d_bind( )
データリンク端点と仮想スロット番号を結合します。
#include <xnfs/diuser.h> |
データリンク端点に仮想スロット番号を関連づけ,データリンクユーザと通信管理とを論理的に結び付けます。これ以降,このデータリンク端点に対するコネクションの確立要求を開始できます。
指定した仮想スロット番号が使用できない場合,およびすでに使用されている場合は,異常終了します。
テーブル形式
テーブル内容
テーブル要素 | 内容 | 指定値 |
---|---|---|
bindlen | 構造体d_bindで設定する情報のバイト数 | 0x0006 |
slotlen | 仮想スロット番号のバイト数 | 0x0002 |
slotnum | 仮想スロット番号 | 任意 |
正常終了時:0を返します。
異常終了時:-1を返します。
エラー名称 | 値 | 要因 |
---|---|---|
DBADADDR | 1 | 指定された仮想スロット番号が,間違った形式であるか,または存在しません。 |
DNOADDR | 5 | 指定された仮想スロット番号はすでに使用されています。 |
DOUTSTATE | 6 | この関数が間違った順序で発行されました。 |
DSYSERR | 8 | この関数の実行中にシステムエラーが発生しました。詳細については,「3.16.1 詳細エラーコード」を参照してください。 |