2.2.5 CHANNEL_VCチャネル接続用仮想サーバ定義文

<この項の構成>
(1) 機能
(2) 定義条件
(3) 書き方
(4) オペランド

(1) 機能

チャネル接続で使用する仮想サーバ情報を定義します。

(2) 定義条件

チャネル接続機構を使用するときに定義できます。

configuration文のmax_CHANNEL_VCオペランドで指定した数まで定義できます。

(3) 書き方

[図データ]

(4) オペランド

(a) name
仮想サーバ名称 ~<英数字>((14文字以内))

仮想サーバ名称には,定義文中で固有な値を指定します。

(b) VASS
仮想スロット番号 ~<10進数>((1~900))

仮想スロット番号を任意に指定できます。このスロット番号は,上位APのスロット番号と対応させる必要があります。

仮想スロット番号には,ほかの定義文で指定する仮想スロット番号と同一の番号を指定できません。

(c) DTE_address
自局のDTEアドレス ~<10進数>((先頭0以外の7けた))

このオペランドとnetwork_idオペランドを定義することで,INTAP(V1.0)アドレス体系実装規約のWAN形式2のNSAPアドレスを自動生成します。このオペランドは,DTE_addrと省略して指定することもできます。

次の点に注意して,自局のDTEアドレスを設定してください。

(d) network_id
ネットワーク識別子 ~<10進数>((8000~8999))

このオペランドとDTE_addressオペランドを定義することで,INTAP(V1.0)アドレス体系実装規約のWAN形式2のNSAPアドレスを自動生成します。このオペランドは,net_idと省略して指定することもできます。

次の点に注意して,ネットワーク識別子を設定してください。

(e) initial_status {active|HAM}

XNF/ASが開始したときの仮想サーバの状態を指定します。このオペランドは,init_stと省略して指定することもできます。また,省略した場合はactiveが仮定されます。

active:
現用の仮想サーバです。
HAM:
予備の仮想サーバです。
(f) buffer_pool
バッファプール名称 ~<英数字>((14文字以内))《指定なし》

バッファプール名称は,OSI_buffer文で指定した名称にしてください。一つのCHANNEL_VC文の中で,最大8個のバッファプール名称を指定できます。このオペランドは,buf_poolと省略して指定することもできます。