d_rcvdis( )
コネクション切断の原因を取得します。
#include <xnfs/diuser.h> |
コネクションが切断された原因を,切断理由コードとして取得します。
切断理由コードは,構造体d_discon中の領域reasonに設定されます。アプリケーションプログラムは,この切断理由コードをメッセージに出力しておくと,運用時の障害調査に便利です。
テーブル形式
テーブル内容
テーブル要素 | 内容 | 指定値 |
---|---|---|
dislen | 構造体d_disconで設定する情報のバイト数 | 0x0008 |
rsnlen | 切断理由コードのバイト数 | 0x0004 |
reason | 切断理由コード | - |
正常終了時:0を返します。
異常終了時:-1を返します。
エラー名称 | 値 | 要因 |
---|---|---|
DSYSERR | 8 | この関数の実行中にシステムエラーが発生しました。詳細については,「3.16.1 詳細エラーコード」を参照してください。 |
DLOOK | 9 | データリンク端点上でイベントが発生しました。ライブラリ関数d_look( )による確認が必要です。 |
DNODIS | 14 | 指定されたデータリンク端点は,コネクションの切断を通知されていません。 |
切断理由コードは,ライブラリ関数d_retryck( )で使用するためのものです。そのままエラー判定などには使用しないでください。