取消サービスを呼び出すときのRPC通信に必要な情報について説明します。
- サービスグループ名
- OpenTP1の各取消SPP用ユーザサービス定義,および通信サーバシステム定義の収納サービス定義で指定したサービスグループ名を設定してください。
- サービス名
- OpenTP1の各取消SPP用ユーザサービス定義,および通信サーバシステム定義の収納サービス定義で指定したサービス名を設定してください。
- RPCの形態
- 同期応答型RPC
- 入力パラメタ
- 金融業務プログラムからの取消依頼電文,および電文長を設定してください。
- 出力パラメタ
- 金融業務プログラムへの取消応答電文を格納する領域,および応答電文長を設定してください。
なお,通信サーバfor BankがRPC通信に使用する領域については,「7.1.4 外部入出力領域」を参照してください。
- 注意
- 取消サービスを呼び出すときは,金融業務プログラムのRPC応答待ち時間が,RPCから応答が届くまでの時間より長く設定されている必要があります。そのため,サービス呼び出し元UAP(金融業務プログラム)の定義および環境変数に,次のように値を設定してください。
- 設定する定義および環境変数
SPPおよびSUPの場合:ユーザサービス定義の「watch_time」
CUPの場合:環境変数の「DCWATCHTIM」
- 設定する値
「0」または「次の計算式以上の値」を設定してください。なお,「0」を指定した場合は,応答を受信するまで,無限に待ち続けます。
![[図データ]](figure/zbk03080.gif)