通信サーバシステム定義の設定には,プロセス別トレースのトレースファイルサイズおよびトレースファイル数の見積もりが必要です。システム構築時にテストを実施するとき,またはトラブルシュート時に詳細な障害情報が必要になったときには,トレース出力レベルおよびしきい値の見直しが必要です。また,エラーが発生した電文の内容を記録するために,エラー電文ファイルのファイルサイズおよびファイル数の見積もりが必要です。
ここでは,プロセス別トレースのトレースファイルサイズとトレースファイル数の見積もり方法,トレースの出力レベルとしきい値,およびエラー電文ファイルの見積もり方法について説明します。通信サーバシステム定義については,「4.3 通信サーバシステム定義」を参照してください。