hmpnftstart(通信サーバBaseの起動)

形式

hmpnftstart [[[-F] [-o]]|[-con]]

機能

通信サーバBaseのファイル転送機能を起動します。共通ソフトウェアもプロセスの起動処理中に起動されます。

次の場合は,必ず強制起動してください。

注意
障害停止した場合,通信サーバBaseの起動コマンドは,次の共通ソフトウェアのプロセスが停止している状態を確認し,実行してください。これらのプロセスが一つでも起動している状態で実行すると,ファイル転送機能のプロセスを正常に起動できません。
ファイル転送用キューマネージャー配下のプロセス
  • amqhasmx
  • amqrrmfa
  • amqzlaa0
  • amqzllp0
  • amqzxma0
  • runmqchi
ファイル受信常駐プロセス
  • mpnfrpd

オプション

-F

ファイル転送機能を強制起動する場合に指定します。

-o

ファイル転送機能の起動時に自動で開局する場合に指定します。指定した場合は,ファイル転送機能の起動と同時に,MPNセンタに開局要求を通知します。省略した場合は,ファイル転送機能の起動と同時に,MPNセンタに閉局要求を通知します。

-con

HA構成時に障害が発生した場合に,障害発生時のファイル転送機能の開閉局状態を引き継いで起動するときに指定します。障害発生後の切り替え直後の新現用系で,このオプションを指定して起動すると,障害発生時のファイル転送機能(旧現用系)の開閉局状態を新現用系に引き継ぐことができます。

注意
オプションに「-o」または「-con」を指定する場合は,共通ソフトウェアのチャネルが通信できる状態である必要があります。通信できない状態のときは,オプションに「-o」または「-con」を指定してコマンドを実行しても,開局処理されません。

戻り値

0:正常終了

62:起動処理は成功したが,通信できるチャネルがない

102:起動処理は成功したが,通信できないチャネルがある

上記以外:エラーリターン