9.1 共有メモリ領域の解放

通信サーバfor Bankに障害が発生し,異常終了した場合に,共有メモリ領域が解放されないことがあります。この場合は,共有メモリ解放コマンド(hmpnshmfree)を実行して,共有メモリ領域を解放してください。

共有メモリ解放コマンドを実行すると,共有メモリの内容が共有メモリ内容退避ファイルに保存され,共有メモリ領域が解放されます。また,オプションを指定すると,共有メモリ領域を解放しないまま,共有メモリの内容をファイルに保存できます。

共有メモリ解放コマンドの詳細については,「10.3 コマンドの詳細 hmpnshmfree(共有メモリ解放)」を参照してください。また,共有メモリ内容退避ファイルについては,「9.2.1 ファイルに出力される障害情報」を参照してください。

注意
通信サーバfor Bankの起動中に共有メモリ解放コマンドを実行する場合は,必ず「-n」オプションを指定してください。