HiRDBに作成するテーブルの種類と,各テーブルの概要について説明します。
作成するテーブルは,次のとおりです。
- 電文履歴格納用テーブル
通信サーバfor BankとMPNセンタとの間で送受信した電文の履歴が格納されます。電文履歴格納用テーブルは,照会サービス用,消込サービス用,および取消サービス用の三つのテーブルが必要です。
- 収納カウンタ情報格納用テーブル
通信サーバfor BankがMPNセンタから取得した収納カウンタ情報が格納されます。収納カウンタ情報には,通信サーバfor BankとMPNセンタとの間の収納情報の集計値が含まれています。収納カウンタ情報格納用テーブルは一つだけ必要です。
- 再送電文格納用テーブル
通信サーバfor Bankで,コマンドによる手動再送をする場合に必要です。電文再送コマンド(hmpnretry),または複数電文再送コマンド(hmpnretryall)を実行する場合の取引情報が格納されます。格納された情報は次のように利用します。
- 再送待ちで登録しているトランザクション番号の抽出
- 指定した条件に合致するレコードの出力
- 指定した条件に合致するレコードの複数出力
- 指定した条件に合致するレコード情報の更新
- 指定した日付以前に合致する仕向処理年月日の取引情報の削除
また,再送電文格納用テーブルは一つだけ必要です。