hmpndefchk(定義チェック)
形式
hmpndefchk [-f 通信サーバシステム定義の定義ファイル] [-n エラーメッセージ出力数] [-s]
機能
通信サーバシステム定義の定義ファイルをチェックします。
通信サーバfor Bankまたは通信サーバfor Billerがセットアップされている場合は,それらの定義もチェックされます。この場合は,通信サーバBaseの定義がチェックされたあと,通信サーバfor Bankまたは通信サーバfor Billerの定義がチェックされます。通信サーバシステム定義に通信サーバfor Bankまたは通信サーバfor Billerの定義がない場合は,エラーになります。
次に,このコマンドでチェックされる内容を示します。
定義ファイルのフォーマットのチェック
定義値のチェック
パスのチェック
オプション
-f 通信サーバシステム定義の定義ファイル~<パス名>
チェックする通信サーバシステム定義の定義ファイルを絶対パスで指定してください。省略した場合は,「(通信サーバセットアップディレクトリ)/conf/HMpnSvConf」がチェックされます。通信サーバfor Bankまたは通信サーバfor Billerの定義内容のチェックも,ここで指定したファイルが対象となります。
なお,通信サーバ起動中にこのコマンドを実行する場合は,「(通信サーバセットアップディレクトリ)/conf/HMpnSvConf」以外のファイルを指定してください。
-n エラーメッセージ出力数~<符号なし整数>((1~1,000))
出力するエラーメッセージ数の上限を指定してください。省略した場合は,1,000件が上限となります。
ここに指定した出力数より多くのエラーが発生した場合は,標準エラー出力に「KDMRCD101-I」のメッセージが表示されます。
-s
エラーメッセージをsyslogおよび標準エラー出力に出力する場合に指定してください。省略した場合は,標準エラー出力にだけ出力されます。なお,このオプションは,定義チェックでエラーが発生したときに出力されるメッセージにだけ適用されます。
戻り値
0:正常終了
1:定義エラー終了
9:エラーリターン