OSI拡張機能で使用する共通情報を定義します。この定義は「OSI拡張機能のゲートウェイ定義」と同様に,テキストファイルにエディタ(viなど)で設定し,「OSI拡張機能のシステムパラメタ定義登録コマンド」で登録します。
この定義は省略できます。OSI拡張機能のシステムパラメタ定義文を格納したOSI拡張機能のシステムパラメタ定義ファイルの格納位置は任意です。
OSI拡張機能のシステムパラメタ定義登録コマンドについては,マニュアル「XNF/AS 解説・運用編」を参照してください。
なお,OSI拡張機能の共通情報は,XNF/AS構成定義のTPTCP_define文で指定することもできます。TPTCP_define文で指定する方法については,「2.2.31 TPTCP_define(OSI拡張機能用情報定義文)」を参照してください。
OSI拡張機能のシステムパラメタ定義ファイルに対して,1回定義します。
[最大TPDU長]:[TS1タイマ値]; |
~<10進数>((128,256,512,1024,2048,65531))《65531》
OSI拡張機能で使用する,最大TPDU長(バイト)を指定します。
このオペランドの指定値は,OSI拡張高信頼化機能でも有効になります。
~<10進数>((10~3600))《60》
OSI拡張機能で使用する,TS1タイマ値(秒)を指定します。
このオペランドの指定値は,OSI拡張高信頼化機能でも有効になります。
OSI拡張機能のシステムパラメタ定義の記述例を次に示します。
2048 : 120 ; /*最大TPDU長=2048, TS1=120 */
:150; /*最大TPDU長=default, TS1=150 */