PLサービスを使用するときの送受信データは,SLの同期制御データ,PDVリスト,およびユーザAPDUの三つのパートから成ります。PLユーザとの間のサービスプリミティブとして定義されている表A-2に示す種類があります。
表A-2 PLサービスプリミティブ
項番 | サービスプリミティブ | 備考 |
---|---|---|
1 | P-DATA | |
2 | P-TOKEN-GIVE | |
3 | P-TOKEN-PLEASE | |
4 | P-SYNC-MINOR | |
5 | P-RESYNCHRONIZE | |
6 | P-SYNC-MAJOR | |
7 | P-TYPED-DATA |
データの送信時は,図A-8に示す形式でユーザの送信バッファにデータを作成します。受信時は,同じ形式でユーザの受信バッファにデータが格納されます。
なお,ここで示すAPDU形式は参考であり,詳しくはISOの規格(8327,8823)を参照してください。
図A-8 PLユーザデータ形式