8.2 インタフェース

OSI通信機能のAPI(アプリケーションプログラムインタフェース)は,次に示す二つの部分から構成されます。

通信記述部は,通信管理と上位プログラムとの間のインタフェース情報を受け渡しするための領域の定義であり,あらかじめ型枠を決めた構造体です。上位プログラムは,ライブラリ関数を呼び出す前に,その関数で必要な情報を通信記述部に設定しておきます。全二重で通信する場合,送信と受信側とで通信記述部の領域を分けてください。

OSI通信機能からのリターン情報は,関数から戻ったときに通信記述部に書き込まれています。