8.2.1 通信サーバfor Bankの起動

通信サーバfor Bankを起動する前に,HAモニタおよびHiRDBを起動しておいてください。

HAモニタの起動方法については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。また,HiRDBの起動方法については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 6 システム運用ガイド(UNIX(R)用)」またはマニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム運用ガイド(UNIX(R)用)」を参照してください。

通信サーバfor Bankの起動操作は,HA構成の形態によって異なります。HA構成の形態については,「2.3 HA構成の形態」を参照してください。それぞれの場合での操作を次に示します。

通信サーバfor Bankの起動コマンドの詳細については,「10.3 コマンドの詳細 hmpnstart(通信サーバfor Bankの起動)」を参照してください。また,HAモニタのコマンドの詳細については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。

注意
  • 通信サーバfor Bankを起動する前に,システム日付および時刻を合わせておいてください。通信サーバfor Bankの起動中にシステム日付および時刻を変更した場合,そのあとの通信サーバfor Bankの動作は保証できません。
  • 前回停止時に強制停止した場合,前回異常終了した場合,および起動に失敗した場合は,必ず強制起動してください。

通信サーバfor Bankの起動コマンドを実行すると,次の順序でプロセスが起動されます。

  1. OpenTP1
  2. 共通ソフトウェア
  3. OpenTP1監視プロセス
  4. SPP障害監視プロセス
  5. MPNセンタ要求監視SUP
  6. 開閉局制御SPP
  7. 業務系SPP

各プロセスについては,「1.5.1 通信サーバfor Bankのプロセス構造」を参照してください。