4.2 インタフェース構造体

NLIでは,NLI関数とユーザプログラム間でのやり取りを行うために,データ構造体を定義しています。NLIで使用する構造体一覧を表4-1に示します。

表4-1 NLIで使用する構造体一覧

構造体名称属性要素名称
struct netbuf※1unsigned intmaxlen
unsigned intlen
char *buf
struct n_info※2longaddr
longoptions
longnsdu
longensdu
longconnect
longdiscon
longservtype
struct n_bindstruct netbufaddr
unsigned intqlen
struct n_disconstruct netbufudata
intreason
intsequence
struct n_callstruct netbufaddr
struct netbufopt
struct netbufudata
intsequence
struct n_resetunsigned charver
unsigned charcause
unsigned chardiag
unsigned charcdgflg
注※1
netbufの構造体を次に示します。
[図データ]
buf要素がユーザのバッファを指し示し,バッファ中のデータ量をlen要素で示します。ユーザのbuf要素に情報を書き込む場合は,バッファ領域を超える書き込みを防ぐために,maxlen要素がバッファの最大長を示します。netbuf構造体で参照だけをさせる場合は,maxlenは無視されます。
注※2
5.3.14 n_open」のネットワーク端点の情報を参照してください。