付録A.6 金融機関情報を格納するための表領域の算出方法

金融機関情報をDBに格納するために,次の対象金融機関情報格納用テーブルの格納領域を用意します。

SQL*Loaderなどで金融機関情報を登録します。SQL*Loaderについては,ORACLEのマニュアルを参照してください。

テーブルの種別テーブル名
対象金融機関情報格納用テーブルHMPNByyyyyyyy
(凡例)
yyyyyyyy:収納機関コード

表領域は,ほかのテーブルと合わせて一つの領域を確保することもできますが,テーブルごとに異なる領域を確保することもできます。

表領域は,次の計算式から算出します。

表領域(バイト)=金融機関情報のレコード数(レコード)×1レコード当たりの最大サイズ(バイト)×1.25

次に,金融機関情報のレコード数,および1レコード当たりの最大サイズの考え方について説明します。

<この項の構成>
(1) 金融機関情報のレコード数
(2) 1レコード当たりの最大サイズ
(3) 対象金融機関情報格納用テーブルの表領域の計算式
(4) 算出例

(1) 金融機関情報のレコード数

各収納機関で扱える金融機関情報数によって,対象金融機関情報格納用テーブルに登録される件数が決まります。

金融機関情報数(単位:件):a
金融機関情報のレコード数
金融機関情報のレコード数(レコード)=a

(2) 1レコード当たりの最大サイズ

対象金融機関情報格納用テーブルの1レコード当たりの最大サイズは,61バイト(61桁)です。表領域のサイズを算出する場合には,1レコード当たりの最大サイズで見積もる必要があります。

(3) 対象金融機関情報格納用テーブルの表領域の計算式

(1)および(2)の値を利用して,対象金融機関情報格納用テーブルの表領域を算出します。

次に表領域の計算式を示します。

表領域(バイト)=a×61×1.25

(4) 算出例

表領域の算出例を次に示します。

(例)
金融機関情報数が500件あるとする。
この場合の表領域の計算式を次に示します。
500(件)×61(バイト)×1.25=38,125(バイト)