10.6 CHECK

<この節の構成>
(1) 機能概要
(2) 書き方
(3) リターン情報
(4) 特記事項

(1) 機能概要

非同期要求の完了をチェックします。非同期要求が完了していない場合は,完了するまで待ちます。

(2) 書き方

#include <xnfw/xnf.h>              /* ヘッダ情報取り込み */
  struct cd_s *chbuf;             /* 通信記述部のポインタ */
  int rcode;                      /* リターンコード */
  int a_ascid;                    /* アソシエーション端点識別子 */
  rcode=xnf_chk(a_ascid,&chbuf);  /* 関数呼び出し */

(3) リターン情報

(a) リターンコード

正の整数:受信バッファ長不足のため,不足分のデータを読み捨てた

0:正常終了

-1:異常終了

(b) 詳細エラー情報

詳細エラー情報は,リターンコードが異常終了のときに,グローバル変数のerrnoに設定されます。詳細エラー情報については,「11. 詳細エラー情報」を参照してください。

(c) 詳細エラーコード

詳細エラーコードは,リターンコードが異常終了でerrno=EINVALのときに,通信記述部のO_statusに設定されます。詳細エラーコードについては,「12. 詳細エラーコード」を参照してください。

(4) 特記事項