回線アダプタに接続した複数の回線を使ってHNA1次局通信機能で通信を行う場合,SW_group_define文とlink文のSW_group_VASSオペランドを使って回線をグループ化できます。
グループ化することによって,複数の回線に同じ公衆グループ仮想スロット番号が割り当てられます。上位プログラムが公衆グループ仮想スロット番号を指定するだけで,通信管理が空き回線の割り当てなどを自動的に行います。
HNA1公衆回線でグループ化できる範囲を次に示します。
なお,同じグループに定義する回線には次のような条件が必要です。
HNA公衆回線のグループ指定を行った場合の定義文と回線接続構成との関係の概略を,図2-8に示します。
図2-8 HNA公衆回線のグループ指定を行った場合の定義文と回線接続構成の関係