通信サーバfor Bankのシステムを構築する前に,通信サーバ管理者を設定します。通信サーバ管理者をOSに登録します。通信サーバ管理者には,次の環境変数を設定してください。
表3-1 通信サーバ管理者の環境に設定する環境変数
環境変数名 | 設定内容 |
---|---|
HMPNDIR | 通信サーバfor Bankのセットアップディレクトリを絶対パスで指定します。 |
DCDIR | OpenTP1セットアップディレクトリを絶対パスで指定します。 |
DCCONFPATH | OpenTP1の各定義ファイルが格納されているディレクトリを絶対パスで指定します。 |
DCHOST | TP1/Server Baseのホスト名とポート番号を指定します。 |
PATH | 通信サーバfor Bankが提供するコマンドが動作するために必要なパスを次の形式で指定します。 (OpenTP1セットアップディレクトリ)/bin:(通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/bin:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/ucb |
LIBPATH | 共用ライブラリのサーチパスを次の形式で指定します。 (通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/lib:/opt/hitachi/common/lib:/usr/lib:/lib |
NLSPATH | メッセージカタログへのパスを次の形式で指定します。 (通信サーバfor Bankセットアップディレクトリ)/lib/msg/%L/%N |
LANG | 言語環境を指定します。Ja_JPまたはCを指定してください。 |
PDHOST※ | HiRDBのホスト名を指定します。 |
PDNAMEPORT※ | HiRDBのポート番号を指定します。 |
PDUSER※ | HiRDBにアクセスするユーザー名,およびパスワードを'ユーザー名/パスワード'と指定します。英小文字を使用する場合,'"ユーザー名"/"パスワード"'と指定してください。 |
環境変数の設定例を次に示します。
設定例の環境
設定例
HMPNDIR=/home/HMPN |