8.2.4 通信サーバfor Bankの停止

通信サーバfor Bankの停止操作はHA構成の形態によって異なります。HA構成の形態については,「2.3 HA構成の形態」を参照してください。それぞれの場合での操作を次に示します。

通信サーバfor Bankの停止コマンドの詳細については,「10.3 コマンドの詳細 hmpnstop(通信サーバfor Bankの停止)」を参照してください。

注意
強制停止した場合は,次回起動時に必ず強制起動してください。

通信サーバfor Bankの停止コマンドを実行すると,次の順序でプロセスが停止されます。

  1. 業務系SPP
  2. 開閉局制御SPP
  3. MPNセンタ要求監視SUP
  4. SPP障害監視プロセス
  5. 共通ソフトウェア
  6. OpenTP1監視プロセス
  7. OpenTP1

各プロセスについては,「1.5.1 通信サーバfor Bankのプロセス構造」を参照してください。なお,開閉局状態が「開局中」の場合に通信サーバfor Bankの停止コマンドを実行すると,閉局処理が実行されたあと,プロセスが停止されます。

なお,HiRDBおよびHAモニタについては,通信サーバfor Bankを停止したあとで,HiRDB,HAモニタの順で停止してください。HiRDBの停止方法については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 6 システム運用ガイド(UNIX(R)用)」またはマニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム運用ガイド(UNIX(R)用)」を参照してください。また,HAモニタの停止方法については,マニュアル「高信頼化システム監視機能 HAモニタ」を参照してください。