OSI拡張機能では,ソケットの「キープアライブ機能」が使用できます。これは,確立したTCPコネクション上でTCP/IPが定期的なメッセージ通信を行うことによって,回線障害などの発生を検知するためのものです。図3-11に示すようなネットワーク構成では,パケット交換網をキープアライブ機能によるデータパケットが通過します。なお,このデータパケットも課金対象となります。キープアライブ機能を使用するかどうかは選択できます。ただし,OSI拡張高信頼化機能上のOSI拡張機能の通信では,常に使用します。
キープアライブ機能の詳細については,AIXのマニュアルを参照してください。
図3-11 パケット交換網を経由するネットワーク構成例