5.3.18 n_rcvint

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 構文
(3) 設定情報
(4) リターン情報
(5) 特記事項

(1) 機能概要

優先データを受信します。

(2) 構文

#include <xnfw/niuser.h>
rcode = n_rcvint(fd, buf, nbytes, flags);
int rcode, fd;
char *buf;
unsigned int nbytes;
int *flags;

(3) 設定情報

(a) fd

ネットワーク端点を指定します。

(b) buf

優先データを受信するバッファアドレスを指定します。

(c) nbytes

受信バッファのサイズを指定します。

(d) flags

受信データの付加情報が設定されるエリアを指定します。

(4) リターン情報

(a) リターンコード

0以上:正常終了(受信した優先データ長を返します)

-1:異常終了

エラー番号がn_errnoに設定されています。エラー番号の詳細は,「9.1 エラー番号一覧」を参照してください。

(b) flags:受信データの付加情報

未使用。

(5) 特記事項

n_rcvintは,非同期モードで動作している場合,データ未受信であれば異常終了し,n_errnoにNNODATAが設定されます。同期モードで動作している場合,データ未受信であればデータを受信するまで関数はリターンしません。