DB Option for Billerの環境設定は,次の手順で行ってください。
hmpndbosetup -s (通信サーバfor Billerセットアップディレクトリ) |
表3-1 通信サーバ管理者の環境に設定する環境変数
環境変数名 | 設定内容 |
---|---|
HMPNDIR | 通信サーバfor Billerのセットアップディレクトリを絶対パスで指定します。 |
DCDIR | OpenTP1のセットアップディレクトリを絶対パスで指定します。 |
DCCONFPATH | OpenTP1の各定義ファイルが格納されているディレクトリを絶対パスで指定します。 |
DCHOST | クラスタ構成の場合に指定します。 クラスタ構成で使用しているTP1/Server Baseのホスト名,およびポート番号を指定します。 |
ORACLE_HOME | ORACLEのセットアップディレクトリを絶対パスで指定します。 |
ORACLE_SID | ORACLEのインスタンス識別子を指定します。 |
TWO_TASK | ORACLEと通信サーバfor Billerを別のマシンに構築する場合,またはNET接続する場合に,ネーミング・メソッドで解決できる有効な接続識別子を指定します。 |
HMPN_DBUSER | ORACLEにアクセスするユーザー名を指定します。 "(ユーザー名)" |
HMPN_DBPASSWD | ORACLEにアクセスするパスワードを指定します。 "(パスワード)" |
NLS_LANG | ORACLE使用言語として,次のとおりに指定します。
|
LD_LIBRARY_PATH | ORACLEのライブラリパスを指定します。 (ORACLEセットアップディレクトリ)/lib |
PATH | DB Option for Billerが提供するコマンドが動作するために必要なパスを指定します。 /etc:/usr/bin:/usr/bin/X11:/usr/lbin:/usr/local/bin:(OpenTP1セットアップディレクトリ)/bin:(ORACLEセットアップディレクトリ)/bin:(通信サーバfor Billerセットアップディレクトリ)/bin |
LIBPATH | 共用ライブラリのサーチパスを指定します。 /lib:/usr/lib:/opt/hitachi/common/lib:(OpenTP1セットアップディレクトリ)/lib:(ORACLEセットアップディレクトリ)/lib32:(通信サーバfor Billerセットアップディレクトリ)/usrlib:(通信サーバfor Billerセットアップディレクトリ)/lib |
NLSPATH | メッセージカタログへのパスを指定します。 /usr/lib/nls/msg/%L/%N:/usr/lib/nls/%l/%t/%c/%N:(通信サーバfor Billerセットアップディレクトリ)/lib/msg/%L/%N |
LANG | 言語環境を指定します。 CまたはJa_JP |
環境変数の設定例を次に示します。
設定例の環境
設定例(shの場合)
HMPNDIR=/home/HMPN |