5.2.3 通信サーバBaseの閉局

通信サーバBaseの閉局とは,ファイル転送機能を終了する操作です。ファイル転送機能を終了するには,閉局コマンド(hmpnftclose)を実行してください。また,強制閉局する場合には,閉局コマンドのオプションに「-F」を指定してください。

閉局コマンドの詳細については,「7.3 コマンドの詳細 hmpnftclose(閉局)」を参照してください。

注意
  • ファイル受信中に閉局コマンドを実行した場合,ファイル受信が完了したあとに,コマンドが実行されます。
  • 閉局要求がタイムアウトした場合,MPNセンタ側の開閉局状態は,開局状態になる場合と閉局状態になる場合があります。閉局要求がタイムアウトした場合および共通ソフトウェアからエラーリターンの応答があった場合は,出力されるエラーメッセージに従って対処してください。
  • 閉局コマンドが異常終了した場合は,MPNセンタと通信サーバBaseで開閉局状態の不一致が起こっているおそれがあります。コマンドが異常終了した場合は,強制閉局してください。閉局できない場合は,MPNセンタに連絡してください。
  • MPNセンタでの障害発生時,MPNセンタのメンテナンス時などには,MPNセンタから終了通知ファイルが送信されます。終了通知ファイルの受信後,ファイル転送機能は閉局処理を実行して,開閉局状態を「閉局中(センタ)」に更新します。再開局する場合は,開局コマンド(hmpnftopen)を実行してください。なお,終了通知ファイルは定期的に削除してください。このファイルの名称は,受信ファイルリストに記録されます。