HNA2で使用する仮想スロット番号を定義します。
この定義文で,APが使用するHNA2スロット番号とDL層定義文の仮想スロット番号を対応付けます。
NL/DL層定義文(link文またはNL文)のあとで,HNA2_configuration文よりも前に,HNA2で使用する仮想スロット数だけ定義します。HNA2を使用する場合,必ずHNA2_slot文を指定してください。
HNA2スロットの名称を指定します。システム内で固有な名称を指定してください。HNA2スロット名称を省略した場合は,そのHNA2_slot文の構成変更はできません。
HNA2次局通信機能で使用する,仮想スロット番号の管理番号であるHNA2スロット番号を指定します。HNA2内で固有な番号を指定してください。
HNA2スロット番号は,APがXNF/AS/HNA2に要求を発行するときに使用するスロット番号です。
DL層定義文で指定した仮想スロット番号,またはX.25グループVASS定義文でグループ定義した仮想スロット番号を指定します。
HNA2が使用できるDL層定義文は,line文のline_modeオペランドが80PVC,80VC,84VC,80VC_80PVC,84VC_80PVC,およびNRM2である回線下のlink文です。ただし,line文のline_modeオペランドがNRM2の場合,その回線下のlink文のmax_DPDUオペランドの指定値に128以上を指定する必要があります。また,80VC,84VC,80VC_80PVC,および84VC_80PVCの場合は,NL文にnetwork_idとDTE_addressを指定する必要があります。
HNA2が使用できるグループVASS定義文は,X.25グループVASS定義文で上記の定義文で指定されたVASSをグループ定義したものです。