hmpnpaylist消込情報の出力

形式

hmpnpaylist -s 収納機関コード -c 取扱日 -o 消込情報ファイル名 [-t]

機能

収納機関コードおよび取扱日を入力すると,DBから該当する消込情報レコードを検索し,ファイルとして出力します。

オプション

-s 収納機関コード~<符号なし整数>((00000000~99999999))

消込情報レコードを出力する収納機関の,収納機関コードを指定します。収納機関コードには通信サーバシステム定義に定義した収納機関コードを指定してください。

-c 取扱日~<符号なし整数>

出力する消込情報の取扱日を指定します。日付の形式は,yyyymmddです。必ず,存在する日付を指定してください。

-o 消込情報ファイル名<パス名>,「#」,「@」,および「¥」(1~PATH_MAX文字)

検索した消込情報レコードを出力するファイル名を絶対パス,または相対パスで指定します。

なお,消込情報ファイルがすでにある場合,処理を続行するかどうかの問い合わせがあります。処理の続行を指定すると,消込情報ファイルのアクセス権の有無に関係なく,消込情報ファイルは削除されます。また,処理の続行を指定しないと,処理は中断されます。

-t

検索する取扱日の対象を変更する場合に指定します。このオプションを指定すると,MPN処理年月日を取扱日として,チャネル区分が一括伝送方式の消込情報レコードを検索します。オプションを指定しない場合は,仕向処理年月日を取扱日として,チャネル区分が一括伝送方式以外の消込情報レコードを検索します。

出力形式

消込情報ファイルは,バイナリ形式のファイルです。消込情報レコードがテーブルに登録されている順に出力されます。

注意
  • 消込情報の出力コマンドの実行中にエラーが発生した場合,DBから該当する消込情報レコードを検索した内容が,正しい消込情報ファイルとして出力されないことがあります。
  • 消込情報の出力コマンド以外で,消込情報ファイルを使用している場合,エラーになります。エラーが発生した場合,一定の時間を空けて再度実行するか,または,指定した消込情報ファイル名を変更し,再度実行してください。

戻り値

0:正常終了

1:消込情報の出力の中断(消込情報ファイルがすでにあり,処理の続行を指定しない場合)

3:消込情報の出力の中断(DBに該当する消込情報レコードがない場合)

上記以外:エラーリターン