3.4.4 通信サーバfor Bankの環境設定

通信サーバfor Bankの環境設定は,次の手順で行ってください。

この手順では,通信サーバfor Bankだけでなく,通信サーバBaseもセットアップされます。通信サーバBaseだけをセットアップする場合は,マニュアル「Hitachi Multi Payment Network communications server Base」を参照してください。

  1. セットアップディレクトリを作成する
    次の形式で,通信サーバfor Bankのセットアップディレクトリを作成してください。この操作は通信サーバ管理者で行ってください。

    $ mkdir セットアップディレクトリ

  2. セットアップコマンド(hmpnsetup)を実行する
    次の形式で,セットアップコマンドを実行してください。この操作はスーパーユーザーで行ってください。

    # /opt/hitachi/HMPN/bin/hmpnsetup -s (通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ) -T (OpenTP1セットアップディレクトリ)

    なお,通信サーバfor Bankをアンセットアップする場合は,セットアップコマンドに「-d」オプションを付けて実行してください。セットアップコマンドについては,「10.3 コマンドの詳細 hmpnsetup(セットアップ)」を参照してください。
    注※
    環境変数LANG,およびTZを必ず設定した環境で,セットアップコマンドを実行してください。