収納カウンタ情報をDBに格納するために,次の収納カウンタ情報格納用テーブルの格納領域を用意します。なお,このテーブルは,通信サーバfor Billerに一つだけ必要です。
テーブルの種別 | テーブル名 |
---|---|
収納カウンタ情報格納用テーブル | HMPNC00000000 |
なお,収納カウンタ情報格納用テーブルだけを格納する表領域を一つ確保することもできますが,そのほかの表領域とまとめて確保することもできます。
表領域は,次の計算式から算出します。
表領域(バイト)=収納カウンタ情報のレコード数(レコード)×1レコード当たりの最大サイズ(バイト)×1.25 |
次に,収納カウンタ情報のレコード数,および1レコード当たりの最大サイズの考え方について説明します。
収納カウンタ情報は,通信サーバfor Billerの閉局時または収納カウンタ情報取得コマンド(hmpncntget)実行時に,次のようなタイミングで1回だけ取得されます。
図A-2 収納カウンタ情報を取得するタイミング(通信サーバfor Billerの閉局時)
閉局時にMPNセンタから通知される収納カウンタ情報には,当日分と前日分の2日分の情報を含みますが,2日分の情報が1レコードとして記録されます。
次に,収納カウンタ情報のレコード数の計算式を示します。
収納カウンタ情報のレコード数(レコード)=a+b |
収納カウンタ情報格納用テーブルの1レコード当たりの最大サイズは,155バイト(155桁)です。表領域のサイズを算出する場合には,1レコード当たりの最大サイズで見積もる必要があります。
(1)で算出した値,および(2)の1レコード当たりの最大サイズを利用して,収納カウンタ情報格納用テーブルの表領域を算出します。収納カウンタ情報格納用テーブルの項目には,可変長項目は含まれません。
次に表領域の計算式を示します。
表領域(バイト)=(a+b)×155×1.25 |
表領域の算出例を次に示します。