この節で説明する環境設定の例は,次の条件で作成しています。
- XNF/ASをサーバプログラムとしてHAモニタに登録します。
- XNF/ASはシステムを起動すると自動的に開始し,システムを停止すると自動的に終了する設定で運用します。HAモニタからXNF/ASの起動および停止は行いません。
- XNF/ASが異常終了したことをHAモニタが検知して,系切り替えを行います。
- XNF/ASの付加通信機能(OSI拡張機能,自局IPアドレス指定機能,およびOSI拡張高信頼化機能)で使用するLANの接続,および切り離しを行います。
- LANの接続,および切り離し時に仮想サーバの切り替えを行います。
- 仮想サーバの切り替えに失敗した場合は,系切り替えを中止します。
- 系切り替え時に,回線アダプタおよび回線切替装置単位に通信回線の切り替えを行います。
- 回線アダプタの障害検知による系切り替えは行いません。