5.3.1 作成手順

収納カウンタ情報格納用テーブルは,次の手順で作成します。なお,テーブルは,スキーマ定義権限を持ったユーザーが作成してください。

  1. RDエリアの容量を見積もる
    収納カウンタ情報の格納に必要となるRDエリアの容量を見積もってください。RDエリアの容量の見積もり方法については,「付録A HiRDBのRDエリアの見積もり方法」を参照してください。
  2. RDエリアを作成する
    手順1で見積もった容量のRDエリアをHiRDBに作成してください。RDエリアの作成手順については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 6 システム運用ガイド(UNIX(R)用)」または,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム運用ガイド(UNIX(R)用)」を参照してください。
  3. サンプルSQLファイル(HMpnBkCntr.sql)を任意のディレクトリにコピーする
    サンプルSQLファイルは,次のディレクトリに格納されています。
    (通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/examples/sql
  4. SQLファイルを編集する
    コピーしたSQLファイルを編集して,テーブル作成用SQLファイルを作成してください。
    SQLファイルの編集例を次に示します。下線で示している部分に,手順2で作成したRDエリア名を指定してください。サンプルSQLファイルに記載されている内容のうち,太字で示している部分は,編集しないでください。サンプルSQLファイルにはIndexは記載されていません。業務に合わせて,適宜設定してください。

    CREATE TABLE MBMPCNTR(
        IND_CENTR_CODE  CHAR(10) NOT NULL

        :(中略)

        ,PROD_DATE DATE NOT NULL
        ,PROD_TM TIME NOT NULL
    ) IN MPNAREA;

    CREATE Index MBMPCNTR_IDX1 ON MBMPCNTR (
        CNTR_DATE  ASC
        ,CNTR_ACQR_TYPE  ASC
    ) IN MPNAREA;

  5. HiRDBのデータベース定義ユティリティ(pddef)を実行する
    次の形式で,データベース定義ユティリティを実行してください。引数には,手順4で作成したSQLファイル名を指定します。

    %pddef < 収納カウンタ情報格納用テーブル作成SQLファイル名

    データベース定義ユティリティの詳細については,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 6 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)」または,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 コマンドリファレンス(UNIX(R)用)」を参照してください。