開局とは,オンライン処理を開始するために通信サーバfor Bankの開局処理をする操作です。開局には,次の方法があります。
自動開局とは,通信サーバfor Bankの起動後に自動で開局することです。自動開局の場合は,開局の操作は必要ありません。手動開局とは,コマンドを実行して開局することです。
開局すると,業務系SPPが起動されます。開局後は,開閉局状態が「開局中」になっていることを確認してください。開閉局状態の確認方法については,「8.3.1 状態表示」を参照してください。
通信サーバシステム定義の「AUTO_OPEN」に「AUTO」が設定されている場合は,通信サーバfor Bankの起動時に自動開局されます。
通信サーバfor Bankに障害が発生して自動再起動した場合は,通信サーバシステム定義の「ONLINE_STATUS」の設定によって異なります。
通信サーバシステム定義については,「4.3 通信サーバシステム定義」を参照してください。
通信サーバシステム定義の「AUTO_OPEN」に「MANUAL」が設定されている場合は,手動で開局します。手動開局する場合は,開局コマンドを実行してください。また,強制開局する場合は,開局コマンドのオプションに「-F」を指定してください。
開局コマンドの詳細については,「10.3 コマンドの詳細 hmpnopen(開局)」を参照してください。