10.1 ENABLE

<この節の構成>
(1) 機能概要
(2) 書き方
(3) リターン情報
(4) 特記事項

(1) 機能概要

アソシエーションの活性化(確立)要求を行います。アソシエーションの確立方法には,次に示す3種類があります。

(2) 書き方

#include <xnfw/xnf.h>              /* ヘッダ情報取り込み */
  struct cd_s sbuf;               /* 通信記述部の領域確保 */
  int rcode;                      /* リターンコード */
  sbuf.O_vpart1.O_mode=O_SYN;     /* 通信記述部の設定 */
  ..........................        .................
  sbuf.O_vpart2.O_sdtlen=DTLEN;   /* 通信記述部の設定 */
  rcode=xnf_enb(&sbuf);           /* 関数呼び出し */

(3) リターン情報

(a) リターンコード

正の整数:ENABLE関数の受け入れ指示で指定した受信バッファ長不足のため,不足分のデータを読み捨てた

0:正常終了

-1:異常終了

(b) 詳細エラー情報

詳細エラー情報は,リターンコードが異常終了のときに,グローバル変数のerrnoに設定されます。詳細エラー情報については,「11. 詳細エラー情報」を参照してください。

(c) 詳細エラーコード

詳細エラーコードは,リターンコードが異常終了でerrno=EINVALのときに,通信記述部のO_statusに設定されます。詳細エラーコードについては,「12. 詳細エラーコード」を参照してください。

(4) 特記事項