2.2.32 TPTCP_slotOSI拡張機能用自局IPアドレス定義文

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 定義条件
(3) 書き方
(4) オペランド
(5) 注意事項

(1) 機能

OSI拡張機能が使用する仮想スロット番号と自局IPアドレスの対応を指定します。

(2) 定義条件

自局IPアドレスを指定してOSI拡張機能を使用する場合に定義します。configuration文の下で30回まで定義できます。

(3) 書き方

[図データ]

(4) オペランド

(a) VASS
仮想スロット番号 ~<10進数> ((20~49))

仮想スロット番号を指定します。番号は任意に指定できますが,ほかのVASS定義と同一の番号は指定できません。この番号は上位APが指定するスロット番号と合わせる必要があります。

(b) IP_address
IPアドレス ~<10進数> ((各バイト単位に0~255))

自局のIPアドレスを,バイトごとにピリオド(.)で区切って,10進数で指定します。

IPアドレスには「0.0.0.0」以外を指定してください。

(5) 注意事項

  1. IP_addressオペランドに指定するIPアドレスは,OSの設定と合わせる必要があります。
  2. VASSオペランドで指定した仮想スロット番号を,APで指定する場合,指定値によって制限事項があります。詳細はマニュアル「XNF/AS 解説・運用編」の「自局IPアドレス指定機能を使用するときの注意事項」を参照してください。