hmpnftsend(ファイル送信)

形式

hmpnftsend -f 送信ファイル名 [-n 伝送ファイル名]

機能

指定したファイルをMPNセンタに送信します。また,送信開始日時と終了日時を標準出力へ表示します。

ファイル送信で保証する電文項目
ファイル送信コマンドは,送信するファイル内のMPNヘッダー部の一部に対して,固定値を設定します。
その項目は,送信ファイルの種類によって異なります。ファイル送信コマンドが固定値を設定する項目およびその値について,送信ファイルの種類別に示します。

表7-2 保証するMPNヘッダー部の電文項目と固定値(口座振替受付サービスのファイル転送データ)

MPNヘッダー部の項目データ識別コード別の設定値
MPN31MPN33MPN34
レコード識別子'MPN△HDR''MPN△HDR''MPN△HDR'
データ識別コード
被仕向センタコードSPACESPACESPACE
仕向センタコード自サーバのセンタコード(下二桁には'0'を指定)自サーバのセンタコード(下二桁には'0'を指定)自サーバのセンタコード(下二桁には'0'を指定)
送信日
MPN取扱日ALL0ALL0ALL0
口座振替データ伝送サービス用情報入金日ALL0ALL0
収納済件数ALL0
収納済金額ALL0ALL0
請求件数
収納機関コード
金融機関コード
フォーマット種別'2''2'
レコード長
幹事金融機関収納区分'0''0''0'
予備
(凡例)
△:半角SPACE
-:固定値を指定しない

表7-3 固定値を保証するMPNヘッダー部の電文項目(口座振替受付サービスのファイル転送データ以外)

MPNヘッダー部の項目設定値
レコード識別子'MPN△HDR'
データ識別コード
被仕向センタコードSPACE
仕向センタコード自サーバのセンタコード(下二桁には'0'を指定)
送信日
MPN取扱日ALL0
口座振替データ伝送サービス用情報入金日
収納済件数
収納済金額
請求件数
収納機関コード
金融機関コード
フォーマット種別
レコード長
幹事金融機関収納区分
予備
(凡例)
△:半角SPACE
-:固定値を指定しない

注意
  • 送信するファイルには,書き込み権限が必要です。
  • ファイル送信コマンドがエラーリターンした場合,出力されるエラーメッセージに従ってエラーコードを調査してください。調査した結果,センタ状態エラーだった場合は,開局コマンド(hmpnftopen)のオプションに「-F」を指定して,強制開局してください。

オプション

-f 送信ファイル名~<パス名>

送信するファイルのファイル名を絶対パスで指定してください。

-n 伝送ファイル名~<パス名>

MPNセンタに送信するファイルの名称を指定してください。

伝送ファイル名を省略した場合は,送信ファイル名が伝送ファイル名として指定されます。なお,伝送ファイル名については,MPNの仕様に従っています。

表示形式

標準出力に次の形式で表示します。

日本語

[図データ]

英語

[図データ]

(凡例)
YYYY:年,MM:月,DD:日,hh:時,mm:分,ss:秒

戻り値

0:正常終了

0以外:エラーリターン