6.1.1 ファイルに出力される障害情報

障害発生時は,次のファイルを取得してください。

表6-1 障害発生時に取得するファイル

障害情報取得するファイル
通信サーバBaseの障害情報AIX 5LまたはHP-UXのsyslog
統合トレースファイル
/opt/hitachi/HNTRLib/spool/hntr[n].log
通信サーバトレース
(通信サーバBaseセットアップディレクトリ)/spool/
通信サーバ運用・制御情報
(通信サーバBaseセットアップディレクトリ)/work/※1
状態管理ファイル
(通信サーバBaseセットアップディレクトリ)/work/adm/※1
共通ソフトウェア情報共通ソフトウェアログファイル※2
通信制御モジュールのログファイル※2
共通ソフトウェアのファイル転送用環境設定ファイル※3
障害解析用情報通信サーバシステム定義
(通信サーバBaseセットアップディレクトリ)/conf/HMpnSvConf
コマンド異常終了時にカレントディレクトリに出力されるコアダンプ
注※1
このディレクトリ下のファイルはリンクファイルです。そのため,ファイルを保存する時には,リンク先のファイルを保存する必要があります。ファイルの保存後は,必ず次のコマンドを実行し,リンク先ファイルが保存されていることを確認してください。確認したファイル名にリンク記号「@」がない場合は,実際のファイルが保存されています。

# ls -lF

注※2
共通ソフトウェア関連ログファイルの出力先は,共通ソフトウェアの仕様で決められています。
注※3
共通ソフトウェアのファイル転送用環境設定ファイルが格納されているディレクトリは,共通ソフトウェアの仕様で決められています。