3.2 通信サーバ管理者の設定

通信サーバBaseのシステムを構築する前に,通信サーバ管理者を設定します。通信サーバ管理者をOS(AIX 5L,またはHP-UX)に登録します。通信サーバ管理者には,次の環境変数を設定してください。

表3-1 通信サーバ管理者の環境に設定する環境変数

環境変数名設定内容
HMPNDIR通信サーバBaseのセットアップディレクトリを絶対パスで指定します。
PATH通信サーバBaseが提供するコマンドが動作するために必要なパスを指定します。
(通信サーバBaseセットアップディレクトリ)/bin
LIBPATH(AIX 5Lの場合)共用ライブラリのサーチパスを指定します。
(通信サーバBaseセットアップディレクトリ)/lib:/opt/hitachi/common/lib
SHLIB_PATH(HP-UXの場合)共用ライブラリのサーチパスを指定します。
(通信サーバBaseセットアップディレクトリ)/lib:/opt/hitachi/common/lib
NLSPATHメッセージカタログへのパスを指定します。
(通信サーバBaseセットアップディレクトリ)/lib/msg/%L/%N
LANG言語環境を指定します。
  • AIX 5Lの場合
    CまたはJa_JP
  • HP-UXの場合
    Cまたはja_JP.SJIS

環境変数の設定例を次に示します。

設定例の環境

設定例

HMPNDIR=/home/HMPN
export HMPNDIR

PATH=${HMPNDIR}/bin:${PATH}
SHLIB_PATH=${HMPNDIR}/lib:/opt/hitachi/common/lib:${SHLIB_PATH}
NLSPATH=${HMPNDIR}/lib/msg/%L/%N
LANG=ja_JP.SJIS
export PATH SHLIB_PATH NLSPATH LANG