3.12 d_retryck( )

<この節の構成>
(1) 名称
(2) 形式
(3) 機能
(4) リターン情報

(1) 名称

d_retryck( )

コネクション切断時の対処方法を取得します。

(2) 形式

#include <xnfs/diuser.h>
unsigned long d_retryck(reason);
int reason;

(3) 機能

指定した切断理由コードから,d_connect( )を再発行する必要があるかどうかの情報を,リターン値として取得します。

reason
切断理由コード(構造体d_discon中の領域reasonに設定されたもの)を指定します。

(4) リターン情報

(a) リターン値
名称再試行の必要性の有無
D_EROLDF0x00000000ユーザ独自の基準で判断してください。
D_ERBUSY0x00200000一定の間隔で何度か再試行してください。
D_ERPDST0x00400000
D_ERNRTY0x00600000
D_ERHARD0x00800000ハードウェア障害のため,再試行する必要はありません。
D_ERDEST0x00a00000保守員に連絡してください。
D_ERPSRC0x00c00000
D_ERHALT0x00e00000
D_EREROR0xffffffffユーザ独自の基準で判断してください。
(b) エラー情報

なし。