5.1 通信相手の指定

上位プログラムは,アソシエーションの確立要求時に,相手のユーザ通信エンティティを識別するアドレスを通信記述部に指定する必要があります。

このアドレスは,相手のユーザ通信エンティティの「PSAPアドレス」であり,次の情報が含まれています。

OSI通信機能は,アソシエーションの確立受け入れ時に,相手のユーザ通信エンティティを識別するアドレスを通信記述部に指定します。上位プログラムは,相手のユーザ通信エンティティの「PSAPアドレス」を受信する必要があります。

相手PSAPアドレス形式を図5-1に示します。アドレス形式の詳細については,「第2編 文法」で説明しています。

図5-1 相手PSAPアドレス形式

[図データ]