20.1 KDMRMN001-E~KDMRMN400-I


KDMRMN001-E

[英語](T,S,F)(S,E)(S)
System call function returns error. function=aa..aa, parameter=bb..bb, reason=cc..cc
[日本語](T,S,F)(S,E)
システムコール関数でエラーが発生しました。関数名=aa..aa,パラメータ=bb..bb,理由コード=cc..cc

プログラム内でシステムコール関数を実行した際にエラーが発生しました。
aa..aa:関数名
bb..bb:関数のパラメータ,または関数に関係するファイル名
cc..cc:システムコール関数が設定したエラーコード
対 処
S:処理を中断します。
 
対策:このメッセージが出力された場合,通信サーバを監視できなくなるおそれがあります。表示された内容を基にして障害の原因を調査し,必要に応じて,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。また,理由コードに4が表示された場合,/etc/inittabの登録情報が不正であるおそれがあります。アンセットアップしてから,再度セットアップしてください。

KDMRMN002-I

[英語](F)
It turns to monitoring mode.
[日本語](F)
監視モードに遷移します。

プロセス監視デーモンは監視を開始します。
対 処
S:処理を継続します。

KDMRMN003-I

[英語](F)
It turns to waiting mode.
[日本語](F)
待機モードに遷移します。

プロセス監視デーモンは監視を停止します。
対 処
S:処理を継続します。

KDMRMN004-E

[英語](T,S,F)(S,E)(S)
Internal error occurred. reason=aa..aa, file=bb..bb, line=cc..cc
[日本語](T,S,F)(S,E)
内部エラーが発生しました。理由コード=aa..aa,ファイル名=bb..bb,行番号=cc..cc

内部エラーが発生しました。
aa..aa:理由コード
bb..bb:保守情報
cc..cc:保守情報
対 処
O:次の表を参考にして,問題を解決してください。
 
理由コード対策
ARGUMENT/etc/inittab内の登録情報が不正であるおそれがあります。稼働環境に対してアンセットアップしてから,再度セットアップしてください。問題が解決できない場合は,必要に応じて,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。
UNMATCH
ENVNOSET
NOTDIR
UNMATCH
その他障害情報を収集してください。
注※
この理由コードの場合,メッセージの出力先は[英語](S)だけです。


KDMRMN005-E

[英語](S,E)
There was no response from process monitoring daemon.
[日本語](S,E)
プロセス監視デーモンからの応答がありません。

プロセス監視デーモンに監視開始,または監視停止要求を実行しましたが,応答がありませんでした。
対 処
S:処理を中断します。
 
対策:プロセス監視デーモンが起動していないおそれがあります。再度セットアップしてください。問題が解決できない場合は,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。

KDMRMN006-E

[英語](T,S,F)
A process does not exist. process=aa..aa, queue-manager=bb..bb
[日本語](T,S,F)
プロセスが存在していません。プロセス名=aa..aa,キューマネージャー名=bb..bb

プロセス監視デーモンが対象としているプロセスを確認できませんでした。
aa..aa:プロセス名
bb..bb:キューマネージャー名を表示しますが,キューマネージャーを必要としないプロセスを確認できなかった場合は「*」と表示されます。
対 処
S:プロセス監視デーモンは,障害時処理を実行します。
 
対策:通信サーバシステム定義を見直して,センタコードが正しいか確認してください。定義が正しい場合は,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。また,ps -efコマンドの実行結果を取得してください。

KDMRMN007-I

[英語](F)
A notification was received. type=aa..aa
[日本語](F)
通知メッセージを受信しました。種別=aa..aa

プロセス監視デーモンに監視開始または停止が通知されました。
aa..aa:メッセージ種別(「START」(開始)または「STOP」(停止))
対 処
S:処理を継続します。

KDMRMN009-W

[英語](F)
The Monitoring daemon has been turned to monitoring mode.
[日本語](F)
監視デーモンは監視モードになっています。

プロセス監視デーモンは現在監視中ですが,監視開始が通知されました。
対 処
S:処理を継続します。

KDMRMN010-W

[英語](F)
The Monitoring daemon has been turned to waiting mode.
[日本語](F)
監視デーモンは待機モードになっています。

プロセス監視デーモンは現在待機中ですが,監視停止が通知されました。
対 処
S:処理を継続します。

KDMRMN011-I

[英語](F)
The Monitoring daemon started.
[日本語](F)
監視デーモンが起動しました。

プロセス監視デーモンが起動しました。
対 処
S:処理を継続します。

KDMRMN012-I

[英語](F)
The Monitoring daemon stopped.
[日本語](F)
監視デーモンが終了しました。

プロセス監視デーモンが停止しました。
対 処
S:プロセス監視デーモンが停止しました。

KDMRMN013-W

[英語](F)
A process cannot be checked. process=aa..aa
[日本語](F)
プロセスを監視することができません。プロセス名=aa..aa

あるプロセスを監視できませんでした。
aa..aa:プロセス名
対 処
S:処理を継続します。
 
対策:マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。

KDMRMN014-W

[英語](T,S,F)
The channels cannot communicate with MPN center. queue-manager=aa..aa, sender-channel=bb..bb(cc..cc(dd..dd)), receiver-channel=ee..ee(ff..ff(gg..gg))
[日本語](T,S,F)
これらのチャネルによるMPNセンタとの通信ができません。キューマネージャー名=aa..aa,送信チャネル=bb..bb(cc..cc(dd..dd)),受信チャネル=ee..ee(ff..ff(gg..gg))

送信チャネルまたは受信チャネルのどちらかの状態がRUNNINGでなくなりました。これらのチャネルによるMPNセンタとの通信ができません。
aa..aa:キューマネージャー名
bb..bb:送信チャネル名
cc..cc:送信チャネルの状態※1
dd..dd:送信チャネルの接続先※1
ee..ee:受信チャネル名
ff..ff:受信チャネルの状態※2
gg..gg:受信チャネルの接続先※2
注※1
送信チャネルの状態が取得できなかった場合は,「*」が表示されます。
注※2
受信チャネルの状態が取得できなかった場合は,「*」が表示されます。
メッセージの可変部分cc..cc,dd..dd,ff..ff,およびgg..ggがすべて「*」の場合は,共通ソフトウェアが正しくセットアップされていないおそれがあります。共通ソフトウェアのマニュアルを参照して環境を見直してください。
なお,このメッセージが出力されていても通信サーバを起動できる場合は,スーパーユーザーに通信サーバ管理者のグループ権限がないおそれがあります。通信サーバ管理者のグループにスーパーユーザーを加えて,通信サーバを再セットアップしてください。
送信チャネルおよび受信チャネルの状態については,共通ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
対 処
S:処理を継続します。
 
対策:通信サーバシステム定義のチャネル名の設定値を確認してください。
定義に問題がなく,このメッセージのあとでsyslogにKDMRMN015-Iが出力されている場合,対処は不要です。それ以外の場合,次に示す対処を行ってください。
  • 送信チャネルの状態がSTOPPEDのときは,共通ソフトウェアのマニュアルに従ってチャネルの状態を回復させてください。
  • その他のときは,MPNセンタとの間のネットワークの状態を調査してください。ネットワークに問題がなければ,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。

KDMRMN015-I

[英語](T,S,F)
The channels can communicate with MPN center. queue-manager=aa..aa, sender-channel=bb..bb(cc..cc), receiver-channel=dd..dd(ee..ee)
[日本語](T,S,F)
これらのチャネルによるMPNセンタとの通信が可能です。キューマネージャー名=aa..aa,送信チャネル=bb..bb(cc..cc),受信チャネル=dd..dd(ee..ee)

送信チャネルおよび受信チャネルの状態が両方ともRUNNINGになりました。MPNセンタとの通信が可能です。
aa..aa:キューマネージャー名
bb..bb:送信チャネル名
cc..cc:送信チャネルの接続先
dd..dd:受信チャネル名
ee..ee:受信チャネルの接続先
対 処
S:処理を継続します。

KDMRMN016-E

[英語](T,S,F)
Common software has no channels to be able to communicate with MPN center. queue-manager=aa..aa
[日本語](T,S,F)
通信可能なチャネルがありません。キューマネージャー名=aa..aa

現在MPNセンタと通信できません。
aa..aa:キューマネージャー名
対 処
S:処理を継続します。
 
対策:通信サーバシステム定義のチャネル名の設定値を確認してください。定義に問題がなければ,MPNセンタとの間のネットワークの状態を調査してください。ネットワークに問題がなければ,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。
なお,MPNセンタ休止日や受信チャネルの障害発生中に,停止中(STOPPED)の送信チャネルを開始した場合,このメッセージが出力されることがあります。その場合は受信チャネルの状態を回復してください。
また,KDMRMN015-Iが出力されたことを確認してから,通信してください。KDMRMN015-Iが出力される前に通信サーバを再起動すると,通信できない旨を示すメッセージが出力されます。その場合は,出力されたメッセージの対処に従ってください。

KDMRMN017-I

[英語](T,S,F)
Exchange of system.
[日本語](T,S,F)
系切替を実行します。

業務サービスが続行できなくなったため,系切り替えを実行します。
対 処
S:処理を中断します。

KDMRMN018-I

[英語](F)
"aa..aa"
[日本語](F)
"aa..aa"

プロセス監視デーモンが実行したコマンドの結果を表示します。
aa..aa:保守情報
対 処
S:処理を継続します。

KDMRMN019-E

[英語](T,S,F)
Failed to read configuration. error=aa..aa, line1=bb..bb, line2=cc..cc, function=dd..dd, detail=ee..ee
[日本語](T,S,F)
通信サーバシステム定義の読み込みに失敗しました。エラーコード=aa..aa,行番号1=bb..bb,行番号2=cc..cc,関数名=dd..dd,詳細コード=ee..ee

通信サーバシステム定義の読み込みに失敗しました。KDMRMN017-Iを出力できていないおそれがあります。
aa..aa:エラーコード
bb..bb:行番号1
cc..cc:行番号2(タグ名や定義名の重複の場合)
dd..dd:システムコール名
ee..ee:システムコールのエラーコード
対 処
S:プロセス監視デーモンは障害処理を継続します。ただし,HA構成の場合は系切り替えをします。
 
対策:次の表を参照し,通信サーバシステム定義ファイルとその内容を確認してください。なお,表にないエラーコードが出力された場合は,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。
 
エラーコード行番号1行番号2関数名詳細コード説明
1環境変数HMPNDIRの値が長過ぎます。
2定義ファイルが通常のファイルではありません。
3定義ファイルのサイズが0です。
51行の文字数が2,048を超えました。
6定義形式に誤りがあります。
7定義の先頭に[COMMON]タグがありません。
8重複しているタグ名があります。
9重複している定義名があります。
10システムコールエラーが発生しました。
19定義ファイルが見つかりません。
20定義ファイルのオープンに失敗しました。
(凡例)
○:出力される
-:出力されない
注※
関数名が「getenv」のとき,詳細コードには何も出力しません。この場合は,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照して障害情報を収集してください。


KDMRMN400-I

[英語](F)
aa..aa return=bb..bb
[日本語](F)
aa..aa リターンコード=bb..bb

実行したコマンドと実行結果を表示します。
aa..aa:実行したコマンドライン
bb..bb:コマンドのリターンコード
対 処
S:処理を継続します。