2.2.12 HNA1_SLUHNA1用SLU定義文

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 定義条件
(3) 書き方
(4) オペランド

(1) 機能

SLU情報を定義します。

(2) 定義条件

HNA1_PU文の下で,1回以上255回以下で定義します。

(3) 書き方

[図データ]

(4) オペランド

(a) name
SLU名称 ~<英大文字数字>((8文字以内))

SLUの名称を指定します。

システム内で固有な名称を指定してください。
(b) local_address
ローカルアドレス ~<16進数>((01~FF))

ローカルアドレスを指定します。

このオペランドはla_addrと省略して指定することもできます。

HNA1_PU文の下で固有な値を指定してください。
(c) logon_PLU_name
自動ログオン先PLU名称 ~<英大文字数字>((8文字以内))

ACTLU+RSP受信,またはNOTIFY受信時に自動的にログオンを行いたい場合に,ログオン先PLU名称を指定します。

このオペランドはlogon_PLUと省略して指定することもできます。

(d) through_PLU
SSCP_LU透過データ通知先PLU名称 ~<英大文字数字>((8文字以内))

SSCP_LUデータを透過する場合,通知先PLU名称を指定します。

このオペランドはthr_PLUと省略して指定することもできます。

logon_PLU_nameオペランドとthrough_PLUオペランドは選択オペランドです。よって両方指定された場合,あとで指定されたオペランドがエラーとなります。
(e) FSS_USS_type {FSS|USS}

ログオン/ログオフタイプを指定します。

省略した場合はFSSが仮定されます。また,このオペランドはFSS_USS_tと省略して指定することもできます。

FSS:
定様式ログオン/ログオフを使用します。
USS:
不定様式ログオン/ログオフを使用します。この場合USS_tableオペランドで該当のUSSTBL番号を指定してください。指定しない場合,標準のログオン/ログオフ文字列である必要があります。不定様式ログオン/ログオフの形式は,マニュアル「XNF/AS 解説・運用編」の「HNA端末との通信時のログオン/ログオフ形式」を参照してください。
HNA1_SLU文およびHNA1_PU文の両方で指定した場合は,HNA1_SLU文で指定した値が優先されます。
(f) USS_table
不定様式ログオン/ログオフテーブル番号 ~<10進数>((1~255))

不定様式ログオン/ログオフ機能を使用する場合,該当のUSSTBL番号を指定します。

HNA1_SLU文およびHNA1_PU文の両方で指定した場合は,HNA1_SLU文で指定した値が優先されます。