OSI通信機能による障害検出によってアソシエーションが非活性化されたとき,ユーザがアソシエーションの確立を再試行できるかどうかの判定情報を提供します。
#include <xnfw/xnf.h> /* ヘッダ情報取り込み */ |
RETRYCK関数のリターンコードを表10-2に示します。
表10-2 RETRYCK関数のリターンコード
項番 | 名称 | 値 | 再試行条件 | 概要 |
---|---|---|---|---|
1 | A_EROLDF | 00000000 | APの独自基準で判定 | 通常のパラメタエラー,プロトコルエラー |
2 | A_ERBUSY | 00200000 | 一定時間間隔で複数回の再試行が望ましい | 通信網の通信リソースが短期的にビジー状態 |
3 | A_ERPDST | 00400000 | プロトコルにより相手局要因で異常終了 | |
4 | A_ERNRTY | 00600000 | 再試行が望ましいそのほかの要因 | |
5 | A_ERHARD | 00800000 | 再試行は無意味 | ハードウェア障害によってアダプタ使用不可 |
6 | A_ERDEST | 00a00000 | 再試行にはオペレータの判断が必要 | 通信網の通信リソースが長期的にビジー状態 |
7 | A_ERPSRC | 00c00000 | 自局のプロトコル上の要因で接続不可 | |
8 | A_ERHALT | 00e00000 | オペレータの判断が必要なそのほかの長期的要因 | |
9 | A_EREROR | ffffffff | APの独自基準で判断 | 障害情報未発生 |
なし。
なし。