
     status : normal                 protocol: 80VC
     LCI    : fff                    time    : 09/04/01 15:26:58
     packet size (S/R): 1024/1024    window size (S/R): 2/2
     snpa   : 5544332212​
     nsap   : 4889995544332212​

(例23)
X.25のQos情報の一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x x25info

出力形式:

vass:仮想スロット 〔 name:名称                              〕
   〔 snpa      : SNPAアドレス                            〕
   〔 nsap      :相手局NSAPアドレス                       〕
   〔 DTE_address:相手局DTEアドレス                       〕
   〔 spi       : **-**                                    〕
   〔 reverse charge : request accept                      〕
   〔 EETDN          : request accept                      〕
   〔 TCN            : request accept                      〕
   〔 MTCN           : ****                                〕

出力例:

/etc/xnfshow -x x25info

vass: 100                               name: Qos1
     snpa  : 1234567​
     nsap  : 4800080001234567​
     reverse charge : request
     EETDN          : request
     TCN            : request
     MTCN           : 64K

(例24)
X.25グループを特定して表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n x.25グループ名称

出力形式:

vass:仮想スロット番号                     name:名称
    〔 pass    :専用回線識別子                                   〕
    〔 snpa    :SNPAアドレス                                    〕
    〔 nsap    :自局NSAPアドレス                                〕
    〔 free-nsap:自局フリー形式NSAPアドレス                     〕
    〔 DTE_address:自局DTEアドレス                              〕
 〔 vass:仮想スロット status: ****** 〕

注※
statusの内容については,表4-16を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -n GROUP2

vass: 100                                 name: GROUP2
     snpa     : 0458817161​
     nsap     : 44000081458817161​f
     free-nsap: 1234567890123456789012345678901234567890​
     DTE_address:0458817161​
 vass: 101          status: offline

(例25)
X.25のQos情報を特定して表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n x25_info名称

出力形式:

vass:仮想スロット                           name:名称
   〔 snpa       : SNPAアドレス                                〕
   〔 nsap       :相手局NSAPアドレス                           〕
   〔 DTE_address:相手局DTEアドレス                            〕
   〔 spi        : **-**                                        〕
   〔 reverse charge : request accept                           〕
   〔 EETDN          : request accept                           〕
   〔 TCN            : request accept                           〕
   〔 MTCN           : ****                                     〕

出力例:

/etc/xnfshow -n Qos1

vass: 100                                 name:Qos1
      snpa : 1234567​
      nsap : 4800080001234567​
      spi  : 00-ff
      reverse charge : request
      EETDN          : request
      TCN            : request
      MTCN           : 64K

(例26)
X.25ルーティング情報定義文で定義したルーティング情報の一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x x25route

出力形式:

nsap     :INTAP-V1 NSAPアドレス
 〔 snpa: SNPAアドレス                               〕
    vass:仮想スロット番号                〔 name:名称 〕
free-nsap:フリー形式NSAPアドレス
 〔 snpa: SNPAアドレス                               〕
    vass:仮想スロット番号                〔 name:名称 〕

出力例:

/etc/xnfshow -x x25route

nsap      : 490001028033333333​fe01
    snpa:0987121234​
    vass:200                name:route01
free-nsap:39392f01234512340312345678901201​
    snpa:0987124321​
    vass:200                name:route02

(例27)
指定したX.25ルーティング情報を特定して表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n x25_route名称

出力形式(INTAP-V1 NSAPアドレスの場合):

nsap     :INTAP-V1 NSAPアドレス
  〔snpa: SNPAアドレス                                      〕
    vass:仮想スロット番号       name:名称

出力形式(フリー形式NSAPアドレスの場合):

free-nsap:フリー形式NSAPアドレス
  〔snpa: SNPAアドレス                                      〕
    vass:仮想スロット番号        name:名称

出力例(INTAP-V1 NSAPアドレスの場合):

/etc/xnfshow -n route01

nsap       : 490001028033333333​fe01
      snpa:0987121234​
      vass:200                  name:route01

出力例(フリー形式NSAPアドレスの場合):

/etc/xnfshow -n route02

free-nsap:39392f01234512340312345678901201​
    snpa:0987124321​
    vass:200                   name:route02

(例28)
HNA1次局で,PU名称を指定して状態を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n PU名称

出力形式:

PUname:PU名称(PUstatus:PUの状態※1,Pass_status:経路の状態※1,vass:仮想スロット番号)
SLUname:SLU名称(PLUname:PLU名称※2
   :             :

注※1
表4-21を参照してください。
注※2
PLUとセションを結合していない場合,PLU名称は空白となります。
出力例:

/etc/xnfshow -n PU0001

PUname:H1PU1   (PUstatus:active        ,Pass_status:connected    ,vass:100)
SLUname:PU1LU02 (PLUname:HNA1SFRF)
SLUname:PU1LU03 (PLUname:HNA1SFRF)

(例29)
HNA1次局で,PU名称を指定して状態・情報を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n PU名称 -h

出力形式:

PU名称 :type:回線種別(接続手順)※1
     PUstatus:PUステータス※1
     Pass_status:経路ステータス※1
     vass:仮想スロット番号
     S_segment:送信セグメント長※2
     R_segment:受信セグメント長※2
    〔S_window:送信ウィンドウサイズ〕※3
    〔R_window:受信ウィンドウサイズ〕※3
     NC-busy_queue:下位層の通信ビジー時に生じるキューの個数

注※1
表4-21を参照してください。
注※2
回線種別(type)が80VC,84VCで,経路ステータス(Pass_status)が起動状態(connected)の場合,送受信セグメント(S_segment,R_segment)の表示内容は相手局との交渉によって決定した値です。それ以外の場合は,定義で指定された値を表示します。
注※3
回線種別(type)が80PVCの場合だけ,送受信ウィンドウサイズ(S_window,R_window)を表示します。
出力例:

/etc/xnfshow -n PU00001 -h

H1PU1:type:80PVC
     PUstatus:active
     Pass_status:connected
     vass:100
     S_segment:4096
     R_segment:4096
     S_window:7
     R_window:7
     NC-busy_queue:0

(例30)
HNA1次局で,SLU名称を指定して状態を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n SLU名称

出力形式:

SLU名称 :PUname:PU名称
    〔PLUname:PLU名称〕※1
     SSCP-LU_connection_status:SSCP-LUの状態※2
     LU-LU_connection_status:LU-LUの状態※2
     DTstatus:データ転送の状態※2
     SLUstatus:API-SLUの状態※2
    〔size of RU(SLU send):SLU送信RU長〕※3,※4
    〔size of RU(SLU receive):SLU受信RU長〕※3,※4
    〔value of Pacing(SLU send):SLU送信ペーシング値〕※3,※5
    〔value of Pacing(SLU receive):SLU受信ペーシング値〕※3,※5

注※1
PLUとセションを結合している場合だけ表示します。
注※2
表4-21を参照してください。
注※3
LU-LUの状態(LU-LU_connection_status)がコネクション確立状態(active)の場合だけ,SLU送受信RU長(size of RU(SLU send),size of RU(SLU receive)),SLU送受信ペーシング値(value of Pacing(SLU send),value of Pacing(SLU receive))を表示します。
注※4
SLU送受信RU長(size of RU(SLU send),size of RU(SLU receive))が無制限の場合は,"unlimited"と表示します。
注※5
SLU送受信ペーシング値(value of Pacing(SLU send),value of Pacing(SLU receive))が0の場合,ペーシングは使用しないことを意味します。
出力例:

/etc/xnfshow -n SLU0001

PU1LU02:PUname :H1PU1
       PLUname:HNA1SFRF
       SSCP-LU_connection_status:active
       LU-LU_connection_status:active
       DTstatus:active
       SLUstatus:BUSY
       size of RU(SLU send):2048
       size of RU(SLU receive):2048
       value of Pacing(SLU send):2
       value of Pacing(SLU receive):2

(例31)
HNA1次局で,PLU名称を指定して状態を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna1 -P PLU名称

出力形式:

PLUstatus :API-PLUの状態※1
  SLUname:SLU名称    (PUname:PU名称)※2
      :                 :

注※1
表4-21を参照してください。
注※2
セションを結合されているSLUがある場合に表示します。
出力例:

/etc/xnfshow -x hna1 -P PLU0001

PLUstatus:OPEN
SLUname:PU1LU02 (PUname:H1PU1   )
SLUname:PU1LU03 (PUname:H1PU1   )
SLUname:PU2LU02 (PUname:H1PU2   )
SLUname:PU2LU03 (PUname:H1PU2   )

(例32)
HNA1次局で,登録済みの全PLUの名称一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna1 -l

出力形式:

PLU名称         PLU名称         PLU名称         PLU名称
  :                :               :                :

登録済みのPLUがない場合は,何も表示しません。
出力例:

/etc/xnfshow -x hna1 -l

PLU001           PLU002           PLU003           PLU004
PLU005           PLU006           PLU007           PLU008

(例33)
HNA1次局で,全PUの状態一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna1 -d

出力形式:

PUname:PU名称     (PUstatus:PUの状態,Pass_status:経路の状態,vass:仮想スロット番号)
      :                 :

注※
表4-21を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x hna1 -d

PUname:PU001      (PUstatus:active   ,Pass_status:connected    ,vass:100)
PUname:PU002      (PUstatus:PU down  ,Pass_status:disconnected ,vass:101)
PUname:PU003      (PUstatus:active   ,Pass_status:connected    ,vass:102)

(例34)
HNA1の全体に関する情報を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna1 -c

出力形式:

*** HNA1 information *** YY/MM/DD hh:mm:ss
 con_rsc_max               con_rsc_now(rate)                 send_busy
最大コネクションリソース数 現在使用中コネクションリソース数 HNA1内の送信待ちデータ総数

出力例:

/etc/xnfshow -x hna1 -c

*** HNA1 information *** 09/04/17 10:25:16
 con_rsc_max   con_rsc_now(rate)   send_busy
         100            10( 10.0%)         0

(例35)
HNA1次局で,全不定様式コマンド情報を一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna1uss

出力形式:

NO.                   type             character         logon_PLU
不定様式ログオン/     不定様式指定※1   不定様式ログオン/ あて先PLU名称※2
ログオフテーブル番号                   ログオフ文字列
      :                   :                 :                :

注※1
不定様式指定の表示(ON:ログオン指定,OFF:ログオフ指定)
注※2
あて先PLU名称は,不定様式指定がログオン指定の場合だけ表示します。
出力例:

/etc/xnfshow -x hna1uss

NO. type character logon_PLU
 1   ON     LOGON    BETRAN
 2   ON   CONNECT       PTS

(例36)
HNA2次局でLUの一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna2

出力形式:

nsap:相手NSAPアドレス※1                           vass:VASS番号(HNA2スロット番号)
name:接続先名称※2
packet_size:パケットサイズまたはフレームサイズ※3
LU:LU番号  type:API種別※4  LU-LU:LU-LUの状態※4  DT:DTの状態※4
   :             :                  :                  :

コネクション未確立の場合は何も表示しません。
注※1
ASSを除く21バイト形式で表示します。
注※2
接続先名称が未登録時は空白となります。
注※3
セグメント分割・組み立てをする単位である,パケットサイズまたはフレームサイズを表示します。
注※4
表4-22を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x hna2

nsap:48f8043320001​fffffffff0000ffffffffffff7e99     vass:100(1)
name:PU0
packet_size:4096
LU:0    type:NCAM  LU-LU:active     DT:active
LU:1    type:NCAM  LU-LU:inactive   DT:inactive
LU:7    type:SLUS  LU-LU:active     DT:active
LU:8    type:SLUS  LU-LU:inactive   DT:inactive

(例37)
HNA2次局でLUの状態一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna2 -d

出力形式:

nsap:相手NSAPアドレス※1                           vass:VASS番号(HNA2スロット番号)
name:接続先名称※2
packet_size:パケットサイズまたはフレームサイズ※3
LU:LU番号  type:API種別※4
   :             :

コネクション未確立の場合は何も表示しません。
注※1
ASSを除く21バイト形式で表示します。
注※2
接続先名称が未登録時は空白となります。
注※3
セグメント分割・組み立てをする単位である,パケットサイズまたはフレームサイズを表示します。
注※4
表4-22を参照してください。
出力形式(NCAMインタフェースの場合):

LU:LU番号  type:NCAM
               LU-LU:LU-LUの状態※1
               DT:データ転送の状態※1
               LU_status:LUのオープン状態※2
               bracket_token:ブラケット状態※2
               LU-LU_token:LU-LUの送信権状態※2
               SSCP-LU_token:SSCP-LUの送信権状態※2

注※1
表4-22を参照してください。
注※2
上位APで起動されたLUの場合に表示します。表4-22を参照してください。
出力形式(SLUSインタフェースの場合):

LU:LU番号  type:SLUS
               LU-LU:LU-LUの状態※1
               DT:データ転送の状態※1
               PU-No.:PU番号※2
               busy_status:ビジー状態※3

注※1
表4-22を参照してください。
注※2
上位APで起動されたLUの場合に表示します。
注※3
上位APで起動されたLUの場合に表示します。表4-22を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x hna2 -d

nsap:48f8043320001​fffffffff0000ffffffffffff7e99     vass:100(1)
name:PU0
packet_size:4096
LU:0    type:NCAM
            LU-LU:active
            DT:active
            LU_status:open
            bracket_token:initial
            LU-LU_token:send
            SSCP-LU_token:neutral
LU:1    type:NCAM
            LU-LU:inactive
            DT:inactive
LU:7    type:SLUS
            LU-LU:active
            DT:active
            PU-No.:0
            busy_status:free
LU:8    type:SLUS
            LU-LU:inactive
            DT:inactive

(例38)
HNA2次局のチューニング情報として,LUの送受信ペーシングサイズ,API受信キュー保留数,ビジー発生回数を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna2 -t

出力形式:

*** HNA2 tuning information ***
 LU   PU     pacing_size    que_count         busy_count
          (send    receive) (receive) (buffer   pacing   lower)
+----+----+-------+---------+---------+--------+--------+--------+
XX※1 XX※2  XX※3    XX※4      XX※5     XX※6     XX※7    XX※8

NCAMまたはSLUSインタフェースのLUの情報を表示します。未使用(1度もopenされていない)LUの情報は出力しません。
すべてのLUが未使用の場合は,見出しだけを表示します。
上位APで起動(または再起動)された場合に値をリセットします。
NCAMインタフェースのLUの場合は注※2,6,7,および8を*で表示します。
注※1
LU番号を表示します。
注※2
PU番号を表示します。
注※3
BINDパラメタで指定した送信ペーシングサイズを表示します。
注※4
BINDパラメタで指定した受信ペーシングサイズを表示します。
注※5
相手側からデータを受信したときの現時点での内部キュー数を表示します。
注※6
上位APでopenされてから,closeされるまでに発生したバッファビジーの累計回数を表示します。
注※7
上位APでopenされてから,closeされるまでに発生したペーシングビジーの累計回数を表示します。
注※8
上位APでopenされてから,closeされるまでに発生した下位層ビジーの累計回数を表示します。
出力例:

/etc/xnfshow -x hna2 -t

*** HNA2 tuning information ***
 LU   PU     pacing_size    que_count         busy_count
          (send    receive) (receive) (buffer   pacing   lower)
+----+----+-------+---------+---------+--------+--------+--------+
   0    *       2         2         1        *        *        *
   1    *       2         2         0        *        *        *
  10    6       3         3         2        0        1        3

(例39)
HNA2次局でHNA2スロット情報を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x hna2 -s

出力形式:

name:HNA2スロット名称※1    status:HNA2スロット状態※2 VASS:VASS番号(HNA2スロット番号)
         :                            :                            :

定義されているHNA2スロット情報だけを表示します。
注※1
HNA2_slot文のnameオペランドで指定した名称を表示します。nameオペランドの指定がない場合は,空白になります。
注※2
表4-22を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x hna2 -s

name:hna2slot01            status:online            VASS:100(1)
name:hna2slot02            status:offline           VASS:200(2)

(例40)
X.25パススルーの全プロセスID,内部AP名称,状態,および仮想スロット番号を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x nli

出力形式:

p-id:プロセスID    name:内部AP名称    status:APの状態※1    vass:仮想スロット番号※2
      :                   :                    :                        :

注※1
表4-23を参照してください。
注※2
APからの要求がない状態,または相手局からの確立要求がないときには,仮想スロット番号は***と表示されます。
出力例:

/etc/xnfshow -x nli

p-id:100         name:nliv0001          status:dataxfer         vass:400
p-id:126         name:nlip0002          status:idle             vass:***
p-id:244         name:nliv0003          status:incon            vass:***
p-id:247         name:nlip0004          status:unbind           vass:***
p-id:100         name:nliv0005          status:outcon           vass:397
p-id:100         name:nlip0006          status:idle             vass:***

(例41)
X.25パススルーのプロセスID,または内部AP名称を指定して状態表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x nli -P プロセスID
または
/etc/xnfshow -x nli -i 内部AP名称

出力形式:

name:内部AP名称
status:APの状態
p-id:プロセスID
vass:仮想スロット番号

出力例:

/etc/xnfshow -x nli -P 100
または
/etc/xnfshow -x nli -i nlip0001

name:nlip0001
status:dataxfer
p-id:100
vass:400

(例42)
X.25パススルーで,アクティブ状態のAPだけを一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x nli -A

出力形式:

p-id:プロセスID    name:内部AP名称    status:APの状態    vass:仮想スロット番号
      :                   :                   :                      :

出力例:

/etc/xnfshow -x nli -A

p-id:123         name:nliv0003          status:dataxfer         vass:300
p-id:243         name:nlip0004          status:dataxfer         vass:400
p-id:250         name:nliv0005          status:dataxfer         vass:500

(例43)
X.25パススルーで,インアクティブ状態のAPだけを一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x nli -I

出力形式:

p-id:プロセスID    name:内部AP名称    status:APの状態    vass:仮想スロット番号
      :                   :                   :                      :

出力例:

/etc/xnfshow -x nli -I

p-id:126         name:nliv0002          status:idle             vass:***
p-id:244         name:nlip0003          status:outcon           vass:398
p-id:247         name:nlip0004          status:unbind           vass:***
p-id:100         name:nliv0005          status:icon             vass:***
p-id:100         name:nlip0006          status:idle             vass:***

(例44)
OSI拡張機能のコネクションの一覧を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x osiex

出力形式:

src_ref:コネクション(自局レファレンス)番号※1 p-id:プロセスID※2 vass:仮想スロット番号※3

注※1
自局からの発呼でトランスポートコネクション確立の確認を受信するまでの間は,自局レファレンス番号を割り当てていないため,「****」が表示されます。
注※2
OSI拡張機能の内部プロセスIDが表示されます。
注※3
TPTCP_define文のVASSオペランドの内容が表示されます。なお,OSI拡張高信頼化機能を使用している場合は,TPTCP_VC文のVASSオペランドの内容が表示されます。自局IPアドレス指定機能を使用している場合(自局発呼時)は,TPTCP_slot文のVASSオペランドの内容が表示されます。
出力例:

/etc/xnfshow -x osiex
src_ref:005e   p-id:301234       vass:6
src_ref:****   p-id:49906        vass:6
     :            :             :

(例45)
OSI拡張機能のコネクション番号を特定して情報を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x osiex -c コネクション番号

出力形式:

src_ref:コネクション(自局レファレンス)番号 p-id:プロセスID※1 vass:仮想スロット番号※2
dst_ref:相手局レファレンス番号
[ src_t-sel:自局Tセレクタ ]※3
[ dst_t-sel:相手局Tセレクタ ]※3
nsap:相手局NSAPアドレス

注※1
OSI拡張機能の内部プロセスIDが表示されます。
注※2
TPTCP_define文のVASSオペランドの内容が表示されます。なお,OSI拡張高信頼化機能を使用している場合は,TPTCP_VC文のVASSオペランドの内容が表示されます。自局IPアドレス指定機能を使用している場合(自局発呼時)は,TPTCP_slot文のVASSオペランドの内容が表示されます。
注※3
Tセレクタを使用している場合だけ表示されます。
出力例:

/etc/xnfshow -x osiex -c 005e
src_ref:005e   p-id:301234       vass:6
dst_ref:005f
src_t-sel:0001
dst_t-sel:0005
nsap:540072872203010208171101​

(例46)
OSI拡張機能の全コネクションの情報を表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x osiex -c

出力形式:

src_ref:コネクション(自局レファレンス)番号※1 p-id:プロセスID※2 vass:仮想スロット番号※3
dst_ref:相手局レファレンス番号※4
[ src_t-sel:自局Tセレクタ ]※5
[ dst_t-sel:相手局Tセレクタ ]※5
nsap:相手局NSAPアドレス
     :

注※1
自局からの発呼でトランスポートコネクション確立の確認を受信するまでの間は,自局レファレンス番号を割り当てていないため,「****」が表示されます。
注※2
OSI拡張機能の内部プロセスIDが表示されます。
注※3
TPTCP_define文のVASSオペランドの内容が表示されます。なお,OSI拡張高信頼化機能を使用している場合は,TPTCP_VC文のVASSオペランドの内容が表示されます。自局IPアドレス指定機能を使用している場合(自局発呼時)は,TPTCP_slot文のVASSオペランドの内容が表示されます。
注※4
自局からの発呼でトランスポートコネクション確立の確認を受信するまでの間は,相手局レファレンス番号を取得していないため,「****」が表示されます。
注※5
Tセレクタを使用している場合だけ表示されます。
出力例:

/etc/xnfshow -x osiex -c
src_ref:005e   p-id:301234       vass:6
dst_ref:005f
src_t-sel:0001
dst_t-sel:0005
nsap:540072872203010208171101​
src_ref:****   p-id:49906        vass:6
dst_ref:****
src_t-sel:0001
dst_t-sel:0006
nsap:540072872203010208171102​
     :

(例47)
仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)の状態を一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x tpvc

出力形式:
サーバ上の仮想サーバがすべて表示されます。

name:仮想サーバ名称  status:状態     vass:仮想スロット番号
                           :

注※
statusの内容については,表4-24を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -x tpvc

name:SV001           status:online         vass:100
name:SV002           status:online         vass:200
name:SV003           status:online         vass:300

(例48)
パス上で使用できるNSAPアドレスを一覧表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x tpvc -c

出力形式:
接続されている全パスと各パス上のNSAPアドレスがすべて表示されます。

src_IP_addr:自局IP dst_IP_addr:相手局IP
   [ src_nsapまたは,dst_nsap:NSAPアドレス ]
             :
src_IP_addr:自局IP dst_IP_addr:相手局IP
   [ src_nsapまたは,dst_nsap:NSAPアドレス ]
             :

出力例:

/etc/xnfshow -x tpvc -c

src_IP_addr:172.16.23.123  dst_IP_addr:172.16.123.124
   src_nsap:4800090001234562​
   src_nsap:4800090001234563​
   dst_nsap:4800090001234570​
src_IP_addr:172.16.23.123  dst_IP_addr:172.16.123.125
   src_nsap:4800090001234562​
   src_nsap:4800090001234563​
   dst_nsap:4800090001234571​
   dst_nsap:4800090001234572​

(例49)
パス接続重複チェック機能で使用するサーバIDを表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -x tpvc -s

出力形式:

server_id:サーバID

注※
サーバIDが定義されていない場合は,何も表示しません。
出力例:

/etc/xnfshow -x tpvc -s
server_id:100

(例50)
仮想サーバ(OSI拡張高信頼化機能用)を特定して表示します。
入力形式:

/etc/xnfshow -n 仮想サーバ名称

出力形式:
statusがonlineのとき,仮想サーバの情報の登録状態がパスごとに表示されます。

vass:仮想スロット番号
    name            :仮想サーバ名称
    nsap            :自局NSAPアドレス
    status          :状態※1
    initial_status  :XNF/AS開始時の仮想サーバ状態※2
  [ src_IP_addr:自局IPアドレス dst_IP_addr:相手局IPアドレス status:状態※3 ]
                           :

注※1
statusの内容については,表4-24を参照してください。
注※2
initial_statusの内容については,表4-25を参照してください。
注※3
statusの内容については,表4-26を参照してください。
出力例:

/etc/xnfshow -n TPVC01

vass:100
    name            :TPVC01
    nsap            :4800090001234562​
    status          :online
    initial_status  :active
    src_IP_addr:172.16.109.101  dst_IP_addr:172.16.56.7   status:online
    src_IP_addr:172.16.109.101  dst_IP_addr:10.208.55.4   status:online
    src_IP_addr:10.16.109.5     dst_IP_addr:10.10.10.100  status:offline